【男女別】結婚の経済的メリットとは?既婚者200人が教える本音

結婚 経済 的 メリット

「結婚することの経済的メリットはなんだろう?」と頭を悩ませることもありますよね。

「暮らしが豊かになる・楽になる」や「配偶者の収入を当てにできて安心」が結婚の経済的メリットとして挙げられますが、既婚男性と既婚女性の本音を聞くとそれ以外にも多くの経済的メリットが存在しているようです。

この記事では、既婚男女200人に聞いた結婚することの経済的メリットランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法34選をご紹介しています。

【男女別】結婚することの経済的メリット

順位 結婚することの経済的メリット
女性 男性
1位 暮らしが豊かになる・楽になる 共有できる物が増え出費が減る
2位 配偶者の収入を当てにできて安心 食費の負担が減る
3位 貯金が増える・備えができる 暮らしが豊かになる・楽になる
4位 各種制度の恩恵にあずかれる 各種制度の恩恵にあずかれる
5位 食費の負担が減る 客観的な視点が加わり無駄が減る

まずは、男女別の結婚することの経済的メリットからご紹介していきましょう。

famico編集部が行った『男女各100人に聞いた結婚することの経済的メリットアンケート』によると、女性側の1位は『暮らしが豊かになる・楽になる』、男性側の1位は『共有できる物が増え出費が減る』、という結果に。

それでは、女性と男性で分けて結婚することの経済的メリットをご紹介していきます。

【女性編】結婚することの経済的メリットランキング

順位 割合 結婚することの経済的メリット
1位 35% 暮らしが豊かになる・楽になる
2位 24% 配偶者の収入を当てにできて安心
3位 19% 貯金が増える・備えができる
4位 8% 各種制度の恩恵にあずかれる
5位 7% 食費の負担が減る
その他 7% 上記以外の回答

famico編集部が行った『女性100人に聞いた結婚することの経済的メリットアンケート』によると、1位は『暮らしが豊かになる・楽になる』、2位は『配偶者の収入を当てにできて安心』、3位は『貯金が増える・備えができる』という結果に。

割合で見てみると、1位の『暮らしが豊かになる・楽になる』が約35%、2位の『配偶者の収入を当てにできて安心』が約24%、3位の『貯金が増える・備えができる』が約19%となっており、1~3位で約78%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共に女性編の結婚することの経済的メリット24選をご紹介していきましょう。

女性編1位|暮らしが豊かになる・楽になる

暮らしが豊かになる・楽になる

子どもに習い事をさせられたり、便利なサービスも利用できる

子どもが生まれてからも私はパートですが、共働きを続けています。上の子は幼稚園なので、他のお母さんたちは専業主婦の方が多いのですが、習い事をさせている方は結構少ないです。

うちは習い事を3つさせることができ、そのおかげで運動面でもできる事が幅広く増えて、とても満足しています。

私のパート代で、子どもの習い事の他に、宅食弁当やコープデリなども賄えるので、仕事で作る時間がなかったり疲れていても、利用できるものがお金で買えるので、共働きをしていて正解だなと思っています。

また、クリスマスや家族のお誕生日も、割としっかりと計画を立ててお祝いを豪華にすることができるようになりました。

30代前半/医療・福祉系/女性

2人で話し合い、色々な選択肢の中から考えて買えること

何を買うにも2人で話し合い、色々な選択肢の中から考えて買えることがメリットだと思います。

夫の希望で、私は全く関心がなかったNintendo Switchを買う事になりました。緊急事態宣言下での楽しみの一環で購入したのですが、2人で出来る対戦ゲームやRPG、フィットネスなど、様々な種類がある事を知ってからは、私の方がハマりました(笑)最初は全く無関心でしたが、2人で話すことで関心が深まり、視野を広げる事が出来ました。

さらに、2人の共通財布から出費することで罪悪感も半減。こうして2人で話して買うものを決める楽しみや発見は、結婚したからこそ味わえたものだと思います。

今回の金額は大きいものではありませんでしたが、家や車の購入時にも、出資者として建設的な話し合いを進めて、新たな発見があることを楽しみに思っています。

30代後半/金融・保険系/女性

ちょっとした贅沢ができる

独身で働いていた頃は給料が安く、休みが取りづらかったこともあり、あまりお金を使えていませんでした。かといって元の給料が安いため、貯まるというほどでもなく、日々節約して過ごしていました。

