旦那が許せない…既婚女性100人が実践した対処法とは

「夫が許せない…」と悩むこともありますよね。許せない行動や許せない一言を浴びせられると、最悪の場合は離婚を考えてしまう事も。

すぐに離婚という選択肢を選ぶことは避けたいからこそ、夫が許せない時でも上手に改善する方法があれば知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、同じ経験を持つ既婚女性100人による夫が許せない時の対処法を体験談と共にご紹介しています。

夫が許せないと悩んだ時の対処法ランキング

夫が許せないと悩んだ時の対処法ランキング

まずは、夫が許せないと悩んだ時の対処法ランキングからご紹介していきましょう。

famico編集部が行った『女性100人に聞いた夫が許せないと悩んだ時の対処法』によると、1位は『納得できるよう話し合う』、2位は『怒っていることをわからせる』、3位は『新たな切り口を試してみる』という結果に。

ランキングの詳しい内容は下記となっています。

女性100人に聞いた夫が許せないと悩んだ時の対処法

女性100人に聞いた夫が許せないと悩んだ時の対処法

女性100人に聞いた夫が許せないと悩んだ時の対処法では、1位の『納得できるよう話し合う』が約29.6%、2位の『怒っていることをわからせる』が約17.6%、3位の『新たな切り口を試してみる』が約11.9%となっており、1~3位で約59.1%を占める結果となりました。(アンケートの詳しい内容はこちら

それでは、項目別で夫が許せないと悩んだ時の対処法を体験談と共にご紹介していきましょう。

【1位】納得できるよう話し合う

納得できるよう話し合う

思っていること全てを話した

旦那は、義母と義姉がバリバリに働いていることから、「女性も働いて当たり前」という考えでいました。

私は「今は子育てに専念し、働くのは子どもが大きくなってから」と考えていたのですが、旦那が毎日のように「いつ働くのか。うちの母親は働きながら自分達を育ててくれた。専業主婦に逃げるのは怠慢だ」という話をしだすので、ある日我慢できずに「働いている母親だけが尊いなどと思うのはやめろ」と怒りました。

その時に「私の母は私が小学校へ行くまで専業主婦だった。働きながら子育てするのは素晴らしいことだが、子供が安心して帰れる場所を守るのも大切なことだ。収入が足りないならともかく、そうでないなら母親にもいろいろな形があることを理解して、私の考えも聞いて欲しい」という話をしました。

旦那は私の言い分を理解して反省し、子どもが小学校に入学するまで待ってくれました。

30代後半/医療・福祉系/女性

冷静になった後に、落ち着いて話した

産後で疲れやイライラも溜まっていた時期、なんでも「受け身」でしか育児をしない旦那に不満が募っていきました。

今、振り返ると大したことはなかったのですが、イライラが溜まって夫婦仲も険悪に。

毎日のように喧嘩をしてしまっていたのですが、ある日、子供も寝てゆっくりと休んでいる時に冷静に考えられるようになり、落ち着いて話し合ったところ、喧嘩は減りました。

30代前半/メーカー系/女性

納得いくまで話し合う!

許せない理由にもよると思いますが、許せないとき、譲れないことは誰に対しても出てくることかと思います。長く一緒に居る夫婦だと特に…。

そういう時は、お互い納得いくまで話し合います。話し合って妥協点や解決策が見つかった上で、またお互い納得出来て一緒にいられるのが理想だと思うので、そうなれるように努めています。

30代前半/流通・小売系/女性

解決に向けて話し合う

フルタイムでお互い働いているのに、子供の保育園送迎や病気の際の早退、遅刻は私ばかりが背負うことになっていました。

また、仕事が終わり子供を迎えに行き、帰って夕飯の準備とバタバタしているのに、旦那の急な飲み会で夕飯不要となることも多々ありました。

「たまには仕事を調整して、子供の面倒を見て欲しい」と言ったところ、「職場がそういう雰囲気じゃない」と一蹴されました。こちらも休みやすい訳ではないので、いらっときました。

その後、話し合って、私はパート勤務に変わり、少しだけですが時間の余裕が持てるようになりました。

30代後半/医療・福祉系/女性

何度も何度も懲りずに話し合う

私は再婚のため、息子と旦那は血のつながりがありません。その息子の至らないところに、細かい旦那がいちいち目くじらを立てるので、私も頭に来てお互い話をしなくなりました。

