【親の目線】子供にピアノを習わせて大変だった15のこと

子供,ピアノ

お子様にピアノを習わせたい!というご両親は多いですよね。

しかし、いざ習わせることを真剣に考えてみると、レッスン料や送り迎えに加え自宅にピアノを用意する必要があるの?など不安な材料がいくつも出てきます。

そこで今回は、親の目線による子供にピアノを習わせて大変だったと15のことをご紹介していきたいと思います。

親の根気も必要

毎週の送迎が大変だったのと、ピアノを習うのが目的なのに段々ママ友同士のおつきあいで散財したりと子供には申し訳ない気持ちでいっぱいですが親自身の根気が続きませんでした。
また、音楽の先生は良くも悪くも個性が強く、音楽の世界は一般社会とはかけ離れた世界なので常識が通じないことも多かったような気がします。

男性/50代後半・男の子/6歳の時に習い始め

帰宅後にも練習が必要

好きで始めたことなので、辞めたいとは言いませんが、毎日やるのはやはり大変なことです。
学校のあとで疲れていたり、他にやりたいことがあると練習を後回しにしてしまってなかなかやらなかったり、自ら練習することはほとんどありません。
また私自身がピアノが弾けるので、間違っているとつい口を出してしまい、ぐずられたりやる気のない様子でいい加減な練習になるとイライラしてしまい、厳しくしてしまうことも多々あります。
ピアノの先生も、親が弾けることを知っているので、このように練習させてくださいなど、指示があるので尚更練習に口を出すことがあり、これでは私も子どももピアノの練習が苦痛になってしまうと感じたので、最近は付き添わずに一人でレッスンを受けさせてもらうようにしました。
水泳など、行った時にだけやる習い事ではないこと、また一人で練習せず常に一緒の状態で練習したがるので、その日々の練習に付き合うのが大変です。

女性/30代前半・男の子/4歳の時に習い始め

レッスン以外での自主練が必要

学校や他の習い事でいくら疲れて帰ってきても、毎日練習しないと上達しませんので、毎日少しでもピアノを触らせるのが大変です。
一日練習しないと三日後退すると聞いたことがありますので、いくら練習をしたくないと言っても毎日弾かせなければならないのが負担に思う時があります。

女性/30代後半・女の子/5歳の時に習い始め

発表会前にはプレッシャーがある

可能な限り短時間でも「一日1度はピアノに触れる」と親子で約束してたのに、小さい頃は約束を守るのは大変でした。
気が乗らないときは私も一緒に練習することも度々ありました。発表会前はお互い気が立っているせいかバトル状態に。おだてて褒めるのは大変でした。
ピアノを弾くのが好きに、そして趣味になって行くまで長い道のりでした。

女性/50代後半・女の子/6歳の時に習い始め

楽譜が読めない場合の対処が難しい

数字やひらがな、カタカナがまだ完璧に読み書きできないときから習い始めたので、楽譜を読む事が本人にとっては難しかったみたいです。
何とか分かってもらおうと、カードを作ってたり、遊びながら覚えられる様に工夫したりしました。
我が子の場合は、もう少し遅くから習い始めた方が楽だったのかなと思いました。

女性/30代後半・女の子/5歳の時に習い始め

親子関係がうまくいかないこともある

ステージで良い演奏をするためには、それなりの練習時間が必要となり、本当に地道な細かい練習を小さいころから重ねていきます。
そして家での練習には母親の協力も必須であり、一緒になって曲を作り上げていくといっても過言ではありません。そうなるうちに衝突もあり、喧嘩や叱ることも増え、泣かせては反省・・・の繰り返しということもありました。その分、うまくいったときの喜びも二人で二倍にはなりますが。
そんな経験を重ねていくので子供との繋がりは本当に良くも悪くも濃密なものになります(笑)

女性/40代前半・女の子/4歳の時に習い始め

自分ができるので出来ない娘に教えるのが難しい

私も幼い頃からピアノを習ってきていたので、我が子に根気よく教えようと思うと、上手く出来ない娘についついイライラしてしまい、厳しくなってしまいます。
期待する気持ちと焦る気持ちがどうしても我が子だと出やすいのかもしれません。

