【パパママ別】小学生子育てに疲れた…経験者が実践した30の対処法

小学生 子育て 疲れ た

「小学生の子育てに疲れた…」と本気で悩んでしまうこともありますよね。

対処法としては「自分だけの時間を確保・気分転換」や「一緒に楽しむ・共に成長する」が挙げられますが、同じ経験を持つママやパパが実際に対処した方法や体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、パパママ200人に聞いた小学生の子育てにイライラする時の対処法ランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法30選をご紹介しています。

【パパママ別】小学生の子育てにイライラする時の対処法

順位 小学生の子育てにイライラする時の対処法
ママ パパ
1位 自分だけの時間を確保・気分転換 ゆるく考える
2位 一緒に楽しむ・共に成長する 子供を信じる・自主性を尊重する
3位 子供を信じる・自主性を尊重する 一緒に楽しむ・共に成長する
4位 自分の言動や過去を振り返る 自分だけの時間を確保・気分転換
5位 先輩や仲間に相談する 自分の言動や過去を振り返る
6位 成長を噛み締める

まずは、パパママ別の小学生の子育てにイライラする時の対処法からご紹介していきましょう。

famico編集部が行った『パパママ各100人に聞いた小学生の子育てにイライラする時の対処法アンケート』によると、ママ側の1位は『自分だけの時間を確保・気分転換』、パパ側の1位は『ゆるく考える』、という結果に。

それでは、ママとパパで分けて小学生の子育てにイライラする時の対処法をご紹介していきます。

【ママ編】小学生の子育てにイライラする時の対処法ランキング

順位 割合 小学生の子育てにイライラする時の対処法
1位 32% 自分だけの時間を確保・気分転換
2位 17% 一緒に楽しむ・共に成長する
3位 16% 子供を信じる・自主性を尊重する
4位 12% 自分の言動や過去を振り返る
5位 11% 先輩や仲間に相談する
6位 3% 成長を噛み締める
その他 9% 上記以外の回答

famico編集部が行った『ママ100人に聞いた小学生の子育てにイライラする時の対処法アンケート』によると、1位は『自分だけの時間を確保・気分転換』、2位は『一緒に楽しむ・共に成長する』、3位は『子供を信じる・自主性を尊重する』という結果に。

割合で見てみると、1位の『自分だけの時間を確保・気分転換』が約32%、2位の『一緒に楽しむ・共に成長する』が約17%、3位の『子供を信じる・自主性を尊重する』が約16%となっており、1~3位で約65%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にママ編の小学生の子育てにイライラする時の対処法23選をご紹介していきましょう。

ママ編1位|自分だけの時間を確保・気分転換

自分だけの時間を確保・気分転換

好きな物を食べたり、カラオケに行ったりして気分転換

我が家には子供が六人居ます。それぞれ性格も性別も違い、何で兄弟なのにこんなにも違うんだろう?と悩んだ事もあります。

下になればなるほど、わがままで頑固で泣き虫で甘えん坊になっていきます。特に息子たちはすぐに手が出て喧嘩になり、何回も同じ事を言っては叱り、疲れて嫌になりました。

そんな時は私も子供の言う事を聞かず、何にもしません。ヤツらと一緒に戦い、一緒に泣いて悩んで、打ち解けて笑いあって…とことん一緒にやってやりました!(笑)

どうにかこうにか皆を寝かしつけた後は、好きな物を食べたりして気分転換していました。また、昼間は1人カラオケなどをして、ストレスを溜め込まない様にしながら、乗り越えています。

40代前半/4人兄妹・姉弟以上/女性

好きな事が出来る時間を作る

2人の育児や色々な対応をほぼ自分一人でやっているため、どうにもならなくて心身共に疲れきってしまう事がよくあります。

そういう時、私は皆が寝静まった深夜に、一人でお酒とつまみを楽しむようにしています。食べながら、撮り溜めたドラマや音楽番組、スポーツなどをみて感動し、ひたすらその時間に没頭しています。

母親にも自分の為の時間が絶対に必要なので、好きな事が出来る時間を作るようにします。有給休暇が取れる時は日帰りで近場の温泉に行き、美味しいものを食べる事もあります。

