【パパママ別】子育てを楽しむ方法を伝授!経験者が教えるコツ

子育て 楽しむ

子育てが上手くいかない時など、「子育てを楽しむ方法はないだろうか?」と悩んでしまうこともありますよね。

対処法としては「子供と同じ目線になる」や「自分のストレスケアも大切に」が挙げられますが、同じ経験を持つママやパパが実際に対処した方法や体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、パパママ200人に聞いた子育てを楽しむ方法ランキングに加えて、リアルな体験談と共に子育てを楽しむコツ34選をご紹介しています。

【パパママ別】子育てを楽しむコツ・ポイント

順位 子育てを楽しむコツ・ポイント
ママ パパ
1位 子供と同じ目線になる 子供と同じ目線になる
2位 自分のストレスケアも大切に 成長の早さや吸収力に注目する
3位 良い意味で適当にこなす ネタとして楽しむ
4位 子供にとっての最適解を導き出す やる気を尊重し、見守る
5位 ネタとして楽しむ 子供の言動に隠された意味に着目

まずは、パパママ別の子育てを楽しむコツ・ポイントからご紹介していきましょう。

famico編集部が行った『パパママ各100人に聞いた子育てを楽しむコツ・ポイントアンケート』によると、ママ側の1位は『子供と同じ目線になる』、パパ側の1位は『子供と同じ目線になる』、という結果に。

それでは、ママとパパで分けて子育てを楽しむコツ・ポイントをご紹介していきます。

【ママ編】子育てを楽しむコツ・ポイントランキング

順位 割合 子育てを楽しむコツ・ポイント
1位 31% 子供と同じ目線になる
2位 24% 自分のストレスケアも大切に
3位 19% 良い意味で適当にこなす
4位 12% 子供にとっての最適解を導き出す
5位 7% ネタとして楽しむ
その他 7% 上記以外の回答

famico編集部が行った『ママ100人に聞いた子育てを楽しむコツ・ポイントアンケート』によると、1位は『子供と同じ目線になる』、2位は『自分のストレスケアも大切に』、3位は『良い意味で適当にこなす』という結果に。

割合で見てみると、1位の『子供と同じ目線になる』が約31%、2位の『自分のストレスケアも大切に』が約24%、3位の『良い意味で適当にこなす』が約19%となっており、1~3位で約74%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にママ編の子育てを楽しむコツ・ポイント24選をご紹介していきましょう。

ママ編1位|子供と同じ目線になる

子供と同じ目線になる

子供と一緒の目線で話し合う

子供は精神の成長も著しく、日々どんな子になるんだろうと楽しみで仕方ありません。その時その時の子供なりの考え方があって、それを素直にぶつけてくれるのは嬉しいことです。

子供扱いをして大人の意見や都合を押し付けるのは、子供の人格を否定することになるのではないかと思っています。間違ったことはもちろん言い聞かせますが、基本的には聞き役になり、何でも話して貰えるような姿勢を心がけています。逆に、こちら側も仕事の愚痴や友人の話など、「聞いて聞いてー!」と話しています。

イヤイヤ期も反抗期も、腹が立つことも多々ありましたが、「そんな風に反抗してくるんだ!おもしろーい!」という受け止め方をしていると、子供もそのうち笑い始めてケロッとしていました。

私が子育てしてるんだと気負うより、貴重な子供の時間を共に過ごしてもらえることに感謝してお互い尊重し合える方が、楽しく過ごせると思います!

40代前半/男の子1人/女性

新入社員と同じでまだ何もわからないんだと思って接する

専業主婦で子供と2人きりの時間が長い分、家事もやりながら子供の相手をするのが時たま息苦しくなってしまうことがあります。子供が言う事を聞かなかったり、思った通りに動いてくれない時、ついカッとなってキツい言い方をしてしまい、後から自己嫌悪と子供に対して申し訳ない気持ちで辛い時がありました。

ある時、ふと自分が新入社員だった頃のことを思い出しました。上司や先輩に言われた事を理解していてもうまくできなかったですし、そんな時に上司に怒られたらやる気も無くしてしまっていました。入社2年目くらいまで、ほとんどの仕事が覚束なかったです。

そして「この子はまだ産まれて2年しか経っていないんだから、言ってる意味もわからないのは当たり前だし、わかってもうまく行かないのは当たり前なのになぜ理解してあげなかったんだろう」と気付きました。

