旦那と価値観が合わない…女性100人が実践した対処法19選

旦那 と 価値 観 が 合わ ない

「夫と価値観が合わない…」と悩んでしまう事もありますよね。

対処法としては「じっくり話し合い、擦り合わせる」や「好きにさせる・期待しない」が挙げられますが、同じ経験を持つ既婚女性が実際に対処した方法や体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、女性100人に聞いた夫と価値観が合わない時の対処法ランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法19選をご紹介しています。

夫と価値観が合わない時の対処法ランキング

順位 割合 夫と価値観が合わない時の対処法
1位 34% じっくり話し合い、擦り合わせる
2位 29% 好きにさせる・期待しない
3位 11% 互いに冷静になる時間を設ける
4位 10% 相手の意見も尊重する
5位 5% 客観的に何がベストか考える
6位 4% 自分が折れる・相手に合わせる
その他 7% 上記以外の回答

famico編集部が行った『女性100人に聞いた夫と価値観が合わない時の対処法アンケート』によると、1位は『じっくり話し合い、擦り合わせる』、2位は『好きにさせる・期待しない』、3位は『互いに冷静になる時間を設ける』という結果に。

割合で見てみると、1位の『じっくり話し合い、擦り合わせる』が約34%、2位の『好きにさせる・期待しない』が約29%、3位の『互いに冷静になる時間を設ける』が約11%となっており、1~3位で約74%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共に夫と価値観が合わない時の対処法19選をご紹介していきましょう。

【1位】じっくり話し合い、擦り合わせる

じっくり話し合い、擦り合わせる

とことん話し合い、譲れるところとそうでないところをすり合わせる

夫と価値観が合わない時は、まずは相手の考えをよく聞きます。大切にしたい事や優先する事だけでなく、なぜそう考えるのかといった背景まで聞き取ります。

そして自分の考え方もとことん話し合い、お互い譲れるところとそうでないところをすり合わせます。

大事なのは否定しない事。夫婦といえども違う人間同士、価値観が違うのは当たり前。相手の価値観は育ってきた環境にも大きく左右されるので、否定すると相手の両親などのことも否定することにつながりかねません。

どうしても譲れないところは、「あなたが」悪いではなく、「私が」嫌だからこうしてほしいなど、アイメッセージで伝えるように心がけています。

30代前半/結婚6〜10年目/女性

具体的な理由なども細かく説明する

何か大きい物を買う時、私は時期を見て買うのですが、夫は欲しいと思った時にすぐ欲しいとなる人なので、いつもそのことで喧嘩になります。

夫の言い分としては、「自分は普段からあまり物を買ったりしないのだから、こういう時くらいは素直に承諾して欲しい」とのこと。しかし私からすると、すぐに了承できるような値段でもないし、子どもの事でも色々お金がかかるのだから、少し考えてから買って欲しいなと思います。

なので、そういう時は、「〇月にボーナスが入るから、その時はどうか」とか「〇月に少し出費が抑えられるから、その時はどうか?」と具体的な月を伝え、その時まで我慢して欲しい理由なども細かく説明します。

そうしたら、夫は納得し我慢してくれるようになり、その後も喧嘩することがなくなりました。物は言い様だなとつくづく思います。

20代後半/結婚3〜5年目/女性

「相談」という名目で擦り合わせの機会を設ける

家族とはいえ、同じ人間ではないので価値観が違うことはどうしてもあると思います。ただ、そこで思考が停止したままだと、お互いの異なる価値観自体も理解しきれず、苦しい状態が続いてしまいます。

なので、一旦は「相談」という名目で擦り合わせの機会を設けることをおすすめします。

子育てや金銭など、自分の大事にする部分と相手の大事にするものを擦り合わせることで、多少の歩み寄りは期待できるのではないでしょうか?