日常生活を一旦離れ、自分だけ楽しむ時間を作ることで、心身共にリフレッシュしてまた毎日の育児を頑張ろうという力につながります。

40代後半/2人兄妹・姉弟/女性

子どもに干渉せずに自分の時間を持つ

我が家には10歳と7歳の娘がいますが、10歳の娘の方は反抗期に入りかけのようで、素直に母親の言うことを聞きません。娘は勉強や普段の行動について言われることがストレスなようですが、母親だって何度も同じ注意をしたり、いろいろと言わないように我慢するのは本当にストレスです。

そんな日々が続いて限界を迎えた時は、夫に子どものことを全て任せてしまいます。もちろん家事はやりますが、子どもに干渉せずに自分の時間を持つことで、かなりリフレッシュできます。

また、子ども達は比較的父親の言うことは聞いているはずなのに、たった1日でイライラ、疲労感が漂っている夫を見るのも、なんだか可哀想なような可笑しいような・・・(笑)ある程度距離を置くことで、子ども達を客観的に見ることができるのもいいことかもしれません。

1日父親メインの日が終わると、2人とも「やっぱりママがいい」と言うことで、少しだけ素直になってくれる効果もあります。でも、実は夫が私の大変さを理解し、労ってくれることが1番嬉しいと思っています。

30代後半/2人姉妹/女性

顔の手入れを念入りにする

小学3年生の子がいます。注意されたことを数分で忘れて同じことをしたり、いけないとわかっていることをやったり、話をしている最中に遊び始めたり・・・ほぼ毎日こんな感じです。叱っても諭してもダメ、できた時に褒めると、そのあと調子に乗って約束事を忘れて行動して、結局叱られたりしています。笑

感情的になってはいけないとわかっていても、だんだんと言い訳や屁理屈を言うようになり、喧嘩っぽくなってしまっています。でもこのままでは良くないし、もうすぐ9歳の壁に到達するため、親としてどうするべきかを旦那とも話しています。夫婦で改めて考えてみると、親が高望みをしている部分もあったりして、「子どもは子どもなりに考えてるのかな。信じるのも大切だね」ということになりました。

それからは子どもには親の気持ちの部分をしっかりと伝えていくようにしています。

それでも心のモヤモヤが消えない時は、いつも以上に美容に時間をかけて念入りに肌をいたわるようにしています。そうすると終わってから、「よし!スッキリ!」と落ち着けるので、自分の時間を作れるなら少しでも作ると楽になると思います!

20代後半/2人兄妹・姉弟/女性

自分の時間を少しでも作ってリフレッシュする

保育園から小学校に上がった途端、毎日の生活の中に「勉強をする」というタスクが組み込まれてきます。うちの子は小さい頃から文字や数を教えることをしていなかったので、最初は自分の名前を書くことも苦労していました。

ひらがなの読み書きについては一切できない状態で小学校へ入学しましたので、本を読むことに関しても苦労していました。もちろん毎日の宿題も四苦八苦です。

私は幼少期、親に勉強を教えてもらえなかった為、わからないことが溜まって徐々に勉強が苦手になっていきました。なので子供には同じ思いをさせないためにも、頑張って宿題に協力しています。そのせいか、終わる頃には私もへとへとになっています。

とにかく自分の時間を少しでも作ってリフレッシュすることにしています。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

子供がゲームをしている間に、自分も好きな事をする

「あれしなさい、これしなさい」と毎日色々言っていても、子供はほとんど聞いていません。兄弟げんかも引っ切り無しだし、ストレスがたまります。

彼らが大人しくなるのはゲームをしている時だけです。その間に家のことをやろうとすると、私も休みがなくて疲れてしまうので、子供達がゲームをしている時は自分もスマホで動画をみたりして、好きな事をする事にしました。1人布団に入ってダラダラするのもいいです。

どこかしらで気分をリセットすると、再度頑張れました。

ゲームはあまりやらせない方が良いとも思いますが、全て悪いとは思いません。ゲームを「自分を助けてくれるもの」として上手に使うのが良いと思います。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

