甘酸っぱい恋や感動的な純愛などの素敵な恋愛物語で、かつ初心者でも気軽に読むことが出来る恋愛小説の名作を読みたい時もありますよね！
誰もが知る名作から隠れた名作など、読書家が実際に読んでおすすめできる恋愛小説の名作と口コミを知りたい方も多いはず！
この記事では、読書家500人が選ぶおすすめの恋愛小説の名作29選＆人気ランキングを口コミと共にご紹介しています。
目次
おすすめの恋愛小説の名作人気ランキング
まずは、おすすめの恋愛小説の名作人気ランキングからご紹介していきましょう。
Bookey編集部が行った『読書家500人が選ぶおすすめの恋愛小説の名作』によると、1位は『いま、会いにゆきます（46票）』、2位は『ナラタージュ（36票）』、3位は『植物図鑑（32票）』という結果に！（アンケートの詳しい内容はこちら）
それでは、おすすめの恋愛小説の名作を口コミ＆レビューと共にご紹介していきましょう。
【1位】いま、会いにゆきます
- 感動要素 ：
- 恋愛の共感度 ：
- 恋愛のキュン要素：
| 著者 | 市川 拓司 |
|---|---|
| 出版社 | 小学館 |
| 発売日 | 2003/2/27 |
| 価格 | 1,250円 |
美しい情景描写で、じれったくも心が温まる
映画・ドラマ化された名作です。亡くなった妻が、一年後の雨の季節に家族の元に戻ってくるところから物語が始まります。
家族3人で過ごすひとときは、心が温まります。
特に素敵なのは、夫婦2人の馴れ初めのシーンです。2人の想いがすれ違ってばっかりでじれったいですが、想いが通じ合った時のシーンの美しさは感動します！
ちょっと泣きたい時に読むのがおすすめです。
anyusmailさん/20代/女性
【2位】ナラタージュ
- 感動要素 ：
- 恋愛の共感度 ：
- 恋愛のキュン要素：
| 著者 | 島本 理生 |
|---|---|
| 出版社 | 角川書店 |
| 発売日 | 2008/2/23 |
| 価格 | 660円 |
禁断の恋の切なさが胸を締め付ける、涙なしには読めないラブストーリー
高校教師と元教え子が、後輩たちの演劇部の卒業公演の準備をきっかけに再会したところから、物語は始まります。
お互いに気持ちが募っていき、関係が深くなっていくのですが、関係が深まっていくと同時にお互いを見つめる表情に変化が出てくる感じが色っぽかったです。
松本潤さんと有村架純さんによって映画化もされました。
彼から妻がいた旨を告げられた彼女の葛藤と、それでも愛がとまらない二人の思いに感動しました。
kawausonestさん/20代/女性
【3位】植物図鑑
- 感動要素 ：
- 恋愛の共感度 ：
- 恋愛のキュン要素：
| 著者 | 有川 浩 |
|---|---|
| 出版社 | 幻冬舎 |
| 発売日 | 2013/1/11 |
| 価格 | 755円 |
お互いを思い合う姿にきゅんとする、幸せになれる恋愛小説
映画化もされた人気の作品ですが、有川浩さんの「植物図鑑」がおすすめです！
路上で行き倒れていた好青年イツキを拾って帰り、同居することになるという少女漫画のような設定ですが、特徴的なのはタイトル通り「植物」をベースにしたお話ということです。
植物マニアのイツキに感化され、主人公のさやかが道端の植物に興味を持つようになったり、一緒に採ってきた植物で料理をしたり、穏やかな時間を過ごすうちにだんだん相手への理解を深めていきます。
偶然に始まった同居ですが、互いを思って支え合ううちに愛が深まっていく様子を見ていると、「私もこんな素敵な人に出会って、素敵な恋愛をしたい！」と思います。読むと幸せな気持ちになれる小説です！
mitsuko325さん/20代/女性
【4位】君の膵臓をたべたい
- 感動要素 ：
- 恋愛の共感度 ：
- 恋愛のキュン要素：
| 著者 | 住野 よる |
|---|---|
| 出版社 | 双葉社 |
| 発売日 | 2017/4/27 |
| 価格 | 734円 |
いつの間にか主人公になった気分で物語にのめり込める
最初は少し怖い小説なのかな？と思いながら読み始めましたが、読み進めていくうちに物語の中に引き込まれていき、次はどうなるの？とページを次々と捲りたくなりました。
いつの間にか主人公になった気分で物語にのめり込んでいき、ラストの展開では主人公と一緒に涙を流す程でした。
ここまでのめりこむ作品はなかなかないし、展開も面白いので、小説好きな方ならぜひ読んで欲しい作品です！
塩パン39さん/20代/女性
【5位】舟を編む
- 感動要素 ：
- 恋愛の共感度 ：
- 恋愛のキュン要素：
| 著者 | 三浦 しをん |
|---|---|
| 出版社 | 光文社 |
| 発売日 | 2015/3/12 |
| 価格 | 682円 |
まっすぐな2人に心洗われる
辞書作りにかける主人公のお仕事小説ですが、真面目で不器用な主人公とちょっと変わったヒロインのやりとりに心が洗われます。