結婚して共働きになってからは夫の給料で生活できるので、私の給料(転職してさらに下がりましたが)は貯金できました。旅行や外食などのちょっとした贅沢はあまり細かく考えなくてもできていました。

子どもが生まれた今は専業主婦になりましたが、特に経済的に困窮しているということはありません。夫の理解もあり、昔からやってみたかった仕事を在宅で少ししています。

ほとんど収入にはなりませんが、外食、旅行の際はあまり細かく考えずにできています。

30代前半/専業主婦/女性

生活全般が楽になる

結婚の経済的なメリットは、二馬力だから安心した生活ができることです。家賃、光熱費、食費、子育てにかかるお金すべて、1人だとすごく大変だけど、二馬力だと少し余裕ができます。

お金に余裕がないと生活を切り詰めないといけないので、楽しくないです。でもお金に少し余裕が出ると、自分のことに使えたり、外食したり、旅行に行ったり楽しく生活することができます。

結婚する前は、もらった給料をあるだけ使いながら生活していたけど、夫と話し合いながら給料を使うことで、お金を大事に使おうと思うことができるようになりました。

また、子どものために貯金しようとか、将来を見据えてお金を使ったりできるようになることもメリットだと思います。

30代後半/自営業/女性

生活水準が上がる!

私は中小企業の事務員として働いています。そんなに大きな会社ではないので、周りの同じ年の子達よりも収入は少ない方だと思います。ボーナスもコロナの影響を受けて半分になったりして、欲しいものも我慢するようになりました。

でも、彼はカッチリした職業のためお給料もよく、ボーナスの額もとてもいいです。趣味はスポーツでそんなにお金を使うタイプではなく、私が喜ぶものをあげたいと考えて貯金してくれています。

家電が好きな彼なので、ボーナスが出たらワンランク上の家電を買ってくれます。ロボット掃除機やコードレス掃除機で家事も楽になり、高機能な炊飯器や電気圧力鍋を買ってくれて、ご飯を作るのも楽しくなりました。

私1人では手の届かなかった暮らしが手に入り、彼と一緒にいることで楽しい生活を送れています。

20代後半/メーカー系/女性

日頃の買い物に不自由しない

旦那は営業なので成績により多少の増減はありますが、同世代のサラリーマンと比較すると手取りは多い方だと思います。その為、3年に1回新車に乗り換えができたり、日頃の買い物では何不自由なく生活させてもらっています。

私はずっと専業主婦に憧れがあり、自分の事にはなかなかお金を費やさないだろうなと想像していましたが、自分の美容代や娯楽費にもお金を使えるようになりました。独身の頃よりも費やせている気がします。

今は子供の服や小物などの買い物に出かけた際も、好きなブランドの物が購入でき、旦那と結婚して不自由なく生活できて、本当にありがたく思っています。

独身の頃よりもお金に自由ができ、嬉しいです。

20代後半/専業主婦/女性

収入が二人分になるので、家計が楽になる

単純に収入が二人分になるので、家計が楽になります。一人でも二人でも冷蔵庫や洗濯機、テレビなど必需品は同じなので、効率的です。お風呂やトイレなどの水回りが特に大きいです。

経済力が大きくなるので、広い部屋や水準の高い生活ができるようになります。マンションを購入する際に家庭の収入が大きいので、より高い水準の物件でのローンを組むことができました。

返済についても苦労がなく、繰り上げ返済が可能でした。完済したので、新たな一戸建てを購入することもできました。この時のローンも最大に組むことも許されました。

二人の収入があったので、安心して物件を売りに出せました。一戸建てについても無理なく電化製品や家具を揃えることができました。

50代前半/医療・福祉系/女性

諸経費が半分になる

私は実際に一人暮らしをしたことはありませんが、一人暮らしをするにはどれくらいの諸経費がかかるのか、計算したことはあります。その時の試算では、アパートではまず家賃だけでかなりの出費になること、水道光熱費や他の諸経費を節約したとしても、かなりかかってしまうことが分かりました。

その時は諦めたのですが、結婚して旦那とアパートに2人で住むようになったら、色んな諸経費を旦那が半分出してくれる事になり、余裕で住めるようになりました。

他にも「今日はこれが安かったから」と言って色々買ってきてくれることもあるので、たまに食費が浮いて助かっています(笑)

