【パパママ別】2歳の子育てを乗り越えるコツは?経験者に聞いた

子育て 2 歳

「2歳の子育てがしんどい…つらい…」と本気で悩んでしまうこともありますよね。

対処法としては「子供の立場に立つ・一緒に楽しむ」や「無理しない・割り切る」が挙げられますが、同じ経験を持つパパやママが実際に対処した方法や2歳児を乗り越えた体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、パパママ200人に聞いた2歳の子育てを上手に乗り越えるコツやポイントランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法50選をご紹介しています。

【パパママ別】2歳児の子育てを乗り越えるコツやポイント

順位 2歳児の子育てを乗り越えるコツやポイント
ママ パパ
1位 子供の立場に立つ・一緒に楽しむ 子供の立場に立つ・一緒に楽しむ
2位 無理しない・割り切る 無理しない・割り切る
3位 公共の施設や専門家、周囲を頼る きちんと言葉で説明する
4位 子供に引きずられず冷静に対応 子供に引きずられず冷静に対応
5位 前向きな言動・笑顔で対応 公共の施設や専門家、周囲を頼る

まずは、パパママ別の2歳児の子育てを乗り越えるコツやポイントからご紹介していきましょう。

famico編集部が行った『パパママ各100人に聞いた2歳児の子育てを乗り越えるコツやポイントアンケート』によると、ママ側の1位は『子供の立場に立つ・一緒に楽しむ』、パパ側の1位は『子供の立場に立つ・一緒に楽しむ』、という結果に。

それでは、ママとパパで分けて2歳児の子育てを乗り越えるコツやポイントをご紹介していきます。

【ママ編】2歳児の子育てを乗り越えるコツやポイントランキング

順位 割合 2歳児の子育てを乗り越えるコツやポイント
1位 35% 子供の立場に立つ・一緒に楽しむ
2位 29% 無理しない・割り切る
3位 11% 公共の施設や専門家、周囲を頼る
4位 10% 子供に引きずられず冷静に対応
5位 7% 前向きな言動・笑顔で対応
その他 8% 上記以外の回答

famico編集部が行った『ママ100人に聞いた2歳児の子育てを乗り越えるコツやポイントアンケート』によると、1位は『子供の立場に立つ・一緒に楽しむ』、2位は『無理しない・割り切る』、3位は『公共の施設や専門家、周囲を頼る』という結果に。

割合で見てみると、1位の『子供の立場に立つ・一緒に楽しむ』が約35%、2位の『無理しない・割り切る』が約29%、3位の『公共の施設や専門家、周囲を頼る』が約11%となっており、1~3位で約75%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にママ編の2歳児の子育てを乗り越えるコツやポイント37選をご紹介していきましょう。

ママ編1位|子供の立場に立つ・一緒に楽しむ

子供の立場に立つ・一緒に楽しむ

ダメッ!と言わないように心がけ、「子供がどうしてイヤと言っているのか」を見極めて対応する

うちの子は言葉を覚えるのが早く、2歳になると「ダメ!」を言い始めて、次第にイヤイヤ期に入りました。覚えた言葉で感情を表しているのだと思い、ちょっと冷静に見るようにしました。

ご飯を食べる時、子供に「座らないとダメ!」と言うと反抗するので、何故なのかと様子を見ていたら、夫がテレビを見ながら食べていたり落ち着きがない格好だったので、それを見て子供が真似しているのでは?と思いました。そこで夫に落ち着いて食べてもらうようにすると、子供も座って食べるようになりました。きっと、大人が動いているのにどうして自分だけ座ってと言われるのだろうと思っていたのだと思います。大人がちゃんとしていないのに、子供に「ダメ!」と言うのはいけないんだなぁと思いましたね。

やたらと「ダメ!」と言っても、何故ダメなのか子供には理解できないので、理不尽だと感じるのだと思います。また、否定されると人は逆にやりたくなるものなので、子供も同じかな?と思い、できるだけこの言葉を使わないようにしました。そして「子供がどうしてイヤと言っているのか」を見極めて対応していると、イヤイヤ期はそれほど続かずに終わりました。

否定する言葉を使うと、子供は自分の言いたい事を言えなくなるので、大人が上手く回避して長い目で見てあげるのが一番いいと思いました。

40代前半/男の子1人/女性

子供に呼ばれたら一旦作業を止めて全力で遊ぶ

2歳になり言葉やできることがぐんと増えました。俗に言うイヤイヤ期も到来です。

ついついイライラしてしまう瞬間もありますが、子どもは確実に私の2歳の頃より聞き分けもいいと思うし、賢いなぁと思うんです(欲目でしょうか?笑)。2年間かけて吸収してきた言葉や行動で全力でぶつかってくる子供を見ると、怒っている時間がもったいないなと感じてしまうようになりました。

うちは子供に呼ばれたら一旦作業を止めて全力で遊びます!

