「妻と離婚したい…」と悩むこともありますよね。すれ違いが多くなったり喧嘩の日々が続くと、結婚生活に疲れてしまって離婚を考えてしまう事も。
すぐに離婚という選択肢を選ぶことは避けたいからこそ、嫁と離婚したいと悩んだ時でも上手に改善する方法があれば知りたい方も多いのではないでしょうか?
この記事では、同じ経験を持つ既婚男性100人による妻と離婚したい時の対処法を体験談と共にご紹介しています。
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妻と離婚したいと悩んだ時の対処法ランキング
まずは、嫁と離婚したいと悩んだ時の対処法ランキングからご紹介していきましょう。
famico編集部が行った『男性100人に聞いた妻と離婚したいと悩んだ時の対処法』によると、1位は『ひとまず冷静になる・距離をとる』、2位は『損得や将来について考えてみる』、3位は『互いの違いを理解する・尊重する』という結果に。
ランキングの詳しい内容は下記となっています。
男性100人に聞いた妻と離婚したいと悩んだ時の対処法
男性100人に聞いた妻と離婚したいと悩んだ時の対処法では、1位の『ひとまず冷静になる・距離をとる』が約26.7%、2位の『損得や将来について考えてみる』が約22.1%、3位の『互いの違いを理解する・尊重する』が約13.6%となっており、1~3位で約62.4%を占める結果となりました。(アンケートの詳しい内容はこちら)
それでは、項目別で嫁と離婚したいと悩んだ時の対処法を体験談と共にご紹介していきましょう。
【1位】ひとまず冷静になる・距離をとる
少し考える時間を設けること
意見が対立すると、双方折れない性格のため「一緒にいられない」と思う事はありました。ひどい時には、一緒の空間にいたくないので、夜中家を出て漫画喫茶に行き、明け方までいたこともあります。
ただそうやって時間を置くことで、昂った感情も落ち着き、冷静に考えられるようになります。
特に離婚の選択肢は最後の手段であり、「そこに行き着くには、まだやってないこと(ちゃんと本音で話すなど)がある」と気付かせてくれます。
冷静になって、当人としっかり向き合うことが大事だと思ってます。
30代後半/IT・通信系/男性
離婚した後で孤独を辛く感じないか真剣に想像してみる
妻と毎日一緒にいるのがだるいと感じることがあります。しかし、もし一緒にいるのがだるいからと言う理由で離婚したとして、その後の孤独に耐えられるのか?と考えると、「孤独の方が辛い」に行き着きます。
もし一緒にいたくないと感じたら、一日でいいので一人で自由に友人と遊べる日を無理矢理にでも作ってみてはどうでしょう?
絶対にその日は楽しいと感じるでしょう。でも、それが離婚に拍車をかけるかと言ったら違う気がします。
リフレッシュできて真っ新とまではいかなくても、ギスギスしていた気分が和らぎ、自然と妻と話せるようになると思います。
30代後半/サービス系/男性
1度離れて気持ちが落ち着いてから話し合った
妻と些細なことで言い合いになり、喧嘩をすることが増えた時、離婚したいと思っていました。
ですが、第三者の方のアドバイスで1度別居し、気持ちを落ち着かせてから話し合うことにしました。
その時はまだ夫婦間でルール等を決めていなかったので、話し合いの際に「感情的にならないで話し合う」というルールを決めました。
今ではムカつく事があっても怒りながら言わないようにし、喧嘩を次の日に持ち越さないようにその日に話し合って解決するよう心掛けています。
20代後半/不動産・建設系/男性
冷却期間を置くために距離を置く
妻と価値観が違ったりして、共同生活が難しくなることがあります。会話が成り立たず喧嘩ばかりしていると、何のために一緒に生活しているのか疑問になります。
同じ目標があるわけでもなく、お互いが違う価値観で添い遂げられなくなったら、冷却期間を置くために距離を置くことがいいと思います。
別居も一つの方法かもしれません。お互いが必要と思えるかどうかですね。
50代後半/医療・福祉系/男性
妻の愚痴が聞こえないようにイヤホンをし、音楽を流しながら寝る
妻が命令口調で話すとカチンときてケンカになります。そんな時「こんな偉そうな態度をとる女と離婚して、別の人と人生をやり直したい」と思います。
そんな時は大好きなビールを飲んで、寝室で部屋を暗くして、妻の愚痴が聞こえないようにイヤホンをし、音楽を流しながら寝ます。
