【男女別】20代で結婚を諦めた…男女200人の正直な理由とは

結婚 諦め た 20 代

20代と若くしても「結婚することは諦めた」とはっきり言う人も増えてきていますよね。

「好きに生きたい・縛られたくない」や「何らかの不安やトラウマがある」が結婚を諦めた理由としてよく挙げられますが、結婚に興味がない男女の本音を聞くとそれ以外にも多くの理由が存在しているようです。

この記事では、独身男女200人に聞いた20代で結婚を諦めた理由ランキングに加えて、リアルな体験談と共に正直な本音31選をご紹介しています。

【男女別】20代で結婚を諦めた理由

順位 20代で結婚を諦めた理由
女性 男性
1位 好きに生きたい・縛られたくない 好きに生きたい・縛られたくない
2位 何らかの不安やトラウマがある 自分のことで精一杯だから
3位 既婚者からマイナスな話を聞いて 仕事が不安定・経済力がない
4位 出会いがないから 既婚者からマイナスな話を聞いて
5位 持病があるため 最愛の女性が他界したため

まずは、男女別の20代で結婚を諦めた理由からご紹介していきましょう。

famico編集部が行った『男女各100人に聞いた20代で結婚を諦めた理由アンケート』によると、女性側の1位は『好きに生きたい・縛られたくない』、男性側の1位は『好きに生きたい・縛られたくない』、という結果に。

それでは、女性と男性で分けて20代で結婚を諦めた理由をご紹介していきます。

【女性編】20代で結婚を諦めた理由ランキング

順位 割合 20代で結婚を諦めた理由
1位 51% 好きに生きたい・縛られたくない
2位 16% 何らかの不安やトラウマがある
3位 11% 既婚者からマイナスな話を聞いて
4位 10% 出会いがないから
5位 5% 持病があるため
その他 7% 上記以外の回答

famico編集部が行った『女性100人に聞いた20代で結婚を諦めた理由アンケート』によると、1位は『好きに生きたい・縛られたくない』、2位は『何らかの不安やトラウマがある』、3位は『既婚者からマイナスな話を聞いて』という結果に。

割合で見てみると、1位の『好きに生きたい・縛られたくない』が約51%、2位の『何らかの不安やトラウマがある』が約16%、3位の『既婚者からマイナスな話を聞いて』が約11%となっており、1~3位で約78%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共に女性編の20代で結婚を諦めた理由19選をご紹介していきましょう。

女性編1位|好きに生きたい・縛られたくない

好きに生きたい・縛られたくない

自分の時間を奪われるから

結婚すると他人とプライベートの時間や空間を共有することになるため、自分には向いてないと諦めています。

独身だとプライベートな時間や空間を一人で満喫できますが、結婚するとどうしても結婚相手や子供が侵食してきます。

また、自分の両親や友人夫婦の話を聞いていると、家事や育児は女性が主体で、男性はあくまで補助的な役割しかしていないように思います。勿論相手にもよりますが、他人に趣味を邪魔されたり、あれしろこれしろと指図されたりするかもしれないことを考えると、結婚生活が良いものに思えなくなります。

独身でも充分幸せだと感じますし、結婚の必要性を感じません。自分の時間を邪魔されるくらいなら、結婚しない方がいいと考えているため、自分が結婚することは諦めています。

20代後半/IT・通信系/女性

他人と一緒に過ごす事が想像できない

私は人と関わる、付き合うという事を苦手としているので、結婚の前段階の過程を過ごす事が重荷に感じてしまいます。

それに、自分の時間を楽しんで過ごせているので、他人にその時間を割かないといけない事、自分以外の事で自由がきかなくなることが嫌だと思っています。

今は共働きが多いけれど、相手によっては家の事も主にやらないといけないかもしれないと思うと、そんな思いをしてまで結婚して家庭を持たないでもいいのではないかと思ってしまいます。

私の母は専業主婦で家の事も子供の事もほとんど1人でやっていました。専業主婦も大変そうだと思ったし、姑とのいざこざも見てきているので結婚は大変で面倒な事が多いと思ってしまっています。

30代後半/医療・福祉系/女性

一人の時間があまり持てなさそうだから

お付き合い中はお互い一人の時間もあるので、会うと新鮮な感じがありますが、毎日顔を合わせて共同生活となると、相手の嫌なところなどがよく見えるので、ついぐちぐちと言ってしまうと思います。うちの親はそんな感じで、よく喧嘩もしていました。