そして、なるべく一人の時間を作らないように考慮して生活しています。その方が笑顔が増えるし、夫婦喧嘩も減ります(笑)

30代前半/女の子1人/女性

とにかくめいっぱい遊ばせること

2歳児はいろんなものに興味津々なので、お天気のいいときは日替わりでお散歩や公園に行っていました。少しでも外で遊ばせると、お昼寝の質が違うからです。

幼稚園や小学生とは走るスピードが違うので、比較的小さい子が利用するような公園を選んでいました。

広場があれば好きに歩けて、「触っちゃダメ!」「危ないよ」「階段があるよ!」など注意することが減るので、なおいいです。葉っぱやどんぐり、石を拾っていました。

外で遊ぶ時間が多いと家遊びも飽きないし、お昼寝で寝付く時間が短時間で済むので、親もいいリフレッシュになると思います。

40代前半/3人兄妹・姉弟/女性

できる限り子供の考えに寄り添う

我が子はイヤイヤ期真っ只中に、自分の思い通りにいかないと1時間以上泣いていることもありました。初めての子育てだった私は完全にお手上げ状態で、意思疎通がうまくできず、イライラしてしまうことが何度もありました。

しかしそんな時、ある本で「イヤイヤ期は考え方を変えれば、“自分にも意思があります。やりたいことがあります”と言う子供の意思の現れです」という言葉を目にしたんです。

妙に納得できたので、私もできる限り子供の考えに寄り添うようにしました。

そうすると、あれだけお手上げ状態だったのに、だんだん和らいでいきました。

30代前半/2人姉妹/女性

一緒に笑って一緒に泣く!

うちの子どもは早くから話すことが出来たので、目線を合わせて「何が嫌でどうしたいのか」をよく聞いていました。できる限りは子どものペースに合わせてその要望を叶えていましたが、出来ないことや時間制限などがある時は、私の気持ちも子どもに伝えていました。

それでも「イヤー!」となる時は、一緒に「ママもイヤー!」と言って、2人でイヤイヤしていました笑 

ある程度2人でイヤイヤしていたら、どちらかが折れて譲れたりしますし、こちらも軽くガス抜きが出来、なんとなくその場は乗り切れてしまいます。

長期的に考えると毎回これで乗り切るのは如何なものかと思いますが、真面目に考えすぎるのも大人の心には良くないと思うので、こんな方法での乗り越え方もあるよと思っていただければ幸いです笑

20代後半/2人兄妹・姉弟/女性

子供の気持ちに寄り添うこと

魔の2歳児、イヤイヤ期といいますが、大体が大人に気持ちをわかってもらえないストレスから癇癪を起こし、悲しみを受け止めてもらえるまでイヤイヤと言うことが多いです。

我が子は癇癪持ちでしたが、「そうだねー」と寄り添ったり、ギューっとハグをしながら「大丈夫だよー」と伝えることで安心感を覚えるようで、落ち着いていました。なので、よく涙が止まるまで「大丈夫だよー」と伝えてハグをしていました。

無理矢理言うことを聞かせるのではなく、今どんな気持ちでこんな行動をしているのか?と子供の気持ちに寄り添うことが大切です。

一緒に成長するんだという気持ちで子供に接していくといいですよ。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

子供は小さなリーダーだと思って接する

いつも心掛けていたことは共感することです。「イヤイヤ!」と拒否されたら、とりあえず「嫌だよねー!わかるー!嫌なんだねー!嫌だったね!わかるよ!」と呪文のように唱えて、イヤだ!と言っていることに対しての共感をしていました。「うんうん嫌だよね」と話すことでうちの子は少し落ち着いてくるので、焦らずに「嫌って言えたのすごいね!」などと言って落ち着かせ、気を逸らせながら対応していました。

それでもどうしてもやって欲しいことに対しては、どうしてそれをやって欲しいのかを丁寧に説明して、そして何が嫌なのかをなるべく探っていました。物凄く厄介な上司に対してご機嫌を窺いながら提案をし、拒否されたらまた別の提案を・・・と言うように、子供のことをリーダーくらいに考えて物事を進めていました。歯を磨く時なんかには、「お客様、今から歯にブラシを当てます!少しくすぐったいかもしれませんので、くすぐったいなと思ったら手をあげてくださいね!」などと、丁寧に遊びを交えてやっていました(笑)

もちろんこちらに余裕があるときの話ではありますが、なるべく可愛い我が子にいかに満足してもらえるか考えながら、楽しむ心を持ち続けることが乗り切るコツかと思います。

そんな大変な時期も少ししかないと思うと愛しく可愛くも感じていたし、イヤイヤ期が過ぎ去った今、あのときは本当に大変だったけど向き合って頑張っていたなー!と振り返ると達成感があったりもします。