ただ、旦那が電気をつけっぱなしにしてしまうことが多いので、1人の時のように節約しまくることは難しいですが、許容範囲かなぁと思っています。

40代前半/専業主婦/女性

生活費を折半し、浮いたお金でちょっとした贅沢が出来る

独身の頃は家賃や公共料金などもすべて自分一人で払っていたので、本当に大変でした。

結婚後は支払いの担当を決めて、家賃が相手だったら、公共料金は折半するなどの協力も出来、浮いたお金を貯金できるようになりました。

お互い倹約家だったこともあり、順調にお金を貯められています。ある程度貯まったら旅行に行ったりして、ちょっとした贅沢をしています。

そうした楽しみや計画もきちんと練っていくからこそ、毎日を前向きに頑張ろうと思えます。

40代後半/不動産・建設系/女性

女性編2位|配偶者の収入を当てにできて安心

配偶者の収入を当てにできて安心

自分が働かなくても生活できること

主人は大黒柱として、とても責任感がある人です。元々、同じ会社で知り合い結婚しましたが、1年後ぐらいに転職をしました。お給料はちゃんと上がって何も困ることはありませんでした。

私は専業主婦で生活ができ、2人の子育てに専念できました。子供が中学生になると部活があり、帰りが遅くなったので、私も自分の時間を持て余して働くようになりましたが、生活のためではなく、将来の余裕のためだったので、気持ちも楽でした。

車も何度か買い替えもできましたし、家も持ち家です。外食や旅行も人並み以上に出掛けていると思います。

自分自身の欲しいものも苦労せず手に入る生活で、主人のおかげで私は何の心配もなくここまで生活できていることに感謝しています。

50代前半/サービス系/女性

専業主婦で育児に専念できる

子供が小学生になるまでは子育てに専念したい!と昔から思っていたので、専業主婦希望でした。

結婚相手によっては働かないと生活できない所もあると思いますが、うちは旦那のお給料だけで生活できています。決して裕福ではありませんが、住宅も購入出来、専業主婦で育児に専念できています。

経済的に最低限稼いでくれているので、その面は結婚して良かったと思います。シングルマザーになる事を考えた時期もありましたが、やはり旦那が稼いでくれていると言う部分はかなり大きいと思います。

食べたいものを食べられて、子どもに習い事もさせてあげられる環境なので、本当にありがたいです。

30代前半/専業主婦/女性

体調を崩しても焦ることなく回復に専念できる

共働きです。私が仕事で精神的に持ち崩し退職、無収入となった期間がありましたが、夫の収入があったことで無職中も焦ることなく回復に専念できました。精神面・経済面両方の支えとなってくれたので、とにかく心強く、結婚していて良かったと思いました。

また、家を買う時に二人でローンが組めたことも良かったと思っています。一人の収入では審査が降りなかった可能性が高く、今後、賃金の上昇にあまり期待できない状態で大きい買い物をするにも、結婚しているのは有利に働くと思います。

また、我が家は主人と私のボーナス支給月がズレており、年に4回ボーナスがあるような気分になるのも、ささやかですがメリットと感じています(笑)

40代後半/サービス系/女性

万が一自分が働けなくなっても安心感がある

ずっと仕事をしていると、体力的にいつまで働けるのかわからず、もし病気や怪我をしたらどうしようと不安でしたが、結婚すると収入がある人が2人いることへの安心感があります。

育児が忙しくてなかなか働く事が厳しい状況になっても、旦那の収入があればしばらく育休などで暮らす事が出来ると思います。

また1人では難しい、家や車を買ったりすることも出来るし、ローンを組む時に旦那の名義にして自分名義にしなくても良いのがありがたいです。

ボーナスなども2人分になる為、単純に収入が増えるし、住居は1つでいいのでその分お金を貯めることが出来ます。老後も年金が2人分貰えるので、歳をとっても結婚せずに1人で暮らしているより安心感があります。

30代前半/サービス系/女性

大きな病気をした時の安心感

私は働くことは好きでしたし、結婚してからも転勤族の夫に付き合って引っ越しながら、住む土地土地でパートなど仕事を変えながら暮らすのも楽しかったです。

自分の健康には自信があったのですが、ある時、私は病気で倒れ、長期入院になりました。それから10年以上通院を続け、ごくたまに入院もしています。調子の良い時も多いけど、自信がないので現在は専業主婦です。

