【パパママ別】4歳の子育てを乗り越えるコツは?経験者に聞いた

子育て 4 歳

「4歳の子育てがしんどい…つらい…」と本気で悩んでしまうこともありますよね。

対処法としては「コミュニケーションを大切にする」や「寛容になる・興味や関心を尊重」が挙げられますが、同じ経験を持つパパやママが実際に対処した方法や4歳児を乗り越えた体験談を知りたい方も多いのではないでしょうか?

この記事では、パパママ200人に聞いた4歳の子育てを上手に乗り越えるコツやポイントランキングに加えて、リアルな体験談と共に対処法40選をご紹介しています。

【パパママ別】4歳の子育てを乗り越えたコツやポイント

順位 4歳の子育てを乗り越えたコツやポイント
ママ パパ
1位 コミュニケーションを大切にする コミュニケーションを大切にする
2位 寛容になる・興味や関心を尊重 寛容になる・興味や関心を尊重
3位 感情的にならない・まず落ち着く 同じ目線に立つ
4位 一緒にできる活動を楽しむ 楽しい気持ちに誘導する
5位 家族を頼る 感情的にならない・まず落ち着く
6位 出来ることは任せてみる

まずは、パパママ別の4歳の子育てを乗り越えたコツやポイントからご紹介していきましょう。

famico編集部が行った『パパママ各100人に聞いた4歳の子育てを乗り越えたコツやポイントアンケート』によると、ママ側の1位は『コミュニケーションを大切にする』、パパ側の1位は『コミュニケーションを大切にする』、という結果に。

それでは、ママとパパで分けて4歳の子育てを乗り越えたコツやポイントをご紹介していきます。

【ママ編】4歳の子育てを乗り越えたコツやポイントランキング

順位 割合 4歳の子育てを乗り越えたコツやポイント
1位 34% コミュニケーションを大切にする
2位 33% 寛容になる・興味や関心を尊重
3位 11% 感情的にならない・まず落ち着く
4位 7% 一緒にできる活動を楽しむ
5位 3% 家族を頼る
6位 2% 出来ることは任せてみる
その他 10% 上記以外の回答

famico編集部が行った『ママ100人に聞いた4歳の子育てを乗り越えたコツやポイントアンケート』によると、1位は『コミュニケーションを大切にする』、2位は『寛容になる・興味や関心を尊重』、3位は『感情的にならない・まず落ち着く』という結果に。

割合で見てみると、1位の『コミュニケーションを大切にする』が約34%、2位の『寛容になる・興味や関心を尊重』が約33%、3位の『感情的にならない・まず落ち着く』が約11%となっており、1~3位で約78%を占める結果となりました。

それでは、具体的な体験談と共にママ編の4歳の子育てを乗り越えたコツやポイント27選をご紹介していきましょう。

ママ編1位|コミュニケーションを大切にする

コミュニケーションを大切にする

子どもの話に耳を傾け、「なんで?」という疑問にも答える

我が子は3歳になる前まではあまり言葉が言えない子で、「この子と会話する日が来るのだろうか…」と思うほど心配していたのですが、4歳頃から今まで話せなかった分を取り戻すかのようにとてもおしゃべりな子になりました。

あまりにもしゃべるので、最初は「あとでね」「ちょっと待って」と話を流していたのですが、4歳児はいろいろ吸収する黄金期という話を保育園の先生から聞き、「この大事な時期にたくさん吸収してもらおう!」と対応を改めました。

今では子どもの話に耳を傾け、「なんで?」という疑問にも答えるようにしています。

時には一緒に調べたり探してみたりすることもあります。そのおかげか知識が増え、ひらがなやカタカナ、ローマ字が読めるようになりました!

30代前半/3人兄妹・姉弟/女性

「なんで?」に出来るだけ多く答える!

