旦那が育児しない…既婚女性100人が実践した対処法とは

「旦那が育児しない…」と悩むこともありますよね。共働きなのに協力的でなかったり育児を任せっきりにされると、イライラが募って離婚を考えてしまう事も。

すぐに離婚という選択肢を選ぶことは避けたいからこそ、旦那が育児をしない時でも上手に改善する方法があれば知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、同じ経験を持つ既婚女性100人による旦那が育児しない時の対処法を体験談と共にご紹介しています。

旦那が育児しない時の対処法ランキング

旦那が育児しない時の対処法ランキング

まずは、旦那が育児しない時の対処法ランキングからご紹介していきましょう。

famico編集部が行った『女性100人に聞いた旦那が育児しない時の対処法』によると、1位は『具体的にお願いする・頼る』、2位は『子供の力を借りる』、3位は『褒めておだててその気にさせる』という結果に。

ランキングの詳しい内容は下記となっています。

女性100人に聞いた旦那が育児しない時の対処法

女性100人に聞いた旦那が育児しない時の対処法

女性100人に聞いた旦那が育児しない時の対処法では、1位の『具体的にお願いする・頼る』が約38.4%、2位の『子供の力を借りる』が約13.7%、3位の『褒めておだててその気にさせる』が約8.4%となっており、1~3位で約60.5%を占める結果となりました。(アンケートの詳しい内容はこちら)

それでは、項目別で旦那が育児しない時の対処法を体験談と共にご紹介していきましょう。

【1位】具体的にお願いする・頼る

具体的にお願いする・頼る

前もってしてほしいことを言っておく

子供がある程度大きくなったので、今は旦那に育児の協力をしてもらうことは無くなりましたが、それでも保護者が付いていかないといけないようなことがある時は前もって言うようにしています。

例えば子供の部活や習い事の大会の送り迎えなどは、朝が早いことが多いので、早起きが得意な旦那にお願いするようにしています。

また、面倒くさいことでも、周囲から見て良いイメージになるようなことであれば率先してするので、お願いする内容を吟味して頼んでいます。

40代前半/公務員・教育系/女性

やって欲しい事を素直に簡潔にお願いする

夫が育児をしない時は、やって欲しい事を素直に簡潔にお願いします。私は専業主婦なので、基本的にはあまりお願いする事はないのですが、手が離せない時や他にやりたい事がある時に「今日はマッサージ30分いかがですか?その代わりに〇〇をお願いしたい!」と交換条件を伝えるなど、楽しく機嫌よく話しかけるようにしています。

夫がやってくれた時は必ず「ありがとう。かなり助かった!」と感謝を忘れないようにし、当たり前だと思わないようにしています。

また、例えばオムツや服の着せ方が違ったり間違えていても、指摘はせずにそっと直しています。否定的な言葉で言ってしまうと「そんなこと言うなら自分でやって」と言われたり、せっかく育児に参加し始めたのに、またやってくれなくなったりすることもあるからです。

なので指摘する際には「私も間違えててこの前知ったんだけど」などの言葉を足して、間違いを教えるようにしています。

20代後半/専業主婦/女性

「ちょっとコレやってくれる?」とお願いする

私は専業主婦ですが、0歳児と10歳の子供がおり、在宅で少し仕事もしております。

育児を手伝ってもらうのは男性も慣れないでしょうし、急には無理だと思うので、小出しに少しずつお願いします。

手伝って欲しい時、ついつい忙しいアピールをしたりイライラしがちになりますが、夫から「はっきりこれをして欲しいとお願いしてくれるほうがいい」と言われましたので、今は真っ直ぐお願いするようにしています。

少しずつ慣れてくる事で、お願いしなくてもしてくれるようになっていきました。習慣が大事ですね!少しずつ頑張りましょう!

30代後半/専業主婦/女性

具体的に指示をする

旦那は現在、在宅ワークになっており、子どもと過ごす時間は必然的に増えています。

もともと子どもが好きなのもあり、育児には協力的な旦那ですが、私が手いっぱいになっていても気づかずテレビを見ていたり、自分の好きなことをやっている時がよくあります。

なので、「おむつを変えてほしい」や「ミルクをあげてほしい」など、具体的にやってほしいことを伝えると、すぐに手伝ってくれるので助かります。

自分から見極めて動けるようになってくれたら最高なんですけどね。笑

20代前半/サービス系/女性

育児を簡単にリスト化、マニュアル化した!

