嫁が無職になると本当に悩みますよね。夫婦だけであればまだ良いものの、妊娠中や子供がいるような状態であれば将来の見通しが立てなくて離婚を考えてしまう事も。
すぐに離婚という選択肢を選ぶことは避けたいからこそ、嫁が無職になって悩んだ時でも上手に改善する方法があれば知りたい方も多いのではないでしょうか?
この記事では、同じ経験を持つ既婚男性100人による妻が無職になって悩んだ時の対処法を体験談と共にご紹介しています。
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妻が無職になった時の対処法ランキング
まずは、嫁が無職になった時の対処法ランキングからご紹介していきましょう。
famico編集部が行った『男性100人に聞いた妻が無職になった時の対処法』によると、1位は『あたたかく見守る・優しい声掛け』、2位は『自分が稼ぐ・フォローする』、3位は『まずは心身のリフレッシュさせる』という結果に。
ランキングの詳しい内容は下記となっています。
男性100人に聞いた妻が無職になった時の対処法
男性100人に聞いた妻が無職になった時の対処法では、1位の『あたたかく見守る・優しい声掛け』が約31.4%、2位の『自分が稼ぐ・フォローする』が約21.7%、3位の『まずは心身のリフレッシュさせる』が約13.9%となっており、1~3位で約67%を占める結果となりました。(アンケートの詳しい内容はこちら)
それでは、項目別で嫁が無職になった時の対処法を体験談と共にご紹介していきましょう。
【1位】あたたかく見守る・優しい声掛け
何も言わず見守る
嫁が無職になったのにはびっくりしましたが、内心喜んでいた部分の方が多かったようにも思います。
というのも、嫁が働いているときは、職場の愚痴を毎日延々と聞いていなくてはならなかった為、かなりストレスを感じていたんです。
しかし嫁が無職になってからは、そのストレスから開放されたので本当に良かったです。
なので嫁にはこの先も無理せず、無職でいてもらいたいと思っています(笑)
20代後半/不動産・建設系/男性
焦らずにゆっくりと探そうと言葉をかけた
妻は無職になって落ち込んでいましたが、「今まで頑張って働いていたので、少し体を休めよう」と声をかけてみました。
充電期間として、趣味やリラックスの時間に使ってもらいたいと思ったので、「焦って新しい仕事を探すより、しっかり休んで心と体を回復してからでも大丈夫だよ」と言って安心してもらいました。
困ったときはお互い助け合っていくべきだと思っているので、今は応援していきたいと思います。
30代後半/自営業/男性
なるべく仕事の話をせず、明るい趣味の話をメインにする
妻が無職になった時に気をつけたのは、なるべく仕事の話をしないことです。
普段だと家に帰ってそれぞれ仕事での出来事を話すことが多かったのですが、無職の期間に仕事の話をされるとプレッシャーになってしまうと考えたので、明るい趣味の話をメインに行いました。
その甲斐あって、妻はプレッシャーを感じることなく転職することが出来ました。
20代前半/IT・通信系/男性
やりたい仕事が出来る会社が見つかるまで何も言わなかった
妻には「この仕事がしたい」という明確なものがあったので、求人が出るまで待つようにしました。
生活は2馬力から1馬力となり、多少我慢もあったのですが、これまでお金を使い過ぎていた部分を見つめ直すことが出来たので、却って良かったと思うようになりました。
今は彼女自身、やりたい仕事に就くことができ、生き生きとして働いている姿をみてホッとしてます。
40代前半/不動産・建設系/男性
自分の強みや得意な分野で仕事を見つけるアドバイスをして見守った
妻のパート先が変わり、本店勤務になったのですが、環境が変わったストレスから仕事を辞めてしまい、現在も専業主婦です。パートの仕事を探していますが、条件や内容で良いところがなかったり、面接へ行っても不採用という状態です。
そのため、不採用の落ち込みを「大丈夫だよ」と励ましたり、「やりたいことや得意なことを意識してきたら」と伝えたり、面接前に電話をして状況を確認したりとアドバイスをしています。あとは「焦らず、楽しく働くことが出来る場所が見つかるとイイね」と伝えています。
私の家庭では財布を各人が管理していて、基本的な家庭のお金管理は私がしております。