大抵のことは「時間」が解決してくれますので、起きたら我慢して、何事もなかったかのように振る舞います。
50代後半/サービス系/男性
【2位】損得や将来について考えてみる
「離婚したら子供が不幸になる」と思い留まる
私は若い時にその時の勢いで結婚しました。しかし実際、一緒に暮らしてみると、すれ違う事や小さな事で喧嘩することが頻繁にあります。
元々違う環境で育ってきた二人が一緒に暮らすので、仕方がない事だとは思いますが、子供もいるので「離婚したら子供が不幸になる」と思って離婚はしてないです。
現在は、喧嘩する時はしっかり話し合いをするようにしているので、喧嘩する数は減ったと思います。
20代前半/サービス系/男性
「今のままのほうが、生活水準は維持できるんじゃないかな」と冷静に考える
現在の給与には家族手当があるので、「離婚するとその分給料が下がるよなぁ。それで養育費を考えると、今のままのほうが生活水準は維持できるんじゃないかな」と冷静に考えるようにしています。
口論になっても感情論にならないように、話が脱線(あの時はどうだった、といった話は)しないようにしています。
納得いかないことでも落としどころを見定めておけば、後々まで残さずに済むと思ってます。
40代前半/IT・通信系/男性
損得勘定で考える
私は一人の時間を持ちたいのですが、妻は気持ちや考えを他人に処理してもらわないといけないタイプなので、よくすれ違います。
子どもがいて離婚するとなると、親権や養育費の問題等がありますが、それらの問題が面倒くさいと思ううちは、離婚しない方が良いと思います。
それらの問題を抱えてでも離婚したいと思った時に、初めて離婚を検討したいと思います。
40代前半/医療・福祉系/男性
離婚をしてほんとに後悔しないかどうかを考える
まず、離婚をしてほんとに後悔しないかどうかを考えるべきだと思います。
なぜ結婚したのか、今まで夫婦でいたのか、離婚したその先に自分の幸せがあるのかどうか、よくよく考えて答えを出すしかないと私は思います。
1人で悩むのが嫌だったら、誰でもいいから相談してみるのもいいでしょう。友人なり人生の先輩なり、誰かに愚痴を聞いてもらうだけでも心がスッキリして、離婚したいと思わなくなるかもしれないと私は考えます。
40代前半/流通・小売系/男性
【3位】互いの違いを理解する・尊重する
「自分の考えは必ず分かってもらえる」と思わず、相手の考え方も冷静に受け止める
妻と喧嘩する度に、「なぜ分かってくれないんだろう」と思ってしまい、「こんなに分かり合えないなら離婚したほうがいいのかな」などという考えが頭をよぎります。
しかし、一息ついて冷静に考えると、「自分がはっきりと頼んだりお願いしたりしていないのに、相手が分かるはずがないよな」と気づきます。
夫婦とは言っても、他人である事には変わりありません。
「自分の考えは必ず分かってもらえる」と思わずに、考えが違ったら「そういう考え方もできたか!」と自分の中で気持ちを処理できるように意識しています。
20代前半/流通・小売系/男性
何でも自分の思い通りになるわけないと考え、相手のことも尊重する
私は妻の両親と同居しております。他人の家庭に入ったことがストレスとなっていた上、自分の思い通りにならない些細な不満を話すと、他の家族から妻を通じて文句を言われる始末・・・。
嫌になって離婚を考えることもありますが、何でも自分の思い通りになるわけないんですよね。
夫婦だからと言って過干渉せず、個人を尊重するように考え方を変えたおかげで、ストレスが少なくなり、心も楽になりましたね。
40代後半/流通・小売系/男性
妻の意見や感性を理解することを意識し、何をしたら楽になるかを考える
違った環境で育った者同士、同じ環境の中で年中一緒に暮らしていると、やはり常識の違いや感性の違いが表れ出すかと思います。私達夫婦もいつしか喧嘩が耐えなくなり、お互いに我慢我慢の日々でした。
しかしそういった喧嘩の原因にある根本的なところは、損得勘定や相手に頼り過ぎることや、理想を押し付けるといった余裕の無い心からくる考えだと気づきました。また、「相手を変えようとしているから上手くいかない」という考えに至りました。
そこから柔軟に妻の意見や感性をできるだけ受け入れ、理解することを意識し、何をしたら妻が楽になるかを考えるようになりました。
その思いやりが届き、妻も思いやりをくれるようになりました。思いやりを持つことで喧嘩が無くなり、いい方向に進み始めた感じがします。
