青春恋愛小説のおすすめ25選&読書家500人の人気ランキング

初恋の物語や学生時代の恋愛物語など、青春を感じる恋愛小説を読みたい時もありますよね!

誰もが知る名作から隠れた名作など、読書家が実際に読んでおすすめできる青春恋愛小説と口コミを知りたい方も多いはず!

この記事では、読書家500人が選ぶおすすめの青春恋愛小説25選&人気ランキングを口コミと共にご紹介しています。

おすすめの青春恋愛小説人気ランキング

おすすめの青春恋愛小説ランキング

まずは、おすすめの青春恋愛小説人気ランキングからご紹介していきましょう。

Bookey編集部が行った『読書家500人が選ぶおすすめの青春恋愛小説』によると、1位は『君の膵臓をたべたい(55票)』、2位は『夜は短し歩けよ乙女(40票)』、3位は『世界の中心で、愛をさけぶ(38票)』という結果に!(アンケートの詳しい内容はこちら

それでは、おすすめの青春恋愛小説を口コミ&レビューと共にご紹介していきましょう。

500人中/55人がおすすめ

【1位】君の膵臓をたべたい

  • 読みやすさ:
  • 青春要素 :
  • 恋愛要素 :
著者 住野 よる
出版社 ‎双葉社
発売日 ‎2017/4/27
価格 734円

二人が心を通わせながら変化していく姿に感動する

漫画化や映画化など注目度が高い有名な作品で、タイトルのインパクトが凄いです。

病気を隠して天真爛漫に過ごす女の子と、彼女の書いた日記を拾った事でその事を知る内向的な主人公の男の子との甘酸っぱい恋心と、死に対してどう向き合っていくかを描いています。

時には切なく、時には前向きに、二人が心を通わせながら変化していく姿に感動する物語です。ただキュンキュンするだけではなく、最後の展開は意外すぎます。

タイトルの意味を理解した時、なんとも切ない気持ちになります。

rumi3_cwさん/30代/女性


随所で青春だなと感じさせられ、応援したくなる

余命宣告を受けている女の子が、懸命に恋をするところが切なくなり、応援したくなりました。随所で、青春だなと感じさせられます。

最後は読んでいて苦しくなりましたが、男の子の気持ちが心に響きました。

タイトルに込められた女の子の気持ちを考えると切なくなります。

takako3216kyさん/40代/女性

よくある展開かと思いきや、最後にあっと驚かされる

結末まで目が離せない青春恋愛ストーリーです。

途中まではよくある感動系の青春恋愛ストーリーだと思わせておいて、最後にあっと驚く展開が待っているところがオススメポイントです。

ヒロインが病気という設定ですが、湿っぽくならず温かい気持ちで読み進められるところも万人受けするポイントです。

誰にでもおすすめしたい青春恋愛小説です。

にゃん0320さん/30代/女性

学生ならではの感情と、病気と闘わなければいけないジレンマが切ない

タイトルだけ読むと意味が分からず、むしろ気分を害するような感じですが、読んでいく内に何故そういうタイトルなのかわかり、感動します。

病気を抱え余命わずかな女の子と、支える男の子の葛藤の日々が細かく描写されていて切なくなります。

また、病気で亡くなると思っていた女の子が、違う形で亡くなってしまうところにも衝撃を受けます。

女の子の命を通して、どう生きるか考えさせられる小説です

kotamayu1225さん/30代/女性

切なくて悲しくて、読むたびに新たな発見がある

ある秘密を抱えている人気者の女の子が、とあるきっかけから大人しいクラスメイトの男子と親しくなって、一緒に出かけたりするようになっていきます。

物語を読み進めていくと、「タイトルの言葉は、そういう意味で言っていたんだな」と理解できて切ない気持ちになります。

読むたびに新たな発見があり、魅力を感じると思います。

SAKURANBO_cwさん/20代/女性

500人中/40人がおすすめ

【2位】夜は短し歩けよ乙女

  • 読みやすさ:
  • 青春要素 :
  • 恋愛要素 :
著者 森見 登美彦
出版社 ‎角川グループパブリッシング
発売日 ‎2008/12/25
価格 616円

