生後1ヶ月の赤ちゃんがミルクを吐く…パパママが実践した対処法

生後 1 ヶ月 ミルク 吐く

「生後1ヶ月の赤ちゃんがミルクを吐く時の対処法を知りたい!」と悩んでしまうこともありますよね!

対処法としては「ミルクの与え方を見直す」や「縦抱きにする・暫く横にしない」が挙げられますが、同じ経験を持つママやパパが実際に対処した方法や体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、パパママ200人に聞いた生後1ヶ月の赤ちゃんがミルクを吐く時の対処法ランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法28選をご紹介しています。

生後1ヶ月の赤ちゃんがミルクを吐く時の対処法ランキング

順位 割合 生後1ヶ月の赤ちゃんがミルクを吐く時の対処法
1位 27.5% ミルクの与え方を見直す
2位 22% 縦抱きにする・暫く横にしない
3位 15.5% ゲップを出させる
4位 9.5% 専門家の指示を仰ぐ
5位 6% 原因を探る・よく観察する
6位 5.5% 吐いても良いようにしておく
その他 14% 上記以外の回答

famico編集部が行った『パパママ200人に聞いた生後1ヶ月の赤ちゃんがミルクを吐く時の対処法アンケート』によると、1位は『ミルクの与え方を見直す』、2位は『縦抱きにする・暫く横にしない』、3位は『ゲップを出させる』という結果に。

割合で見てみると、1位の『ミルクの与え方を見直す』が約27.5%、2位の『縦抱きにする・暫く横にしない』が約22%、3位の『ゲップを出させる』が約15.5%となっており、1~3位で約65%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にパパママ編の生後1ヶ月の赤ちゃんがミルクを吐く時の対処法28選をご紹介していきましょう。

1位|ミルクの与え方を見直す

ミルクの与え方を見直す

無理に飲ませないで、少量ずつ飲ませる

あまりにもそういう現象が多い場合は、無理に飲ませないで、小分けにするような感じで少量ずつ飲ませることが良いと思います。

赤ちゃんはそんなに飲めない場合が多いですので、少しずつゆっくりと丁寧に飲ませてあげることが大事です。

また回数を減らしてゆっくりさせる時間を設け、タイミングを見て授乳した方が良いと思います。調子よく飲む時間帯などもチェックして、飲み方が良くない場合は間隔をあけます。

40代後半/2人姉妹/女性

一度に飲ませる量を見直して、少量をこまめに与える

体質によってミルクを吐きやすい子もいます。吐乳をする度に洋服が汚れてしまって、1日に何度もお着替えをすることもあり、親の負担は意外と大きいです。

なので、一度に飲ませる量を見直して、少量をちょこちょことこまめに与えたり、飲んだあとは胃を圧迫しないように抱っこをしたり、ベビーチェアなどに座らせて、上半身を少し高くしてあげたりして、なるべく姿勢にも気をつけるようにしました。

また吐いてもすぐに処理できるように、至る所にガーゼやティッシュ、ビニール袋を用意しておいて、すぐに清潔に出来るようにすると安心出来ます。

あとはミルクアレルギーがないかなども含めて、お医者さんに相談してみるのも良いかもしれません。

30代前半/2人姉妹/女性

赤ちゃんの様子に合わせて量を微調整する

娘は生後3ヶ月頃まで、数回程度吐き戻しがありました。初めての子供で母乳の量には波があるように感じたので、完全母乳を試してみたものの、ほとんどは混合でした。

母乳育児あるあるで、どのくらい出ているかわからなかったので、ミルクを後で足していました。すると量が多かったのか、吐き戻すこともあり、それが続いたのでしばらくミルクをお休みし、量を減らしたりしました。ミルク量の増やし方は助産師さんから教えてもらったり、育児本やインターネットで調べながら進めました。

それでも吐いてしまうのは仕方ないことと思い、吐いてしまったらすぐに口の周りを拭き、服を着替えさせたりして対応していました。3回ほど、仰向けで寝ている時にゴボっと吐いてしまうことがありましたが、幸い隣で寝ていたのですぐに横向きにして呼吸ができる体勢にするなどして対応しました。