20代後半/メーカー系/男性
【4位】思いを打ち明ける・話し合う
覚悟を決めて素直に考えてることを話す
素直に覚悟を決めて、自分の考えてることを話すようにしています。
覚悟を決めた時点で、お互いの先のことを考えることができました。伝えた時点で妻も同様のことを考えたようです。
先のことを考えると、今起きている問題と先に起きようとしていることを天秤にかけ、どちらが幸せかを考えることができます。
口に出すことでお互い覚悟を決め、より真剣に話し合うことができ、離婚危機を乗り切りました。
40代前半/IT・通信系/男性
考えをまとめてから、妻と話し合う
妻と離婚したいと思ったときは、何が嫌でそう思ったのか、考えをまとめてから妻と話し合います。
話し合いをするときは、自分の気持ちをきちんと伝えることと、妻の気持ちをしっかりと受け止めることを意識しています。
それから2人でどうしたら上手くいくか話し合うことで、お互いがお互いの気持ちを理解して、次に進むことができます。
30代後半/IT・通信系/男性
【5位】良い所に目を向ける・思い出す
相手のいいところを思い浮かべる
仕事とかで疲れているとき、どうしても妻に冷たい態度をとってしまい、口げんかになると離婚したいと思うこともあります。
本当は自分が悪いと分かっていても、つい口が出てしまいます。
そういう時は初心に立ち返り、相手のいいところを思い浮かべることにしています。
相手の悪いところを気にするとそこばかり考えてしまうので、なんでもポジティブに考えるようにしています。
20代後半/専門コンサル系/男性
日頃の生活を振り返って、妻が家庭のことを優先していることを思い返す
結婚してから妻は自分のことより家庭のことを優先してくれていたので、日ごろから感謝の気持ちを持っていました。
一時の喧嘩や言い争いで相手に不満をぶつけ、離婚を考えることはあったのですが、その時の怒りや不満よりも、今までの感謝の気持ちが上回ったので、妻を理解し感情的にならずに納得いくまで話し合うことができました。
日頃の生活を振り返ることは大切だと思います。
30代後半/医療・福祉系/男性
【6位】あまり深刻にならず、割り切る
「最終的にはどうせ仲直りするんだから」と深く考えない
結婚前から妻との性格の不一致はあったのですが、それが分かった上でなお、縁があって結婚しました。しかし私は喧嘩したりするだけでもすぐにマイナスに考えてしまうので、どこまで本気かは別として、毎回「離婚」という文字が頭に浮かんできます。
とは言え、毎回2日もあれば仲直りしますし、何事もなかったかのように一緒に過ごすことになるため、いつからか「離婚」という文字が頭によぎっても、「最終的にはどうせ仲直りするんだから」と思うようになり、あまり深く考えないようになりました。
どこかで「離婚することはそもそも現実的でない」と思っているのかもしれませんね。そうなると「離婚」を考えること自体がバカバカしくなってきました。
40代前半/メーカー系/男性
まとめ
男性100人に聞いた妻と離婚したいと悩んだ時の対処法では、1位は『ひとまず冷静になる・距離をとる』、2位は『損得や将来について考えてみる』、3位は『互いの違いを理解する・尊重する』となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。
今回は、同じ経験を持つ既婚男性100人による妻と離婚したい時の対処法を体験談と共にご紹介してきました。
この記事の『【女性版】旦那と離婚したい時の対処法編』も気になる方は、是非以下の記事も合わせてご覧ください。
嫁と離婚したいと悩んだ時の対処法アンケートの詳細
1位(26.7%) | ひとまず冷静になる・距離をとる |
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2位(22.1%) | 損得や将来について考えてみる |
3位(13.6%) | 互いの違いを理解する・尊重する |
4位(11.5%) | 思いを打ち明ける・話し合う |
5位(8.7%) | 良い所に目を向ける・思い出す |
6位(4.9%) | あまり深刻にならず、割り切る |
その他(12.4%) | 上記以外の回答 |
※複数回答可
【アンケート調査概要】調査方法:インターネット調査調査期間:2021年02月17日~03月04日回答者数:100人