一旦子どものそばから離れる

上の子が小2、下の子が4歳で現在反抗期です。上の子は基本的には勉強が好きでなんでもやりたがりますが、難しい問題が解けずにいると悔しくて機嫌を悪くします。そんな時に下の子が反抗してきたり、上の子にちょっかいを出してきたりすると、癇癪を起こしてしまうことがあります。そうなると下の子が泣いたりして収拾がつかなくなり、私もついイライラして疲れてしまう事が多々あります。

そんな時は気持ちを切り替えるために一旦離れたり、コーヒーを飲んだり好きな音楽やラジオを流しています。そうする事でこちらの気分が落ち着くので、子供への声かけや口調も優しくなれたりします。そして子供たちの気持ちを察しながら声かけすることで切り替えられたりします。

毎回上手くいくとは限りませんが、「大人も子供と同じように、難しいことや嫌なことをやりたくないことがあるよ。だけど必要なことだからちょっとずつ頑張るんだよ」と分かりやすく説明して対応しています。

30代後半/2人姉妹/女性

時には実家を頼りながら自分を大事にし、前向きに頑張る

小学生時代の子供は一番元気なので、親は疲れてしまいやすい時期と言えるでしょう。

ずっとつきっ切りですと疲労が溜まるので、週末には実家の母などに子守りをお願いすることもよくあります。そうやって自分を大事にすることで活力が湧いてきます。

子供が小さい頃に頑張りすぎてしまうと、成長してからもそのペースを落とせなくなります。でも本当にしんどいのは中学生以降です。進路や複雑な人間関係の問題など、向き合わなければならない試練のレベルも上がるので、息抜きをしないととても持ちません。

なので時には実家を頼りながら、前向きに頑張りたいです。

40代後半/2人姉妹/女性

ママ編2位|一緒に楽しむ・共に成長する

一緒に楽しむ・共に成長する

子供と一緒に成長すればいいと考えるようにする

息子が小学一年生になり、近くの子たちと決められた班で登校するようになりました。最初は緊張していましたが、慣れてくるとだんだんふざけ始めるようになりました。また、仲良くなった子と一緒になって騒いでしまい、上級生の子たちに迷惑をかけることも…。

ある時、上級生のお母さんから苦情が来たため謝罪し、本人にも言って聞かせました。お友達と一緒になるとつい興が乗ってしまうようで、頭を悩ませました。でも、ダメな事はダメなので、色んな工夫をして言って聞かせ、落ち着いてきました。

ところが例の上級生のお母さんから度々クレームが入り、そのうち別の子のことまで言われるようになりました。うちの子が迷惑をかけた件については誠心誠意謝りましたが、別の子の件については違うと一度だけ反論しました。それ以降は何も言われなくなり、今ではいい距離感でお付き合いさせて頂いています。

保育園は先生がしっかり見てくれるけれど、小学校は本人主体で親がサポートする感じだなと思いました。親も初めての事なので、それに慣れるまでが大変だなと思います。だけど、子供と一緒に成長すればいいと思います。

30代後半/3人兄弟/女性

キャンプや散歩など、屋外で一緒に楽しめる活動を増やす

3人の娘のうち、2人が小学生です。毎日学校であったことを逐一報告してくれるのですが、どちらも賑やかでおしゃべりが止まらず、話を聞くだけでも疲れてしまいます。

コロナ禍ということもあり、人混みを避けて子供と気分転換出来る方法はないか考えた末、キャンプや散歩を始めました。

屋外に居ると子供との会話が何故かとても楽しく、いつもは疲れから聞き流してしまうような会話にも耳を傾けられるようになりました。そのような会話の中から子供の小さな成長を感じたり、感受性の豊かさを感じて感動することもありました。そうした自分の感情を子供に伝えることで、子供の自己肯定感も高くなったように感じます。

そして何より、子供も私もキャンプや散歩を楽しめて気分転換になっているので、子育てに疲れた方に是非おすすめします。

40代前半/3人姉妹/女性

子供と一緒に何かをする事を習慣づけてみる

娘が小学校高学年になると友達とLINEをしたり、YouTubeを見たりするようになり、携帯を手放さなくなりました。習い事の都合で携帯を持たせたのですが、毎日毎日ずっと携帯を見ている我が子を見て、イライラしまくって疲れていました。

そこで土日の休みに一緒に勉強の時間やノーメディアの時間を作ったり、一緒に簡単なご飯を作ったりするようにすると、自然とイライラも減りました。

今では子供から「一緒に勉強しよう」などと声を掛けられるように!こちらも普段は勉強しない行政の勉強をしたりできて一石二鳥!子供もその時間だけは携帯を見なくなりますし、会話も増えていい事ばかりかも?!