その後、私と喧嘩するたびに、旦那は関係ない息子のことまで怒りだすので、ホントに許せなくなりました。

何度も何度も旦那と二人で話し合いをした結果、旦那は自分の怒り方を反省してくれました。それを伝えた息子もどんどん行動を改善し、旦那との関係も良くなっていきました。

旦那が関係ない夫婦喧嘩に息子の話を持ち出すのがどうしても許せなくて、一時は離婚も考えましたが、今では絆をつなぐことが出来ています。

40代後半/専業主婦/女性

言い逃れできないよう、証拠を可視化し、冷静に話し合いをした

給料の一部をちょろまかしていた旦那。

当時、現金支給で休日出勤の金額を過小に書いた紙も準備していて、こちらには分からないように小細工もしていたんです。

途中で気づき、冷静に月の出費をデータ化して示し、車のローンや奨学金など、自分が支払わなくてはいけない額を今一度提示したところ、反省して行動を改めていました。

気持ちだけぶつけても解決しないので、データ化や書面化して分からせることが必要だと思いました。

30代後半/不動産・建設系/女性

言いたいことをメモに箇条書きし、冷静に話し合う

現在は社宅に住んでいるのですが、夫が住宅購入について考え始めました。しかし、我が家は私が専業主婦であるため、住宅購入はなかなかハードルが高いのです。

しかし夫は「なんとかなるよ」の一点張り。2人目もほしいと夫婦で話しているため、今後の支出は今より増えます。夫はその事を考えて発言しているのか、根拠のない「なんとかなるよ」の言葉に、家族の将来を軽んじている!と許せない思いでいっぱいになってしまいました。

夫に現実を正しく理解してほしいと思った私は、スマートフォンでつけている家計簿の中身を全て紙に書き出し、2人目が産まれたらどれくらい支出が増えるのかもネットで調べ、住宅購入のための資金やローンについても書き出しました。すると完全に今のままではお金が足りないという結果になりました。

その紙を夫に渡し、「お金についてケンカをしたいわけじゃなくて、住宅購入をしたあとの生活がどうなるのか想像してみてほしい」と伝えました。夫は考えが甘かったと反省したようです。また家計の現実を知り、日々の節約にも前より積極的に参加してくれるようになった気がします。

お金についての話し合いはなかなか難しいですが、書面にして話し合うことで、冷静に現実を把握することができ、今の生活を見直すことができました。頑張って貯金して、いつか住宅購入ができたらいいなと思っています。

20代後半/専業主婦/女性

じっくり話を聞き、今後のことまで話し合う

年末に夫から「話がある」と言われて、子供を寝かしつけてから向かうと、泣きながら「実はだいぶ前から仕事を辞めていた」と言われました。いつ辞めたのかと聞くと、「10月いっぱいで辞めていた」とのこと。

毎朝、出勤しているとばかり思っていたので、その間何をしていたのか聞くと、車で過ごしたり、求人探しをしていたらしいです。

辞めることは怒っていないのですが、内緒にされていたり嘘をつかれていた事に腹が立ちました。また、収入がないため借金もしたそうですが、お金の管理は夫がしていたので気づけませんでした。

なので今後は私が管理することになり、聞いたその日はあまり責めず、後日言いたいことを言い、次同じことをしたら離婚を考えることを伝えました。

20代後半/専業主婦/女性

許せないことが起きた当日に必ず解決するまで話し合う

結婚して間もない頃に、旦那の女友達が、友人の結婚式が近くであるとのことで、家に遊びに来たことがありました。私は不在でしたが、着替えとヘアセットを私達の家でさせて欲しいとの事で、旦那は私に断りもなく、寝室と洗面所(ヘアケア用品を含む)を勝手に貸していました。

ひとのものを赤の他人に貸していることが許せなくて、その友人が帰ってから話し合いを求めました。

旦那は「そこまで怒るとは思わなかった」との事で、深夜まで話し合い、「あなたにとっては友人でも、私にとっては赤の他人で、衛生的にもヘアケア器具を貸すことはできない」ということを理解してもらいました。

