結婚生活が長くなってくると、どうしても「もう嫁なんていらない…」と感じてしまう事もありますよね。ズルズル悩んでしまうと、「離婚しようかな…」と最悪の結末を考えてしまう事も。
すぐに離婚という選択肢を選ぶことは避けたいからこそ、嫁なんていらないと思ってしまう状況でも上手に改善する方法があれば知りたい方も多いのではないでしょうか?
この記事では、同じ経験を持つ既婚男性100人による妻がいらないと感じた時の対処法を体験談と共にご紹介しています。
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妻なんていらないと感じた時の対処法ランキング
まずは、嫁なんていらないと感じた時の対処法ランキングからご紹介していきましょう。
famico編集部が行った『男性100人に聞いた妻なんていらないと感じた時の対処法』によると、1位は『一旦、距離を取る・冷静になる』、2位は『良い所やありがたみを再確認』、3位は『感謝を伝える』という結果に。
ランキングの詳しい内容は下記となっています。
男性100人に聞いた妻なんていらないと感じた時の対処法
男性100人に聞いた妻なんていらないと感じた時の対処法では、1位の『一旦、距離を取る・冷静になる』が約28.2%、2位の『良い所やありがたみを再確認』が約18.6%、3位の『感謝を伝える』が約17.3%となっており、1~3位で約64.1%を占める結果となりました。(アンケートの詳しい内容はこちら)
それでは、項目別で嫁なんていらないと感じた時の対処法を体験談と共にご紹介していきましょう。
【1位】一旦、距離を取る・冷静になる
一定期間距離をもち、冷静さを取り戻す
お互い小さくとも不満はいつもあると思っています。それが何かのきっかけで爆発して喧嘩になるわけですが、個人的にはお互い本音で話しているわけじゃないと考えています。
口喧嘩になっても、ヒートアップせずに距離と時間をおき、お互いのほとぼりが冷めた頃に、また自然といつもの状態に戻るようにしてます。
30代後半/IT・通信系/男性
自分の担当の家事を済ませた後、自室に閉じこもり冷静になる
うちは共働きなので、子供が生まれてからも同じ家事分担だと、妻のほうに大きな負荷がかかります。しかし私はそれに思い至らず、普段と変わらずある程度家事をして、時間が空いたらスマホでゲームをしたりしていました。
妻にしてみれば、仕事も家事も育児もこなさなければならない上、夫は気が利かないわけですから(笑)、多大なストレスを感じるのは当然のことだと思います。
それなのに、妻から「あれをして、これをして」といろいろ指示され、遊ぶ時間がなくなったと感じた私は、つい「妻なんていらない・・・」なんて思ってしまいました。気づいてみれば、恥ずかしい限りです。
自己嫌悪に陥りそうになったので、自分の担当の家事を済ませた後、自室に閉じこもりました。少し時間を置いたら冷静になれて、妻の立場に考えが及ぶようになりました。
20代後半/IT・通信系/男性
収まりがつかないときは、駐車場にある車へ移動する
恥ずかしながら、喧嘩の絶えない夫婦です。喧嘩というより、私が怒られてるという方が正しいかもしれません。週6日以上はケンカしています。
子供がおり、子供の目の前でよく怒られておりますが、話し合いをしようとしても、妻の怒声は強まるばかりで、子供がどんどん悲しい顔になっていきます。
教育上もよろしくありませんが、落ち着いてからでなければ話し合いにならないので、収まりがつかないときは私が一人で駐車場にある車へ移動します。
ただ、私が担当している家事や子供たちの送迎に支障をきたすときは、必要なことを終えてから車に行きます。
30代前半/不動産・建設系/男性
とりあえずお互いの一人の時間を作る!
