サスペンス小説おすすめ31選&読書家500人の人気ランキング

読めない展開にハラハラしていくような、サスペンス小説を読みたい時もありますよね!

誰もが知る名作から隠れた名作など、読書家が実際に読んでおすすめできるサスペンス小説と口コミを知りたい方も多いはず!

この記事では、読書家500人が選ぶおすすめのサスペンス小説31選&人気ランキングを口コミと共にご紹介しています。

おすすめのサスペンス小説人気ランキング

おすすめのサスペンス小説ランキング

まずは、おすすめのサスペンス小説人気ランキングからご紹介していきましょう。

Bookey編集部が行った『読書家500人が選ぶおすすめのサスペンス小説』によると、1位は『容疑者Xの献身(92票)』、2位は『十角館の殺人(68票)』、3位は『告白(49票)』という結果に!(アンケートの詳しい内容はこちら

それでは、おすすめのサスペンス小説を口コミ&レビューと共にご紹介していきましょう。

500人中/92人がおすすめ

【1位】容疑者Xの献身

  • 読み応え度  :
  • 物語の満足度 :
  • サスペンス要素:
著者 東野 圭吾
出版社 文藝春秋
発売日 2008年8月5日
価格 770円

人間の深い愛情と哀しみの描写がたまらない

この作品は犯人が主人公であり、犯人側からの目線で物語が展開していきます。そのせいか引き付けられ、最初からストーリーにのめり込んでしまいます。

映画化もされたガリレオシリーズの一つで、その中でも人間の深い愛情と深い哀しみを表現した物語になっています。

犯人とかつて親友であった物理学者の湯川学がこの謎解きに挑むという内容で、非常に人間味のあふれた内容だと感じました。

fantajimaさん/40代/男性


哀れで切なくて胸が詰まる

天才数学者でもある高校教師の身に起こる出来事です。

彼の隣に住んでいる母娘が引き起こした殺人を隠ぺいするため、彼はその優れた頭脳を活かして完全犯罪を計画します。

それを暴くことになる親友の物理学者・湯川との攻防は見ごたえがあります。

しかし彼の動機に思いを馳せると、哀れで切なくて胸が詰まる思いがしました。

06am21さん/50代/女性

500人中/68人がおすすめ

【2位】十角館の殺人

  • 読み応え度  :
  • 物語の満足度 :
  • サスペンス要素:
著者 綾辻 行人
出版社 講談社; 新装改訂版
発売日 2007年10月16日
価格 946円

引っかかる描写が最後につながる叙述トリックが素晴らしい

綾辻行人氏の館シリーズ第1弾「十角館の殺人」が、やはり素晴らしいです。

最近になってコミック化されるなど、長く愛される作品で、トリックがわかったときの爽快感はたまりません。

なんでこんな描写があるんだろう、と引っ掛かったところが真実と繋がったとき、小説という媒体だからこそできる叙述トリックに唸らされます。

コミック化したときは、作画さんの力量が試される作品です。

korosuke00さん/40代/女性


どんでん返しがすごくて驚きの連続

綾辻行人さんの館シリーズの第一作目です。私が長編推理小説として初めて読んだ作品で、最後は非常に衝撃を受けました。

こういうサスペンスものの醍醐味として、読者は「この人が犯人ではないか」と疑いながら読み進めていくと思いますが、この作品の犯人は予想する事が全くできませんでした。

どんでん返しがすごくて驚きの連続でした。

fantajimaさん/40代/男性

500人中/49人がおすすめ

【3位】告白

  • 読み応え度  :
  • 物語の満足度 :
  • サスペンス要素:
著者 湊 かなえ
出版社 双葉社
発売日 2010年4月8日
価格 681円

どこかにいそうなリアルな人物描写と、予想外すぎるラストに度肝を抜かれる

「告白」がとてもおすすめです。教師が自分の子どもを殺されたことで、生徒を罰するという衝撃的なところから始まりますが、どんどん生徒と周りの教師が狂っていくところが面白いです。

それぞれ闇がありますが、実際に皆、どこかにいそうな感じのタイプで、それがまた恐ろしいです。

そしてラストは、予想外すぎる展開で度肝を抜かれました。いい意味でショッキングな話です。

映画化もされてる人気作品で、最後までハラハラドキドキの飽きない良作です。

k7241さん/30代/女性

500人中/36人がおすすめ

【4位】イニシエーション・ラブ

  • 読み応え度  :
  • 物語の満足度 :
  • サスペンス要素:
著者 乾 くるみ
出版社 文藝春秋
発売日 2007年4月10日
価格

一見、ラブストーリーだが、どんでん返しに驚愕する

「イニシエーション・ラブ」は、鈴木とマユという若い2人の男女のよくありがちなラブストーリーと思いきや、実は巧妙に練られたミステリー・サスペンスの物語です。

読者からいろいろな考察もされており、私も「もう一度読み返したくなる」という謳い文句の通り、二度読みしました。

最後の最後のどんでん返しに驚愕する再読必須の1冊です。

女の人って怖いなあというのが1番の感想です。

Koirinennekokaanさん/40代/女性

500人中/24人がおすすめ

【5位】その女アレックス

  • 読み応え度  :
  • 物語の満足度 :
  • サスペンス要素:
著者 ピエール ルメートル
出版社 文藝春秋
発売日 2014年9月2日
価格 946円

どんでん返しの物語構成はインパクト大!