今、二人目が4歳です。何に対しても「なんで?」と言うようになりました。正直めんどくさいことやわからないこともありますが、コミュニケーションの一つなので、しっかり向き合うといいと聞きました。

そこで私の場合、答えた後もまた「なんで?」と訊かれることを前提に、小出しに答えるようにしています!例えば、「なんで赤信号は止まらなきゃいけないの?」と訊かれたら、私は「危ないからだよ」と答えます。するとまた「なんで?」と来るので、「車に轢かれちゃうからだよ」。その後も「なんで?」と訊かれるたびに、話をどんどん広げて興味を持たせるようにしています。

子供は必ずしも理解しようとして問うているわけではないので、「会話」をより長く続けることを優先して答えるようにしています。

わからない時は「わからないんだけどなんでだと思う?」と返せば、自分で考えることもすると聞きました。

忙しいから、めんどくさいからと、せっかくの子供とのコミュニケーションを捨ててしまうのはもったいないと思います。これから先、いろんなことを話してもらいたい私は、なるべくたくさん会話をしようと心がけています。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

まずは肯定し、落ち着かせてから話を聞く

我が子はどちらかというとおとなしく周囲の様子を見るタイプで、打たれ弱く被害妄想が激しいです。

勘違いや被害者意識が強かったので、ちょっとでも嫌だと思ったら、「仲間外れにされた」、「叩かれた」などと言って泣くため、「叩かれて嫌だったね〜」、「仲間外れはさみしいよね〜」などと気持ちに寄り添う発言をして子供を落ち着かせ、実際どんな感じだったのか聞いたりしていました。 

大抵のことは「勘違いだったかもね」と子供も納得できるものが多かったので、「じゃあ、明日は仲直りのために笑顔で挨拶してみよう!」と言って実行し、仲良く遊べるのを見届けていました。

まずは落ち着かせてから話を聞いて、明日には友達と仲直りというのを繰り返したら、思った以上に早く脱出することができたような気がします。

40代後半/2人兄弟/女性

子供に言葉で愛情を伝えるようにした!

ウチの長女は4歳の頃、下の子が産まれたために赤ちゃん返りしてしまいました。

できるようになったはずの事を失敗したり、甘えて癇癪を起こしたりする事が多くなり、上の子が可愛くないという状態になってしまい、悩んでいました。そのせいで下の子が余計に可愛く見えてしまい、日常的に扱いに差が出てしまったようでした。

そんな折、保健師さんから「4歳はできる事が増えて成長したように見えても、まだ甘えたい時期なんだ」とアドバイスをいただき、邪険に扱ってしまったことを反省しました。

そこで長女に対し、意識的に「かわいい」、「大好き」、「すごい」、「偉い」、「助かる」と声掛けをして抱き締めるようにしたところ、安心したのか赤ちゃん返りも落ち着いてきて乗り越える事ができました。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

小さなことでも我慢が出来たら、最低2回褒める

4歳の我が子は自分の思い通りにならないと、モノや家族を叩いたり蹴飛ばしたりする様になりました。

どうして我慢をしなければならないのか分かっていないようだったので、しっかり目を見て「こういう理由で、我慢をしなければならない」とじっくり説明してきました。

そして、納得してきちんと我慢が出来たらすぐ褒めて、再度、寝る時にベッドの上で、今日我慢出来たことを褒めました。

「ママは、〇〇ちゃんが我慢出来てとっても嬉しかった。偉かったね」など、前向きなメッセージで伝えていたら、落ち着いていきました。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

大好きと思いっきり伝える

3歳まではたとえ癇癪を起こしてもぐずり方が単純だったので、気をそらしたり抱っこしたりすればよかったんです。ところが4歳を過ぎた頃から対応が難しくなってきて、立ち直りまでに時間がかかるようになりました。

落ち着かせようとして、今までの様に抱っこしようとすると「赤ちゃんじゃない」と怒るし、「見ないで」と言うので見えないところに行くと、「行かないで」とますます怒るし、ほとほと困り果てました。あまりにも理不尽な仕打ちが続くので、ついカッとなって感情的に怒ったり、トイレに隠れて深呼吸したりすることもありました。