現在、妻が専業主婦のため、妻の自由になるお金はかなり制限されているのも現状ですので、あとは妻次第かなと思っています。
30代後半/サービス系/男性
「お互い一緒に協力して頑張ろう」と伝える
妻が無職になった時は、現在の収入からの家賃や生活費を私のみで支払わなければならなくなり、どうしようかと思っていました。
転職先がなかなか決まらなかった時は、妻はメンタル的にもガクッと落ちてしまい、立ち直るのが大変でした。
しかし「お互い一緒に協力して頑張ろう」という言葉が通じたのか、そこから前向きになり、現在は就職できました。
30代前半/医療・福祉系/男性
【2位】自分が稼ぐ・フォローする
「俺がいるから収入は気にしないで」ということをアピール
結婚前は「お互い共働きでやって行こう!」と話していたものの、パートナーが会社都合で離職を強いられてしまったときは、「俺がいるから収入は気にしないで」ということをアピールしました。
相手は無職になったことを気にしていたようで、そう伝えると笑顔になって安心してくれたようです。
元々男性社会において女性が働くには限界があると考えているので、女性には家事に支障が起きない程度で「楽しいなら仕事をすればいい」くらいの考えでいました。
女性に年収の高さを求めて、関係が悪化するのはナンセンスだと思うからです。
40代前半/マスコミ系/男性
自分が深夜のアルバイトを始める
ずっと看護師だった家内でしたが、突然統合失調症を発症してしまい、働けない状態になりました。
私は家内工業でミカン農園を経営していますが、これだけでは4人の子供を養うことができず、仕方なく深夜はビルの警備員というアルバイトをスタートさせました。
非常につらい毎日ですが、愛する妻がまた元気になって働けるまで頑張ります。
50代前半/自営業/男性
自分で妻の分も稼ごうとした!
妻は双極性障害で鬱の波が来ると仕事が出来なくなります。しかし、そこで妻を責めずに「別に働かなくてもいいよ」と安心できるような言葉をかけるように心がけています。
幸いなことに、私の親は資産家なので、お金が足りない分は援助してもらうようにしています。
しかし、いつまでもそうだと私のプライドが許さないので、クラウドワークスのような副業をして、最終的には妻の分も稼ごうと思っています。
40代前半/IT・通信系/男性
働く必要が無いくらいに自分が仕事を頑張った
妻が勤めていた店舗が閉店する事になり、仕事が無くなってしまいました。妻には共働きを今まで続けてくれた事に感謝をし、「これからは専業主婦でも構わない」と言いました。
すると妻は「今まで家事もちゃんと出来なかったから、家の事を頑張る」と言ってくれたので、極力私は家の事に口を出さず、妻の自由にさせていました。
しかしその分、私が残業を増やしたり、休日出勤したりしているので、妻は働いていない事が申し訳ないと思ったそうで、一ヶ月程経った時に、自ら次の職場を探して新しい働き口を見つけてくれました。
30代後半/流通・小売系/男性
【3位】まずは心身のリフレッシュさせる
今は休養し心身ともにリフレッシュする絶好のチャンスだと伝える
本人が一番気にしてるはずなので、無職になったことを責めるのは良くないです。
新型コロナの先行きが不透明ということもあるので、今は休養し心身ともにリフレッシュする絶好のチャンスであると話し、勇気付けるようにしています。
また、タイミングを見て食事に誘い、そこで美味しいものを食べながら将来のことを話し合い、お互いが納得できる方向性を考えるようにするのもおすすめです。
50代後半/流通・小売系/男性
失職したこと自体には触れないで、本人が元気になるようなことをしてあげる
元々、妻は「仕事をしている自分」というものにアイデンティティを持っていたため、「専業主婦でもいいんだよ」とはとても言えませんでした。
本人が落ち込んでいたため、元気になるよう映画に連れ出したり、直接仕事のことは話題に出さないよう気をつけていました。
現在、未だ失職中ではありますが、本人も徐々に元気を取り戻してきたので、新しい仕事探しに向けて前向きに動き出していけそうです。
20代後半/メーカー系/男性
一緒にリフレッシュしに出かけた
妻が私の転勤のため無職になった時期がありました。国保やら年金やらで出費がかさみ、妻も金銭的な面で悩んでいました。
そのため、近くの公園に一緒に散歩に行ったり、ショッピングモール内の無料で楽しめる所だけブラブラしたりして、一緒にリフレッシュしました。
