ワンピース最新1039話をネタバレ考察!モモの助と謎の声

ワンピースの最新1039話は「モモの助と謎の声」「ビッグマムは魂(寿命)を使いすぎている」など、今後の展開が気になる内容が盛り沢山でしたね!

この記事では、前回の1038話のあらすじを振り返った後で、1039話のネタバレと見どころをご紹介。(前回の1038話のネタバレ・考察はこちら

またワンピース好きの筆者なりの考察をまとめておりますので、そちらもあわせてご紹介していきたいと思います!

1038話のあらすじ

  • 城内3階では雷ぞうと福ロクジュの戦いが続いており、お互い体に火が付いています
  • 城内2階、落ちてきた屋根をジンベエが防ぐことで、侍達を助けます
  • ライブフロア。ランブルボールによるチョッパーの小さく弱くなる副作用が終わり元の大きさに戻ります
  • チョッパーはゾウに伝わる秘薬を使用したゾロを心配しています
  • 倒れているゾロの前に死神のようなものが現れ、大きな鎌を構えています
  • ドーム内右脳塔ではフランキーがゾロを探しています
  • 城内1階天井裏、イゾウが百獣海賊団の戦闘員が倒しますが、イゾウもかなりの傷を負っています
  • 城内地下1階に降りたイゾウの前にCP-0が現れます
  • 麦わらの一味が優先であるため、イゾウとの戦闘を避けたCP-0でしたが、それを見過ごせないイゾウが銃を構えます
  • 城内地下武器庫にはヤマトと火前坊が同時に辿り着きます
  • ヤマトの攻撃で、何とか引火を防いでいますが、火前坊の攻撃によって、炎に包まれてしまいます
  • ライブフロアではキッド&ローとビッグマムの戦いが続いていますが、ビッグマムの攻撃で倒されてしまいます
  • それぞれの海賊団の船員が助けに行きますが、ヘラの一撃で倒されてしまいます
  • ビッグマムがカイドウの勝鬨がないことを気にし、カイドウの下に向かおうとします
  • ローの覚醒した能力による攻撃でビッグマムに大ダメージを与え、ヘラから落下してしまいす
  • ビッグマムのソウルを分け与えた鉄骨がローを攻撃しようとしますが、磁力によってキッドの下に集められていきます
  • 倒したはずの2人が立ち上がったことに驚くビッグマム。そんなに四皇の首が欲しいかとキッドに問いかけます
  • 少し間を空け、今は別の目的で動かされている気がすると答えるキッド
  • 上のカイドウもそろそろ決着がつくだろうと予想するキッド。集めた鉄骨による攻撃をビッグマムに繰り出します
  • そしてローとキッドが揃って、屋上へは死んでも行かせねェと叫びます

1039話のネタバレ・見どころ

  • ワノ国上空、モモの助が焔雲を引っ張ることで少しずつ鬼ヶ島が後ろに進んでいます
  • 近くには誰もいませんが、誰かの声が聞こえたようで、「誰か呼んだか?」と疑問に思っています
  • ライブフロアではキッドの攻撃でビッグマムが吹き飛ばされました
  • 不安になっている百獣海賊団に対して、歓喜するキッドとローの海賊団
  • 攻撃を決めたキッドに対して「二度目だぞ」と言うロー
  • ローは自身の大技の後に、キッドが派手な攻撃をして勝者感を出していると思い気に食わない様子
  • 戦闘中ですが、どちらが先に攻撃をするか、とどめを刺すかで言い争いを始めてしまいます
  • ビッグマムは2人の攻撃で骨折しますが、ソルソルの実の能力で寿命を使い、骨折を完治させてしまいます
  • ローも体力が限界のようで、次の攻撃で力尽きるとキッドに伝えます
  • プロメテウス、ナポレオン、ヘラを合体させた巨大な剣でキッドを攻撃します
  • 攻撃の直後にビッグマムは自身に挑んできた多くの海賊を沈め、四皇の座に何十年も君臨していたと叫びます
  • 覚醒した力で攻撃するキッドですが、ビッグマムも母訪砲三千里という強力な技で反撃します
  • 三千里は剣から具現化されていますが、意志があるように動き、キッド達を含めた敵を攻撃していきます
  • タクトで巨大物を落とした隙を付き、K・ROOMを纏った鬼哭をビッグマムに突き刺します
  • 鬼哭の長さが伸びていき、武器庫を突き抜け、下にあるワノ国本土に刺さります
  • ビッグマムの攻撃に耐えながら限界まで鬼哭を伸ばし、強力な衝撃波としてビッグマムの内部に攻撃します
  • ダメージはありますが、まだ倒れないビッグマムに対して、ローの合図とともに今度はキッドが攻撃を繰り出します
  • キッドの電磁砲(レールガンのような攻撃)がビッグマムに直撃し、最後にローがお前らの時代は終わりだと言います