そんな現状を打破したきっかけは、「うちの子可愛いキャンペーン」でした。子どもの機嫌が良い時を狙って抱っこしたり、口癖のように大好きと言ったり笑いあったり、とにかく子どもを可愛がりまくるキャンペーンです(笑)

また、子どもが癇癪を起こした時の様子も細かく観察、分析することも始めました。するとうちの子の場合、癇癪の最中でも中だるみがあることに気付きました。そして、鼻水が気になってよりヒートアップすることが判明。そこで、涙が出だしたら子どもの手の届くところにそっとBOXティッシュを置いてみました。そして中だるみの時にそっと近づくと、「抱っこ」と甘えてくるではありませんか。

スキンシップや言葉で、「泣いても怒っても笑っても、いつでもママは大好きだよ」と伝える事と、子どもに合った癇癪の納め方を模索したことがターニングポイントだったと思います。特に「うちの子可愛いキャンペーン」は、子どもとママ、双方の気持ちの安定にも良いのでおすすめです。

40代後半/女の子1人/女性

大人の友人と接する時と同じように、丁寧な言葉かけを心がける

4歳はこちらの思いをわかってくれるようにはなりますが、まだまだ甘えたい思いが強い時期です。自分で出来ることも「ママやってー!」と言ってきたり、お話が上手になった分、生意気なことを言ってきてイラッとしてしまうこともあります。

言葉に関しては特に私の真似をしていると感じることが多いので、なるべく自分に厳しく、真似されても困らないような口調で接することを心がけました。そして、子供に対しても「自分の友人」と同じように接することを意識していました。

私は友人に対して何かを伝える時、決して感情的には言いません。伝える前に一度、頭の中で「どんな風に伝えればわかってもらえるだろうか?」と考えるようにしています。また友人が嬉しいことは自分のことのように嬉しいし、楽しいことを一緒にしたいと思うものなので、子供のことも「小さなお友達」くらいに思い接していました。

「ママやってー!」には「昨日は自分で出来てたよね!凄かった!びっくりしたよ!」と褒めて、「どうしたの?今日はちょっと手伝って欲しかったのかな?」なんて言いながら、なるべく応えるようにしていたら、少しずつ回数も減っていきました。お片付けなども「この前ピカピカに出来てて、ママびっくりしたよー!」などと褒めてから、「今日もやってくれるかなぁ?」などと言うと「もちろん!」と自分でやってくれる回数が増えていったように思います。

上から目線で「早く片付けといてよ!」なんて言われるより「一緒にやっちゃおう!」とか、「ごめーん!そこ使いたいから、片付けといてもらってもいいかなぁ?」なんてお願いすると、「仕方ないなぁ」なんて言いながらやってくれることもあります(笑)!ちょっとした心掛けで1日穏やかに過ごせるので是非試してみてください。

30代前半/女の子1人/女性

しっかり理由を説明し、お願いするスタイルで行く

うちの子は言葉の習得が早く、ひらがな・カタカナも年少の時には覚えていました。口も達者で、注意や指摘をしても言い返したりする事が多くなりました。

そのため大人が理由をきちんと説明して話をすると、素直に聞いてくれるようになりました。

また、注意や指摘では反感を買ってしまうのですが、『〇〇してほしいです、お願いします。』というと比較的素直に、またグズグズせずにすぐ行動してくれるようになったと思います。

お願いを聞いてくれた後は、必ず感謝を伝えるようにしています。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

子供とよく話し合い、出来る限りのことをする

幼稚園に入ってしばらくした頃、同じクラスの男子がうちの子を叩いたりつねったりしてくるようになりました。大人しい我が子はやられっぱなしで、家に帰ってからも泣きじゃくり、一時期「幼稚園に行きたくない」と言い出しました。

何度、幼稚園側に話しても解決せず、結局、年少クラスの間ずっとターゲットにされました。

そこで幼稚園側に頼んで、年中に上がるタイミングでその子と違う組にしてもらいました。年中からは手足に傷をつけて帰ってくることもなく、楽しそうに登園しました。子供とよく話し合い、嫌がる日は休ませたり、母親側から幼稚園に話したりしたことが良かったと思います。