結婚生活も長ければマンネリ化もしますし、ケンカも増えてきます。
しょうがないとは思っているのですが、妻はそう言う訳にはいかないのか、いつも一人で怒って一人で拗ねて口を利かなくなってしまいます。
そうなると、手をつけられなくなるというか、何を言っても無駄なので、別々の時間を過ごすようにしています。
時間が解決してくれると信じて(笑)。
30代後半/流通・小売系/男性
深呼吸したり、一人になって落ち着く時間を作る
しょっちゅう意見の食い違いや生活感の違いで、お互いイライラすることがあります。
そんな時は一先ず深呼吸をして、感情を落ち着かせます。
なぜこのような対処法をするかというと、昔なんかのテレビ番組か本で目にした「イライラしたときは深呼吸が効果的」という情報が記憶の片隅にあったので、思い出しては実践するようにしています。
それでもイライラが収まらないときは、部屋にこもったり出掛けたりして、一人になって落ち着く時間を作ります。
30代前半/サービス系/男性
何かと用事を作り、妻が寝る頃まで帰宅しない
妻との関係が悪くなると、私は仕事に逃げ込んでしまいます。何かと用事を作り、残業と言っては、妻が寝る頃まで帰宅しません。
もっと、しっかりと向き合い、話し合ったら良いと思うのですが、それができません。
もともと意地っ張りなのか、プライドがそうさせているのか分かりませんが、いつもそうです。
本当は会社に逃げず、何とかしたい物です。
50代前半/メーカー系/男性
【2位】良い所やありがたみを再確認
一旦頭を冷やしてから、妻の好きな所を思い浮かべる
相手の悪い所はなんぼでも出てきます。特にケンカした後やケンカの最中は、カッとなって憎らしい事ばかりが目に映りますよね。
そんな時は一旦頭を冷やしてから、妻の好きな所を思い浮かべます。5個ぐらい思い浮かべると、あんなに頭にきたのにもうかなり薄まります。
やはりいい所の方が圧倒的に多いなぁと、自分で納得してなんだかスッキリしちゃいますね(笑)。
ちなみに頭を冷やすのはベランダです。ケンカの最中は一旦引いて、外の風を浴びて顔を見ないのも、私の中では重要なポイントです。
40代前半/サービス系/男性
いざいなくなるとどれだけ困るか、一度考えてみる
「妻なんていらない」と思う時は何回かあります。それはお互いが健康で丈夫だからです。
しかしある日、妻が重い病で急遽入院することになり、幼稚園に通う子供を抱えて私は呆然としました。実家から母親が来て家事や育児を引き受けてくれたので、ひとまず安心でしたが、このまま妻が帰って来なかったらと思うと、ずっと不安でした。
幸い、退院後、妻は元気を取り戻してくれ、本当によかったと思いました。
このように健康で丈夫な奥さんだと、ちょっとしたすれ違いがあった時、日ごろの恩を忘れて「いなければいい」と思いがちですが、いざいなくなるとどれだけ困るか、一度考えてみるべきです。今はそのありがたさが身に染みてわかります。
50代後半/専門コンサル系/男性
「妻も仕事に子育てに頑張っているのだから」と思うようにし、気持ちを静める
「こんな配偶者いらない」・・・正直言って、しょっちゅう思いますし、多分相手も同じ事を思っていると思います(笑)。
同じ生活をしていて、子育てしているのだから、衝突するのは当たり前だと思いますが、ついイライラが溜まってしまいます。
そんな時は出来るだけ感情的にならないようにしてその場をしのぎ、「妻も仕事に子育てに頑張っているのだから」と思うようにして、自分が改善出来るように努めています。
なかなか難しいですが・・・。
40代後半/流通・小売系/男性
【3位】感謝を伝える
相手に対して感謝の気持ちを言葉で表すようにした
私は育った場所・環境が違えば、価値観にも違いがあるのは当然だと思っています。
しかし、妻の我の強い、人の話を聞かない性格に疲れ、毎日「もう会いたくない」と思うようになりました。
とは言え、子どものこともあり、離婚はまだしないほうがいいかと思い、相手に対して感謝の気持ちを言葉で表すようにしました。これしか思いつかないです。
50代後半/自営業/男性
感謝の気持ちを伝えた
私が体調不良で動けない時に、妻から「なんで何もしてくれないの!」と怒られたことがあります。体調不良で何もできないんだと説明したのですが、相手も疲れが溜まっていたようで折り合いがつかず、結局妻は怒りに任せて実家に帰ってしまいました。
そこからは逆に、ひとりでのんびりと療養することができました。自由なスペース、自由な時間を感じたことで、妻なんていらないと考えてしまいましたね。
でも、日が経つにつれ、妻が普段こなしてくれていた家事について考えたりする余裕が出てきて、感謝の気持ちが湧き上がったので、それを妻にLINEしました。
すると、「具合悪かったのにごめんね、私も〇〇くんがいてくれるありがたみを思い出した」という返信があり、元の鞘に収まりました。
30代前半/自営業/男性
相手への感謝を先に伝える
まだ子供が小さく、子供の相手ばかりしている妻に対して、「夫である自分の事を、妻は蔑ろにし過ぎではないか」と思っていました。
その気持ちが大きくなったときは喧嘩してしまいそうになったので、そうなる前に妻が育児をどれだけ頑張ってくれているかを確認して、感謝を言葉にしました。