30代前半/女の子1人/女性

これが何年も続くわけではないから、できるだけ応えてあげる

うちの娘は0歳、1歳の頃はすごく育てづらく、大声でよく泣き、夜中に何度も起き、ベビーカー拒否、超ママっこ、など本当に大変でした。

2歳になると、ずいぶんと言葉や状況を理解できるようになり、「これはこういうものだから怖くないんだよ」とか「これをするとこんなにいいことがあるよ」などとわかりやすく説明すれば、だいぶ納得してくれるようになり、困らされる頻度は減りました。

ただ、不安が強く超ママっこなところはずっとあり、「お母さんじゃないとだめ、お父さんはいやだ」というこだわりが強かったです。正直すごく大変でしたが、「まだ生まれて2年だし、これが何年も続くわけではないから、できるだけ応えてあげたい」と思い、甘えさせてあげることにしました。

それでもストレスで大変な時もあり、夫に無理やり預けて出かけたこともあります。

子供には個人差があり、育てにくい子の子育てはほんとに大変です。頼れるものはどんどん頼ってほしいです。

40代後半/女の子1人/女性

できるだけ子供のペースに合わせた

私には2人娘がいますが、上の子の時は「色々教えなければ」と必死で教育もたくさんした分、期待しすぎて頑張らせすぎた気がします。

下の子は「もうその子のペースでいいや」と思い、無理に成長を促しませんでした。

親の気持ちとしては、その子のペースを見守り、無理に何かをさせない方がラクだと思います。2歳と言えどその子なりの考えがあるので、子供の意思を尊重して、できる限り自然体でいられるよう見守ってあげることがいいと思います。

とはいえ、2歳児を気長に見守るのは本当に大変。親自身の心身共に整えることもかなり重要視した方がいいと思います。親に余裕があれば、子供の意思を尊重してあげられる気がします。

30代後半/2人姉妹/女性

宇宙人を相手に話をしている感覚で楽しむ

子供が産まれてからずっと「魔の2歳児はとにかく大変」と脅しのように言われ続けていたので、私は子供が2歳になるのがとにかく恐怖でした。

そのせいか、いざ2歳の反抗時期が来た時には「こんなものなのか。このくらいなら可愛いじゃないか。」と思えました。

また、自分の気持ちもうまく説明出来ない2歳児には大人の言うことなんてストレートに届くはずもなく、そんなところも宇宙人を相手に話をしているようで、楽しむことができました。

30代前半/女の子1人/女性

一呼吸おいて、「どっちがいいー?」と聞くのが効率的

2歳になるとおしゃべりが上手になって、ママの言葉に対して何でもイヤイヤ!で答えるようになります。靴を脱がない、着替えない、色々な場面でイヤイヤされて、ママもイライラしてしまうと思います。

そんな時は一呼吸おいて、「どっちがいいー?」と聞くのが効率的です!服の色を決めさせたり、「おやつと積み木するのどっちがいいー?」と聞いてみたり!意外とそれで、次の行動にスムーズに移れたりします。

時間がなくて、余裕が無い時はイライラしてしまうでしょうが、一呼吸クールダウンして子どもの意見を聞いて対応する事が大事です!

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

子どもを一人の「人間」として扱うこと

シングルの上に双子育児です。実家で母に助けてもらっているとはいえ、とても大変でした。というのも、双子でも個性はあり、まったく同じにならないから。同じようなイヤイヤ期ではないし、同じ時期には来ないし、同じ時期に来ることもあるし…。

母は母で、昔ながらの育児を重んじているので、どのように対処してよいか誰にも相談できず、悩むことも多くありました。

そこで、自分が幼かった時に親にしてほしかったこと、こうであってほしかったことを思い出して、自分がそうであるよう努力しました。

結局は、「子どもを一人の人間として扱う」ということなのだと思います。子どもだからといって、適当な理由で叱ってはいけないし、適当な話をしてはいけないと思います。

そのときのリアクションは薄くても、ちゃんと接してきたからこそ、娘たちには心が伝わってきたと感じています。

40代後半/2人兄妹・姉弟/女性

なるべく向き合って話をする時間を作る

うちの子は1歳半頃からお喋りが達者で、2歳になってからは毎日のように私と口喧嘩をしていました。なので噛みつき等のトラブルはありませんでしたが、私も人間なので、息子が言い返してくる度にムキになっていました(笑)