それからは何か失敗しても責めずに、「こうしたら大丈夫だよ」と優しく声かけできるようになりました。

30代前半/女の子1人/女性

子どもを子供扱いせず、1人の人間として見ること

私は今シングルマザーとして、もうすぐ小学2年生になる息子と二人暮しをしています。2人での暮らしが始まったばかりの頃は「あれをやったら危ないからダメ!」とか「なんでそんなことするの!」とか怒ってばかりで、自己嫌悪もすごくて、息子にもすごくストレスを与えていたと思います。

でも、1人の人間として見るようにしたら、「あぁ、そういう考えもあるんだね」と思えたり、ちょっとしたミスも「まぁいいよ」と言えるようになりました。そうすると不思議なもので、お互いに悪い時は「ごめんね」「いいよ」と言えるようになり、私がミスをしても、息子に「まぁいいよ」とか「大丈夫!」と言ってもらえるようになりました(笑)

怒ってばかりの時は、息子が私の顔色を窺いながら話していたように思いますが、今は「これがやりたい!」や「ここに行きたい!」と言ってくれることが多くなったように思います。仕事をしながらの育児なので、叶えてあげられることに制限があって申し訳ないなと思いますが、出来るだけのことはしてあげようと思っています。

まだまだ私も未熟なので、これから色んな未知の壁にぶち当たると思います。でもそれは息子も一緒。お互い初めてのことばかりですから、息子と一緒に壁にぶち当たりながら一緒に問題を解決出来るように、これからも二人三脚で頑張っていこうと思っています!

30代後半/男の子1人/女性

子供と一緒になって毎日楽しむこと!

子供と一緒の目線になって出来たことを喜ぶ、出来なかったことを悔しがる、楽しかったことを一緒に楽しむことで、親も成長出来るのだと実感しました。

躾けることが親の役目ではあると思いますが、子供たちがどう考え、どう感じているのかを親も同じ目線で考えると「こんな風に思っていたんだ」と発見できます。正解の分からない育児に新しい発見が増えて、親も子供も笑顔になりました。

全て同じようにする訳ではなく、危険なことややってはいけないことは何度も伝えて分かってもらうようにしますが、子供の目線で見てみるとわかる部分が多く、一緒に楽しんだり嬉しがったり、悲しんだりすると育児が楽しくなりました。

30代前半/3人兄妹・姉弟/女性

後のことは考えず、子どもと一緒に学ぶ!

子どもが突然する行動は、大人にとって不都合なことが多くあります。例えば、突然始まるお絵かき。汚れてもいい環境をセッティングするのは大変ですし、大人の都合で今はやってほしくないことってたくさんありますよね。

でもそれって、子どもには何も関係のないことです。大人は後先のことを考えて逆算しながら行動していますが、子どもは”今”を生きているのです。そのため「今やらないで」と思うより、「なぜそれをしたいのか。しようとしているのか」をそっと見守るようにすれば、こちらの気持ちも落ち着きますし、優しい心で見守ることができます。

床が水でべちゃべちゃになっても後で拭けば良いですし、クレヨンで周りが汚れれば後で一緒にピカピカにすればいいのです。制限をかけるよりも、その時のその場面で一緒に子どもと学ぶ、今というかけがえのない親子時間を一緒に楽しむということをモットーに日々過ごしています。

親は子どもに世間のことを教えているようで、毎日子どもから学ぶことの方が多いのかもしれません。

20代後半/2人兄妹・姉弟/女性

「一緒に子供になっちゃう!作戦」で切り抜ける

自分は親だと気負い過ぎると、「子供に教えなきゃいけない」とか、「しつけしなきゃいけない」というプレッシャーにかられて、楽しく子育てできないなと思いました。

なので、「一緒に子供になっちゃう!作戦」で切り抜けています。子供の遊びって繰り返しばかりで退屈に感じることも多いですが、子供になって一緒にやってみると、ツッコミどころ満載で、「何やってんだろ笑」という感覚になって、だんだん楽しくなってきます。

人目があるところでは流石に恥ずかしいですが、家にいる時くらいはできるのでやってみてください!一緒にダンスしたり、おしゃべりしてみたり、遊んでみると、意外と面白いと思えることがたくさんありますよ。