30代前半/結婚3〜5年目/女性

どうしてもの時は話し合う

最初の頃、お互いの価値観にさほど違いはなくて、こんなにも同じ様な人が居るんだ…とビックリした記憶があります。

ですが主人は物欲が強くて、新しい物が好きです。特に携帯電話へのこだわりが強く、新しいiPhoneが出るとすぐに欲しがります。

私は携帯は「使えればいい」くらいの感じなので、彼がなぜそこまで最新の機種にこだわるのか理解できません。

お互いの価値観はある程度認めるようにしてはいますが、どうしてもの時は話し合うようにしています。

40代後半/結婚3〜5年目/女性

具体的に「〇〇をしてほしい」ときちんと言葉に出す

夫とは価値観が全く異なります。私は体調不良の時(悪阻がひどい時など)には察して欲しいタイプなのですが、夫は全く気が付くタイプではありません。

彼は普通に家事ができるのに、私が「体調が悪いから横になるね」と伝えておいても、夕飯の支度をしてくれなかったり、食器を洗ってくれなかったりします。

そこで私は、具体的に「〇〇をしてほしい」ときちんと言葉に出すようにしました。また、「今は悪阻がひどくて動けない」など、体調を逐一報告するようにしました。

そのおかげで、夫も家庭の事に協力的になりました。

30代前半/結婚3〜5年目/女性

時間を置き、問題を視覚化して説明する

夫は感情的になると人を責めるような言い方になりがちで、私ばかりか子供たちにまでそういう言動を取っていました。子供はまだ幼く、理詰めで話しても分からないので、泣いて私のところに来ます。

目に余る場合は、夫が会社に行っている間にどんな内容で子供が泣いたか、私がどんな内容で悲しくなったかなど文章にまとめておきます。

夫が比較的リラックスしている時間帯に、「最近、子供や私たちに責める言い方になっているよ」と切り出し、文章にまとめたものを見ながら説得します。こちらまで責める言い方になってしまえば喧嘩になって意味が無くなるので、彼が言いたかったことの真意を聞き取り、「子供は悲しんでいたよ」とか「私は悲しかったな」と添えると、夫は謝って少しずつ気を付けるようになっていきました。

これを続け、夫は結婚当時から振り返るとだいぶ丸くなったのではないかと思います。

40代後半/結婚6〜10年目/女性

他人だと割り切り、お互い譲り合う

「所詮、違う家庭で育ってきた他人だから」と考え、諦めます。この「他人だから」というのは実際に主人が言っていた言葉なので、「ああ、この人はこういう感覚なんだな」と割り切り、最初から期待していません。

たまに食べ物の好みや観たいテレビ番組、休日の過ごし方など、意見が違うなと思うことがありますが、そこまでストレスなくお互い譲り合えていると思います。

お金の使い方が荒すぎて家計が赤字になって困窮するとか、何か生活に支障が出てくれば別ですが、普通に生活する分には2人の最善の方法を見つけていけば良いと思います。

30代前半/結婚3〜5年目/女性

【2位】好きにさせる・期待しない

好きにさせる・期待しない

相手のやりたい事を応援する

私の知る限り、DIYが好きな男性は多いです。しかし、「好き」と「得意」はセットじゃないんですよね(笑)

うちの夫も「絶対寸法おかしくない?」と思うような工作をせっせと増やし続けていて、正直使い道に困っているのですが、それを口には出しません。喧嘩になりますし、不機嫌のまま作業を放置されるのが一番困るからです。