薔薇色のキャンパスライフを謳歌できなかった大学生を救済するストーリー

後輩に一目惚れした大学生が、あの手この手で思いを伝えるために奮闘する物語です。

主人公はだいぶ拗らせ系の大学生で、今風に言えば陰キャです。ヒロインはちょっと天然が入った女の子で、なかなか主人公のアピールには気づきません。

そんな2人のお話が春夏秋冬に亘って繰り広げられます。独特な文体なので人を選ぶかもしれませんが、ハマる人はどっぷりハマると思います。

また、京都を舞台に地名まで詳しく出てくるので、読んだ後に観光してみたくなるはずです!

hachiman1126さん/30代/男性


日常にありえそうな描写が多く、すぐに引き込まれる

特に、恋愛経験の少ない男性諸君に読んでいただきたい逸品です。おそらく、共感できるポイントが流れるように出てくるため、あっという間に読み終えてしまうことでしょう。

ヒロインがとにかく好奇心旺盛で、ありとあらゆる事象に首を突っ込み、どんどん人とのつながりを広げていきますので、好奇心旺盛な女性にもお薦めです。

日常にありえそうな描写が多いのですが、まるでワンダーランド。すぐに引き込まれることでしょう。

小説の舞台は主に京都の東側なので、読み終えた暁には夜行バスで一飛びしたくなることでしょう。

himegami_hayataさん/20代/男性

500人中/38人がおすすめ

【3位】世界の中心で、愛をさけぶ

  • 読みやすさ:
  • 青春要素 :
  • 恋愛要素 :
著者 片山 恭一
出版社 ‎小学館
発売日 ‎2001/3/1
価格

最愛の人が亡くなるというのはどういうことかを考えさせられる

最愛の人が亡くなるというのはどういうことかを考えさせられる、涙無しには見られない作品です。

高校二年生の朔太郎が、恋人の死に直面するところから始まります。高校生の青春を描くシーンから、恋人の発病、入院と様々なシーンに直面するところが、他のラブストーリーとは一味違っておもしろいです。

raisakai0155さん/20代/男性

500人中/35人がおすすめ

【4位】イニシエーション・ラブ

  • 読みやすさ:
  • 青春要素 :
  • 恋愛要素 :
著者 乾 くるみ
出版社 ‎文藝春秋
発売日 ‎2007/4/10
価格 693円

二度読むことで、より深い考察を得ることができる

イニシエーション・ラブは一見普通のラブストーリーです。

主人公の女の子と、男の子が愛を育んでいくのですが、そのうちにすれ違いが生じてきます。そして、読んでいる側も少しずつ違和感を感じてきます。

最後の最後に、「え!どういうこと!?」と疑問が浮かぶことでしょう。二度読むことで、より深い考察を得ることができるかもしれません。

読み手を楽しませてくれる、エンターテインメントラブストーリーです。

poohpooh1さん/30代/女性

500人中/27人がおすすめ

【5位】ノルウェイの森

  • 読みやすさ:
  • 青春要素 :
  • 恋愛要素 :
著者 村上 春樹
出版社 ‎講談社
発売日 ‎2004/9/15
価格 682円

大切な人を思う気持ちが深まる

昭和の頃の大学生の話です。単純な恋愛ではなく、考えさせられるような内容となっています。

読み終わった時に、大切な人を思う気持ちが深まることは間違いないと思います。

恋愛的な部分だけでなく、その当時の大学生の生活が垣間見れるのも、この小説の面白さだと思います。

800worksさん/40代/男性

500人中/19人がおすすめ

【6位】恋空

  • 読みやすさ:
  • 青春要素 :
  • 恋愛要素 :
著者 美嘉
出版社 ‎スターツ出版
発売日 ‎2006/10/17
価格 1,880円

愛とは何か考えさせられる

おすすめの青春恋愛小説は「恋空」です。

恋特有の幸せな気持ちもあれば、切なくて苦しい気持ちにもなる、涙なしでは読めない作品でした。

作者が高校生だった時の実話ということもあり、特に学生の方には刺激のある物語だと思います。

大人な表現もありますが、愛とは何か考えさせられるお話だと感じましたので、是非たくさんの方に読んでいただきたいです!