「子どもだから」と割り切って受け流したり、気にしないことも大事なんでしょうけど、この子が今どんな気持ちでどんな心境なのか、拙い言葉でもしっかり私に向けて伝えようとしているんだと気づいた時、「あぁ、この子もちゃんと人間なんだから、しっかり向き合わないといけない」と気付かされました。

それからはどれだけ時間がかかろうと、なるべく向き合って話をする時間を作り、寝る前には絶対に仲直りをして寝るという決まりを作りました。

今でも「そんな言い回しどこで覚えた!?(笑)」というような言い返し方をしてきたりしますが、子どもの気持ちを汲み取りつつもこちらが感じている事や思っていることもきちんと伝えることにしています。

体力が有り余っている2歳児に毎回本気で向き合うと、大人は心身ともに持たないので、「3回に1回でもいいから向き合おう!」と決めると心に余裕が出来ます。

20代後半/男の子1人/女性

子どもが自分でする為に親は気づけるヒントを与える

息子は現在2歳9ヶ月ですが言葉の発達がゆっくりのため、やりたいことやYES・NOを行動で表してくれます。その為、納得がいかないと物にあたり、投げたり、机にある物を全部落としたりしていました。ひどい時期は保育園でちゃぶ台返しをする有様で、どうしたら落ち着くのか保育園の先生と一緒に悩みました。

そこで、どういう時に息子が癇癪を起すのか分析してみることにしました。すると、「自分でやりたいことを邪魔された」、「自分でやろうとしたら先にママがした」という息子の思いが見えました。

その経験を踏まえて、それ以降は息子が自分で気づくよう、私はヒントを与えるというスタンスを取ることにしました。例えばお菓子を与える時はお菓子の袋を叩いたり、見えるようにチラつかせたりします。息子が気づいたら手渡し、一部だけ切れ目を入れておけば、あとは自分で開けて食べられます。

また、息子は人よりも先にママを見つけたい、自分で気がつきたいと思っているようなので、保育園のお迎え時もお部屋の外からチラチラと覗いて「迎えにきたよ」とアピールし、息子が気づくのを待っています。

物に当たることはまだありますが、これをするようにしてからだいぶ減りました。自分でやりたい!という思いを尊重することで、子どもの笑顔が増えるんだなと感じています。

30代前半/男の子1人/女性

ママ編2位|無理しない・割り切る

無理しない・割り切る

思うようにいかないのが子供と割り切り、気楽に放置しダラダラ付き合う

うちの子供は男女の双子でしたが、2歳のイヤイヤ期の頃は特に大変でした。車で買い物に行く時、「チャイルドシートをつけたくない!」と暴れだし、一人に夢中になっているともう一人が脱走したりする感じでした。ちょっとした買い物のつもりだったのに、何時間かかるんだとぐったりすることも多かったです。

そこで、「予定通りに行かないのが子供だ」と割り切るようにしました。子供の安全面だけはきちんと確保した上で、チャイルドシートをつけないならそのままちょっとだけ車に放置し、缶コーヒーを飲んで息抜きをしていました。

家での片付けができない時には、「少々汚くても死ぬことはない」と割り切って、掃除をしない日もありました。あまりに泣き止まないので放置し、私一人で別部屋で過ごしたこともあります(もちろん安全対策をきちんとして、気にかけながらです)。

親子でベッタリではなく、ちょっとだけ距離を置いて深呼吸をしたり、コーヒーを飲んだりするだけでも、気持ちの切り替えができて良かったように思います。頑張りすぎないことも大事なんだと思いました。

40代後半/3人兄妹・姉弟/女性

「うちの子はこういう子なんだ」と受け入れる包容力、達観、諦めが重要!

うちの娘は赤ちゃんの頃から動くのが大好き。2歳になって歩き回るのが上手になると、起きている時は走り回っているか抱っこ。買い物に連れて行くとカートに乗ってくれず、一人で娘を連れて行くのは本当に苦行でした。

また、子育て支援センターに連れて行くと、運動遊びは好きで参加するけれど、お座りしたくないから手遊びは拒否。他の女の子達はママのお膝で楽しそうなのに、走り回る女の子はうちの子だけなので辛くなりました。

でも、元気いっぱいな我が子はやっぱり可愛いし、動き回るのは好奇心旺盛な証拠で娘の長所なんだと思い直しました。そして、子育て支援センター通いは続けましたが、娘の好きなプログラムだけ参加して、自由に遊びたければ自由にさせようと腹を括りました。また、広い安全な公園に連れて行き、好きなように走り回ってもらおうと、真夏でも真冬でも子供が希望する限り連れ出すことにしました。

結局、子供連れで買い物が多少楽になったのは、3歳を過ぎて幼稚園に入園してからでしたが、諦めたら楽になりました。気持ちに余裕ができて、やっぱりうちの子は可愛いなと親バカの目で見守ってみたら、好奇心旺盛な所や動き回りながら色々な実験をしたり学んだりしている子どもの学習意欲の旺盛さなどがたくさん見えてきました。