特に子供が生まれたら、余計に嫌なところが見えてしまいそうです。お互いに思いあえたらいいですが、毎日バタバタと過ごしていると、そんな時間も少なくなると思います。

また、結婚すると自由もなくなり、いろいろ我慢しないといけなくなると思うので、そういったことも耐えられないだろうし、よほどの覚悟がないと大変だなと思います。

30代前半/専業主婦/女性

他人との同居生活は自分には難しいと思うから

自分のことを「なんでも好きなタイミングで動きたいマイペース人間」だとわかって以降、恋人と生活を共にするのも難しいと思いました。

ましてや相手の親戚との付き合いや、相手の親との同居になったら、結婚によって得られるメリットの何倍もデメリットしか感じられなくなります。

うちの両親は仲が良いし、お互いに尊重し合っていると感じて育ったのですが、大人になるにつれ世間の家族やカップルのこともいろいろ目にするようになり、それ以上の環境を望むのは難しいと感じるようになりました。

もともと子供は持ちたくないと思っていたので、どうせ子供を産まないなら結婚する必要性や意味はないと思うようになりました。

50代前半/サービス系/女性

自分が他人と一緒に住める人間だとは思えないから

現時点で自分のことで精一杯です。年齢もあって実家暮らしがしんどいと感じているし、父親が居ないこともあり「そもそも男性と暮らすのが嫌かも」と感じるので、結婚のイメージが出来ないです。

家族でさえ嫌なのに、他人と生活を共にするなんて考えただけでもしんどいです。田舎なので、別居婚なんてしてくれる方は現れないだろうし、自分みたいなタイプの人間が「子供を産み育てる」と考えるだけでゾッとします。

結婚も子供もなんとなく願望はあるけれど、この歳になって現実味を帯びた途端に怖くなりました。自分が精神的に自立出来ていないことが原因かと思っています。

母を見ていてシングルマザーのしんどさも見てきたので、気が引けます。

20代後半/自営業/女性

一人で生活することに慣れてしまい、不便を特に感じなくなってしまった為

私は独身で一人の生活に慣れてしまって、一人でも今の生活に特に不自由や不便を感じなくなってしまいました。

生涯独り身の不安はありますので、結婚相談所やマッチングアプリを利用してみましたが、自分がどんな人を選べばいいか分からなかったり、色々な人と出会って仲良くなる前やある程度仲良くなっても関係が終わったりすると、心身ともに疲れてストレスも溜まります。それ故、今の自分の生活をわざわざ変化させてまで、誰かと生活することにメリットを見出せません。

また、姉の結婚生活の話を聞くと、両親や義父母の家族付き合いや子育て感、価値観の違いに振り回されているようでした。そして行事や里帰りのやりとり等も大変そうでした。そこまで大変な思いをしてまで、誰かと人生を共にする自分がイメージできませんでした。

20代後半/医療・福祉系/女性

血もつながっていない人と一緒に生活できないと思ったため

幼い頃から「理想は25歳までに結婚して、子供2人を出産し楽しい家庭を作ること」でした。

25歳の時に学生時代からお付き合いしていた彼と同棲を始めることになりました。すると、今まで見えてこなかった生活に対するルーズさや価値観のずれがどんどんと出てきて、彼と結婚は無理だと諦めました。

その後2人の男性と同棲を経験しましたが、どちらも無理でした。その内に「他人と結婚して生活することほど苦痛なことはないな」と思い始めました。

子供は可愛いし今でも「欲しいな」と思う時がありますが、姪や甥を可愛がり癒してもらうことで事足りています。

30代前半/サービス系/女性

自分のやりたい仕事に夢中で、家事までできないと思ったから

大学卒業後、職場でスキルや地位を高めていき、ようやくやりたいことが見え出したのが27歳くらいの時でした。

「人生一度きりだから、悔いのないようにしよう」と一念発起して、専門職の国家資格に準ずる試験を受けました。

頑張った甲斐あって資格に合格することができ、新しい職場も決まりました。毎日が忙しく、結婚自体考える暇がありませんでした。

また新しい職場に入ったばかりなので、会社からも「女の結婚」に対しては見えないプレッシャーがあったことも事実です。

40代後半/自営業/女性

結婚するより独身でいることのメリットの方が大きい

結婚すると、今まで自分が1人で自由に使っていた時間やお金に制限がかかるイメージがあります。特にお金の面では、職場から出ていた家賃補助などがもらえなくなるので、損している感じがします。