【考察その1】モモの助と謎の声

ワノ国上空では今もモモの助が奮闘しています。

焔雲を作り出すことはまだ出来ませんが、焔雲を掴めることを知り、鬼ヶ島を引っ張ることで、墜落位置を花の都から少しでも逸らそうとしています。

焔雲を作り出しているカイドウですが、ルフィとの戦闘も終盤に差し掛かり、カイドウもかなりのダメージを負ったことで、鬼ヶ島を浮かしている力(能力)も弱まっているはずです。

鬼ヶ島を覆っている焔雲も初めに比べても細くなっているように感じます。

そのため、モモの助は鬼ヶ島を後方に引っ張ることが出来ていると思います。

ルフィとカイドウの戦いに決着が付くまでに、鬼ヶ島を浮かせるようになることは難しいため、モモの助はこのまま後方に引っ張り続け、花の都への墜落を阻止するのだと思います。

そして、鬼ヶ島を引っ張っているモモの助が突然誰か呼んだか?と反応しています。

モモの助はヤマトも分からなかった屋上にいるルフィの状態が分かるなど、特殊な見聞色の覇気を持っていると考えられます。

ズニーシャとの会話もこの特殊な見聞色が関わっているのかもしれません。

おそらく、謎の声は現在ワノ国近海にいるズニーシャの声だと思います。

ズニーシャがなぜワノ国にいるのか?どのようの呼びかけをモモの助に行ったのか?などまだ分かりませんが、ジャックを倒したときのように、指令(命令)を待っている(お願いしている)可能性が高いです。

ズニーシャは1000年以上生きていることは分かっており、もしかしたら空白の100年、のちの世界政府となる組織と戦って敗れた可能性も考えられます。

モモの助は世界政府のことをまだ認識していないため、ズニーシャがもし(ゾオン系)能力者で意志があり、世界政府を敵と認識していれば、排除するためモモの助に呼び掛けているとも考えられるのではないでしょうか。

【考察その2】ビッグマムは魂(寿命)を使いすぎている

キッド&ローとの戦闘が激化し、ビッグマムもかなりのダメージを負い、今回肋骨と手首の骨折をしています。

これだけ覚醒した能力の攻撃を受けて、この程度の骨折で済むビッグマムもさすがとしか言えませんが、初めて治癒として自身の魂を使用しました。

魂を使用することで、骨折は完治しており、寿命を削るというリスクはありますが、ソルソルの実もローのオペオペの実と同じぐらいチート級の能力なのだと思います。

そんなビッグマムですが、キッド達との戦闘で、自身の強化のためと1039話での治癒で寿命を使用しています。

そして、ナポレオンやワノ国から登場したヘラにも自身の魂を渡していることは分かっています。

ナポレオン達は1度魂を渡せば維持できるのか、維持するために継続的に魂を与える必要があるのかは不明ですが、おそらくかなりの魂を使用しているはずです。

そして、キッド達との会話でもあったように今まで多くの海賊を沈めており、その時にもこのような力(寿命を削る)を使用したと考えると、現在68歳のビッグマムは残りの寿命が少ない可能性があります。