20代後半/金融・保険系/女性

間違ってる点について自分が介入して徹底的に改めさせる

夫はお金を無駄遣いするところがあります。給料日が私より1週間遅いのに、給料日から10日程しか経ってなくても「お金がもうない」と言い出すことがあります。

夫婦になってからも財布が別々なのですが、何に使ってるのかも分からず腹が立って許せませんでした。

貯金もまともに出来ない人だったので、結婚してからお金の使い方や支払いの金額、残りなど逐一聞きながら過ごして、やっと余裕が持てるようになりました。

20代後半/商社系/女性

改善してほしいことや、やめてほしいことを提案するような感じで直接話す

旦那のずさんなお金の管理に対して許せませんでした。スマホ決済アプリやクレジットカードをどんどん使ってしまい、毎月の支払額が多く悩んでいました。

私も働いていないので、そこまでは強くは言えないのですが、あまりにもひどかったのでお金の使い方に関して改めてほしいと思いました。

そこで旦那に「どんなことに使っちゃうの?履歴を見せて。わたしも共有しないと改善できないから教えて」と言って教えて貰いました。すると毎日コンビニでお昼ご飯やコーヒーなどを買って、その他にも休みの日のお買い物で使ったりなど、色々なことが積み重なって引き落とし金額が多くなってしまっていました。

そこでペイペイはチャージ金額を決めました。それからは何とかチャージ金額を超えないように努力はしているようです。やはり共有しないといけないことは、しっかり話し合ったほうが良いと思いました。

30代前半/専業主婦/女性

怒りモードの時も冷静に話し合いする事

我が家では、旦那に勝手なことをされて許せないと感じるパターンが多いです。

そういう時、まずは「これ、〇〇したよね?」と冷静に確認して、「うん、したよ」と返ってきたら、「なんで1人で勝手にやったの?一言教えてくれたら勝手にやられる前に自分でも出来たのに…」と伝えると、「次からは言ってからやるよ」と言う答えが返り、無事に解決出来ます。

怒りモードの時も冷静に話し合いする事が大切なんだと改めて思いました。

30代後半/専業主婦/女性

悲しい気持ちを正直に伝える

私はパートで週に5日ほど働いていますが、主人よりも仕事が終わる時間が少し早いです。しかし帰ってからも洗濯物や家事、買い物もあったりするので、ゆっくりなどほとんど出来ません。

当たり前に私が毎日料理の支度をして主人の帰りを待つのですが、帰ってきた主人から「仕事終わるの早いから、帰ってきてからゆっくりできるでしょ?」と言われ、悲しくなりました。

「それは違うよ」と正直に伝えると、「言い方が悪かった」と謝ってくれて、「家事をしてくれてありがとう」とたまに言われるようになりました。

30代前半/専業主婦/女性

【2位】怒っていることをわからせる

怒っていることをわからせる

ネチネチと指摘し続ける

夫は10年目の結婚記念日に連絡も無く飲みに行って、翌日に謝ることもなく平然と過ごしていたので、「何か言うことはないのか」と説教しましたが、それから7年経った現在でも指摘しています(笑)!

節目の年じゃなければ何もこちらも言わないけれど、10年という節目の年に何の連絡も無く、また翌日に謝りもせずということだったので、事ある毎に指摘していこうと思っています(笑)

40代前半/公務員・教育系/女性

しばらく無視する

子供3人の寝かしつけをしていたのですが、旦那が横でイビキをかいて寝ているので毎日悩んでました。

やがて限界が来てしまい、「イビキがひどくて子供が寝ないんだよ。寝かしつけ手伝う気がないんなら、別の部屋で寝てほしい」と言うと、逆ギレして物に当たり散らしました。それも子供の前で。

これはもう無理と思い、話にならないと思いましたが、泣きながら「一緒に寝かしつけしてほしい」と話したら、一応伝わったみたいで一緒にしてくれました。

でも、私の怒りは収まらず旦那を無視してたら、少しは反省したようで、今はすぐに寝ずに一緒に子供の相手をしてくれています。いつまで続くか分かりませんが、期待せずに見守ります(笑)

30代前半/専業主婦/女性

離婚届を記入し、実家に帰った

私は妊娠中から「子育て頑張ろう」、「家事は俺がする」などと言う夫の言葉を頼もしく思っていたのですが、いざ出産し、里帰りを終えて自宅に帰ると、一人暮らしで怠けきった夫は、子育てどころか家事もろくにしてくれず、疲労と慣れない育児ストレスから夫を許せなくなり大爆発!

今は便利な時代で、離婚届もダウンロードできます。それをコピーし、実家に帰ったところ、効果覿面!