「うちの子はこういう子なんだ」と受け入れる包容力、達観、諦めが子育てを楽しくさせるんだと学びました。

40代後半/女の子1人/女性

どうしてもしないといけないこと以外は諦め、子供の自由にさせる

とにかく2歳は言うことを聞きません。どんどん言葉も出てきて、自分のしたいこと、したくないことを伝えてきます。自分の意思に反することは全身で嫌がるし、正直「そこまで泣かんでも…」と思うことばかりです。

私はそんなの無視して強行突破するか、できることならその子の言うことを聞いてあげています。

3人目がちょうど2歳で、上の子2人の時は「泣いてもしなきゃ」という気持ちが強く、負の連鎖に陥っていました。でも3人目ともなると、「まぁいっか精神」が芽生え、どうしてもしないといけないこと以外はもう諦めて、その子の言う通りにさせたりしています。

わがままにならないかなとちょっと不安ですが、上の子たちに揉まれながら、そこまで悪ガキということもなく可愛く育っています(笑)

30代前半/3人兄妹・姉弟/女性

完璧を求めすぎないで少し力を抜いてみた

正直言うと乗り越えたと言うより日々落ち込んだり、怒ってしまったりの繰り返しがいつの間にか過ぎて行ったような感覚です。

2歳に入った息子は自分の意思がはっきりとしてきたものの、言葉での説明はまだできず、よく癇癪を起こして泣き崩れたりしていました。そんな息子に対して私も怒ってばかりいる日々で、ふと「私、この子のこと、愛おしいと思ったりしてないな」と危機感を抱きました。

そこで、まずは息子を誉めたり笑ったりできる余裕を持てるように、ゴロゴロ一緒に好きなテレビを見たりと、のんびりする時間を確保しました。テレビの見過ぎは良くないかもと思って、自分で制限していたものを少し緩くするだけでも、だいぶ余裕が持てるようになりました。

自分の中で勝手にルール化しているものを手放して「今日はダラダラ過ごすぞ!」と決めると、気持ちの調整が取れて思い詰めることが減ったように感じます。

と言っても、まだまだ乗り越えきれていない気もするので、疲れたら自分を甘やかしながら過ごしています。

30代前半/男の子1人/女性

発達が遅れていても焦らなくていい

娘は生後3ヶ月で心臓の手術を受けたこともあり、運動や言葉など発達が遅れていました。1歳8ヶ月でようやく歩ける様になり、その後も運動は半年遅れ。言葉や認知面は約1年遅れという感じで、2歳前になってもほとんど意味のある言葉は言えませんでした。

2歳になって言葉は増えてきたものの、発音が聞きとりにくく、伝わらず泣きわめく日々…。他の子が分かっていることもなかなか理解できない様子で、私は母として焦ってイライラしての繰り返しでした。

でも2歳半ごろになり、娘が喋った言葉を「〇〇のこと?」などと繰り返し聞き返すうちに、何を言っているのか判断できるようになってきて、コミュニケーションが取りやすくなりました。発達の遅れは変わりませんが、「意思疎通できてる」と思うと安心でき、「遅れてても焦る必要はないんだ」と思えるようになりました。

今思い返せば、少しずつ出来ることが増えていく姿を、こちらが慌てず見守ってあげる事が大切だったと感じます。のんびりと成長を見守れるのも、きっと今のうちだけだなとも思えるようになり、日を追うごとに気持ちは楽になりましたよ。

人と比べたりしがちな子育てですが、「今じゃなくてもう数ヶ月、数年先までにできれば良いか」くらいの気持ちでいることも大切だと思います。

30代前半/2人姉妹/女性

キレ散らかしてストレスを溜めない

下の子がまだ動かないうちはしっかり相手ができたので良かったのですが、動き出してからがもう大変。

2歳の上の子が自分のおもちゃを取られると下の子を叩いたり、手先が器用になったので目を話している隙に米びつの蓋を開けて米をばら撒いたり、扉のロックを外して棚の中のものを全部引っ張り出したり・・・。ストレスが溜まっていた私は、毎日毎日狂ったように怒っていました。

あの時は本当に自分に余裕がありませんでした。

気付けば一年経っており、写真で振り返ると子どもと3人で色々なところに出かけていたので、よく頑張ったなと思います笑

30代前半/3人兄妹・姉弟/女性

「本能の赴くままに行動して学ぶ時期である」と割り切って受け入れるしかない

2歳の頃はひたすら本能の赴くままに行動していきます。小さな頭、身体、手足でたくさん行動します。これはどうなっているんだろう、あれはどんな味がするんだろうと、色んな物に興味を持っていきます。