また、嫌がらせをされて毎日泣いている時は無理に登園させなかったり、習い事をさせて楽しい時間を作ったりすることにしました。

四歳といえば、まだ幼稚園年少クラスの後半の時期ですので、自分の気持ちを上手に伝えきれない子供もいます。泣いている日が多い時は、放置せずにママが動くことが大事です。

40代後半/2人兄妹・姉弟/女性

毎日1回は褒める

うちの子は3歳の時から凄くやんちゃで、4歳になれば少しは大人しくなると思っていたのですが、もっと酷くなっていきました。

だんだん言うことも聞かなくなるし、口も手も出てくるしで、毎日毎日イライラしていました。

これは良くないと思い、毎日1回は褒めるようにしてみました。するとだんだん変わっていき、親の言うことも聞くようになりました。

それからは悪いことをしたら叱るけど、それ以上に褒める時は力いっぱい褒めるように心がけています。

30代後半/3人兄妹・姉弟/女性

ママ編2位|寛容になる・興味や関心を尊重

寛容になる・興味や関心を尊重

危険なこと以外はある程度目をつぶる

息子は2歳頃から、やりたいことが出来ないと癇癪を起こすようになりました。4歳になったことで徐々に癇癪は落ち着いてきたものの、体力がついてわんぱく度が増しました。

ついつい危なっかしく感じ、色々なことに口を出したくなる気持ちがあり、いつもヤキモキしていましたが「人に迷惑をかけること、危険なこと以外は口を出さずにやらせてみよう」と思うことにしました。

最初は、部屋や物が汚れたり、時間がかかったりすることに苛立つこともありましたし、子どもも失敗して癇癪を起こす時がありました。ただ、慣れてくると子どもは自分でやることが当たり前になって出来ることも増えましたし、口うるさく言っていた頃より注意したことを聞いてくれるようになりました。

最初は親子共々大変なこともあると思いますが、自分で考えて挑戦できる子どもになると思って頑張ってください。

20代後半/2人兄弟/女性

子どもの意思と意欲をできるだけ尊重し見守る忍耐力をつけた!

娘は4歳になると、2歳の頃からずっと一緒にいるお人形のお世話遊びを本格的に始めました。主に私が娘に普段する言葉がけや着替え、食事などのお世話を、お人形にしてあげています。

毎食時、自分の席の隣にお人形を座らせて、「お人形用の食器も準備する!食べさせる!」と一通りママのようにやらないと気が済まないので、「わかったよ」とお人形の分の食器や時にご飯も準備していました(笑)本物のご飯を食べさせようとするわけですから、後でべたべたに汚れたお人形の顔を私が拭き上げることもありました。

準備も食器洗いも手間も増えるため、ついつい「今度にしてね」と言いたくなりましたが、出来るだけ本人の意思を尊重し、母として見守る忍耐をつけることで、微笑ましい成長を見守ることができました。

大人の都合でいくらでも後回しに出来ることはあるけれど、こどもの「やりたい」「真似したい」という感情の成長は大切なんだなと実感しました。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

やりたい気持ちを尊重して見守る時間を増やす

我が家の長男はお腹の中にいる時から胎動が激しく、産まれてからも元気満々のヤンチャ坊主です。幼稚園の年中さんになり、集団生活にも慣れ、以前より話を聞いて行動できるようになりました。

それでも、楽しくなるとやって良いことと駄目なことの判断が付かなくなり、あっという間にハチャメチャな状態に。お友達や周りの人に迷惑がかかりそうな場面では厳しく注意していましたが、ずーっと見張っているとキリがなく、下の子も居たので追いつけません。

あまりに行動を制限してしまっても可哀想という気持ちもあり、見守りつつ本人の「やりたい!」「やってみよう!」の気持ちを尊重してあげるように心掛けました。その結果、ずっと追い掛けて気を張り詰めて居た時より私の心は軽くなり、本人も伸び伸び遊べるようになったのでお互い楽になったように思います。