子供にイライラしたり怒ってばかりだと思ったら、子供と一緒に何かをする事を習慣づけてみては?意外と楽しめますよ!

30代後半/2人姉妹/女性

定期的に解消のための息抜きデーを設ける

子育てに疲れた時は、子供も大人もストレスが溜まっているので、定期的に解消のための息抜きデーを設けています。

冷凍餃子や肉まん、焼き肉など、簡単なものをホットプレートに並べて焼き、食事中のジュースも解禁!コンビニなどに行き、各自アイスや好きなお菓子も買い込みます。その日は夜更かしOKにし、家族で映画を観て、みんなでまったりしながら過ごすことにしています。

頻度が高いと効果がないので、月に一度もしくは2、3ヶ月に一度くらいにしています。

子供たちと、次の息抜きデーに何をしようか相談し合う時間もとても楽しめます。普段は怒られるようなことを思い切りさせることで、子供もイライラを溜め込まずに済んでいるような気がします。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

ママ編3位|子供を信じる・自主性を尊重する

子供を信じる・自主性を尊重する

時間を決めて自由に遊ばせる!

上の子は小学校から帰ってくると、ずっとYoutubeを見ていて全く勉強しようとしません。「勉強しちゃいなよ」と声をかけると、「ママに言われるから嫌になる。やろうとしていたのに」と言い訳をします。その後もなかなかやろうとせず、何回もこのやりとりを繰り返してお互いにイライラして疲れてしまいます。

上の子はまだ宿題に集中して取り組むことができないので、私が横についてやらなければなりません。せっかく家事が一段落してもやりたがらず、ギリギリにならないと取り掛からない点も、ストレスを感じる要因になっていました。

ある時、担任の先生に相談したところ、「学校から帰ったら17時まで思いっきり遊ばせてください。宿題なんてそれからで十分ですよ」と言われました。それから考え方も変わり、帰宅後、下の子を迎えに行くまで自由に過ごさせて、たまに公園へ連れて行くようにしました。

そうしたら、上の子はご飯までの間に自ら宿題を行うようになり、私がそれほどチェックせずとも集中できるようになりました。今までガミガミ言いすぎていただけだったかもと思いました。

30代後半/2人姉妹/女性

疲れたら子供に声をかけて休む

我が子ってすごく可愛いですよね。だからこそ、いろいろと心配になって、ついつい構いすぎちゃうんですよね。

でも、小学生くらいになれば子供も自分の考えがあるし、失敗したってそれが良い経験になってたくましくなっていくんです。そう考えると、いい意味で肩の力が抜けます。

子育てに疲れるのは、子育てに対してすごく責任を感じているからで、良いことだと思います。だから疲れた時は「あぁ、頑張りすぎちゃってたな」と思って、手を抜くのがいいと思います。「少し疲れたから、ママ休憩するね」と言えば大丈夫!子供も話せばわかってくれます。

休憩したあと、元気な顔で「元気になったよ!ありがとう!」と言えば、きっと子供も喜んでくれます!

20代後半/男の子1人/女性

あまり干渉せずに本人に任せる!