親は目が離せなくて大変です。やめて欲しいことほどやるので、正直イライラします。

ですが、子供は待ってはくれません。

「本能の赴くままに行動して学ぶ時期である」と割り切って受け入れるしかないでしょう。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

その子の個性を尊重し、「いつかできるようになる」と割りきる

2歳くらいだと、いろいろな能力や食べる量など個性が出てきます。親がいなくても友達と遊べる子。速く走れる子。こぼさず上手にたくさん食べられる子。買い物に連れて行っても駄々をこねない子。

兄弟でも全然違うのに、よその子供ならなおさらです。いちいち比べて一喜一憂していたら、病んでしまいます。

その子の個性を尊重し、「いつかできるようになる」と割りきって、できないことも可愛いと考えましょう。

よちよちしているのも、はっきりしゃべれないのも、その時だけの可愛さです。大きくなったら、お金ばっかりかかって可愛くなくなっていきますよ?(笑)

40代後半/4人兄妹・姉弟以上/女性

成長を強要せず、おおらかな気持ちで!

周りの子どもと比べると発語が遅かった我が子。心配も不安もありましたが、仲良くしていたママ友が、「生きていてくれたらそれでいい」と、あっけらかんとした話をしていました。

それまで私は必死に読み聞かせしたり、言語習得に良いとされる歌などを聞かせまくっていましたが、その言葉で目が覚め、自分も楽しみながら気負わずにしようと思いました。

気にしないようにしていたら、我が子が急に大量の言葉を話すようになりました。時期の問題かも知れませんが、親の気持ちや顔色を子どもは敏感に感じ取って萎縮してしまっていたのかも知れません。

申し訳ないことをしたな、と思う反面、気付けて良かったとも思いました。

40代後半/女の子1人/女性

子供のルーティーンに付き合う

2歳11ヶ月の息子がいます。ちょっと他のお子さんよりも話す言葉が少なく、未だに二語分は話せない息子ですが、こちらが言っている事は理解しています。言葉が話せない分、態度で示してくるので、かなり激しい癇癪もありました。

そんな息子には、毎日のルーティーンがあります。靴下と靴は自分で履くこと、エレベーターのボタンを押すこと、帰ってきたら家のインターホンを押すことなど、こだわりポイントがいくつもあります。

いくら時間がなくて忙しくても、こちらがやってしまうと大泣きの大暴れで、いつもの倍以上の時間がかかってしまいます。

なので、彼が飽きるまではルーティーンに付き合いました。

30代前半/男の子1人/女性

受け止めるのではなく、受け流す

2歳児のイヤイヤ期の話はいろんな人から聞かされていましたが、我が子も本当によく泣きわめき、暴れました。

それに対し私もいちいち反応していると疲れてしまうので、ある友人から「右から左へ受け流す作戦」を勧められました。子供が「いやだー!」と言ったら「いやなのねー、そうなのねー」と答えます。

どんな場合でも共感して「そうなのねー」と言います。そうすると自分も何だかストレスを受け流せますし、子供も「ママが共感してくれている」と思い、一石二鳥であると気づきました。

受け止めるのではなく、受け流すが乗り越えられたコツです。

40代前半/2人姉妹/女性

ママ編3位|公共の施設や専門家、周囲を頼る

公共の施設や専門家、周囲を頼る

公共の施設や託児所をうまく利用する

うちの子はすごく人見知りが激しかったので、保育園に預けるのが難しいと判断し、自力で育てようと頑張っていました。

仕事を探し始めたのをきっかけに、保育園に通っている子供と同じように過ごせるように、毎日決まった時間に散歩に出かけたり、手作りのおやつを作ったりしました。料理が苦手な私にとっては朝、昼、夕飯の支度だけでもストレスでした。それなのに私がキッチンに立つと、子供が「手伝う」と言ってキッチンに入ってきて、「これを切りたい」「これなぁに」と引き出しを勝手に開けたりし始めます。作業は進まないし、「危ないから」「これはダメ」など、怒ってばかりいました。

イライラもピークに来ていた時、広報を見て無料で利用できる保育園の遊び場に行ってみる事にしました。すると、人見知りが激しい子だと思っていましたが、いつもと違うおもちゃに夢中で、知らない子にも話しかけながら遊び始めたのです。優しい保育士の方も丁寧に声をかけてくださり、子育てのアドバイスなどもくれました。意地を張って一人で頑張っていましたが、スーッと気持ちが楽になりました。

頼れる人が身近に居なくて頑張っているお母さんはたくさんいると思います。公共の施設や託児所をうまく利用する事も恥ずかしい事ではないので、是非利用してみて下さい。お母さんの笑顔が子供の笑顔につながります。