現在5歳になり、相変わらずヒヤッとさせられますが、引き続き見守りながら彼の世界を広げる手伝いをしたいと思っています。

30代前半/2人兄妹・姉弟/女性

「暴れても死ななきゃオッケー」と思って見守る

大きくなるにつれ言葉が達者になり、以前のような「いや!」ではなく「今やろうと思ったのにぃ」「ちょっとぉ急がせないでよ」「ママのせいで失敗した!」など、ペラペラしゃべりながら怒る怒る(笑)本当は優しく「うん、でも今の言い方はママ傷ついたなぁ」なんて言った方がいいのでしょうけど、そんなことは言っていられません。機関銃のように泣いて怒って暴れて、こっちはげっそり・・・。

なので、娘が怒っている時は離れて見守ることにしました。保育園の先生によると、お友達相手には怒ったり癇癪を起こしたりしないそうなので、「だったらいいや」と開き直りました。そして「暴れても死ななきゃオッケー」と思って見守っていました(笑)

そうしていると、気が済んだタイミングで「ママ、怒ってごめんねぇ」と言ってくれるようになりました。

考えてみると、子供が大きな声で泣いたり怒ったりしていると、こちらはそれを越える大きな声を出さないといけないので、火に油状態だったのかもしれません。少し離れてタイミングを図るのも手かもしれません。

30代後半/女の子1人/女性

子どもの時間に自分を合わせるようにした

外に出掛けると「おうちに帰るの嫌!」が多かったので、外出前に夕飯の用意をし、たとえ帰宅が遅くなっても自分自身がイライラしないように、余裕を持って「時間に追われない」を意識しました。

そうすることで、「早く帰って夕飯の準備をしなければ!」と焦ったりすることが減り、子供自身もとことん満足するまで遊ぶことができ、癇癪が減りました。

毎日は無理でも、週に一度だけでも子供の時間に自分を合わせるだけで、子供も満足し親も気持ちに余裕ができます

また、会話する際には必ず自分がしゃがんで、子供と目線を合わせてじっくり声掛けをすることを心掛けていました。

40代前半/男の子1人/女性

「毎日大変だけど、これも今しかない時期だ!」と考える

現在、4歳の女の子の子育て中です。何をするにも「ママがいい〜」と言うことが多く、家事をしている時はイライラしてしまう事もありました。手が離せない時は、「今している事が終わってからね」と声かけをして、終わったら子供がして欲しい事をしています。疲れている時にもよく話しかけてくる事が多いのですが、シカトは絶対にせず、話を聞くようにしています。

でも、お母さんも一人の人間ですので、自分に余裕がない時は何分かでもいいから少しだけ休む事が大事だと思います。コーヒーを飲んだり、好きなお菓子を食べたりするだけでもリラックスに繋がります。

あとは「毎日大変だけど、これも今しかない時期だ!」と思っています。自分にべったりの可愛い時期は本当に短く、大きくなるにつれて離れて行ってしまいます。そう考えると今を大事に思えて、娘のことがことさら愛しく思えます。

最後は「人に迷惑をかけない!」だけをモットーに日々子育てしています。

30代前半/4人兄妹・姉弟以上/女性

選択肢を出して本人の意思を聞く!

息子は4歳の頃、体力が余っている時にグズグズしてみたり、全く言う事を聞かなかったりしていました。

そういう時は本人の意思を尊重し、まずは「今日は何をして遊ぶか」聞いてみます。選びやすいように、本人の好きそうなものから2〜3個の選択肢を与え、その中から選ばせるようにしていました。ちなみにその選択肢は、「親がその日にできる事」にするのがポイント!自分も無理をしないのが続くコツです(笑)

自分で決めた満足感もあるので、本人は動くし楽しく遊びます。もし本人が、例えば「仮面ライダーを見る」と言ったら、それもOK。見る前に時間を決めるだけでいいです。「時間を決めて見ようか。何時までにする?お昼ごはん食べる前までにする?それとも、お話を2つ見たら終わりにする?」と、ここでも選択肢を与えて本人に決めさせます。約束の時間が来ても「まだ見たい」と言ったら、「自分で決めた事だよね?」と厳しめに言っていたかもしれません。