30代前半/女の子1人/女性

育児書は参考までにして、なんでも全力で一緒に楽しむこと

子育てを楽しむコツは、子どもを人と比べないことです。育児書一字一句を鵜呑みにして一喜一憂するのはよくありません。

私も「育児書通りじゃないからダメなんじゃないか」と思っていましたが、子どもは人形ではないので、成長していくことを信じます。昨日、できなかったことが今日できて、明日はもっとできていることがたくさんありました。

そんな経験をたくさんしたので、育児者は参考までにしたほうがいいです。それよりも、なんでも全力で一緒に楽しむことが必要です。それが子育てを楽しむコツにもなります。

笑顔でいれば子どもも笑顔になります。楽しいと思えば、ゆったりと子育てできます。

50代前半/3人兄妹・姉弟/女性

子どもにでも理解できる伝え方ができるかゲームにする

5歳の娘がいますが、言葉や文章が理解できるようになった頃から、伝え方に悩むようになりました。大人がわかるような言葉で伝えてももちろん伝わらないですし、叱っていても理解していないことから、同じことを繰り返したりすることもありました。

きっと、私みたいにどうしたらいいかと悩む人もいるかと思いますが、ここで変えてみたのが「子どもでも理解できる伝え方ゲーム」です。

大人の言葉をいかに子どもが理解できるような言葉に置き換えて子どもに伝えられるか、いかに理解ができるかを考え、しっかり理解できたらゲームでいう「クリア」ということで、私も楽しんでいました。

伝わらないとどうしてもイライラして、当たってしまうこともあるかと思いますが、その繰り返しから親の顔色をうかがって生活するような子にはなってほしくないので、一度深呼吸をして心に少しでも余裕をもって伝えていけたらと思います。

30代前半/女の子1人/女性

ママ編2位|自分のストレスケアも大切に

自分のストレスケアも大切に

見守れる範囲で心身ともに子供から距離を取る

今4歳の娘は反抗期真っ只中で、何かあれば怒り出したり癇癪もひどいです。「なんでそうなったの?」「どうして?」と疑問も多いです。

特にシングルマザーやフルタイムのワーキングマザーは、仕事の疲れやストレス、子育てのしんどさに押しつぶされそうになりがち。たまに泣きたくなるほど子どもが嫌になります。

そんな時は、見守れる範囲で心身ともに子供から距離を取ります。そして「この子も一人の人間。私とは別の人間なんだから、ある程度は受け止めてあとは子どもが自分で考えられるようにしてみよう」と考えると心が少し軽くなり、辛いと感じることもなくなりました。

今では娘が反抗していても可愛く思えるまでになりました。

30代前半/女の子1人/女性

自分(親)の状態を把握して子どもに向き合うこと

例えば子どもに自我が芽生えて、なんにでもイヤ!が始まるイヤイヤ期、同じような昨日と今日なのにおだやかに対応できた昨日と、爆発してしまって後悔!の今日…という経験がある方も少なくないのではないでしょうか?

私は爆発してしまった日のことをあとから思い返すようにしました。すると、「そういえば仕事の納期が迫っているのに仕事を切り上げて帰った日で焦っていたな、睡眠不足だったな」というように、自分(親)自身に余裕のない状態だったことに思い至りました。

余裕のない時にはイライラがおさえられないものです。それからは、この状態に目をかけるのはもちろんですが、自分自身の状態も常に気にするようにして、疲れが溜まってきたら家事をあえて休むなどしていました。

それでも爆発してしまいそうになる時は、トイレなどにこもって一度離れるようになり、子と無闇に衝突することがなくなりました。

30代前半/女の子1人/女性

自分の心身を元気に保つこと

現在小学3年生の長男の乳幼児期は大変でした。初めての子どもということもあり、育児書も読んで一生懸命育児に向き合っていましたが、思うようにいかないことばかりで、寝不足もあって常にイライラ・そんな自分に自己嫌悪、という毎日でした。

しかし、5歳差で産まれた次男がとても可愛く、長男も成長して落ち着いてきていることもあり、今は子育てが本当に楽しいです。

長男の時は「全部自分で頑張らなきゃ!」と、夫や実家に手伝いを頼むこともなく、いつも気を張っていました。しかし今は良い感じに力が抜けて、自分の心身の状態を保つことを1番に考えています。

自分が元気だと余裕もできて、子どもたちのことを可愛いと自然に思えてきます。

30代後半/2人兄弟/女性

今日嬉しかった出来事を3つ書き出すようにして、今日の自分を褒める時間を数分作る

子育てを楽しむには、自分自身も大切にすることが大事だなぁと思います。私は毎晩、日記アプリに今日嬉しかった出来事を3つ書き出すようにして、今日の自分を褒める時間を数分作ることを心掛けています!