仕事柄、うまくいっていない夫婦や、子どもに負担がかかっている家族など、苦労している人達をたくさん見てきました。もちろん、そのような家族ばかりではないとわかっていますが、独身者の方が自由でのびのびできる気がします。

子どもが欲しいともあまり思わないので、自分のしたいことや自由な時間、好きなことに使えるお金を満喫したいと思っています。

30代後半/医療・福祉系/女性

仕事が楽しくて、結婚するとキャリア形成の妨げになると思ったから

大学院を修了後に製薬業界に就職し、仕事を通してキャリアを築く毎日に充実感を感じていました。ひとりの女性として結婚に憧れを持つ一方で、社内の既婚者の女性の話を聞くと、ポジティブな内容だけではなく「旦那より私の年収が高いから、気を遣うのが大変」「子どもが生まれると簡単に残業ができなくなるから大変」といったネガティブな話をよく耳にしました。

また好奇心で合コンに参加してみましたが、学歴や年収の話になるとお相手の男性が「俺より高学歴(高年収)なんですね・・・」と明らかに委縮してしまうので、結婚に前向きになれませんでした。

最近は30代で結婚する女性も珍しくありませんし、今は仕事を楽しみたいと思ったので、20代で結婚することは諦めていました。

30代前半/自営業/女性

自分がしたいこともできないし、貯金もできなくなるから

私はずっと「なるべく早めに結婚したい」と思っていたのですが、当時の彼氏は経済力がなくメンタルも弱かったので、頼りがいが無さすぎて諦めました。

また、ある時ふと「早く結婚しすぎると、自分がしたいこともできないし、貯金もできなくなってしまうな」と考えた途端、どんどん興味が失せていきました。

また自分自身もいろいろと中途半端でしたので、心のゆとりができてからでも遅くないと思いました。

40代後半/不動産・建設系/女性

女性編2位|何らかの不安やトラウマがある

何らかの不安やトラウマがある

元カレに浮気されたため、「男性は信じられない」と思ってしまう

20代の時、仕事は順調に行っていたのですが、彼氏が浮気をしており、その事で仲が悪くなりました。その後も浮気事件がきっかけで心身ともに不安定になり、仕事にも影響が出るようになりました。

彼氏とは別れ、その後は仕事と趣味を楽しんでいました。そこから何回か男性とデートをするような事はあったのですが、恋愛になるとどうしても心身が不調になった時の事を思い出し、付き合うとなると「男性は信じられない」と思ってしまう自分がいました。

プライベートが充実しているので、「わざわざ自分の心をかき乱される事(恋愛)をしなくても良いのではないか?今が充実しているから…」と考えるようになり、結婚は諦めたほうが良いなと思いました。

30代前半/サービス系/女性

毒親の血を引く自分も、家族を幸せにできないかもしれないという不安が拭えないから

母はいわゆる「毒親」でした。父が借金をしていて精神的に不安定になっていたせいもあるかも知れませんが、母はよく「私を一番に考えてくれないなら命を絶つ」と私と父を脅していました。ちょっとしたことで半狂乱になるので、本当に早まってしまうのではないかと、いつも不安でいっぱいでした。

今は母から離れて暮らしていますが、私は母と怒り方が似ていると感じています。それを実感するたびに、「これでは誰かを幸せにすることはできない」と思ってしまいます。気を付けようとしても、声や仕草なども少しずつ似ていき、「この血の呪いからは一生解放されないのでは」と思ってしまいます。

それに、何かあった時は肉親の私が呼び出されます。その時、母のことで配偶者や自分の子どもに迷惑がかかるのはどうして許せません。であれば「いっそ、最期まで一人の方が…」と思います。

20代後半/IT・通信系/女性

全てにおいて不安だったから

6年間付き合っていた男性にプロポーズされました。

確かに付き合っている間は楽しかったし、幸せでした。しかし結婚となると、自分が家庭を持つ想像、相手との未来、実家を離れる不安、今までより友達に会えなくなる寂しさ、実家にいるペットと離れたくない気持ち等、ネガティブな感情が湧きだしてきて歯止めをかけました。

まだまだ自分が子供過ぎて、気持ちもついてこないし、相手に「子供が欲しい」と言われた時には自分が母親になれる自信もなくて、不安しか湧きませんでした。

歳も歳だし、家族や友達にも「そろそろ…」とは言われますが、全く踏み切ることができません。自分の気持ちが年齢に対して相応ではないのかな?という不安は毎日あり、ここ最近は強いストレスを感じることがあります。