家遊びばかりが続いて、そろそろ外で遊ばせたいなと思ったら、「今日はお母さんが動物園に行きたいんだけど、一緒に行ってくれる?」などとお願い形式にしたりしていました。赤ちゃん扱いよりも、少しお兄さん扱いされたい時期にもなってきますので、こちらが下に出てみると「いいよ、一緒に行ってあげる!」とすんなりと行く事も多かったように思います。

いろいろ書きましたが、子育てにおいて一番大事で難しいのは「待つ事」かと思います。でもきっと、親に待ってもらえた子は、人を待てる子になると思います。少しでも人より遅い子がいると責め立てる子どももいますが、そういう子は大人から「早くしなさい!」と言われて育てられたのだろうなと感じます。心に余裕のある人に育ってほしいものです。

50代前半/男の子1人/女性

幼稚園へ行けば落ち着いてくるので、あまり気にしない

息子は2歳くらいから本当に手が付けられないくらいの怪獣でした。どこに行っても大騒ぎ、抱っこしても大泣きをし、何が気に入らないのか全然わからず途方にくれていました。

しかし、幼稚園に通うようになってから、家族以外の大人と接するうちに自然と言うことを素直に聞いてくれるようになりました。

他人と過ごすことで「自分は1人では大きくなれない」という事を学んだのでしょうか。

子どもにとってもコミュニティは大事という事を実感しました。

40代前半/2人兄弟/女性

子育て支援センターなどに足を運び、思いっきり遊ばせる

うちの子は好奇心旺盛で、常に動き回っている子でした。一緒に出掛けると、ほんの数十秒目を離しただけでどこかへ行ってしまいますし、家の中でも常に何かを探索しているので、起きている間はほとんど目が離せない状態でした。

なので、午前中は子育て支援センターに行ったり、近くの公園に行ったりして思い切り遊ばせ、昼寝をたっぷりしてもらうことで、どうにか家事をこなすことができました。

小さい頃、子供の好奇心に付き合ってあげた甲斐あって、今では勉強でも遊びでも興味のあることに集中して取り組める子に育っています。

40代前半/男の子1人/女性

子どもの要求にできる限り応えることを心がける

上の子が幼稚園に通い始めました。幼稚園で過ごす間、下の子とママがどのように過ごしているか気になるようで、幼稚園から帰ると「今日、2人はどこで何をして遊んだのか」をよく聞かれるようになりました。

そしてちょっと楽しそうな場所に行っていたことがわかると、あからさまに不満そうな様子になります。

そのため上の子が幼稚園の間は楽しい場所には行かず、近所の公園とスーパーしか行かないように気を使っていました。また、上の子が幼稚園から帰ってきて「遊びに行きたい」と言った時には、なるべく連れて行ってあげるようにしました。

上の子の要求にできる限り応えることを心がけることで、不安を感じさせないようにし、情緒が安定したと思います。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

ママ編3位|感情的にならない・まず落ち着く

感情的にならない・まず落ち着く

一旦深呼吸して心を落ち着かせ、落ち着いてから働きかける

うちの息子は嫌なことがあるとすぐに怒ったり泣き出します。4歳になると知恵がついてきて、色々言い訳をするように。

親の私もつい感情的になって、「なんで言う事聞かないの!」と無理矢理思い通りにさせようとしましたが、逆効果…。

そんな時は一旦深呼吸して心を落ち着かせます。簡単に思えてなかなか難しいですが、お茶を飲んだりして気持ちを切り替えて、冷静に子どもと向き合うようにしました。

その上で「〇〇してくれたらママ嬉しいな」とゆっくり話すと、しばらくは怒ったりしていた息子も、だんだん落ち着いてくることが分かりました。頭ごなしに怒らないことは重要だなと感じました。

30代後半/2人兄妹・姉弟/女性

一呼吸置けば「まぁそんなものだよな」と思えるようになる!