40代前半/3人兄妹・姉弟/女性

色々な児童館を巡ったり、市が主催している講座に参加

うちの子はあまりいやいや期が酷くなかったとは言え、やはりずっと家にいてはお互いストレスも溜まってしまいますので、とにかく色々な児童館を巡ったり、市が主催している講座に参加していました。

市が主催している講座はリトミックなどの音楽や幼児英語、ゲームをしながら身体の動かし方を学ぶものなど多岐にわたっているにも関わらず、料金が安いもしくは無料で受けられるので、気軽に色々なものを体験させてあげることが出来てとても助かりましたし、親も楽しむことが出来ました。

また、その様な講座や児童館でよくお会いする方々も多く、その繋がりで育児サークルに入会したり、公園で集まって一緒に遊んだり、貸しスペースでイベントごとにパーティーをしたりと、我が子が同じ年代の子と接する機会を増やせましたし、私自身も同じ年代の子を持つ親としての悩みや雑談を気軽にできる相手が出来て、親子ともに良い経験になったと思います。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

一時預かり保育や周りの家族に子供を頼み、1人の時間を作る

長男がちょうど2歳半ぐらいの時に次男を妊娠したので、イヤイヤ期と赤ちゃん返りがすごかったです。

徐々にお腹が大きくなり始めて、長男も小さいながらに何かを感じ取ったのでしょう。「ご飯いや!」「着替えるのいや!」「寝ない!」等々、本当に暴れまくる怪獣でした。

私もマタニティブルーと重なって精神的にしんどくなり、一時預かり保育の制度や旦那、両親に頼んで、とにかく1人の時間を作りました。

少し離れることで、怪獣に見えていた長男の可愛さを再認識していました。

30代前半/2人兄弟/女性

色んな方に悩みを相談してみる

私の娘は発達がゆっくりです。1歳半の検診で引っかかり、要観察。2歳になっても発達はゆっくりで多動気味。スーパーで迷子になるのは当たり前の状態で「これはおかしい…」と不安でいっぱいな毎日でした。それでメンタルがいっぱいいっぱいになってしまって、娘にも毎日すごく怒っていましたし、旦那にもイライラしてあたり散らしていました。

我が家では、娘が1歳半の時に療育(発達支援)施設へ通っていたので、そこで知り合ったママさん達とお茶会をしたり、ラインで愚痴や悩みを聞いてもらった事で心が救われました。

娘に声かけをしても、意思疎通がうまくいかないので、いたずらなんてやめやしないし、こちらも娘の行動が理解できずイライラ。療育で教わった事も、普段の生活ではできません…。でも、ママさん達と知り合えたことにより「案外、健常と言われる子供達でも、出来ていない事は多いし、子供の個性は一人一人違うから、それでいいんだ」と気づきました。

子育てには悩みがつきものです。でも、どんな小さな悩みも一人で抱え込まないで、色んな方に悩みを相談してほしいです。視野を広く持つことで、子育ては楽になると思いました。

40代前半/女の子1人/女性

ママ編4位|子供に引きずられず冷静に対応

子供に引きずられず冷静に対応

イライラした時は違う部屋に行くなどして、落ち着いてから話しかける

子供が2歳の頃は理解できることが増えてきた反面、まだ理解できないことも多いので、反抗的な態度を取ることが増えました。自分の思い通りにならない時は、物を投げてくることもあったりしました。

とてもイライラしたこともありましたが、グッと堪えて「〇〇が嫌だったの?」などと話しかけるようにしました。

ただこちらも堪えられそうにない時は、違う部屋に行ったり、何も話しかけず落ち着いてから話しかけるように努力しました。

どこまでがワガママでどこまでがしつけなのかな?と悩むこともありましたが、今では子供の意見を聞いた上でちゃんと話せることを徹底して良かったと思います。

30代前半/女の子1人/女性

「成長している証拠だ。必ず終わりが来る」と自分に言い聞かせて頑張る

私の子供は恐竜が好きで、おもちゃ屋さんの高価な恐竜を欲しがって大変でした。そういう時は100円ショップで購入できる恐竜を買って納得させたりしました。

またどうしても泣き止まない時は、子どもの真似をして一緒に泣くふりをすると、「なんで泣いてるの?」と言う感じで泣き止んでくれていました。

たまに我慢の限界がきてイライラしてしまうけど、「成長している証拠だ」「このイヤイヤ期には終わりが来る」と自分に言い聞かせて頑張りました。

30代前半/男の子1人/女性

子どもに構いすぎず自分のペースも大切にする

うちの子は2歳になる前から自己主張が強く、嫌なことがあるとずっとギャーギャー言っていました。癇癪を起こされると困るので、要望をなんでも聞いていましたが、どんどんエスカレートするのみで、その場凌ぎにしかならず悩みました。