大きな病気をして働くことができなくなったのに、何の心配もなく持ち家で専業主婦ができているのは、やはり結婚したからなんですよね。もしも一人でずっと働いていたら、今の自分はどんな風だったのかなと思います。

金銭的にだけでなく、病気で落ち込んでいる時は夫の存在は本当にありがたかったです。結婚という形ではなくても、自分を一番に考えてくれる信頼できる人と言うのは、人生に必要だと思います。

50代後半/専業主婦/女性

1人ではどうしようもなかったお金の問題が解決できる

私は元々貯金ができないタイプの人間でした。欲しいものは欲しい時に買って、後先考えずに買い物をしていました。独身時代に車をローンで購入し、結婚してからもそのローンを支払い続けていました。

結婚してからお互いの貯金額やローンの返済などを細かく教え合い、お互いの貯金を合わせて、ローンを返済することができました。

今は専業主婦をしていますが、2人で働けば収入が2倍ですし、生活が潤います。1人ではどうしようもなかったお金の問題が、結婚したことで解決できたので、そこは大きなメリットかなと思います。

2人で美味しいものを食べに行けたり、旅行に行くこともできるので、結婚すると経済的なメリットが多くあります。

20代前半/専業主婦/女性

女性編3位|貯金が増える・備えができる

貯金が増える・備えができる

共働きなので、独身の時より貯金ができる!

共働きなので、独身の時より貯金ができるのが大きいです!

子供がいなくて、ラブラブの夫婦というよりは友達のような夫婦関係になっているので、お互いの為にお金を使えていると思います。

週末も二人で外食に行ったり、お酒好きな夫婦なので居酒屋のはしごをして、終電を逃すのは少なくありません。笑

これからも会話を大事にして旦那からいろんな事を学ばせてもらおうと思っています。こんな事を旦那に言うと調子に乗るので言えませんが…笑

30代後半/医療・福祉系/女性

共働きだとお金がたまる

子供が産まれるまでの間は、夫婦2人正社員として共働きで働いていました。休みは土日祝日でそこまで無駄遣いをするタイプでもなかったので、どんどんお金が貯まっていきました。

2人で働いている分、2倍でお金が貯まっていったので、大きい買い物をする時もそこまで苦に感じませんでした。

子供が産まれてからしばらくは夫だけの稼ぎになりましたが、2人で働いていた時の貯蓄もあり全く困りませんでしたし、今は派遣社員として働き始めたので、また少しずつですが余裕が出てきて貯蓄も進んでいます。

独身の時とはお金の貯まり方が全く違いますし、大きな買い物や家電が急に壊れてしまった時などでも焦ることなく、余裕をもった生活をすることができています。

30代後半/専業主婦/女性

夫婦で将来に対して備えていくことが出来、不安が減ったこと

独身だと、欲しいものを好きに買うことが出来る一方で、将来の備え(老後資金や住宅ローン等)に対しても自分ひとりで備えていかなければならないというプレッシャーがありました。

でも、結婚してからは夫婦2人でそれらに対して備えていけば良くなり、独身の頃プレッシャーに感じていた部分はかなり少なくなった気がします。そして2人で貯めていくので、1人より効率的に貯めることが出来るので、メリットを感じています。

もちろん、独身の頃より欲しいものを買うことが簡単には出来なくなり、そういう点では不便を感じることもありますが、その点を考慮しても夫婦で将来に対して備えていくことには大きなメリットを感じています。

30代前半/不動産・建設系/女性

通帳やカードを全部任せてくれる旦那のおかげで貯金ができる!

結婚して実感した経済的なメリットは、貯金が貯まるのが楽しいことです!

結婚する時、旦那に「カードや通帳を全部私に預けてほしい。お金を貯めるから」と言ったら、素直に全部渡してくれました。というのも、旦那は付き合っている頃からお金を貯めるのが苦手で、あればあるだけ使ってしまう人だったからです。

お付き合いしている時は、本当に貯金がないのでかなり不安でしたが、実母に「お金はあとからついてくる」と言われたのもあり、お金を自分に預けてくれるなら結婚しようと思っていました!笑

無事預けてくれるようになってから年100万円単位で貯めているので旦那も嬉しそうですし、私もきちんとお金を貯金している一方で、旅行など使う時は使うので、結婚してケチケチしなくなったなーと思います。