「美女が誘拐され、警察が犯人を追う」というハリウッドによくありそうな始まりに、私はすっかり騙されました。確かに誘拐事件から全てが始まるのですが、これはあくまでも氷山の一角にすぎません。

アレックスは突然事件に巻き込まれた被害者として、しかしどこかミステリアスな要素を漂わせながら、読者の同情を誘います。そして警察サイドの主役であるカミーユが真相に迫っていくにつれ、妙な違和感がだんだんと膨らんでいきます。

はたしてアレックスとは何者なのか、という疑問に対する答えは、実に衝撃的でした。あっと驚かされること間違いなしです。

続きが気になって最後まで読み進んだら、もう一度始めから伏線を確かめたくなりますよ。

moko2020さん/20代/女性

500人中/18人がおすすめ

【6位】オーデュボンの祈り

  • 読み応え度  :
  • 物語の満足度 :
  • サスペンス要素:
著者 伊坂 幸太郎
出版社 新潮社
発売日 2003年11月28日
価格 825円

全くの想定外かつショッキングな真相!

舞台は、鎖国以降、日本の歴史から置き去りにされた離島です。島の住人、文化や風習など、全てにおいて奇妙な世界観には、否応なく夢中にさせられました。

メインストーリーは、住人の精神的支柱であったカカシの殺害事件の真相を解き明かす、というものです。

一風変わったサスペンスそれ自体に惹きつけられますが、ラストに明かされる真相は、全くの想定外かつショッキングなもので、強い衝撃を受けました。

独特の世界観と衝撃の結末、是非一読してみてください!

ymdmk0111さん/20代/女性

500人中/17人がおすすめ

【7位】ダ・ヴィンチ・コード

  • 読み応え度  :
  • 物語の満足度 :
  • サスペンス要素:
著者 ダン・ブラウン
出版社 角川書店
発売日 2006年3月10日
価格 660円

答えを知った時の驚きと感動の連続で頭がパンクしそうになる

トム・ハンクス主演の映画にもなったこの小説は、ルーブル美術館に展示されているレオナルド・ダ・ヴィンチの作品にまつわる、隠された謎を解いていくところから始まっていきます。

次々と出てくる謎とそのヒント…常に頭を使わせられているように感じます。

また、ルーブル美術館に設置されたガラスのピラミッドも、この謎解きの一つになっているのにもびっくりしました。

答えを知った時の驚きと感動の連続!絶対に映画より本で読むべきです!

fantajimaさん/40代/男性

500人中/17人がおすすめ

【8位】陽気なギャングが地球を回す

  • 読み応え度  :
  • 物語の満足度 :
  • サスペンス要素:
著者 伊坂 幸太郎
出版社 祥伝社
発売日 2006年2月8日
価格 692円

登場人物達が癖があって面白く、展開が予想を超えてくる

伊坂幸太郎の、陽気なギャングが地球を回すをおすすめします。

個性と能力の癖が強いギャング達がスタイリッシュに活躍する様も気持ち良いですし、ギャング達の日常生活に関する描写もとても面白く、どんどん引き込まれます。

伊坂幸太郎作品らしく、張られた伏線を後半に一気に回収していく展開は見事です。

続編もあるので、そちらもぜひ読んでください。

otakasanさん/40代/男性

500人中/16人がおすすめ

【9位】慈雨

  • 読み応え度  :
  • 物語の満足度 :
  • サスペンス要素:
著者 柚月 裕子
出版社 集英社
発売日 2019年4月19日
価格 836円

退職刑事が独自に事件を追い、真犯人にたどりつく様が圧巻

退職した刑事が主人公の物語です。

長い刑事生活のなかで、彼が1つだけ後悔しているのが、冤罪で誤認逮捕をしてしまった幼児殺害の事件でした。読んでいるだけで心苦しい事件です。

ある日、その事件とよく似た手口の事件が起こります。退職した彼が、独自の方法で事件の真相を追い、真犯人にたどりつくまでの姿に、ページを捲る手が止まりません。

そして、事件の謎が解ける怒涛の後半は目が離せません!のめり込むほど面白い作品です!

ithutaiさん/20代/女性

500人中/15人がおすすめ

【10位】夜明けの街で

  • 読み応え度  :
  • 物語の満足度 :
  • サスペンス要素:
著者 東野 圭吾
出版社 角川書店
発売日 2010年7月24日
価格 748円

他人ごとではないような気持ちにさせられる

不倫はしてはいけないですが、人間は本能には勝てないことが多々あることもわかります。

自分だけの悦楽を求めていくと、周りが全くといってよいほど見えなくなります。

「これくらい大丈夫だろう」と思ってやっていることが、一番大切な妻にバレていて、最後には背筋が凍る事態に見舞われることになります。

このサスペンス性は、他人ごとではないような感じをうけます。

mnagafujiさん/50代/男性