洋画タイムリープ映画のおすすめ15選＆人気ランキング

【第1位】バタフライ・エフェクト

緻密なストーリーと衝撃的なラストに見ごたえ十分！

20年も前のタイムリープものですが、見応えある練り込まれたストーリーで引き込まれます。

バタフライ効果についても、地球温暖化などが深刻な今になって見返すと、あらたに考えさせられます。

主演のアシュトン・カッチャーが、何度やってもどんどんタイムリープの沼に嵌まるダメ大学生ながら、とにかく繊細でかっこよく、目の保養にもなります。

DVDでは違ったラストが三通り見られるというのもファンには嬉しい遊び心で、ふとした時に思い返したり、シーンが蘇ってきたりします。

女性/40代

【第2位】バック・トゥ・ザ・フューチャー

次から次へと新たな展開になり最後まで面白い

タイムリープの中で名作と言えば、やはりこの作品です。

タイムマシンは何と車！それに乗って過去へタイムスリップするマーティは、若い父親と母親に出会ったり、若い頃の科学者ドクに出会ったりします。

過去に行ったために、些細なことで自分の存在自体が消えそうになったりと、ハラハラしたり時には笑えたりと、見ていて飽きません。

3部作シリーズで、2作目では未来に、3作目では西部時代に行きます。

浮くスケボーで町を走る場面は、今見ても楽しいです。

女性/30代

【第3位】アバウト・タイム 愛おしい時間について

大きな愛がテーマで感情移入できる

妻から映画に誘われ、一緒に見ました。ほとんどラブストーリー系は見ない私ですが、タイムリープ系ということもあり、結構抵抗なく見始めることができました。

徐々に不思議な世界観にのめり込んでいき、主人公に感情移入ができるようになります。

そこからはティムとメアリーのすれ違い、家族との絆や関係性が痛いほど理解でき、ぼろぼろ泣いてしまいました。

タイムリープ系の感覚はありつつも、大きな愛がテーマです。感情移入させるためにタイムリープを使った上品な作品と言えます。

女性/20代

【第4位】オール・ユー・ニード・イズ・キル

設定だけに縛られず、しっかりと主人公の成長にフォーカスしている

日本のライトノベルが原作です。あまりかっこいいとはいえない無骨な鉄のスーツを着た新兵のトム・クルーズが、初陣の日を死に戻りしながらエイリアンと戦う映画です。

この映画の概要を見た時、正直あふれ出るB級感を感じましたが、トム・クルーズが出ているという一点に期待して動画サイトで視聴しました。結果として、こんなに面白い映画だとは思いませんでした。

まず素晴らしい特徴は、時間がループするという設定を十二分に活かしきっているところです。序盤では情けない主人公ですが、ループを繰り返していくうちにバトルスーツの扱いに長けた歴戦の兵士になり、愛しい人や人類のために自分の命をためらいなく差し出すような鋼の心を備え、圧倒的な成長を遂げます。設定だけに縛られず、しっかりと主人公の成長にフォーカスした脚本は、原作がライトノベルだからこそ出せた魅力だと思います。

その他にもストーリーラインがしっかりしており、戦闘や修行、エイリアンに対する考察や主人公の葛藤など、同じ一日を繰り返しているにも関わらず、絶妙に展開の質を変えてくるので、飽きにくい工夫もされている映画です。