夫は仕事人間なので、育児も仕事のようにしました。育児の種類や、大まかな作業方法などをマニュアルにして渡しました(笑)

ミルクの作り方、オムツの替え方、お風呂の入れ方、どんな歌やおもちゃが好きかなどをリストにして渡すと一読。

事前に知識があるので抵抗感が減ったのか、積極的に手伝ってくれるようになりました!

余裕がないときに「どうやるの?」と質問されるとイライラするので、それがなくなっただけで私も楽です(笑)

30代後半/専業主婦/女性

やって欲しい事を具体的に伝える

子供が小さい頃、うちの旦那は全くと言っていいほど育児をしませんでした。まるで「男は育児をしない」と考えているようでした。

しかし、今は育児を手伝ってくれて本当に助かっています。

そうなった理由としては、やって欲しい事を具体的に伝えるようにしたからだと思います。

男の人は具体的に伝えないと分からないんだなと思いましたが、言えば言った事は完璧にやってくれます。本当は自分で気づいて欲しいですが、とりあえず手伝ってくれてるので助かっています。

30代後半/専業主婦/女性

具体的に言い方に気を付けて伝える

育児をしてほしいなと思うときは、責めたりせずにお願いや相談という形で伝えました。産まれる前から産後鬱の芸能人の話題などを、しつこいくらい伝えていたので(笑)

私が「産後に1人で涙出ることがあってね、どうしよう・・・」と甘えながら相談してみたら、進んで動いてくれるようになりました。

男性は「あえてやらない」というより、本当に気付いていないことのほうが多いと思いますので、具体的に、言い方に気を付けて伝えれば協力してくれると思います。

30代後半/専業主婦/女性

遠回しにしんどいと伝えた後に、やって欲しいことを言う

旦那は普段、一応育児をやってくれるのですが、ケータイゲームをやり始めたら、そっちに集中してこちらに気づいてくれません。

私は育休中なので、疲れたら休憩すればいいのですが、2歳と0歳なのでどっちかは必ず賑やかにしていてなかなか休めません。

そんな時には、疲れていることを遠まわしに伝えつつ、やって欲しいことを伝えます。

すると、ゲームしながらでもやってくれる時と、ゲームをやめてやってくれる時があります。

20代後半/サービス系/女性

怒らず普通の話し方でひとつだけ伝える

子供達が赤ちゃんの時は、私が思ったときにすぐに言えずに溜め込んでしまい、辛い時期がありました。

これでは精神的にもたないと思い、「子供の歯磨きをしてほしいな」とか「お風呂にいっしょに入ってほしいな」など、普通の話し方でひとつだけ伝えるようにしました。

私が言わなくても忙しそうにしてたら手伝ってほしいと思っていましたが、どうやらうちの夫にははっきり伝えないと伝わらないということがわかりました。

そうするようにしてからは、育児だけでなく料理もしてくれるようになりました。

30代後半/医療・福祉系/女性

担当を決め、具体的に育児のいくつかを任せる

私の夫の場合は、育児を手伝いたい気持ちはあるものの、何をやっていいかわからないようでしたので、「〇〇(例えばお風呂とミルク)は貴方の担当」と具体的に育児のいくつかを任せました。

そして、夫のやり方が私の意に沿わないものでも、基本的には不平不満を言わないように気を付けました。

ただし、衛生面等であまり好ましくないと判断したものに関しては、夫にきちんと説明をし、やり方を変えてもらうようにしました。

40代後半/自営業/女性

夫の休日の前の日の夜にお願いごとを伝える

夫は自分から育児に手を貸してくれるタイプではないので、夫の休みの日(土日)の前日(金曜)の夜に、「あさって美容院にいってくるから、子どもをみていてほしい」などとお願いします。