一度そういうことがあると、しばらく警戒して頭の下あたりにはタオルを1枚敷いて布団が汚れないように対策していました。娘は4ヶ月になる頃から、ミルクを吐き戻すことはほとんど無くなりました。

30代前半/女の子1人/女性

子供の飲むペースを物理的に調整する

うちの子供は食欲旺盛で、毎回ほぼ一気飲みのような状態でした。ガブガブと飲み続けるので、抱っこの角度をやや緩めにしてやや飲みづらい体勢にし、飲ませる時も哺乳瓶の先を浅くくわえさせるようにしました。

哺乳瓶に慣れてくると、自分の飲みやすい位置に哺乳瓶を移動させて飲むようになり、対策も効果がなくなってしまいました。しかし、ゆっくり飲むことの習慣づけにはなったと感じています。

ミルクを吐く原因は子供によって違います。アレルギーなど体質の問題以外の原因が考えられる時は、親の飲ませ方、子供の飲み方、その時の姿勢などを見直してみてください。ゲップがちゃんと出ていない、消化される前に寝かせるなど、意外に大人が「これくらいは大丈夫だろう」でやっていることが原因の場合もあります。

30代後半/男の子1人/女性

与えるミルクの量を調整する

生後1か月頃の赤ちゃんの胃はまだ小さいので、少量ずつのミルクを頻回に与える必要があります。もちろん個人差はありますが、粉ミルクの缶に「〇カ月は〇〇ml」と月齢とおおよその目安量が書いてあるので、それを目安にして与えるといいと思います。

それでもミルクの後に吐くようでしたら、量が多いのかげっぷがきちんと出ていないのかもしれません。ミルク後はしっかりとげっぷをさせて、出ない時は頭を少し高くして寝かせます。

また、ミルクの1回量を少し減らして様子を見ます。

月齢の低い赤ちゃんは溢乳といって、ミルク後たらりと少量のミルクが口から出てくることが多々ありますが、それは生理的なものなので心配しなくて大丈夫です。吐いたものが喉に詰まると窒息する危険性があるので、普段から赤ちゃんのそばで見守ることも大事ですね。

30代後半/3人姉妹/女性

一回に飲む量を少なめにする

2人の息子を育てています。2人とも授乳の後にゲップはしっかり出ているのですが、吐き戻しが多い子でした。特に長男の時は、初めての育児というのもあり、毎回吐くたびに「何かの病気かな?大丈夫かな?」と不安になる事が多々ありました。

対策としては、なるべく縦抱きにしている事が多かったような気がします。

次男はさほど飲む方ではなかったですが、同じように吐き戻しがありました。上の子もいるためずっと抱っこするのも厳しくて、量を少しずつちょこちょこあげるようにして工夫していました。

そろそろ授乳も卒業となる頃には、吐くことも少しずつなくなってくるので、成長したんだなと思いました。

20代後半/2人兄弟/女性

限界まで飲ませてないかチェックする

生後1ヶ月だと、まだ自分の飲める量が本人も分かっていなくて、吐いてしまうことが多かったと思います。けれども欲しがるので、授乳する度に吐くことを繰り返していました。

最初は授乳の記録をしていたので、吐いた後で見返して飲ませすぎてなかったか確認していました。そこからミルクは1回何mlで作るか見直していました。

飲ませすぎが原因ではなさそうな時は、ゲップが出てない、便秘でお腹が張って吐いていることが多い気がしたので、縦抱きにしてゲップを出させるとか、綿棒で浣腸して便秘解消につながるようにしていました。

でも次第に自分の飲める量が分かってきて、飲み過ぎるのが少なくなっていました。離乳食を始めるぐらいの時期になると、大量に吐き戻さなくなっていましたね。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

飲む量を見直す

うちの子の場合は、ミルクを飲んだあとのゲップの時に吐いてしまう事が多かったように感じました。

まずは、飲む量を見直すべきではないかと思います。ゲップの際に吐いてしまう子は、おそらくまだ胃に入ったばかりなので、消化活動が開始される前に背中トントンされて刺激を受けて吐いてしまうのではないかと思ったので、ミルクを飲んでから15分くらい時間を置いてからトントンをするとほとんど吐かなくなりました。