やはり映画は見てみないとわからないなと思わせてくれたこの作品は、今でもたまに見返しています。

男性/20代

【第5位】ハッピー・デス・デイ

戦うヒロインの勇気が素晴らしい

主人公の陽気な女の子が、殺人犯に何度も殺されてタイムリープする映画です。

初めの方は殺人犯に怯え、ホラー要素も感じますが、主人公の女の子が途中から犯人を追うサスペンスな作品に変わっていきます。

何度犯人に殺されても立ち向かっていく、戦うヒロインの勇気が素晴らしいです。

この作品は2もあります。何度もタイムリープした時間帯の世界が、今度は他の人物からの視点で繰り広げられます。

1も2もどちらもとても面白いおすすめ作品です。

女性/20代

【第6位】ラン・ローラ・ラン

見始めたら止まらないスピード感！

まだ「タイムリープ」という言葉で語られていない、1998年公開のハイテンションぶっ飛び映画の金字塔だと思います。

最初に視聴した時、ローラが彼氏を助けるため、あまりにも一生懸命にベルリンを疾走する姿に度肝を抜かれました。

視聴者を飽きさせず、見始めたら止まらないスピード感があります。今では珍しくもなくなったアニメーションの挿入や画像の分割等がありますが、当時としては画期的な演出だったのではと思います。音楽もとてもオシャレです。

彼氏の情けなさとは反対に、ローラの一途な思いがとても可愛らしいです。

女性/20代

【第7位】アベンジャーズ エンドゲーム

ヒーロー物のあるあるを覆す衝撃が待ち受ける！

MARVEL作品だから、当然面白いだろうと思いながら見た映画でした。期待値が高いと、正直そんなでもなかった・・・とガッカリしてしまうことも多かったのですが、こちらはそんなことありませんでした。

みんなが助かって大団円、なんて洋画のヒーロー物のあるあるを覆すエンドはあまりにも衝撃的で、終わってすぐは席から立つことが出来ませんでした。

アベンジャーズシリーズの本当の最後、そして次世代の始まりという感じで、とてもいい作品だと思います。

女性/30代

【第8位】ドクター・ストレンジ

天才外科医が頭脳と魔術を駆使して戦う目新しさが魅力！

どんな難しい手術でも簡単にこなしてしまう天才外科医のストレンジが交通事故に遭い、手を自由に動かすことが不可能になってしまいます。名誉と栄光を取り戻すために、あらゆる治療を試みるのですが、元通り動くことはありません。

そんなある日、彼はカトマンズの修行場「カマー・タージ」に辿り着き、魔術を学ぶことで下半身麻痺を克服した男に出会い、修行を決意します。

疑り深く、自尊心の強い主人公ですが、自分の信念を曲げてまで手の自由を取り戻そうとする執念が凄まじいです。何と言っても、この意志の強さが大きな魅力。

そして彼は頭もいいので、決して腕力だけで対抗しようとしません。タイムストーンを使ってリベンジし続けるところは、ヒーロー映画では新しい！と思わされるポイントです。

女性/20代

【第9位】残酷で異常

予想できない展開と不思議な感動体験！

タイトルで損をしていますが、一見の価値ありな佳作です。サスペンスホラーではありますが、過度に残酷なシーンはありません。

罪を犯した人々が死後に謎の施設に集められ、グループセラピーで自分の罪を発表させられ、罪の受容をしていきます。死んでしまっているものの、あの世とこの世、現在と過去を繰り返しタイムリープすることで真相を知った主人公が、予想外の方向へと進んでいきます。

主人公のエドガーは最初全く共感できない人物なのですが、何度も彼の体験を見ていくうちに、違った角度からエドガーと死ぬきっかけになった事件を見つめることになり、少しずつ感情移入してしまいました。

この無限ループからどうやって抜け出すのか？抜け出せないのか？ハラハラして、最後はじんわり感動して終わるという、色々な感情が楽しめる映画です。

女性/20代

【第10位】タイムマシン

切なくも余韻に浸れる

時間移動を研究する大学教授アレクサンダーは、婚約者を突然不慮の事故で失います。自ら開発したタイムマシンで過去に戻って彼女を救おうとするも、また別の事故で死んでしまいます。

諦めきれないアレクサンダーは再びタイムマシンに乗り込みますが、途中でトラブルが起こり、辿り着いた先はなんと80万年後の未来でした。

婚約者を甦らせたいという個人的な願いを叶えるはずが、「遥か未来の人々を救う」という大きな目的に変わるので少々混乱します。でも、現地の女性との出会いもあり、アレクサンダーの決断に心を打たれます。