失敗して諦められても困るので、失敗した後のフォローも大事です。材料は一緒に買いに行き、私が色を選び、「二人で作ってる感」を出しています。

私としては既製品でいいのだけども、これで円満になるんだったらいいかなぁと思います。

30代前半/結婚6〜10年目/女性

干渉しない

夫とはある程度大人になってから知り合いました。夫が30代後半で、私は20代後半でした。

どちらもそれなりの人生経験があるので、価値観の違いはあって当然だと思います。むしろ価値観が同じなんて人はこの世にはいないと思うので、受け入れています。

価値観が合わなくて困ることと言えば、やっぱり金銭面かと思いますが、生活が十分に回っているのならそれでよしとしています。

干渉し過ぎるとかえって噛み合わなくなってしまうので、適切な距離を保つのがポイントかと思います。

40代後半/結婚11〜15年目/女性

自分の気持ちを伝えた上で、気の済むようにやらせてみる

「それ本当にいる?」というものを唐突に欲しがる夫。ホームベーカリーや高性能ミキサーなどの便利グッズや高級家電、美容家電、パソコンの周辺機器、簡単に痩せる〇〇、タウンバイクなどなど。きっと、ネットの記事や通販番組などで目にして、盛り上がってしまっている場合がほとんどなのだと思います。

そういう時は「私はいらない」「私は使わない」ということをはっきり伝えた上で、購入の判断は任せます。もちろん届いた瞬間は嬉しそうに使っていますが、大抵すぐに飽きます。すぐさま処分したい気持ちをグッと抑えて、同じようなものを欲しがった際に「そこにありますけど?」「それとなにが違うの?」と思い出してもらうのに活用しています。

本当に邪魔なものは、相手の実家に運んでもらい、義父母に呆れられて帰ってくるまでがセットです(笑)

最近は子供たちが大きくなってきて、「これジャマ!」と言ってくれるようになってきたので頼もしい限りです。そろそろ、自分で判断できるようになって欲しいです。

30代前半/結婚6〜10年目/女性

相手は「人類ではない」と考える

私は昔からアクティブな方で、興味があれば何にでもチャレンジしますし、おまけに多趣味です。逆に夫は冒険しない性格で、一度決めたらそれしか考えられない性格。同じ曲を延々と聞き、飲食店に行けば毎回同じ食べ物を頼み、パンツは色違いで8枚買い揃えるような真逆のタイプです。

とある日、私の好きな海外アーティストの写真を見せると「俺、この人嫌い!」と一言。外見で瞬時に判断されたことが不快で、そこから喧嘩が始まりました。

人の好きなものをよく知りもしないで「嫌い」と一蹴する夫のことを、「人類ではない」と考えるようになったのはこの日からです。そう考えておけば、たとえ好きな物を貶されたとしても「そうかそうか、人類ではない君には理解できないかー」と流せます(笑)

30代後半/結婚3〜5年目/女性

諦めて全部自分でやる

どこの家庭もそうだと思いますが、奥さんは基本的に時間がありません。特に子育て中だと、1日の家事その他のスケジュールは分刻みに頭の中に描いています。

私の場合、子供の就寝時間は21時と決まっているので、夕方からのスケジュールは、お風呂に入れてご飯を食べさせ、歯を磨かせ、その間に洗濯を畳んで…などキツキツです。

それを旦那は分かってないみたいで、「◯◯してくれる?」と頼んでもなかなかスピーディーに動いてくれません。

「急いでるのに!今すぐやって!」と言っても機嫌悪くされるだけなので、諦めて全部自分でやるようになりました。疲れるけどイライラは減るのでだいぶ楽です。

30代前半/結婚6〜10年目/女性

矯正は諦め、自分のしたいことを優先する

旦那とは家事の手順ややり方がどうにも噛み合いません。

例えば、旦那は「とにかく掃除がしたい派」で、暇さえあれば床を掃除機がけしたり、子どもが散らかしたおもちゃの片付けをしていますが、私は「掃除より皿洗いや洗濯を優先させたい派」。特におもちゃの片付けに関しては、片付けたところでまた散らかすし、親が常に片付けていると子どもに片付けの習慣もつかないので後回しにしたいと思っています。

ですが旦那は我慢できないようで、子どもが寝た後もすぐに片付けを始めてしまいます。私としては物音で子供が起きてしまうのは困るので、今しないでよ!と思っています。

でも言ったところで分かり合えないし、それこそ時間の無駄なので諦めています。なので潔く、掃除も片付けも私はしないことにし、自分のやりたい家事を優先しています。

30代後半/結婚6〜10年目/女性