そんなある日、私が仕事から帰ると、ハローワークで条件の合ういい職場が見つかったようで、妻は嬉しそうでした。
元気づけるときは「一緒になって何かをやる」というのは、案外大事なのかもなあと思いました。
30代前半/専業主婦/男性
【4位】一緒に仕事を探す
一緒に求人を探したり、面接の練習に付き合った
妻が仕事を辞めたときは、「時間をかけてもいいから焦らないように」とアドバイスして、合った仕事を見つけるようにフォローしました。
コロナ禍でなかなか思ったような就職活動はできませんでしたが、私もネットで妻に合う求人をチェックしたり、面接の練習も聞いてあげたりしていました。
すると5か月ほどして、無事新しい就職先が決まったので、良かったと思います。
40代前半/法律系/男性
自分が稼ぐから安心してと言った後、サイトで副業を調べて教えた
嫁が無職になり、いわゆるコロナ鬱になってしまいました。そこでまず「俺がその分稼ぐから安心して」と言い、嫁を落ち着かせた後、Youtubeやサイトから調べた副業の情報を教えました。
クラウドワークスやハンドメイドなど、ありとあらゆる種類の副業を毎日調べて教えましたが、それでも「頑張ってるけど、単価安くて全然稼げない、どうしよう・・・」と落ち着かなかったので、ゲームトレードと言うゲーム内のアイテムをリアルマネーにする仕事を勧めた結果、高値で売れて少しは安心できたようです。
30代前半/自営業/男性
【5位】今後のプランを相談する
そもそも自分が何に悩んでいるのか、何が心配なのかを明確にして相談
妻が仕事への情熱を失い、退職を考えていた時期がありました。憔悴した妻の姿を見る度、私は心配になり、毎日「今日もお仕事、無理せんのよ?(無理しないようにね)」と言うようになっていました。この状況が1か月ほど続くと、心配しすぎなのか、私自身も仕事が手につかず、いつもならやらないようなミスを連発してしまいました。
私は「これ以上、妻に今の仕事をさせていたらダメだ。心配でこちらまでおかしくなってしまう」と思ったのですが、同時に「自分だけの給料でやっていけるのだろうか」と不安になったので、妻と話し合うことにしました。
そして「今の仕事を辞めたら、何カ月後までに次の仕事を探そう。それができないなら、アルバイトをしよう!それでもお金が足りないなら、二人で実家に帰ろう!」と決まり事を作りました。
すると視界が開けたため心配がなくなり、自分自身も仕事に打ち込むことができるようになりました。
20代後半/IT・通信系/男性
【6位】周りに相談する・頼る
誰かに相談するのが1番
去年、妻が一時期無職の状態になりました。私の給料で家のローンや光熱費を、妻の給料で食費や子供にかかるお金を支払っていたので、本当にキツかったです。
なので、頼れる人に現状を話して、いろいろ助けて頂きました。
一人で悩まず誰かに相談するのが1番いいです!そうすれば絶対に道は開けてくると私は思います。
40代前半/流通・小売系/男性
まとめ
男性100人に聞いた妻が無職になった時の対処法では、1位は『あたたかく見守る・優しい声掛け』、2位は『自分が稼ぐ・フォローする』、3位は『まずは心身のリフレッシュさせる』となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。
今回は、同じ経験を持つ既婚男性100人による妻が無職になって悩んだ時の対処法を体験談と共にご紹介してきました。
この記事の『【女性版】旦那が無職になって悩んだ時の対処法編』も気になる方は、是非以下の記事も合わせてご覧ください。
嫁が無職になった時の対処法アンケートの詳細
1位(31.4%) | あたたかく見守る・優しい声掛け |
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2位(21.7%) | 自分が稼ぐ・フォローする |
3位(13.9%) | まずは心身のリフレッシュさせる |
4位(9.7%) | 一緒に仕事を探す |
5位(4.5%) | 今後のプランを相談する |
6位(4.3%) | 周りに相談する・頼る |
その他(14.6%) | 上記以外の回答 |
※複数回答可
【アンケート調査概要】調査方法:インターネット調査調査期間:2021年03月02日~03月17日回答者数:100人