また、時間を置いても吐いてしまう事が続いた時は、背中トントンの方法を変更しました。下から上に優しくこすり上げる感じに撫でるようにしたところ、ほぼ吐かなくなりました。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

量は減らさずにミルクを与える時間をゆっくり取る

うちの子は新生児から生後2か月くらいまで吐き戻しを多くしていました。特に1か月頃からミルクの量も増えてきたので、吐き戻しすると苦しそうで可哀そうでした。

量を減らした方がいいのかとも思いましたが、その月齢に合わせた量を与える方が体重も順調に増えると思ったので、量は減らさずにミルクを与える時間をゆっくり取るようにしました。

一気に全部飲み干させるのではなく、半分くらい無くなったら一度哺乳瓶から口を離し、3分くらいとんとんした後に残りの半分を飲ませるようにしました。

また、新生児の頃はげっぷを出すのがなかなか難しかったのですが、1か月頃から出すのが上手になってきたので、飲み終わった後にはきっちりげっぷを出させて、吐き戻しが減るように努めました。

30代後半/男の子1人/女性

2位|縦抱きにする・暫く横にしない

縦抱きにする・暫く横にしない

15分ほど縦抱きにしてミルクを胃に留めておく

授乳した後にゲップをさせることはもちろんですが、なかなか出ない時があると思います。

その時に無理に寝かすと嘔吐や吐き戻しに繋がるので、15分ほど縦抱きにしてミルクを胃に留めておく必要があります。赤ちゃんの胃は大人のようにひょうたん型では無いので、すぐに戻ってきてしまいます。

また、ミルクを飲む時に空気も一緒に飲んでしまっているので、しっかり空気を抜く必要があります。

時間が経って、寝かせてみて心配な場合は、側臥位(横向き寝)にしてタオルを口元に敷いておくと、吐き戻しで汚れることが軽減できます。ミルクや胃液が混ざったものが口につき続けてしまうとかぶれの原因になってしまうので、ガーゼを敷いて予防してあげることが良いと思います。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

縦抱きの時間を長くする!

うちは長女が吐き戻しが多くあり、吐き戻す量も多い子でした。ゲップをしても、すぐに寝かせてしまうと吐いてしまうことが多かったため、授乳後の縦抱きの時間を長くしました。授乳後、最低でも10分は縦抱きしておくことによって、吐き戻しの軽減ができました。

夜間でも縦抱きの時間を多くとっていましたね。首が座っていないし、第一子ということもあり慎重になってしまい、しんどいこともありました。しかし、吐き戻しをしてしまう姿は見ていて可哀想だし、布団や服も汚れてしまうため、頑張ることができました。

赤ちゃんの吐き戻しを初めて見ると、びっくりしてしまう方もいるかと思いますが、吐き戻しはどの赤ちゃんでもしてしまうものだと思うので、個々にあった対処法を見つけてあげることが大切だと思います。

20代後半/2人姉妹/女性

飲んでから暫く(10分くらい)縦抱きにする

うちの息子は生後2週間くらいから、飲んだミルクを吐いてしまうことが増えました。すぐに横に寝かせるとミルクを吐きやすいので、飲んでから暫く(10分くらい)縦抱きにしていました。

とはいっても、産後1ヶ月内の母親にとって、ミルクを飲んで寝てくれた赤ちゃんを暫くだっこするなら、自分も寝たいと思うと思います。私は里帰りしていたので、自分の母親にだっこしてもらって、自分は横になっていました。

ミルクを吐いてしまうと、赤ちゃんがお腹が空くまでの時間が短くなって、次の授乳時間が早く来てしまうことが多かったです。

自分を労って、子育てを少しでも楽しむためにも、授乳後は家族やパートナーに縦抱きをしてもらうのがおすすめです。

20代後半/男の子1人/女性

しばらく頭を少し高くした横抱きで様子を見る

吐いた後は赤ちゃんの首元や顔を人肌くらいの湯で湿らせたガーゼハンカチ等できれいに拭き、汚れた肌着等を着替えさせましょう。それから、少し頭が高くなるように横に抱いて様子をみます。身なりが清潔になれば、お母さんも赤ちゃんも落ちつきを取り戻し、安心すると思います。

