2歳児が言うことを聞かない…パパママが実践した対処法34選

3位|しばらく様子見・自由にさせる

しばらく様子見・自由にさせる

少し放っておいてみること

2歳だとイヤイヤ期が1番ひどい時期になるので、普段の支度や食事からお出かけ時まで、何をするにも「イヤ!」と言われて、親の思い通りに行動してくれないことが多いです。

家での支度や食事など急がなくてもいい時は、イヤイヤが始まったら仕方ないと割り切って、なんとなく声かけをしながら放置しています。少し経つと気が変わってご飯を再開したり歯磨きしたりしてくれるので、少しの時間なら好きなようにさせてあげるといいです。

お出かけ中で好きにさせてあげられない時は、お気に入りのおやつやジュースをあげたり、動画を見せたりして、どうにか言うことを聞いてもらうようにしています。

どのみち、無理矢理やらせようとすると逆効果です。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

子供のやりたいようにさせる

うちの子は児童館や公園に行った際、帰る時間になってもまだ遊びたくて帰りたがりませんでした。車のチャイルドシートに乗せようとしても、足と体をつっぱって「絶対乗らない!」と大泣きでした。

お昼ご飯やお昼寝の時間もあるので、なんとしても家に連れて帰りたいと最初は思っていましたが、無理矢理乗せようとすると逆効果で、更にギャーギャー暴れてしまい、大変な思いをする事になりました。「車に乗ったらお菓子やおもちゃあげるよー」と誤魔化そうとしましたが、効果はありません。

疲れ切ってしまった私は、ある時、子供が車に乗る気になるまで遊ばせることにしました。すると20分程で自ら車に乗ってくれました。自分の「やりたい」が叶うと満足するようです。やがて「すべり台、◯回乗ったら帰るよ」の声かけも理解してくれるようになり、親の帰りたい時間で帰れるようになりました。

予定があったりして大変かもしれませんが、危ない事でなければとことん子供に付き合う事が大切だと思います。だんだんと、いつまでも遊んでいたらご飯やお昼寝の時間が遅くなることや、お腹が空いて疲れてしまう事を理解してくるようにもなります。

30代後半/3人兄妹・姉弟/女性

気が済むまで泣かせ、見守る

末娘はハイハイ嫌いのシャフリングベビー(お座り姿勢のまま移動する赤ん坊)だったのですが、好奇心は人一倍強く、外出時の抱っこやベビーカーを嫌がって泣き叫びます。余りに大変なので買い物は最小限でしたが、それでも近所のスーパーでは有名になっていました…(笑)

そんな時は気が済むまで泣かせました。なだめようと変に手を出すと余計に激しく泣いたり、体が反り返って落ちそうになったりして危険だったからです。周囲も温かい目で見守ってくれる土地柄だったので、本当にありがたかったです。

イヤイヤの強さは子供の個性によるものだと思うので、周りに出来る事は限られると思います。私はダメな理由を伝えたら、あとは落ち着くまでトントンしたり撫でたりして見守りました。

娘は自我がかなり強めで、今でも思い通りにならない時に少し感情が昂る事があるのですが、自分でコントロールして言葉で伝えることが出来るようになりました。

40代前半/2人兄妹・姉弟/女性

心と時間に余裕を持ち、成長を楽しむ

長男はマイペースでのんびりした性格だったので、イヤイヤで泣いて困ることはありませんでした。それでも、急に三輪車を乗り捨てて走り出したり、手を離して道路に飛び出そうとしたりするので、ヒヤヒヤする事がありました。

長男が命に関わる事をしそうな時は、目を見て真剣に「危ない、痛い思いをするよ」と伝え続けました。時に知らない方に冷ややかな目で見られる程、厳しく注意したこともありました。

次男は自分で何でもやりたいタイプで、よく泣いて大変でした。そこで、なるべくできそうな事はやらせてみる事にしました。その時は時間も気持ちも余裕を持って、見守りながら声かけをして、子供の気持ちが安定するように心がけました。

第3子、4子は私自身の気持ちに余裕が出来ていたので、外で寝転んで泣いたりしても、「今しか見れないイヤイヤ期だ。成長したんだなぁ」と写真や動画を撮って楽しめるようになりました。

30代後半/4人兄妹・姉弟以上/女性

促すくらいに伝えて放っておく

うちの2歳2ヶ月の息子は、お風呂、食事、おむつ替え、何をするにもイヤイヤと嘆きます。

初めは「いやでもやらなきゃいつまでも終わらないよ」と話をしていました。でも真剣に様子を見てみると、ただ「イヤイヤ」と言いたいだけに見えて来て、子供も本心からイヤイヤ言っているわけではないと感じました。

そこで、「そろそろ〇〇するといいんじゃないかな~」と、促すくらいに伝えて放っておくと、しばらくしてからノソノソとやり始めたりします。

それからは、2歳児なりに考え方を整理する時間が必要なのだと、考え方を変えました。そうすると、ガミガミ言っていた時と比べて自分も気が楽になり、子供と落ち着いて接することができるようになりました。

20代後半/男の子1人/女性

4位|きちんと線引きをして向き合う

きちんと線引きをして向き合う

子供の要求を呑む代わりに、こちらの思いもしっかり伝えていく

うちの子は2歳を過ぎて言葉が増えてきたと同時に、はっきり自分の思いを出すようになりました。色々と試行錯誤してもスムーズにいかないことばかりで、イライラしてしまう事も多いです。気ままな2歳児のイヤイヤと毎日真剣に向き合っていては、親がしんどくなってしまいます。