こんな風にまっすぐに人を好きになり、不器用ながら心を通わせていく恋愛っていいな、と思わせてくれます。
ドロドロの恋愛や人間関係に疲れたら、この本を読んでゆっくり心を見つめ直すと、自分の気持ちが見えてくるかもしれません。
kurazou2さん/40代/女性
【6位】世界の中心で、愛をさけぶ
- 感動要素 ：
- 恋愛の共感度 ：
- 恋愛のキュン要素：
| 著者 | 片山 恭一 |
|---|---|
| 出版社 | 小学館 |
| 発売日 | 2001/3/1 |
| 価格 | – |
がむしゃらに生きる主人公を応援したくなる！
朔太郎とアキの恋愛物語ですが、山田孝之さんと綾瀬はるかさんのドラマや、森山未來さんと長澤まさみさんの映画でイメージする方が多いかと思います。
原作の文章もとても臨場感があり、読んでいると、がむしゃらに生きる朔太郎とアキの二人を必死に応援したくなります。
悲しいストーリーではありますが、同時に生きる力を与えてくれる本でもあります。
Green283さん/30代/女性
【7位】マチネの終わりに
- 感動要素 ：
- 恋愛の共感度 ：
- 恋愛のキュン要素：
| 著者 | 平野 啓一郎 |
|---|---|
| 出版社 | 毎日新聞出版 |
| 発売日 | 2016/4/9 |
| 価格 | 1,870円 |
大人の雰囲気が漂う複雑なストーリーが魅力
文章全体からとても大人の雰囲気が漂ってきます。
クラシックギタリストの蒔野と海外の通信社に勤める洋子という、格好いい二人の恋模様が描かれています。
お互いにスマートに振る舞いたい表向きと、互いに強く惹かれあうスマートではない部分が共存していて、複雑なストーリーです。
すれ違っていく二人の結末が気になって、読み続けてしまいます。
Green283さん/30代/女性
【8位】イニシエーション・ラブ
- 感動要素 ：
- 恋愛の共感度 ：
- 恋愛のキュン要素：
| 著者 | 乾 くるみ |
|---|---|
| 出版社 | 文藝春秋 |
| 発売日 | 2007/4/10 |
| 価格 | 693円 |
驚愕のどんでん返しだけでなく、何度読み返しても新しい発見があり面白い
恋愛小説の中でも異色なミステリー要素の強い、乾くるみさんの『イニシエーション・ラブ』。松田翔太さん、前田敦子さん主演で映画化されました。
「最後の2行に驚愕する」というキャッチコピー通り、どんでん返しに衝撃を受ける作品です。
伏線がたくさんあり追いきれないので、最後まで読んだ後、何度読み返しても新しい発見があり面白いです！
りさちさん/20代/女性
【9位】図書館戦争シリーズ
- 感動要素 ：
- 恋愛の共感度 ：
- 恋愛のキュン要素：
| 著者 | 有川 浩 |
|---|---|
| 出版社 | KADOKAWA/角川書店 |
| 発売日 | 2011/4/23 |
| 価格 | 734円 |
ありえないシチュエーションの中でのツンデレ男子との恋愛にキュンとくる
図書を「国家」に禁止・制限されるという非日常が舞台です。
ヒロインと恋するお相手は、共に図書館を守る迷彩制服組の上司と部下の関係です。制服とメガネは男子アゲアゲ必須アイテムですよね。ツンデレと制服とお仕事内容があいまって、お相手男子の魅力が遺憾なく発揮されています(笑)
ありえないシチュエーションの中での、ツンデレ男子との恋愛はキュンときます。ひとつひとつの仕草やシチュエーションが萌えます。
また、有川浩さんの文章が上手く、ぐんぐん読ませます。自分がヒロインになりきって、「非日常」にどっぷりとハマりましょう。
クルミちゅんさん/50代/女性
【10位】小説 君の名は。
- 感動要素 ：
- 恋愛の共感度 ：
- 恋愛のキュン要素：
| 著者 | 新海 誠 |
|---|---|
| 出版社 | KADOKAWA/メディアファクトリー |
| 発売日 | 2016/6/18 |
| 価格 | 616円 |
運命に翻弄される2人から目が離せない！
お互い知らない存在だった瀧と三葉が、入れ替わることによって、互いの青春を経験し、なおかつ隕石落下に巻き込まれていくという切ないラブストーリーです。
もはやお互いの人生の一部というくらい、なくてはならない存在同士のはずなのに、隕石事故によって2人はすれ違ってしまいます。その過程が切ないです。
運命に翻弄される2人から目が離せません。
りさちさん/40代/女性
とても繊細かつ純粋な文が美しく、作品全体に愛が満ち溢れている
映画化されてとても話題となった作品ですが、原作の市川さんの文章がとても繊細かつ純粋で、年代を問わず愛される物語となった理由がよく分かります。
愛する妻を亡くした主人公と、6歳の息子のやりとりも温かく、作品全体に愛が満ち溢れています。
切なくも温かい、恋愛小説の名作です。この本を読んだら、市川さんの他の作品にも手を伸ばしたくなるはずです。
Green283さん/30代/女性