面白い推理小説おすすめ26選&読書家500人の人気ランキング

謎解きや犯人を捜す推理要素があり、かつ初心者でも楽しめる推理小説を読みたい時もありますよね!

誰もが知る名作から隠れた名作など、読書家が実際に読んでおすすめできる面白い推理小説と口コミを知りたい方も多いはず!

この記事では、読書家500人が選ぶおすすめの面白い推理小説26選&人気ランキングを口コミと共にご紹介しています。

おすすめの面白い推理小説人気ランキング

おすすめの面白い推理小説ランキング

まずは、おすすめの面白い推理小説人気ランキングからご紹介していきましょう。

Bookey編集部が行った『読書家500人が選ぶおすすめの面白い推理小説』によると、1位は『告白(59票)』、2位は『オリエント急行の殺人(41票)』、3位は『どちらかが彼女を殺した(41票)』という結果に!(アンケートの詳しい内容はこちら

それでは、おすすめの面白い推理小説を口コミ&レビューと共にご紹介していきましょう。

500人中/59人がおすすめ

【1位】告白

  • 面白さ  :
  • 読みやすさ:
  • 推理要素 :
著者 湊 かなえ
出版社 双葉社
発売日 2008年8月5日
価格 2,200円

見事な伏線回収は鳥肌もの!

映画でご存じの方も多いかもしれませんが、湊かなえさんの「告白」はとにかく面白いです。

章によって語り手が変わり、事件の真相が明かされ最後には衝撃の結末が。

物語が進んでいくうちに起こる少しずつのズレが、最終的にどうなるのか、最後まで読んだら必ずすぐに読み返したくなります。

見事な伏線回収は鳥肌もの、「イヤミスの女王」の原点はまさにこの作品と言えます。とにかく絶対に後悔しない1冊です。

kira49さん/30代/女性


衝撃の告白から始まる犯人探しにどんどんのめり込む

母親である女性教師の娘が学校のプールで溺死します。最初は事故だと思われていたのですが、女性教師の「このクラスの中に犯人がいる」というホームルームの一言で、状況が一変します。

教師と生徒の中での犯人探しは衝撃の展開でした。

色々な登場人物たちの目線からの発言、真相は一体何なのか?読んでいくにつれて引き込まれていきます。

nontanmamaさん/30代/女性

500人中/41人がおすすめ

【2位】オリエント急行の殺人

  • 面白さ  :
  • 読みやすさ:
  • 推理要素 :
著者 アガサ クリスティー
出版社 早川書房
発売日 2011年4月5日
価格 1,034円

いつの間にか主人公と一緒になって物語にのめりこめる

アガサ・クリスティーの代表的な作品の一つです。

なんといっても、当時(今でも?)憧れの優雅な列車の旅の途中で起きた殺人事件というシチュエーションに惹かれます。

乗客の中に絶対に犯人がいるとわかっている状態で読み進めるので、探偵ポアロと一緒になって会話の中に散りばめられた解決へのピースを探し、状況を思い浮かべることで、ぐっと話に引き込まれ、一気に読んでしまいます。

kirari08さん/50代/女性


最後の真実を知った時は本当に驚く

アガサ・クリスティーのとても有名な「オリエント急行の殺人」が大好きです。

映画化もされていますが、1番初めに読んだ時にはラストの真実に、まさか!こんなことが現実に出来るのか!と思いました。

オリエント急行に偶然居合わせた探偵と、その乗客達による色々な駆け引き、謎を一つ一つ結び付けていくと、たった一つしか答えがない・・・でもそれは、普通に考えたらありえない真実でした。

そして、またもう一度初めから読みたくなる本です。何度読んでも面白いですね。

nontanmamaさん/30代/女性

500人中/41人がおすすめ

【3位】どちらかが彼女を殺した

  • 面白さ  :
  • 読みやすさ:
  • 推理要素 :
著者 東野 圭吾
出版社 講談社
発売日 1999年5月14日
価格 748円

犯人の正体と言うネタバラシがない点が面白い

親友に恋人を奪われた女性が、悲嘆にくれて自殺をしたと思われたのですが、実は偽造殺人でした。殺された女性の兄が真相究明に乗り出すのですが、果たして犯人は元恋人か親友かという話です。