小学生になると言葉も達者になってきて、言い返されることも多くなってきました。同時に大人顔負けの言い訳をしてくるので、親としてとても悩みました。

そこで『〇〇するにはどうしたらいいかな?』と本人に考えさせ、決めさせるようにしました。親の意見を言っても言い返されてしまうので、それなら本人に選択させ、責任を持たせた方が良いと考えました。例えば子供の字が汚いと思った時、『もっと丁寧に書きなさい』と言うのではなく、『もっと字が上手になるにはどうしたらいいかな?』と質問して子供の考えていることを聞くようにしました。

それを続けてからは自分で考えること、行動すること、約束を守ることを身に付け、あまり言い訳しなくなりました。おかげで、私もイライラすることが減りました。

親が決めつけても子供は納得しないことが多いので、子供に決めさせるのも大事だと思います。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

極力本人の選択を尊重する

私の子供は好奇心が強く、何でも自分でやりたいというタイプでした。低学年の時は言い出したら聞かないことがほとんど。効率を考えてやらせたい私と、自分のやり方で進みたい子供。いつも一悶着あるのが習慣になっていました。

ただ、待って見守るのも大事だと学びました。時間に追われている時はそれが難しいこともありますが、極力本人の選択を尊重することを意識していました。

というのも、親が全て決定してしまう事で、思わしくない結果が出た時、子供の「お母さんが言ったから・・・私はこうやりたかったのに」という言葉にハッとさせられたからです。かつては私も子供だったのに、そのことを忘れて”親”を頑張ってしまって、子供の気持ちに寄り添えていなかったなと反省しました。

そのことがあってからは「私もそんな時があった!」と振り返るようにしています。すべてを子供に選択させるわけではありませんが、子供が自分で納得した上で選んだことは、結果がどうであれ「自分で決めたこと」と受け止める様になったので、親子ともに成長できたと思っています。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

ママ編4位|自分の言動や過去を振り返る

自分の言動や過去を振り返る

自分の子供時代を思い出して子供の気持ちを考えてみる

我が子は学校のリズムに慣れるまで時間がかかるタイプでした。朝もなかなか起きないし、学校から帰ってきたらよく泣いていました。学校で一生懸命頑張ってくるから、家では甘えたいんだなぁと思いながら見守っていたのですが、ある時、子供が算数のノートを取らない事がわかりました。先生ともうまくいっておらず、苦手に拍車がかかっているようでした。

私も算数が苦手だったのを思い出し、子供と一緒にやってみることにしました。私が習った時と今のやり方が違っていて、勉強になりました。

自分の子供時代を思い出して子供の気持ちを考えていたら、いつの間にか大変さが薄れてきました。

子育てに疲れてしまうことも多いけど、子供も大変な思いをしながら頑張っていることがわかり、つらいのは自分だけじゃないんだなと思ったら、少し気持ちが楽になりました。

30代後半/3人兄弟/女性

自分の行いを反省し、子供に共感する

小学6年生の末娘は、毎朝なかなか登校の準備をしないので、私もついつい怒ってしまいます。最初は「早く準備しないと遅れるよー」と声をかけるのですが、決まって「あと、5分経ってからするー」という返事をしてゴロゴロしています。そしてやっと動き始めたと思うと、「体操服がない。どこにある?シューズがない!」など慌て始め、いつもギリギリの時間です。

この頃には私の怒りもマックスで、娘が家を出たあと、疲れがどっと押し寄せます。なんで毎日、ああなんだろう。夜のうちに準備しておけばいいのに…と考え、またイライラ。

だけどよく考えると、出勤前の私も似たような感じだなと気づいた途端、イライラしていた気持ちがスーッと消えました。

「ギリギリまでゆっくりしたい気持ちは、大人も子供も一緒なんだ。お互いに共感するとこだな」と思ってからは、子供の気持ちに共感しつつ、バタバタしないように朝の時間配分を一緒に変えていきたいと思うようになりました。

40代前半/3人兄妹・姉弟/女性

自分が子供だったら、どんなお母さんがよかったか想像する

2歳差の姉妹の母です。子供達が遊びやゲームに夢中になると、宿題が適当になりがちなので、私のイライラが常に爆発していました。

でも、ふとした時に、自分が求めすぎており、手を差し伸べすぎていた事に気づきました。

子供がテレビを見ながら物を出しっぱなしにしている時、普段は「ハサミしまって!」等、怒ってしまっていましたが、それだとお互いに嫌な気持ちだけになるので、深呼吸して「〇〇ちゃん、ハサミしまえる?」とあえて優しいトーンで伝えています。そうすると、素直に行動してくれるので、ガミガミ言うのはやめようと思えました。

自分が子供だったら、どんなお母さんがよかったか想像するのも良いかもしれません。落ち着いて伝えて、後は見守る姿勢も大事ですね!