休みの日を前にすると夫もリラックスしていて、金曜の夜は話を聞いてくれやすいので、このタイミングを見計らってお願いするようにしています。

育児も私が留守にすることで強制的にやらなければいけなくなり、私も一人で外出して自分の時間がもてるので、このやり方を気に入っています。

30代前半/医療・福祉系/女性

してほしい事を口にする

子供が産まれる前から、私が「大丈夫、大丈夫」と言って色々してしまっていたので、子供4人になった今でも旦那は一切家事はしません。

育児に関しても、こちらがあまり当てにしていない部分もあるから仕方ないですが、指示しないとしてくれないのが現状です。

なので、少しでも体調が悪い時にはアピールして、してほしい事を口にするようにしました。

すると旦那も、私に言われた事はやるようになりました。

30代前半/専業主婦/女性

客観的に状況を伝えて、選択肢から選んでもらう

夫が育児をしない時は、夫の状況(仕事が忙しい・体が疲れているなど)を観察し、まずは夫をねぎらい、感謝の言葉を言うところから始めます。

それから「このあと、お風呂に入れておむつも替えなきゃいけないんだけど、忙しくて一人で全部は難しいんだ」と伝え、「お風呂かおむつか、どちらかを担当してほしい」と夫に選択肢を与えるという段階を踏んでお願いするようにしています。

すると夫も「じゃあ、お風呂入れるよ」など、自分の体力や気力に応じて選んで協力してくれるようになりました。

感情的にはならずに、お互いが気持ちよく過ごせるように、客観的に状況を伝えて、相手に感謝する気持ちを持ち続けることが大事だと思います。

20代後半/流通・小売系/女性

「大変な部分」を具体的に話す

普段24時間育児をしているのは妻である私なので、「今日はこんな大変な事があった、子供のこういうところが大変で」といった「大変な部分」を具体的に話すようにしました。

例えば、オムツ替えの時にすぐ動こうとして抑えるのに一苦労だとか、食事に集中しなくて遊んだり立ちあがろうとして大変…などと伝えることで、そういう場面で率先して育児に参加してくれるようになりました。

30代前半/専業主婦/女性

優しくわかりやすくお願いする

夫が何かしていない事を確認してから、「悪いんだけどやる事があるから、子供の面倒その間だけでいいので見てて。一緒に遊んでくれると助かるんだけど、いいかなあ」と優しく声を掛けます。

そのあと「お父さんが面倒みてくれたから、本当に助かったわ。疲れてるのにありがとう」と伝えると、機嫌が良くなり、協力してくれることも増えました。

50代後半/専業主婦/女性

夫の得意分野で具体的な提案をする

夫が育児をしない時は、夫の得意分野を提案してやってもらいます。

我が家の場合、夫はごっこ遊びや人形遊びが苦手で、どうやって娘と遊んだらいいかわからない様子でした。なので、「娘と2人で相撲ごっこはどう?」と聞いたり「公園で自転車の練習したら?」など具体的な提案をします。

身体を動かす遊びや外遊びは夫が得意なので、積極的に行ってくれますし、その間私はコーヒータイムができます!

二人が帰ってきたら「お父さんと遊べてよかったねー!私と行く時よりも楽しそう!さすがお父さん!」と大げさに褒め称えます(笑)このようにして休日は楽しく過ごしています。

30代後半/流通・小売系/女性

冷静沈着に困っていることを伝える

主人は仕事が立て込んでいて忙しい時期だと余裕がなく、育児に消極的になります。

ある日、私が二人の子供の世話に追われていた時、寝ている主人についついブチギレて、衝撃的にコーヒーを投げつけてしまいました。

しかし感情のままにキレ続けていては喧嘩になるだけで解決しないので、我に返った瞬間、冷静に今こまっていること、余裕がないから家のことまで手が回らないことなどを伝えました。

すると主人もわかってくれ、「俺も仕事が忙しくて、つい家のこととか任せっきりにしてた、ごめん・・・」と謝ってくれ、出来る範囲で協力してくれました。

40代前半/専業主婦/女性

当然のように「〇〇して欲しい」とストレートに伝える

旦那には遠回しに伝えようとしても全く伝わらないし、意味がないと分かったので、ストレートに「〇〇して欲しい」と伝えました。「え?」という顔をされても、知らないふりで切り抜けます。笑

旦那も私がバタバタと忙しそうにしている姿を見ているので、断れませんよね?

この時、頼む側が遠慮する素振りを見せると、旦那に「自分は手伝ってあげてる」と言う感覚にさせてしまうので、当たり前かのような態度で堂々と頼みました。

30代後半/専業主婦/女性

やってほしいことを素直にお願いする

子供が生まれてすぐの時は、夫が察してくれるのを待っていました。

でもそれでは全く気付いてくれないということに気づいてからは、素直にやってほしいことをお願いするようにしています。

言い方にも気をつけて、怒ったような口調にならないように、きちんとやってほしい理由もつけてお願いすると、夫も嫌な顔せずにやってくれるようになりました。

40代前半/専業主婦/女性

【2位】子供の力を借りる

子供の力を借りる

子どもはパパが大好きなんだよアピールをする!