この小説の面白いのは、最後の謎解きで「犯人はあなたです」で終わって読者に犯人が告げられないところです。読者は作中に隠された手がかりや伏線を拾っていって、主人公と同じ結論に至れるか?という作品です。

作者は犯人を明言していないので、真の犯人当て小説だと思います。

itohi98さん/50代/男性


常識を覆すラスト!好きにはたまらない本格派推理小説!

私が一押しするのは東野圭吾さんの「どちらかが彼女を殺した」です!

東野さんの数ある作品のなかでも、トップレベルに痺れる推理小説の1つだと思っています。

最愛の妹が偽装を施されて殺害された主人公の兄が、独自の捜査で事件の真相に迫るストーリーになっています。主人公が全ての謎を解き明かし、犯人を追い詰めるのではなく、読者にとことん推理してもらう新しいスタイルを生み出した作品です。

今までの流れに一石を投じる、まさに新感覚ミステリーです。ぜひご一読ください!

adolescence511さん/20代/男性

500人中/38人がおすすめ

【4位】名探偵の掟

  • 面白さ  :
  • 読みやすさ:
  • 推理要素 :
著者 東野 圭吾
出版社 講談社
発売日 1999年7月15日
価格 748円

笑いありの謎解きストーリーで、何度も読んでも面白い

おすすめの小説は、名探偵の掟です。あの有名な東野圭吾さんの作品で、ドラマ化された小説になってます。

名探偵が「掟」と呼ばれるルールを破っていき、なんでもありな方法(犯罪以外)で、刑事たちと一緒に謎を解いていきます。

笑いありの謎解きストーリーで、何度読んでも面白いです!

shihoszone1116さん/20代/女性


まるで推理小説の指南書!

主人公に探偵を置きながら、推理小説のセオリーをメタ的に織り込みつつ物語が進んでいきます。

推理小説に馴染みのない方には分かりやすく、かつ推理小説をよく読む方なら、思わず頷いてしまうような展開を繰り広げながら、推理小説というものを突き詰めていきます。

大胆な展開がみられ、推理小説のセオリーを踏襲しているにも関わらず、先の読めないストーリーとなっています。

ishidaiさん/20代/女性

500人中/36人がおすすめ

【5位】十角館の殺人

  • 面白さ  :
  • 読みやすさ:
  • 推理要素 :
著者 綾辻 行人
出版社 講談社; 新装改訂版
発売日 2007年10月16日
価格 946円

キャラのビジュアルや振る舞いを想像しながら読みやすい

人にお勧めしたいのはダントツで「十角館の殺人」です。孤島で起こる連続殺人で、設定とトリックが噛み合っていて納得度が高いストーリーでした。

推理小説という性質上、登場人物が多いのですが、キャラクターが立っており、ビジュアルや振る舞いを想像しながら読みやすいです。

なかなか謎が解けず、霧をつかむような気持ちで読み進めた結果、真実が明らかになったときの衝撃は数年経った今でも忘れられません。

語りすぎるとネタバレになってしまうのがいつも辛いのですが、とにかく変な先入観なしで読んでほしい作品です!

e.tasさん/30代/女性

500人中/27人がおすすめ

【6位】慟哭

  • 面白さ  :
  • 読みやすさ:
  • 推理要素 :
著者 貫井 徳郎
出版社 東京創元社
発売日 1999年3月17日
価格 817円

自分自身の行動を振り返ったり、今後の振る舞いに注意しようという気持ちになる

読み始めたら面白くて止まらなくなりました。

ある子供がなぜ亡くなってしまったのかを解明していくストーリーです。

あらゆる人のちょっとした行動が積み重なって起こる悲劇に、やりきれない気持ちになりますが、自分自身の行動を振り返ったり、今後の振る舞いに注意しようという気持ちになりました。