30代前半/2人姉妹/女性

ママ編5位|先輩や仲間に相談する

先輩や仲間に相談する

先輩ママの助言を参考にする!

息子はとても好奇心が強く、興味を持ったことに対して、すぐに「やりたい!」と言い出すタイプです。小学生になると、お友達の習い事に興味を持ち、案の定「やりたい!」と言ってきました。

本人の希望にはきちんと耳を傾けるようにしていますが、全て叶えてあげることはできません。

そんな時、先輩ママに相談すると、「うちでは平日をこんなスケジュールにしているよ」と、具体的な話を聴くことができました。我が家の何年か先を歩んでいる先輩ママだからこその、具体的な助言です。とても参考になり、息子の興味を持った習い事を始める後押しにもなりました。

夫に同じように相談しても、「日中のことは分からない」と言われて参考になりませんでした。悩みを共有できる先輩ママが一人いるだけで、本当に心強いと思いました。

30代後半/2人兄弟/女性

友達とお茶を飲みながら悩みをシェアする

まずは自分(ママ)の息抜き、気分転換を心がけています。子育てには休みがありませんので、意識して手を抜いたり休息しないと、結局は子供と向き合う際に余裕がなくなり、余計に大変になると思います。

親がイライラしているとそれが子供に伝わり、言うことを聞かなかったり、反抗したりと悪循環ですし、更に子供が「自分は愛されていない」と感じてしまうきっかけにもなりかねません。たまにならいいのですが、そういう状態が続くと子供との間に溝ができてしまったり、最悪の場合、子供がひねくれて更に厄介なことになりかねません。

ですので、月一回でもいいので、友達と息抜きしましょう。話の合うママ友とおしゃべりをして愚痴ってもいいし、お子さんのいない友達と会うのも効果的だと思います。誰かに「すごく頑張っている」と評価もらえるだけで、急に自己評価がアップし、また元気になったりします。

誰にでも悩みがあり、大変なのは自分だけではないと思い出すことができれば、前に進むことができると思ってやっております。あとは美味しいものを食べるのもおすすめですよ!

40代前半/2人兄弟/女性

同世代の子供がいるママと話す

私には小学生4年と3年の年子がいます。二人とも宿題をしない、ゲーム三昧、YouTubeを長時間見るなどの問題行動ばかりで、学年があがるにつれて怒ると言い返してくるようになり、なかなかうまくいきません。

疲れた時はママ友とたくさん話をして悩みに共感しあい、美味しいご飯を食べます。そして、どこの家庭も同じような悩みはあるなと思うことで、また頑張ろうと思えるようになります。

最近は、子供達が学校に行っている間に少し時間があるので、Netflixや Huluでドラマなどを見てコーヒーとお菓子を食べながら1人の時間を楽しんでいます。

自分自身が疲れていると、やはりイライラを子供にぶつけたりして何事もうまくいかないので、ストレス発散はかなり重要になっています。

30代前半/4人兄妹・姉弟以上/女性

ママ編6位|成長を噛み締める

成長を噛み締める

子どもの昔の写真を見て成長したことを噛み締める

子どもが3人いるので、小学校にお世話になったのは18年間です。小学校でいろいろなお友達に会い、いろいろなことを知り、良いことも悪いことも覚えました。

当時はママ友のお付き合いや習い事の送り迎えなど、フル回転で分刻みのスケジュールでした。何でも一生懸命になってしまい、クタクタになっていました。

そんな時、ふと子供たちの小さい頃の写真を見ると、すごく成長したなと思います。

赤ちゃんの頃は何もできずに泣いていた子が、歩いて走ってお話しして、スポーツして笑って怒って喜んで、悩んで考えて決断して・・・1年1年確実に大きくなっていくのを実感すると、子育てしてきたことが報われて疲れも吹き飛んでしまいます。

50代前半/3人兄妹・姉弟/女性