「平日は仕事で疲れているんだろうし、休日は1人でゆっくり休みたい気持ちは分かるけど、子どもはパパが大好きなんだよ!」とひたすら伝えました。

男性にしか出来ないダイナミックな遊びはやっぱりパパが1番なので、サッカーやスポーツをして子どもとの絆を深めます!

子どもも遊んでくれるパパが大好きになるので、必然的にパパも育児をしてくれるようになりました。

30代前半/専業主婦/女性

夫だから子供が喜んでいると言うふうに褒める

我が家は私が専業主婦なのもあり、家事、育児は私に任せっきりなのですが、私が外出する時などはどうしても夫に頼まなければいけません。

そこで、「子供がパパに抱っこしてもらうと嬉しそう」「パパにミルクもらう時は私の時より早く飲んでる」など、夫だから子供が喜んでいると言うふうに褒めると、夫も「自分が接すると、子供がママの時より喜んでいる」と思うようになり、自ら育児の手伝いをしてくれるようになりました。

30代前半/専業主婦/女性

「子供はパパと遊んでる時の方が楽しそう、本当にパパが好きだね」とヨイショする

現在、3人の子の母をしてます。第1子が小さい頃は、ほぼワンオペでした。

旦那がたまに子供と遊んでくれた時に、「パパと遊んでる時の方がいい顔してるね。私と遊んでる時より楽しそう。本当に〇〇(子供の名前)はパパが大好きだね」とヨイショしまくりました。

お風呂や歯磨きで泣かれた時も、「パパだと私がやるより暴れないね」と旦那をひたすら持ち上げるようにしたら自信が付いたらしく、少しずつ子供と関わる時間を増やしてくれました。

今ではパパと子供3人で出かけて、私は家でゆっくりという日もあり、すごく助かってます。

30代後半/専業主婦/女性

みんな夫のことが大好きなことをアピールする

娘二人がいます。仕事が忙しく不在になることが多い夫と、娘たちが過ごす時間が短いのが悩みでした。

だから娘には「今、パパはお仕事頑張っているんだよ!」と夫の存在を常に伝えてきました。夫が帰ってきたら「やったぁ!パパが帰ってきた!」と一緒に喜び、みんな夫のことが大好きなことをアピールしています。夫はいつも嬉しそうです。

こうすると、夫も積極的に育児に参加してくれるし、娘たちも夫と仲良しで一石二鳥です。

子供をパパ好きにするといざという時に看てもらえるので(娘も「パパがいい〜」とうれしそうです)、生活がスムーズに回る気がします。

40代前半/メーカー系/女性

子供がパパを求めていることを教えてあげよう

元々割り切った考え方の男性の場合、子供がパパを求めていないと思ったら、育児をしないで放置してしまうという事も起こりうるのです。

そんなとき「この人、変わってるわ。理解できないわ」と思わず、パパの出番を作る事が肝心です。

子供がパパを求めているという事を教えてあげれば、子供の育児に積極的になるはず!

40代前半/マスコミ系/女性

子供にママを手伝ってと言わせる!

我が家は夫婦で正社員のため、夕方帰るとバタバタです。夫より私の方が早く帰るのですが、夫は帰っても子供の面倒をみたりしません。一度、「せめて私が家事をしているときは、子供の面倒をみてほしい」と言ったのですが、「疲れているから、家では休ませてほしい」と言われ、効果なしでした。

しかしある時、子供に「パパ、遊ぼう!絵本読んで」と言われて相手をしている夫をみて、「子供の口から頼まれると断らないんだ」と悟りました。

そこで私一人ではこなせない状況が発生した時には、「〇〇(子供の名前)、ママやることがいっぱいあって大変だから、パパに手伝って欲しいんだ。お願いしてきてくれる?」と伝えると、「わかった!パパ、ママを手伝ってあげて~」と子供がお願いしてくれます(笑)

すると、夫も自然とお手伝いをしたり、子供の面倒をみてくれるようになりました!

20代後半/商社系/女性