少し視点を変えたサスペンスミステリーになっています。

ichikei119さん/30代/男性


登場人物たちの心情やしがらみの描写がリアル

慟哭は貫井徳郎の小説なのですが、連続殺人事件で幼い娘を殺されてしまった失意の元刑事が主人公です。

被害者の父としての苦しみ、警察社会のしがらみがリアルに描かれています。

そして一方、犯人の目線からも事件の顛末が描かれながら物語が進みます。

物語のラストは驚きのどんでん返し!また最初から読み直したくなること間違いなしです。

はなてらすさん/50代/女性

500人中/25人がおすすめ

【7位】そして誰もいなくなった

  • 面白さ  :
  • 読みやすさ:
  • 推理要素 :
著者 アガサ・クリスティー
出版社 早川書房
発売日 2010年11月10日
価格 1,034円

探偵役がいないので、登場人物と共に事件を推理できる

謎の人物によって絶海の孤島に集められた、面識の無い10人の男女。彼らは不気味な歌の通りに次々と殺され、食堂のテーブルにある謎の人形は被害者が増えるごとに減っていく…まさに、ミステリーの王道です。

この話には探偵役がいないので、登場人物と共に事件を推理できます。犯人に目星をつけても次の瞬間、その人は殺され、また犯人探しが始まります。登場人物たちは疑心暗鬼になり仲間を疑い、読者も誰が犯人なのかわからなくなります…。

しかし、小説の最後には犯人の犯行動機が独白されていて、当時小学生だった私はその正体にとても驚きました。

自分も推理に参加できるなど面白い要素が沢山あるので、是非一度は読んで欲しいです。

名木トウヤさん/20代/女性

500人中/23人がおすすめ

【8位】その女アレックス

  • 面白さ  :
  • 読みやすさ:
  • 推理要素 :
著者 ピエール ルメートル
出版社 文藝春秋
発売日 2014年9月2日
価格 946円

想像もつかないような展開にどんどんハマっていく

3部作のうちの2作目ですが、この作品だけでも十分に楽しめます。

読みやすいのと、展開が予想外すぎてどんどん引き込まれていきます。

読後もしばらくこの世界観に浸ることができるような、なんともいえない結末が待っています。

推理小説ファンでも初心者でも、どちらにもおすすめです。

Mcarさん/40代/女性

500人中/21人がおすすめ

【9位】向日葵の咲かない夏

  • 面白さ  :
  • 読みやすさ:
  • 推理要素 :
著者 道尾 秀介
出版社 新潮社
発売日 2008年7月29日
価格 825円

ミステリー好きにはたまらない衝撃のラスト!

刊行されたのは2005年ですが、新しいミステリーと言っても過言ではないほど衝撃的な作品です。

何を書いてもネタバレになってしまうくらい、要所要所に伏線がありますが、ラスト数ページで一気に回収され、読者はそれはそれは深い溜息をつくでしょう。

普段あまり読書をしない方は好みが分かれてしまうかもしれませんが、ミステリー好きにはたまらない良い意味で後味の悪い小説です。

サトウキナコさん/20代/女性

500人中/17人がおすすめ

【10位】すべてがFになる

  • 面白さ  :
  • 読みやすさ:
  • 推理要素 :
著者 森 博嗣
出版社 講談社
発売日 1998年12月11日
価格 869円

最後まで犯人のわからない異色の展開に引き込まれる

推理小説の中でも「すべてがFになる」は異色のミステリーです!

主人公である犀川はただ事件を推理するのではなく、犯人の思考をトレースしながら事件の解決に向かいます。

数年間、開けられることのなかった部屋とその中にある死体。部屋には監視カメラも完備され、入ることも出ることもできないにも限らず、その後も死体は増え、登場人物たちは翻弄されます。

最後まで犯人のわからない展開に、本を読む手が止まりません。

laevateinnsegiさん/20代/男性