この時間を作ることで自分の自己肯定感が高まり、子どもにも優しい言葉がけができるような気がします!

また、子どもも大人もストレス発散できるように、自宅でできる体あそびを調べて実践してみました!フェイスタオルを使って足の指で引き寄せたり、私が高いところに掲げたタオルを子どもに身体をよじ登らせてとってもらったり(笑)小さなことですが、子どもにとっては真剣になるほど夢中になれる遊びを親子で楽しみました!

ポイントはやはり、大人自身も楽しんで笑えることだと思います!まずは日頃、頑張っている自分を褒めてみましょう。

20代後半/2人兄妹・姉弟/女性

夫や実家、一時預かり保育園にお願いして、1人の時間を楽しむ

1人目は本当に眠りが浅い子でした。3時間寝るようになったのは、2歳くらいからです。

周りは「ミルクにすればいい、断乳したらいいよ」といろいろ教えてくれましたが、ミルク拒否で断乳したのは1歳7ヶ月くらいでした。周りの助言は、参考程度にしておきましょう。

睡眠不足はつらかったです。本当に休める時に寝るべきだと思います。

時には夫や実家、一時預かり保育園にお願いして、1人の時間を楽しみましょ。

40代後半/2人兄弟/女性

自然公園やショッピングモールに子供と一緒に外出して、息抜きをする

子供が小さな頃、癇癪が激しく子育てが大変でした。アパートだったので隣や上下から苦情が来て、夫からも「大家から電話が来た。子供を静かにさせろ」と怒鳴られました。しかも夫は家事育児を全く手伝わないので、私は仕事もしながら家事育児全部やる破目になりました。誰にも相談できず、いつまで続くのか苦しかったです。

そんな時に、遠方の友人が会いに来てくれました。話を聞いてくれて、「家にいると針のむしろなんでしょ?だったらこれからは休日に子供を連れて外出して、家になるだけいない方がいいよ」と言われ、気分が楽になりました。

友人のアドバイスに従って、土日はほぼ母子だけでいろいろなショッピングモールや自然公園に行きました。あちこち出かけるようになり、子供たちも笑顔が増えて子育ても楽しくなりました。子育てがつらいのは、ずっと周囲を気にしつつ、家に閉じこもっていたせいだったのですね。

それからは下の子が小学生に上がるまで、休日は子連れで外出しまくり、息抜きをしました。体力が必要だったしお金もかかったけれど、子育てはやっぱり息抜きが必要だと思います。

40代後半/2人兄妹・姉弟/女性

ママ編3位|良い意味で適当にこなす

良い意味で適当にこなす

「母親が笑っていて元気なことが1番!」をモットーに、力を抜きまくる

子育てが始まるとついつい自分のことは後回しになりますよね。子どもの世話に追われ、寝ている間に家事をこなし終わったら、子どもが起きてしまうなど、トイレもご飯も何をするにも大変です!

休む間もないと余裕がなくなり、鏡を見て自分の姿に何度びっくりしたことか・・・。そんな状況が続くと、子育て自体が苦痛になってしまいます。

そんな時はとにかく自分を甘やかし、好きなドラマを見たりリフレッシュするように心がけました!そうすることで、子どもに対しても余裕をもって声かけできるようになり、イライラしたりすることもなく、楽しんで過ごせるようになると思います。

ついつい神経質になってしまいがちですが、適当でも子どもは元気に育ちます。「母親が笑っていて元気なことが1番!」をモットーに、力を抜きまくって楽しめばいいと思います!

