家系図を作るための聞き込み調査とは【行政書士監修】

家系図

聞き込み調査は、家系調査の方法で最も簡単におこなえる調査です。

両親や祖父母、親戚に連絡を取り、知っている限りのご先祖様の情報を聞いて回っていく方法です。

今回は、聞き込み調査のポイントと注意点をご紹介したいと思います。

 

聞き込み調査のポイント

聞き込み調査のポイントは、最も身近な家族から聞き込みをはじめることです。

両親、祖父母をあたり、追えなくなってしまってはじめて両親の兄弟や祖父母の兄弟をあたるようにしましょう。

聞き込み調査で追える限界

聞き込み調査ではあまり広い範囲を追えることは期待できません。

聞き込み調査で追える限界は、自分から見てひいひいおばあちゃん(高祖父母)の代であることが多いです。

 

その理由はいくつかあるのですが、一番大きな理由は単純に記憶として残っていることが少ないからです。

基本的に自分の代からみて高祖父母が存命していることは珍しく、高祖父母の情報を知るためには両親もしくは祖父母から聞き出すしかありません。

しかし、両親がひいおばあちゃん(曽祖父母)を記憶を正確に覚えていることは稀なので調査の限界を迎えてしまいます。

 

聞き込み調査の注意点

次に、注意点を説明していきます。

聞き取り調査では、家族に聞き込みをするのと同じような感覚で親戚縁者に聞き回ってはいけません。

家族であれば特に不都合もありませんので割と簡単に聞き込みをすることはできますが、親戚縁者になるとそうはいきません。

 

その理由ですが、今の時代では養子縁組は珍しいものになっていますが、戦前の日本では頻繫におこっている出来事でした。

戦前は今のように不妊治療が発達しておらず、跡継ぎのために養子を迎えるということがよくありました。

また、今の時代でいうところの「縁を切る」という勘当や分籍もおこなわれることがありました。

 

つまり、戦前のご先祖様にとって家系というのは今の私たちの家系の考え方よりもはるかにシビアなものだったということです。

そのような歴史的背景がある場合に、あまり言いたくないことを掘り返されるのは気持ちのいいものではありませんよね。

 

聞き込み調査をする上では、このようなケースも想定してしっかり配慮するようにしましょう。

まとめ

聞き込み調査はすぐにでも始めることのできる調査です。

自分の家系図が気になった方は、まずは実家に連絡をして昔のご先祖様の話を聞いてみるとよいかもしれません。

ただし、くれぐれも話したくない出来事を蒸し返すようなことはしないようにしましょうね。

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