今は何も言わず、料理以外の家事は夫がしています。私の場合は本当に許せなくて、もう離婚してもいいと言う覚悟の上でしたが、夫はかなりショックだったみたいです(笑)

30代前半/専業主婦/女性

激怒したあと、距離を取る

夫婦で注文住宅を建てようと思い、土地探しを始めました。スマホアプリやGoogleなどで売地検索をした上で、実際に売地を見に行くという流れを毎週のように行なっているのですが、私ばかりが検索して、見に行きたい場所を決めてと、全く協力的でない旦那の姿勢に悩んでいました。

最初は冗談ぽく「探してよー」と話していたのですが、全くもって探してくれなかったので、さすがに頭にきて「もう、あなたとは暮らしていけないわ!」と激怒しました。

それから、夕飯も大したものは作らず、顔も極力合わせないような日々を3日程作ると、旦那側から謝罪があり「良さそうな土地があったよ」と、住宅購入に前向きな姿勢も見せてくれました。

その日を境に、協力的になってくれたので、怒ったのはかなり効果的だったと思います。ちょっと、怒りすぎたかな?と反省もしましたが、旦那の重い腰が上がって良かったです。

30代前半/流通・小売系/女性

大事なことはしっかりと伝える

私が長女を出産して4ヶ月くらいの頃、夏の暑い日の事でした。その日は朝から体調がすぐれず、家で休んでいました。子供の授乳は行なっていたのですが、自分の食事はおろそかになっていました。それが仇となったのか、夕方には立てないくらい体調が悪くなっていました。

その日は旦那が早番で早く帰ってくる予定だったのですが、なかなか帰ってこないので電話すると、旦那は「時間が出来たから、趣味の時間にしている」と告げ、私が不調だと訴えても聞く耳を持たず、電話を切ってしまいました。

しかし尋常ではない不調に、このままでは娘の世話にも影響すると思った私は、もう一度電話をし、「今、あり得ないくらい具合悪いんだよ!娘の世話もできないレベルなんだから、趣味とか言ってる場合じゃないの!今すぐ帰ってきて!」と怒り狂いました。すると旦那はびっくりしたようで急いで帰ってきて、病院に連れて行ってくれました。

診断の結果、私は熱中症になっていたようで、「もう少し遅かったら死んでいた」と医者に言われました。それを機に、大事なことはしっかりと伝えるようになりました。

30代前半/専業主婦/女性

1週間、口を利かない

旦那が洗濯物を干してくれてる時に、服同士が重なったりして風通しが悪くなってるので、それを指摘したら、「俺の干し方なんだからいいだろ」と逆ギレ。

それが許せなくて無言で私が干し直し、1週間、口を利かなくなりました。

その後、また旦那が干す機会があったのですが、その時はどうしたらいいかを聞いてくれるようになり、無駄な争いが少なくなりました。

40代前半/専業主婦/女性

お昼のお弁当の中身を入れずに持たせた

結婚してすぐに専業主婦になった私。このままではいけないと思い、3年かけて保育士の資格を取得しました。

しかしいざ「働きたい!」と言うと、自分の負担が増えるからか、良いとも悪いとも、どっちつかずの返事しかしない夫。ずっとはぐらかされるので許せなくなりました。

そこで毎日持たせてる弁当の中身を入れずに持たせるという実力行使に出ました(笑)!お昼休み、夫から「お弁当空っぽだよ?どうしたの?」と驚きのラインがきました。それでもまだ私が怒ってることに気がついて無いようで、さらに腹が立ちました。

夫の上司が「これはただ事ではないぞ」ととても心配してくださったようで、夫が早く家に帰れるように配慮してもらえたおかげで、やっとまともな話し合いに持ち込むことができました。たまには周囲を巻き込むことも必要だと思います。

30代後半/専業主婦/女性

感情を抑えることなく、大声で叫んで気持ちをぶちまける

夫は喧嘩が起こって、こちらがそれを収束させようと必死に謝っても許してくれないことがあります。そういう時、私も腹が立ち、相手を許せない!という気持ちになります。

そこで、こちらも感情を抑えることなく、大声で叫んで気持ちをぶちまけるようにしています。

やはり許せないものは許せないので、感情を一回爆発させたほうがすっきりしますし、嫌な思いをひきずらないと思います。

40代前半/自営業/女性