それから自分が不満に思っている事を伝えて、改善できることがないか話し合いました。
相手への感謝を先に伝えることが、喧嘩しないためのポイントだと思います。
30代後半/流通・小売系/男性
【4位】現状を受け止め、受け入れる
子どもから「選んだのは自分でしょ」と言われたのがきっかけで諦めた
いざ一緒になると、付き合っているときは気づかなかった問題がいろいろ浮かんできました。生活習慣や好みの違いが出てきたり、恋人の時とは言い分が変わっていたりして、「猫かぶってたのかよ」と思いながら、長いこと我慢してました。
「妻の手料理」も期待していたのですが、「家事は折半、それがこれからの時代」などと言われて自分が担当することになってしまい、理想や憧れでしかなかった結婚生活に失望して、離婚も考えました。
しかしそれを子どもに洩らしたところ、「その程度のことで別れるの?情けない。そのような人を選んだのは自分でしょ?別れるなら、それは自分を否定することだよ」と言われました。
「我が子ながら、なんとキツい言い種だろう・・・」と思いながらも、その意見に納得してしまったので諦めたら、意外とその後は妻のいいところも再発見できるようになりました。
50代後半/自営業/男性
相手の言い分に合わせてあげる事
相手がネガティブ思考な為、ちょっとした事でも悪い方へ考えて、こちらの気持ちもネガティブな方へいってしまうので、うんざりすることがあります。
例えば、鼻がちょっとムズムズしただけで、「花粉症が発症したんじゃないか?どうしよう・・・」と耳鼻科に行きます。お医者さんに花粉症ではなく、風邪の初期症状と言われても、「風邪とは違う気がする・・・もっと重い病気かも・・・」と、とにかく悪い方へ考えます。
こういう時は、逆らわず「花粉症っぽいのかもねー」と言ってあげると、納得してネガティブ思考は治ります。
とにかく、相手の言い分には逆らわないのが、仲良くやっていく秘訣です。
40代後半/メーカー系/男性
【5位】頭を冷やした後、話し合う
一旦距離をとって冷静になってから再度話し合う
妻は外国籍のため、習慣や考え方の違いからくる違和感は普段からあります。もちろんそれも含めて結婚を決めましたので、すぐには「妻なんていらない」とはなりません。
しかし、どうしても我慢ならないことがあります。妻は一年に一回程度、祖国へ帰省することがありますが、私の仕事や子供の学校などの都合をあまり考慮しないで日程を決定することがあるんです。
一旦帰省すると、2〜3週間も不在となるため、私も子供も大変な思いをして過ごすことになります。こうなると「家族のことを思い遣れないのなら、妻なんていらないっ」という心境になります。
こんな時はあえて連絡を取ることをせず、妻が日本に帰国してからゆっくりと話し合うようにしています。
笑顔で帰ってきた妻を見ると、不在時のいらいらも薄れますので、一定の距離をとることは時には必要と感じます。
40代後半/自営業/男性
外へ出掛けて頭が冷えるまで待ち、その後話し合う
いまだに夫婦二人の間で語り継がれている大喧嘩の話です。詳しくは忘れてしまいましたが、多分私がお小遣い制に文句をつけたことが原因で言い合いになった気がします。
当時、私が喫煙者だったので、大体こういった時は頭を冷やすのに家の外にタバコを吸いに行っていました。5分前後時間をおけば、お互い少しは頭も冷えるため、どちらかが謝り、話し合いで着地点を見つけることが多いです。
ただこの時はお互いに引かなかったため、喧嘩がヒートアップし、最終的に私が一緒の家にいるのも嫌になり、妻が寝ている深夜に仕事鞄を持って車で職場に向かいました。
妻も私が朝にいなくなっていたのは驚いたらしく、「無事なのか?」とラインをしてくれたことがきっかけで、お互いに謝罪し、解決に向かうことができました。
30代後半/メーカー系/男性
まとめ
男性100人に聞いた妻なんていらないと感じた時の対処法では、1位は『一旦、距離を取る・冷静になる』、2位は『良い所やありがたみを再確認』、3位は『感謝を伝える』となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。
今回は、同じ経験を持つ既婚男性100人による妻がいらないと感じた時の対処法を体験談と共にご紹介してきました。
この記事の『【女性版】旦那がいらないと感じた時の対処法』も気になる方は、是非以下の記事も合わせてご覧ください。
嫁なんていらないと感じた時の対処法アンケートの詳細
1位(28.2%) | 一旦、距離を取る・冷静になる |
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2位(18.6%) | 良い所やありがたみを再確認 |
3位(17.3%) | 感謝を伝える |
4位(12%) | 現状を受け止め、受け入れる |
5位(10.7%) | 頭を冷やした後、話し合う |
その他(13.1%) | 上記以外の回答 |
※複数回答可
【アンケート調査概要】調査方法:インターネット調査調査期間:2021年02月03日~02月18日回答者数:100人