30代前半/女の子1人/女性

気負わず見守る

うちは、とてもやんちゃな男の子二人兄弟です。顔を合わせればケンカになります。ぶつかった、ぶつからない、僕が先だ、後だと、常に騒がしくケンカ三昧の日々です。

ケンカされるとストレスなので、ケンカが始まるとすぐに「やめなさい」と割って入っていたのですが、私が入るとむしろ揉め事が大きくなることに気づきました。なぜなら、自分の言い分をそれぞれが私に言ってくるからです。

そこで、介入することを一度やめてみました。すると、揉めながらもお互いに話し、妥協点を見つけている光景に感動しました。子供ながらに考え、力の違いも含め、協議できるんだと感じました。

また、その兄弟でのやりとりが、これからの長い人生を生きる術になっていくのかもしれません。

気負わず見守る気持ちがあれば、客観的にとらえられ、子育てを楽しむことができるのかもしれないです。

40代前半/2人兄弟/女性

離乳食もテキトー!寝かしつけもテキトー!頑張りすぎない!

長男の時は体重の増えがイマイチで、離乳食が始まってからも成長グラフから外れてしまっていました。

「これぐらい食べさせないと!食材はこのぐらい使わないと!」などと手作りにこだわって、手間暇かけて作っていました。それでもなかなか体重が増えず、悩みました。今思えば、悩み過ぎて神経質になり過ぎていたなぁと思います。

その後、次男を出産し、いい意味で手を抜けるようになりました。離乳食もレトルトやベビーフードを活用して、なるべく子どもとの時間を作るようにしています。そうしたら自然と余裕が出てきたのか、あまりイライラせずに子どもと接することが出来るようになりました。

特に次男は可愛さ爆発!どうして長男のときはこの可愛さに気付かなかったのか、後悔もあります。

30代前半/2人兄弟/女性

目くじら立てずある程度は自由にさせる

うちの子は離乳食時から食べ物の好き嫌いが多く、特に肉類を食べません。保育園の給食では食べているみたいですが、「みんなが食べるから自分もー」という感じ。

家に帰るとせっかく作った夜ご飯を食べないことが多くて、つい叱ってしまう毎日に嫌気がさしていましたが、保育園での相談会でコレを相談してみると先生から「今は食べなくてもそのうち食べるようになるので、今日は気分じゃないのね、程度の受け止め方でいいと思いますよ。実際保育園ではお肉食べてますし、好き嫌いもありません。お母さんはせっかく作ったのにと思われるかもしれませんが、食べ終わるまで席につかせていると食事が苦痛になってしまうので、ある程度して食べなければ片付けるのも手だと思いますよ」と言われて、なるほどと思いました。

そこで、食事の時間は目くじら立てず自由に楽しく食べさせるようにしたところ、少しずつですが食べるようになりました。「なんで食べないの!」と怒られながら食べるよりも、「あら、それ食べないの?ならお母さん貰っちゃおうかなぁ」と言ったら慌てて食べたりするので、食事の何よりのスパイスは笑顔だなと思いました。

50代前半/2人兄妹・姉弟/女性

予定を立てすぎず、アドリブを楽しむ!

せっかく計画したことが上手くいかないと、どうしたって苛立ってしまうものです。私は第一子の時に「計画通りに上手くいかなかった=上手く子育てできていない」に脳内変換されてしまい、もはや育児鬱になっていました。

そこで思い切って、何も計画せずに一日過ごしてみたところ、案外ストレスなく過ごせたのです。

子育て中は余裕がなくなるので、「分かっているはず」のことがどんどん抜けていきます。もういっぱいいっぱいという時は、思い切って手を抜いて、子供のペースに乗せられましょう。子供のとんでも行動に付き合うのは色々と大変ですが、「まさか」という発見があるのも事実です。

思い通りにならずイライラしていたのでは、子供ならではの自由で柔軟な発想や、ちょっとした才能を見過ごしてしまいます。子供は「思い通りにならない」を前提に、余裕をもった一日の予定を組むことが、子供との良い関係を築ける一歩になります。

30代前半/3人兄妹・姉弟/女性

ママ編4位|子供にとっての最適解を導き出す

子供にとっての最適解を導き出す

その子の個性を伸ばせるような子育てをする

私は勉強も運動も何1つ突出したものがなく、特技もないので正直引け目ばかり感じる人生でした。

子ども達には人生を楽しく送って欲しいので、ピアノや運動系・そろばんなど、家計に無理のない範囲内で習い事をさせています。勿論、子どものヤル気や楽しさも尊重しています。