signet109さん/20代/女性

500人中/14人がおすすめ

【7位】ナラタージュ

  • 読みやすさ:
  • 青春要素 :
  • 恋愛要素 :
著者 島本 理生
出版社 ‎角川書店
発売日 ‎2008/2/23
価格 660円

主人公たちの切なさが身に沁みる

「ナラタージュ」は、先生と生徒の複雑な恋愛を描いた物語です。

主人公は先生への想いを忘れるために別の男性と交際しますが、上手くはいかず・・・。読み進めていくと、切ない感情になっていきます。

最後は、甘くて切ない感情が余韻として残ります。

何回も読むことによって、より主人公たちの切なさがわかるのではないでしょうか。

学生時代に先生のことが好きだった人、必見です!笑

ujun1222さん/20代/女性

500人中/13人がおすすめ

【8位】ぼくは勉強ができない

  • 読みやすさ:
  • 青春要素 :
  • 恋愛要素 :
著者 山田 詠美
出版社 ‎新潮社; 改版
発売日 ‎1996/3/1
価格 473円

少々毒舌だけど憎めない主人公に魅せられる

すごいタイトルですよね。ここまで開き直られると、手に取らざるを得ません(笑)

主人公は恋愛に関して大人びている高校生男子です。彼は少し偏った価値観を持っており、その偏りを嘆きながらも楽しんでいます。

彼曰く「勉強ができても、女にモテなければ賢者ではない」とバッサリです。「勉強ができること」が「規範にとらわれること」と同義になってしまうのは、青春時代をとうに過ぎた大人でも起こりうることです。

本書を読むとつくづく「いい大人になるってどういうことなんだろう」と、老いも若きも自問せざるを得なくなるでしょう。

citronorangeさん/40代/女性

500人中/12人がおすすめ

【9位】小説 言の葉の庭

  • 読みやすさ:
  • 青春要素 :
  • 恋愛要素 :
著者 新海 誠
出版社 ‎KADOKAWA/メディアファクトリー
発売日 ‎2016/2/25
価格 748円

恋に敗れ、愛に惑い、傷ついた全ての人に沁みる

本作は「君の名は」や「天気の子」を生み出した新海誠監督の小説で、原作は映画となっています。

主人公の男子高校生は、雨の日に新宿御苑に立ち寄ることがルーティン化しており、ある時から東屋にいた先客の女性と交流を深めていきます。

互いに自分の素性を明かさないまま、連絡先も交換せず、寄り添うだけの関係は互いを癒す不思議な時間でした。しかし、梅雨が明けるのと同時に、互いの後ろにある不都合な事実が浮き彫りになっていきます。

映画で描かれた2人の関係の他に、周囲の人物の視点でより深い心理描写がなされており、どれも儘ならない現実にぶつかる切ないお話となっています。

美しいだけじゃない青春に想いを馳せながら読んでみることをおすすめします。

あさり子さん/20代/女性

500人中/10人がおすすめ

【10位】さくら荘のペットな彼女シリーズ

  • 読みやすさ:
  • 青春要素 :
  • 恋愛要素 :
著者 鴨志田 一
出版社 ‎アスキーメディアワークス
発売日 ‎2010/1/10
価格 671円

自分にとって大切なものに向かって努力することの大切さを学べる

凡人である主人公が、天才であるヒロインとの出会いをきっかけに変わっていく物語です。

主人公は夢であるゲームクリエイターになろうとコンテストに応募するのですが、何度も落選してしまいます。そればかりか、ヒロインが失敗した時、内心ほくそ笑んでいる醜い自分に気付くのです。

そんな自分を変えるため、懸命な努力を続ける主人公を支えたのは仲間たちでした。その中に天才の存在も含まれているところに胸が熱くなります。

私がこの作品から得た教訓は『世の中は不平等だが、行動し続けなければ何も得られない』ということです。

世の中のほとんどの人は凡人で、みんなに合わせて漫然と過ごすのはある意味ラクです。しかし、それに甘んじていてはいけないんですよね。自分にとって大切なものに向かって努力することの大切さを学びました。

ドリフさん/30代/男性