育児の専門家の方に相談すると、「あまり構いすぎると、泣けば何でもしてもらえると学ぶので、癇癪を起こした時は見守るだけにしてみましょう」と言われました。

実際に泣いている我が子を放って置くのは心苦しかったのですが、やってみると(時間はかかりましたが)自分で諦めをつけ切り替えができるようになったと思います。

自分のペースをあまり崩さず、「ママは今〇〇をしているから、今はできないよ。終わったらしようね」と声かけをすることで、徐々に癇癪の時間が短くなりました。

30代前半/2人兄弟/女性

共感しつつ、ダメなものはダメと落ち着いて伝える

上の子が2歳の頃はちょうどコロナ禍で、下の子の妊娠もあり、自宅で一緒に過ごす時間が長かったです。

イヤイヤ期に差し掛かっていましたので、何もかもイヤ!を毎日毎日、繰り返され、心が折れかけたこともありましたが、とにかく落ち着くまで待つことを心がけていました。

そして子どもが落ち着いたら、何が嫌だったのか、なんでダメなのか、ゆっくり話をします。共感しつつ、ダメなものはダメと落ち着いて伝えることを心がけました。

とにかく一度、落ち着かせて受け止めたあとで、理由を添えてダメなこと・嫌なことを伝えました。

30代前半/2人兄弟/女性

ママ編5位|前向きな言動・笑顔で対応

前向きな言動・笑顔で対応

笑顔で出来たことを褒める

怒っても逆に言うことをきいてくれません。なるべく笑顔で優しく、「〇〇してみようか」などと言うと、進んでやってくれました。私も人間なので、毎回笑顔はもちろん無理ですけど、子供にとっても怒られながらやるよりも気持ちがいいと思います。

2歳はトイレトレーニングやコップ飲み、自分でスプーンを持ってご飯を食べるなど、沢山の成長がある時期なので、失敗もたくさんしました。トイトレでは何回も床に水溜りができたし、食事の時は服や床を沢山汚されました。

イライラする時もあったけど、「最初から上手に出来る子なんていないし、仕方ない」と、自分に言い聞かせて深呼吸をして、「汚れちゃったね?でも頑張ってやっててえらいね!次も頑張ってみようね!」と声かけをしていました。

自分でやってみて失敗しちゃったことに対して怒ったことは一度もありません。

20代後半/2人兄弟/女性

どんなに忙しくても尊重し愛情を伝える

上の子が2歳になってすぐ、下の子が生まれました。まだまだママに甘えたい時期だったので、下の子を連れて退院した時は目も合わせてくれませんでした。きっと「僕を放っておいていなくなってた上、今度は誰を抱っこしてるの?」と思ったのでしょう。

そこで下の子をパパに預け、上の子との時間を作りました。するとやっと笑顔を見せてくれるようになりました。しかし、暫くの間は下の子に母乳をあげているだけで「しまってー!」と怒ったり、下の子を抱っこしていると「僕も!!」と怒ったりもしていました。

どうしても下の子優先にしてしまうところですが、パパがいる時は下の子をパパに預け、なるべく上の子と2人の時間を作ったりもしました。

どんなに忙しくても、「あなたが1番よ!」ということを伝えていくのがいいと思います。本当は2人とも大事ですけど、ストレートに伝えてわざわざ寂しい思いをさせるより良いと思っています。

20代後半/2人兄弟/女性

ひたすら、よーいドン大作戦!

できることが一気に増え、何に対してもやりたい!やりたい!の2歳児でした。気が済むまで待つと時間がかかり、イライラしてしまうこともありました。

お散歩に行く時、自分で靴が履きたいのですがうまく履けず、手を出すと「自分でやる」とぐずり出します。そこで、「どっちが上手に履けるかな?ここを持って引っ張って・・・」と隣で並んで同じ行動をして見せることによって、「出来ない=やってもらう」に変換できました。

お散歩中、歩き疲れ「抱っこ」とぐずり出したら、よーいドン作戦決行です。「どっちが早いかな〜?よーいドン!」と声をかけると、嬉しそうに走り出します。それを何度か繰り返すと、あっという間に帰宅できました。

公園へ遊びに行って、「まだ遊ぶ」と帰りたがらない時にも作戦決行です。もちろん私は後ろから「待て~」と追いかけることに終始し、ゴールの車について乗り込めた後は、「凄いね、早かったね、かっこいいね」などと褒め尽くします。帰るよの言葉に素直に行動できるようになるまではずっと使い続けました。

いやいや期、やりたがり期、全てできるように仕向けてやらせることで、ストレスなく乗り切れました!

20代後半/2人兄妹・姉弟/女性