20代後半/医療・福祉系/女性

女性編3位|既婚者からマイナスな話を聞いて

既婚者からマイナスな話を聞いて

既婚者からろくな話を聞かないから

20代で友人が次々結婚、出産して、当時は羨ましいなと思うこともありました。

でも、結婚している友達や職場の上司と結婚の話をすると、いつも旦那さんの愚痴ばかり。「外では愛想がよくても家では返事もしない」とか、「自分が汚したトイレの掃除もしない」とか、「毎晩飲み歩いて帰りは午前様」だとか…。

さらにはランチに行くにも、お休みの日に遊ぶにも、旦那さんに相談しないと勝手なことはできないそうで、「妻」という立場に次第に『結婚ってすごくめんどくさそう…』という気持ちになりました。

結婚に対する憧れが完全に消えたきっかけが、姉の離婚でした。姉の元夫(元義兄)は子煩悩で優しくておもしろくて、私も本当の兄のように慕っていました。そんな人でも夫婦になるといろいろな問題がみえてくると分かった時、結婚に対する憧れはなくなりました。

30代前半/自営業/女性

既婚の友人から愚痴を聞かされ、自分の人生を生きようと思ったから

20代前半から周りの友人がどんどん結婚し始めて、焦りを感じて自分自身も婚活パーティーなどにたくさん参加していました。

しかし20代中盤に差し掛かり、既に結婚した友人と会うと、必ず聞くのが旦那さんや家事などの愚痴でした。「結婚して良かった」という話を聞くことはほとんどありませんでした。

そんな日々が続くと「苦労してまで結婚する意味はなんだろう…」と考えるようになり、「自分の人生を楽しんでいくのも自由だし、誰にも縛られることもなくていいのではないか?」と考えるようになりました。

そこから、無理して結婚しなくてもいいか!と思うようになりました。

30代後半/専業主婦/女性

女性編4位|出会いがないから

出会いがないから

出会いがない

職場は同性ばかりで出会いがない上に、周りは彼女もちでいい出会いがないです。出退勤もピークを避けた時間帯なので、同世代はほとんど見かけません。

マッチングアプリも使ったことがありますが、いい出会いはありませんでした。さらにコロナ禍で婚活パーティーは軒並み中止になったし、集まることもできなくなってしまいました。

経済的な理由から無駄に外出できず、何か習ったり趣味を作ったりすることも難しいため、自宅に引きこもりがちなのも出会いがない原因だと思います。

また自分からアピールをすることができず、相手を待つことしかできない引っ込み思案な性格も問題だと自覚しています。

20代後半/公務員・教育系/女性

結婚を意識した相手に出会えなかったから

20代の時は「付き合っては別れる」の繰り返しで、周りがどんどん結婚していって焦り始めました。

しかしご縁がなく、時には出会い系アプリを使って実際にお会いしましたが、お付き合いにも発展しませんでした。

それを繰り返しているうちに、だんだん結婚に対する意識もなくなっていって、「もし子供ができたら自分のこともできないし、金銭的にも不安だから、親としてきちんと子を育てる自信がない」と思い始め、だんだん面倒に感じて諦めました。

たまには不安になったりもしますが、20代の頃みたいに無理に出会いを求めたりするのは疲れたので、結婚や子供のことを考えるのもやめました。

30代前半/流通・小売系/女性

女性編5位|持病があるため

持病があるため

持病のせいで難しいと感じた

私は24歳の時に、抑うつ神経症(気分変調症)と診断されました。そのため仕事を辞めざるを得ず、今日までパート採用で、年に1度は休職してしまうような状態になりました。

病気になってから収入も少なくなり、自分がパート採用である事がなんだか恥ずかしく、世間に置いていかれているような感覚があります。なので、自分から男性にアプローチする事が苦手です。「病気持ちでパートの人間を、対等に見てくれる人がいるのだろうか」・・・そんな気持ちでいっぱいです。

病気になってから、友人の紹介やマッチングアプリを勧められて何人かの男性と出逢いました。しかし、病気のせいで迷惑をかけてしまったり、逆に「専業主婦になって欲しい。あなたはパートだからすぐ辞められるでしょ」と、病気を利用されたりしてしまったことがあります。

私はあと3年で30歳です。恋愛経験が少ないので、もし結婚するなら恋人同士の期間を十分に楽しんでからがいいと思っています。ただ、病気の私を心から愛してくれる方を探すのが難しいので、残り3年で結婚は無理だと思います。

20代後半/サービス系/女性