20代後半/専業主婦/女性

今まで以上に貯金ができるようになった

主人と付き合っていた頃、休日は毎週会っていましたし、平日も仕事終わりに週に2、3回は会っていました。会えば毎回食事をし、お休みの日にはドライブで少し遠出をしたり、ショッピングをしたりします。

そのため、会う度に外食費等のお金が飛んでいきました。今思えば、年間でけっこうな額になっていたと思います。

お互いに会いたがりなのでそれだけの出費になっていましたが、結婚して一緒に暮らすようになってからは、そんな出費がほとんどなくなりました。もちろんたまには外食やお出かけをしたりはしますが、以前ほどの頻度ではありません。

おかげで今まで以上に貯金ができるようになり、2人の収入を合わせることで生活もかなり余裕ができるようになりました。

20代後半/不動産・建設系/女性

女性編4位|各種制度の恩恵にあずかれる

各種制度の恩恵にあずかれる

生活費の負担が大幅に減り、扶養控除を受けることもできる

結婚する前はお互いに一人暮らしをしていたので、家賃・食費・光熱費などの生活費が二人分かかっていましたが、結婚して一緒に暮らすようになると、丸々一人分とまではいきませんが、そういった固定費が大幅に小さくなりました。

そして、扶養控除を受けることができ、社会保険が優遇されるのも大きいと思います。パートで働く形だったとしても、世帯としての収入は増えるので、その分を貯蓄にまわすことができます。

家庭を持つと金銭管理を徹底して節約志向にガラッと変わるので、無駄遣いが減ったこともメリットの一つです。

もしかしたら主人は家族を養っていくために自由が減ったと感じているかもしれませんが、私は良いことが沢山あって、たいへん感謝しています。

30代後半/公務員・教育系/女性

対象者は税制上、社会保険の面で経済的メリットあり!

結婚することによる経済的なメリットとして最初に浮かぶのは、税制上の各種控除です。独身であれば一方的に引かれるだけでしたが、結婚することにより配偶者控除や扶養控除の対象となる可能性があり、対象となれば支払う税金が独身の時よりも安くなります。医療費控除も1人では対象額にならなくても、家族まとめて申請することにより対象となったことがありました。

また、社会保険についてもメリットがあると思います。国民健康保険に加入していたことがあるのですが、企業の健康保険(社会保険)に比べて得られる保証が少ない割に、高いという印象を受けました。

結婚により夫の扶養家族と認められれば、健康保険に加入でき、健康診断なども国民健康保険で受けるよりも充実したものを受けさせてもらうことができました。

結婚することにより、独身時にはなかった出費もありますが、税制上や社会保険関連について、対象となれば経済的メリットはあると思います。

40代後半/専業主婦/女性

女性編5位|食費の負担が減る

食費の負担が減る

ご飯を食いっぱぐれない!

結婚前は給料が少なかったので、家賃の支払いに困ったり、食事もままならない生活でした。一食抜いたり、友達が恵んでくれたりと、かなり苦しい生活を送ってました。

しかし、結婚してからは、旦那が毎月お給料を持ってきてくれるので、私が体が弱くて働けなくても、ご飯やおかずを用意するお金に困ったことはありません。これぞ永久就職!

旦那と喧嘩した後、心を落ち着かせるために、「旦那が働いてくれているお陰で今日もご飯が食べられる」と、心の中で感謝しながらつぶやいています。

結婚ってありがたいです。自力で稼ぐことのできる人には縁のない話かもしれませんが、今日を生き抜くために戦い続けてきた私にとっては、ご飯を食いっぱぐれないということは、結婚の最大のメリットだと思います。

50代前半/専業主婦/女性

旦那の実家から米や野菜を貰える

これは結婚相手にもよると思いますが、結婚相手の実家が何かしらの農家であったり、田舎で物々交換で野菜などを大量にもらったりした場合、そのおこぼれをもらえることがあります。

ただより高いものはないとは言いますが、今のところとても助かっています。

夫の実家は農家をしており、米や野菜が定期的に送られてきます。2人では食べきれないほど届く時もあり、最近はスーパーで野菜を買うことが少ないです。限定的なケースかもしれませんが、経済的に助かっています。

もちろん、何かしらの形でお返しをすることが大事だと思うので、完全に無料というわけではありませんが、今のところ大助かりで今後も良好な関係を築いていきたいです。

20代後半/専業主婦/女性