女性/30代前半・女の子/5歳の時に習い始め

それなりの費用と手間が掛かる

小学校高学年になり、本人の希望で他のスポーツクラブにも入ったため自宅のレッスン時間がなくなり、教室のみでピアノを弾くと言う状態が続いた時 、辞めさせたほうが良いのかと本当に迷いました。
しかし、 うまくなることよりも継続させることが大切だと思い、親も送迎をしたりと時間をつくりました。

女性/50代後半・男の子/7歳の時に習い始め

発表会が学校の試験勉強の時期と微妙に重なること

ピアノが大好きなので、発表会にも出たがりましたが、学校の試験勉強とピアノの発表会課題の練習を両立させる事が大変そうでした。
やらなければいけない事が増えてしまい、自分の中で優先順位をつけるという作業を親がある程度示してあげる必要があります。

男性/50代後半・女の子/6歳の時に習い始め

親の協力が不可欠

始めは、珍しさや友人も習っていることもあり、楽しんで練習しましたが、段々難しくなってくるとイヤになってさぼりだすので、いつも私が横について見ていないと弾かなくなりました。
特にバイエル下巻の真ん中辺りから顕著になってきます。まず私が弾いて見せてメロディーを覚えさせて練習させることに苦労を感じました。

女性/50代後半・女の子/5歳の時に習い始め

ピアノ購入という経済的な壁がある

ピアノを長く続けていくと、しっかり練習ができるピアノが必要になると思います。
ピアノという楽器は高価なものですので、習い事としてピアノはお金が多く掛かってくるのだと思います。
現在は電子ピアノを使用していますが、技術も向上してきたので、行く行くはアップライトのピアノの購入を検討しています。ただアップライトは場所を取りますし、金額も高くメンテナンスも必要になります。
子供が一生懸命に頑張っているピアノですから、なんとかいい環境を整えてあげたいと思っていますが、家計との相談になってしまうのが現実ですね。

女性/30代後半・女の子/10歳の時に習い始め

嫌がる子供をレッスンに連れて行くこと

子供がどうしても「嫌だ」「行きたくない」「やりたくない」となってしまった時、どこまでやらせるべきなのか悩みました。
本人がやりたいと言って始めた習い事も、やってみたら本人に合わなかったと言う場合もあると思いますので、見極めが難しかったです。特にピアノは書道や水泳と違って将来必ず役に立つというものでもありませんので、いつまで続けさせるかの判断も難しいかと思います。

女性/40代後半・女の子/4歳の時に習い始め

毎日の練習を続けさせること

毎日練習をした方が、上達するのは間違いありません。しかし、子供が毎日続けるのは、簡単ではないです。
楽しんでやる時期はいいのですが、常にそういう訳にもいかず、練習を面倒くさがりました。最初は、声がけをしていましたが、あまり変わらなかったので、言うのをやめました。
本人に任せたら、自分のペースで練習をするようになりました。無理強いすると、ピアノが嫌いになってしまうので、気をつけなくてはいけないと感じました。

女性/40代前半・女の子/6歳の時に習い始め

次のランクに上がる時に難しいと投げ出しそうになる

楽譜のレベルが上がった時に難しい場所になると、何度もつまづいて思うように弾けなくなり自信が無くなってしまって、辞めたいと言い出した時は悩みました。
無理に続けさせていいものか、探り探りでピアノ教室の先生にも相談したりしてなんとか続けることができました。本人も今となっては、続けて良かったと言っています。

女性/40代前半・女の子/4歳の時に習い始め

部活動との両立が大変

中学で陸上部に入部したので、勉強と部活とピアノの両立は大変だったと思います。
1学期末頃に陸上の大会が続いて、練習がきついのでピアノをやめようかなと、悩んでいたようですが、聞き流していました。
ちょうどその頃、中学校の全体行事で文化祭のクラス対抗合唱コンクールの練習も始まり、ピアノの伴奏に名乗り出ました。塾の先生は音大受験を勧めましたが、娘も私達家族も希望していませんでしたので、中学校になってからの練習はさぼり気味だったと思います。発表会の曲と文化祭の合唱曲の練習をがんばって、他は指慣らし程度の練習だったので、ソナチネはあまり進みませんでした。
それでも、学校行事での君が代や校歌の演奏、文化祭の伴奏、成人式での君が代演奏を成し遂げて、本人は大満足していました。
親としても、本人の選択に任せたことがかえって良かったのかと思っています。

女性/60代前半・女の子/3歳の時に習い始め

まとめ

今回は子供にピアノを習わせて大変だった15のことをご紹介してきました。

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