ビッグマムも自身が何歳まで生きるか分からない状況で能力を使用しています。

1039話の最後には決着がつくと思わせるほどのダメージを負い、ここでも立ち上がるようであればさらに魂を使うことも考えられます。

四皇で怪物と呼ばれていた白ひげも寿命には勝てませんでした。

寿命でビッグマムが死ぬ事はないでしょうが、白ひげと同じような状況となり弱まったところにキッドやローから攻撃を食らうことで倒される可能性もあると思います。

ただ個人的には、四皇から引きずり下ろすためには、純粋な強さで倒してほしいという気持ちの方が強いです。

【考察その3】ローの刀(鬼哭)が伸びた理由

キッド&ローVSビッグマムとの戦闘が激化していく中で、ローは最後の技として、ビッグマムにも有効であった内部からの攻撃を加えようとします。

普段はローと同じぐらいの長さである鬼哭ですが、1038話で鬼哭の長さを伸ばし、ヘラに乗って空中にいるビッグマムの顔を貫通させるという描写が初めて描かれました。

1038話での鬼哭も、普段の何倍もの長さになりましたが、今回の長さはそれをはるかに上回っています。

攻撃の前に覚醒した力で発動しているK・ROOMを鬼哭に纏わせていることからも、刀が伸びる1番の理由としてはオペオペの実の能力によるものだと思います。

まだオペオペの実については分からないことも多いですが、今までの戦闘シーンでも人や物を切ったり、くっつけたりと整形外科での手術のような能力であることは予想されます。

現実世界の手術でも延長術という手術は行われており、どのように行っているかはわかりませんが、延長術のような方法で鬼哭を伸ばしている可能性はあると思います。

そして、ローはドフラミンゴと戦った時に認識できないほど巨大なROOMを発動し、その中では予備動作(ROOMを展開すること)なく能力が発動出来ていました。

今回も切り札として鬼ヶ島全体を覆うROOMを発動させ、ROOM内であるために鬼哭の大きさを自由に変えることが出来たのかもしれません。

その他に考えられることとしては、鬼哭は妖刀であることから、鬼哭に何らかの特殊な力(今回で言えば刀が伸びる能力)があったのか、もしくは悪魔の実を鬼哭が食べている可能性もありますが、1番はやはりローの能力によるものだと思います。

【考察その4】鬼ヶ島にできた大きな穴

ビッグマムとの戦闘で、ローがビッグマムに刺した鬼哭の長さがどんどん伸びていき、ヤマトのいる武器庫まで届いたと思ったら、鬼ヶ島を貫き、最終的にはワノ国本土に刺さるまで伸びていきます。

一体何m伸びているんでしょうか?その後の衝撃波による攻撃で鬼ヶ島を貫く大きな穴が開きました。

この大きな穴に対してモモの助やヤマトも反応しています。

数あるキャラクターの中でこの2人が反応をしている場面を描いていることから、ローの強さ、技の威力を見せつける以外にも利用される場面があるのではないかと考えます。

「大きな穴」「武器庫を通っている」ことがポイントだと思います。

1038話の考察でマルコの役割について書きましたが、その役割としては、火前坊の爆発を食い止めるために、マルコの特殊な炎(不死鳥の能力)が結界のように使われると予想していました。

しかし、今回火前坊が通れるほどの穴が地下にある武器庫から外に繋がったことで、アラバスタでペルが爆弾を持って飛んで行ったように、爆発をする火前坊を鬼ヶ島から離すために力(能力)を使って、
飛んで行くのかもしれません。