切なくも余韻に浸れる映画です。

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【第11位】トランス・ワールド

スリリングな展開と、ハッピーエンドが爽やかな名作

僻地のキャビンで出会った、男女三人の物語です。当初は、キャビンの近くでトラブルが起き、立ち往生を強いられた者同士かと思いきや、彼らの目的地はそれぞれ途方もなく離れています。

これに違和感を覚え、不思議だなぁと見ていると、彼らが認識している時代や現在地には大きな違いがあることも判明。ちらほらと伏線があったのですが、そこで納得しました。

ハラハラとした展開の末、彼らの運命がいい方向に変わるオチも爽やかでした。

ちょっと地味なパッケージだったので、さほど期待せずに見たのですが大正解。明らかに低予算映画ですが、だからこそ撮れた名作かと思います。

女性/20代

【第12位】パーム・スプリングス

カラフルポップでわかりやすい

うだるような暑さの日に、ダラダラしながら観るにはぴったりの作品です。

タイムリープものは時間設定がややこしかったりして、少し難しい作品が多いですが、こちらは比較的ライトでポップなので観やすいと思います。

テンポも良く、色づかいもカラフル。その割には主人公たちがなんだかやさぐれ気味。そんなアンバランス感も楽しいポイントのひとつですね。

同じ日を繰り返すことは一瞬ハッピーなことのようにも感じますが、実際は恐怖でしかないので、映画でこういう体験をできるのは良いなと思いました。

女性/30代

【第13位】オーロラの彼方へ

父と息子感動の家族愛！

主人公の父は、自らの危機を省みず人を助ける消防士。熱く頼りになる人柄で、主人公にとってはまさに理想のパパでしたが、殉職してしまいます。

やがて青年になった主人公は、ニューヨークでオーロラが見られる日に父親の趣味だった無線機を見つけ、たまたま繋がったある男性と交信します。なんと、その相手は事故死する前日の父親で…。家族が皆幸せになれる道を目指し、主人公が必死に運命に抗います。

とにかく話のテンポが良くて、過去が変わるともちろん現代にも影響が出ます。何がどう変わってしまうのかわからない主人公と、視聴者の気持ちがリンクするところが引き込まれる要因かなと思います。

お父さんが息子を「チビ隊長」と呼ぶシーンも何だか温かくて、最後まで観ているとジーンと心に染み入りますし、最後の最後は何度観ても盛り上がります！

ハラハラドキドキして、主人公たちが幸せになれることを願いながら観られる映画です。特に子どもができてからだと、また違った感情で観られて、すごく厚みのある映画なんだなと思わされます。

男性/60代

【第14位】メルシー・ラ・ヴィ

現実と虚構が入り乱れる独特の世界観と俳優陣の演技を楽しんで！

セルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンの娘であるシャルロット・ゲンズブールはやはり雰囲気がありますし、対照的な役どころのアヌーク・グランベールも存在感があります。

シャルロットが海岸でアヌークに魚を投げつける（！）ところから、二人の旅が始まります。

正直、これは好みが分かれてしまうと思います。私も最初に映画館で見た時は、訳が分かりませんでした（笑）。一緒に見た友人に、「ストーリーを追っちゃダメ！」と言われて、なるほどと思いました。

過去と現在と未来と、現実と虚構と…ストーリーを追わず、目の前のエピソードと俳優達の演技を楽しめれば、とてもフランスっぽいお洒落な映画だと思います。

女性/30代

【第15位】恋はデジャ・ブ

ビル・マーレイのとぼけた演技が素晴らしい

タイムリープものの元祖と言うに相応しい傑作で、主演のビル・マーレイのとぼけた演技が素晴らしいです！

多くの人が、恋愛で悔しい思いをした経験があるはず。「あの時、あの言葉を言っておけば」「告白のタイミング、間違えた！」「逃した魚は大きかった」…そう思っても、現実はやり直しがききません。

ですがこの映画では、さながらゲームのごとく失敗してもリセットできます。人間は失敗から学ぶ生き物なので、やり直しさえできれば同じ過ちはおかさない…のでしょうか？

それはこの映画を見て、確かめて欲しいところです。

女性/30代