そこで、私は対応に疲れた時や上手くいかない時は、諦めるようにしています。例えば、変な時間におやつを食べたいと言って聞かない時、『これ食べたらお終いだよ、食べた後は絶対歯磨きだよ!』と約束をして仕方なくおやつを与えます(笑)案外、息子はそれで納得して終わる事が多いです。

ただし、約束をしたからには、再びおやつを欲しがったとしても与えず、他の事に気を逸らすようにしています。“あなたの言う事を聞くから、私の言うことも聞いてね”という等価交換のスタンスですね。

子どもの思いを受け入れながらも、わがまま放題にならないよう、こちらの思いもしっかり伝えていく事が大切です。いつか分かってくれる日が来るのを信じて、肩の力を抜いて育児を楽しんでいきたいと思います。

30代前半/2人兄弟/女性

親として譲れないラインをしっかり持って冷静に対応する

うちの長男は1才半が過ぎた時から、いわゆるイヤイヤ期が始まりました。初めはとにかく何でも「いや」という時期があり、それが過ぎると遊びをやめる時や食事の時など、特定の場面でイヤイヤになりました。

前半のイヤイヤ期は理由があまりなく、本人も何となくイヤイヤと言っていたので、こちらはあまり気にせず、冷静に「そうなんだー、いやなんだねー」と共感し、楽しいことや好きなことを提案し、気持ちを切り替えさせていました。そして切り替えられたら褒めまくりました。後半のイヤイヤ期は本人なりの理由があったので、根気強く気持ちを聞き取り、したいことなどができる時は回数などを決めて約束をしてからさせました。

ただし、親も譲れない時ははっきりと冷静に理由を伝えました。どんなに泣いてもそこは譲らず繰り返すことで、親の譲れないラインが分かってきたようで、自分から「これを一回してから行くね」、「これだけは食べるね」など、自ら泣かずに提案するようになりました。

正直、泣かれたりぐずられたりするとイライラしますし、この場をなんとかおさめたい、と思いますが、本人の将来のためにも、親の譲れないラインをしっかり持って対応することが大切だと思います。あと、二歳児の言葉は拙いですが、言語化させて思いを聞くことが大切だと思います。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

キリがいいところまで進めてから切り替えさせる

イヤイヤ言うのには何か理由があるはずなので、こちらの気持ちに余裕があれば、「どうして嫌なのか」、「今、何をしたいのか」など、子供の気持ちややりたいことに寄り添う対応をします。

大人もやりたいことがあったのに、いきなり違うことややりたくないことを「やれ」と言われれば、嫌な気持ちになりますよね。それは子供も一緒です。

特に2歳児はうまく自分の気持ちを言えないので、余計にこちらが気持ちを汲み取ってあげることが大事です。例えばお風呂に誘って嫌と言い出したら、「もっとこれで遊びたかった?」「もっとこのテレビ見たかった?」など、考えられることを聞いてみます。それから、当てはまるものがあれば、「これが終わったら、お風呂に入ろうね!」と言って一緒に付き合うなど、キリがいいところまで進めてから切り替えさせるようにします。

少し時間と気持ちに余裕を持って対応するのが良いと思います。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

5位|物で釣って徐々に慣れさせる

物で釣って徐々に慣れさせる

今だけだと思って物で釣るしかない

うちの子のイヤイヤ期で大変だったのは、送迎に使う自転車に乗るのを嫌がったことと、朝着替えるのを嫌がって暴れることでした。特に、自転車に乗るのを嫌がるため、保育園やプレ幼稚園に行くのがとても大変でした。

そこで今だけだと割り切り、「自転車に乗ればジュースをあげる」と物で釣りました。その結果、自転車にはすんなり乗ってくれるようになりました。ジュースを飲むのがクセになったら嫌だなと思いましたが、自転車に慣れたらジュースを飲まなくても乗るようになりました。

朝の着替えを嫌がる件に関しては、お風呂上がりに翌日の服を着せてしまうことで乗り切りました。お風呂上がりならどんな服でも着てくれたので、そこで着せてしまい、朝そのまま出かけました。こちらも2~3ヶ月すれば収まり、朝着替えてくれるようになりました。

イヤイヤ期はどうしようもないこともありますし、ずっと続くわけではないので、他人から見たら良くないことでも、親が楽になるなら臨機応変に構えていいと思います。私のように、物で釣ったりしてもいいと思います。

30代前半/2人姉妹/女性

2歳児が言うことを聞かない時の対処法まとめ

この記事では、パパママ200人に聞いた2歳児が言うことを聞かない時の対処法を体験談と共にご紹介してきました。

2歳児が言うことを聞かない時の対処法アンケートでは、1位は『言い方を変える・逆手に取る』、となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

2歳児が言うことを聞かない時の対処法アンケート詳細

【アンケート調査概要】

調査方法 インターネットによるアンケート調査
アンケート内容 2歳児が言うことを聞かない時の対処法を回答
調査期間 2024年03月14日~03月29日
回答者数 パパママ200人
年齢 20代~60代

【アンケート調査結果】

順位 回答数 2歳児が言うことを聞かない時の対処法
1位 65票 言い方を変える・逆手に取る
2位 60票 子供に寄り添う
3位 26票 しばらく様子見・自由にさせる
4位 16票 きちんと線引きをして向き合う
5位 5票 物で釣って徐々に慣れさせる
その他 28票 上記以外の回答