モモの助も穴に対して反応していますが、今のところ焔雲を掴んで後方に引っ張ることに成功しているため、墜落阻止や位置をずらすためにこの穴は使用されないと思います。

ワンピース1039話の感想・総括

前回の1038話に引き続き、キッド&ローVSビッグマムの戦闘が描かれています。

あれだけ覚醒した攻撃を受けても、倒れないビッグマムの強さも異常ですが、そのビッグマムの攻撃を何度受けても倒れないキッドとローももはや怪物レベルに達しているのだと思います。

1038話ではローの攻撃でビッグマムにダメージを負わせ、すぐにキッドの巨大な鉄の塊による体当たりでビッグマムを吹っ飛ばします。

キッドやローの仲間たちは歓喜に沸いており、普通なら2人も喜んでいい場面ですが、ローにとってはビッグマムを吹っ飛ばしたことよりも、キッドの前座のような立場になってしまった方が気に食わなかったんですね。

確かに後に攻撃したキッドの方が印象は強い気もします。

そんなローに対して、冷静に突っ込みをいれるキッドの姿も珍しいですね。

1038の最後に2人揃って「頂上には行かせねェ」といったセリフはすごくかっこいい場面でしたが、ローはすぐに2回とも先に攻撃して、キッドの前座みたいだと冷静に考えていたと思うと笑ってしまいます。

ビッグマムとの戦闘で一時同盟を組んだ時は、邪魔だと言い放つキッドに対して大人になれと冷静に言っていましたが、その後の、どちらが先に攻撃するかのやり取りをみても、ローも大人になれていないんだなと思い、笑ってしまいました。

ローは麦わらの一味と同盟を組んでからは、どちらかというと振り回されて、(麦わらの一味の世話係をさせられたりと)損をしているイメージもあるため、今回はキッドに大人になってもらいローにビッグマムを倒してほしいですね。

しかし、ビッグマムも四皇として何十年もその座に君臨しています。

今までにもビッグマムに挑んだ海賊はたくさんおり、その全てを沈めてきています。

そう考えると、長い海賊の歴史の中で、まだ、海賊歴としては数年しか経験していないキッドやローがビッグマムを追い詰めている姿はとても凄いことだと思います。

最悪の世代は海賊の世界において黄金世代になるのでしょうね。

アプーのようなキャラクターもいますが、最悪の世代は野心を持っているキャラクターが多く、モルガンズが言っていたように最悪の世代から海賊王が生まれる日も近いのかもしれません。

そして現在ルフィも加えて五皇という言われ方もしていますが、本来は四皇(正式名称ではありませんが)と呼ばれています。

キッドとローは一時的ではありますが同盟を組んで、現在ビッグマムと戦闘していますが、ビッグマムを倒すことが出来た時は、どちらが四皇の座に座るのでしょうか?ここでも言い争いが起きそうな気がします。

1039話後半では、ローが怒ったからなのかキッドから先に攻撃をしかけます。

続いてローがビッグマムに鬼哭をK・ROOMで刺し、先ほどと同様に鬼哭を巨大化させていきます。

どういった能力で変化させているのかは分かりませんが、巨大化すればするほど衝撃波も強まるのだと思います。

ただ、欠点もあり、巨大化させるまでに時間を必要とし、その間は無防備になってしまうため、実際にビッグマムに何度も攻撃をされています。

そのため、ビッグマムをギリギリまで弱めたところで、この技を使用するのだと思います。

1回目の何倍にも巨大化させたことで、その破壊力は凄まじく、今まで以上にダメージを負わせることが出来ました。

しかし、ビッグマムが反撃しようとしたタイミングで、ローの合図とともにキッドが電磁砲を放ちます。

先にキッドが攻撃したため、いよいよローが倒すのかと思ったら今までの流れと同じキッドの攻撃で終了したため結局キッドかと思わず突っ込んでいまいました。

ただ最後をキッドに任せたあたり、敵ではありますが信頼はしているのかなと思わせる場面でした。

今回のタイトルは「大トリ」であり、いよいよビッグマムとの戦闘に決着がつくのかもしれません。