自分の子どもだから大丈夫かな…という気持ちも多少ありましたが、みんな『できるようになりたい!』と一生懸命頑張っています。その姿を見て、我が子ながら尊敬しております。

できなくても全然良いんですけどね。その子の個性を伸ばせるような子育てをこれからもしていきたいです。

40代前半/3人兄妹・姉弟/女性

人とは比べない事

初めての子育てにわからない事や不安な事がたくさんあります。私は割と高齢での出産でしたが、同級生はみんな子育てがひと段落していることもあって、なかなか同じ境遇の人と接触する機会がありませんでした。

そこで情報収集はSNSに頼るようになり、困った事があればフォロワーさん達に助けてもらうことが多くなりました。でもSNSでは他のみんながキラキラして見えて、だんだんと比較するようになってしまいました。

フォロワーさんの子供さんが夜通し寝ることや離乳食を残さず食べることを見ては、「うちは違う…」と落ち込むようになったので、思い切ってSNSから離れてみました。とにかく自分の子供を見る事に集中、比べるとしても昨日までの子供とだけ、ということにしてみました。

その作戦は大成功で、少しの変化にすぐ気づいて純粋に喜べるようになりました。最近では今日はどんな事をするのかな、と我が子の言動をわくわく見守るようになりました。

30代後半/男の子1人/女性

周りの目を気にしすぎず、自分の考えや感覚を大事にする

うちの子は猪突猛進タイプ。気になるものがあると、どんなに声をかけても耳に届かず、突っ走ってどこかへ行ってしまいます。2〜3歳ぐらいの時は車の方へ行かないように、迷子にならないようにと必死で手を掴んでいましたが、急に走り出してしまい何度も腕を脱臼してしまう状況でした。

そこで使ったのが子供用の安全紐のついたリュックです。実母にも夫にも「犬じゃないんだから」と反対されましたが、子供の安全のためです。これ以上腕が抜けて泣く子を見たくはないし、もっと大怪我してから後悔しても遅いですから。

つけて歩くと周りの目線はたまに刺さりました。それでも腕の怪我をすることはなくなりましたし、私もいつどう動くかわからないとヒヤヒヤしながら歩くことは無くなりました。

自分の考えを信じて子供のために動くことは、必ず形になって帰ってきます。世間体を気にせず、思ったまま行動して楽しく子育てしましょう。

30代後半/女の子1人/女性

ママ編5位|ネタとして楽しむ

ネタとして楽しむ

悪戯もネタとしてとらえる

1歳を過ぎたあたりから、我が子はキッチンを漁って遊ぶようになりました。包丁など怪我のするものは別のところへ移動したのですが、サラダオイルをひっくり返すとは思っておらず、キャップを開けて頭からまるまる一本かぶった挙げ句、床で水たまりのようになったオイルの上でバシャバシャ遊ぶということがありました。

状況的にはひどいものでしたが、濡れTシャツコンテストのようになった娘を見て、「ネタだ」と割り切って写真を撮ることで怒らず対処できました。

今後このようなことが多く起こるとは思いますが、発想の転換でどれだけでも子育ては楽になると思いました。

積もり積もってイライラする事もあるかと思いますが、写真を撮ったりすることでも冷静になれるのではないかと思います。

30代後半/女の子1人/女性

ハプニングを楽しむ!

子育てをしているとハプニングは付き物です。そしてそのハプニングがいくつも重なって、はちゃめちゃな状態になってしまう事も。

以前はそんな時に大パニックになっていましたが、一歩引いてみる事でそのカオスな状態が逆に笑えてくる事も多く、じゃあ逆にその状態を楽しんでみようという気持ちになりました。

具体的には写真を1枚とってみるという作戦です。写真で撮ったものを見ることによって、第3者目線になれます。以前、下の子が離乳食をひっくり返したタイミングで、上の子がハンバーグをひっくり返して撒き散らし、更に慌てて麦茶もひっくり返した事がありました。あまりにもぐちゃぐちゃな床をみて一瞬怒りそうになってしまったのですが、写真を1枚撮ってみると落ち着いてきて、上の子と大笑いしてしまいました。

笑ってしまえばどうにかなるくらいの余裕を持って育児をしていくのが、ちょうどいいのではないかなと思います。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性