また、吐いたからといってすぐにミルクをあげるのではなく、少しお腹が空いた頃で大丈夫だと思います。たくさん吐いてしまっても、少しは体内に吸収されているそうなので。しかし吐いて暫くしてもミルクを飲まなかったりするのであれば、すぐに小児科へ行きましょう。赤ちゃんはミルクでしか水分を摂ることができません。摂れないとなると脱水症状を起こしてしまいます。

うちは風邪を引かせてしまい、鼻が苦しくミルクを飲まない事がありました。お腹が空いて泣いているのに、飲みたくても飲めないのです。そして病院ですぐに点滴となりました。元気であれば、ミルクをたくさん吐いてしまっても疲れて眠ったあとミルクを飲んでくれます。一度にたくさん飲まなくても、小刻みに飲む事もあります。

吐いてしまったら赤ちゃんをしばらく抱っこして、親子とも落ち着きましょう。それでもミルクの量や赤ちゃんの様子で気になる事があれば、悩まないで直ぐに小児科や保健師さん、周りの方に相談しましょう。

40代後半/3人姉妹/女性

ロトトクッションを使って、仰向けではなく斜めの体勢で寝かせる

我が子はいくら背中を叩いてもなかなかゲップが出なくて、吐き戻しを繰り返していました。背中を叩くのは長くて30分ほどかかってしまい、腕が筋肉痛になって辛くなりました。

さすがにこのままではしんどい、どうにかしたいと思って、ひたすらネットを検索した結果、「ロトトクッション」という商品にたどり着きました。これは乳児の吐き戻し防止のために作られたクッションです。真ん中のくぼみが赤ちゃんを仰向けではなく斜めの体勢で寝かせる構造になっており、授乳後ゲップを促すことなくそのまま寝かせても吐き戻しをしません。

購入後、早速クッションに寝かせてみると、全然吐き戻しはありませんでした。おまけに赤ちゃんが安心できるフワフワ感触なので、寝かせたらすぐ眠ります。腕の疲れもかなり和らぐし、すぐ寝てくれるようになったし、ロトトクッションを購入して良かったと思っています。

30代後半/男の子1人/女性

ミルクを飲んだ後は少しだけ体を起こして寝かせてあげる

うちの子はドバーッとマーライオンのように吐いてしまって大変でした。赤ちゃん本人もびっくりするほど勢いよく吐いていました。吐いたミルクでの窒息を防ぐ為にも、少しだけ体を起こしたり、横向きに寝かせるなど対処していました。

また、ミルクを飲ませた後はしばらく揺らしたり動かしたりせずに、そっと抱っこしてあげるのがいいのかもしれません。胃がびっくりしてしまうので。

生後1か月の頃はとにかく大変で目が離せず、ミルクの吐き戻しも多くて洗濯も大変でした。着替えを多めに手元に準備し、できるだけ布団が汚れないようバスタオルなど多めに敷いたりして対処していました。

知らないうちに少しだけ吐いていたのに気づかず、あとから服の匂いで気づくこともありました。

30代前半/3人兄妹・姉弟/女性

ゲップ後、少し頭を上げた状態で抱っこして様子を見る

うちの子は生まれてからずっと吐き戻しと嘔吐が多かったです。体をのけぞらせて噴水のような勢いで吐き出したこともあって、とても心配でした。それでも順調に育っていつの間にか吐き戻しはなくなりした。

吐き戻しは減らすことはできても、完全に止めることは出来ません。飲ませ過ぎと言われても、泣き続けられたらあげてしまうし、足りているかどうかわからないですからね。

赤ちゃんがぐったりしたり、全然体重が増えない場合は病院へ連れて行った方がいいですが、吐き戻しても本人がケロッとしていたり、元気に泣いていたら「吐き戻しは仕方ない」と割り切って様子をみるしかありません。

ただ吐瀉物が逆流して窒息しないかだけは気をつけなければいけません。ミルクの吐き戻しは液体なので、寝ていても横を向いていれば自然と口の外へ吐き出されますが、真上を向いたままだと危険です。ミルクをあげたあとはゲップをさせても、少し頭を上げた状態で抱っこして様子を見てあげるといいと思います。

30代前半/女の子1人/女性