4歳になって、自分の意志をはっきり表示するようになりました。それと同時に、母の言うことを素直に受け入れられなくなったり、自分の思ったことを相手の気持ちなど抜きにしてぶつけてきたりすることがありました。

ついイラッとなって言い返したくなるところですが、一呼吸置いてみることで「まぁ4歳だし、そんなもんだよな」と思えるようになりました。

要求を全て受け入れるわけではありませんが、次第に沸点が下がって感情をぶつけずに話を聞いたり、話したりすることができるようになってきたと思います。

30代前半/女の子1人/女性

自分に置き換えて子供の気持ちを理解する

4歳になると話している内容がだいぶ理解できるようになり、困った時に力になってくれたり、誰かに優しくできたりして、とても可愛い時期です。

ただ、その分自我が芽生えてきて融通が利かなくなります。何か遊びに夢中になっていると話しかけても反応は薄く、「ご飯だよ!」、「出かけるよ!」と言っても納得がいくまで止まってくれません。余裕が無い時はついイライラしてしまいます。

そんな時は「自分だって、夢中になっていることがあれば途中でやめたくないな」と自分に置き換えて子供の気持ちを理解します。そして、「あと〇分したら行こうか」、「ここまで出来たら残りは帰ってきてしようね」と伝えます。

何度も繰り返しているうちに理解してくれるようになりました。

30代後半/3人兄妹・姉弟/女性

ママ編4位|一緒にできる活動を楽しむ

一緒にできる活動を楽しむ

頭と体が使えるように毎日一緒にお菓子作りをする

子供が幼稚園に行くようになり、何でも自分でやりたがるようになりました。

たくさん遊んで帰ってきても疲れ知らずでしたので、頭と体が使えるように毎日お菓子作りを一緒にしました。材料をはかったり、混ぜたり、本物のおままごとになったので子供も満足してくれました。

スーパーに行ってお菓子を見ると、以前は「これ食べたい!」とねだってきましたが、今では「次はこれが作りたい」と言って市販のものは欲しがることもなくなりました。私自身もできるだけ手作りのおやつをあげたかったので、結果としてよかったと思います。

毎日おやつを作るのは大変でしたが、きちんと分量をはかることや皆で平等に分けることなど、好ましい感覚が自然に身につくこともあり、やってよかったと思います。

40代後半/女の子1人/女性

大人も子どもになりきって全力で遊ぶ時間を作る!

うちの子は俗に言うおてんば娘で、常に元気全開です(笑)赤ちゃんの頃からいつも遊んで欲しがっていたのですが、私たち夫婦は共働きなので、なかなか娘が満足行くまで遊んでやれることがありませんでした。

その結果、フラストレーションが溜まったのか、反抗・イヤイヤ・癇癪が強まり、4歳を過ぎたら知識も兼ね備えて更にパワーアップ!でもまだまだ1人でできることは限りがあって頼りないので、1番大変な時期だったかもしれません(笑)

そこで、週に2回程は私もこどもになりきって全力で遊ぶ日を作りました。疲れていてもとりあえず外に出ます(笑)工作や外遊び、こどもが簡単にできてとっつきやすい遊びをSNSで探したり、試行錯誤してやってみました。実際にやってみると、こんなこともできたのかと思うことをやってみせてくれたりして、私もだんだん楽しくなりました。

娘は走るのが大好きなので、広い公園でひたすらかけっこの練習をしたこともありました。もちろん親は疲れますが、その分こどもは満足し、満たされた気持ちで眠ってくれるので、不思議と一緒に楽しんだ後は、いつもより素直になってくれていました。

「昨日は楽しかったね」「またあれして遊ぼうね」など、日常の中で声かけして楽しい気持ちにさせてあげるのもポイントです。機嫌が悪かったりしてイヤイヤが始まり、負のループに陥りそうな時には、そんな声かけをして気分を逸らすようにしていました。

親もうまくいかなくてヤキモキする気持ちから、一旦落ち着くことができると思います。

20代後半/3人兄妹・姉弟/女性

ママ編5位|家族を頼る

家族を頼る

家族に協力してもらい、できるだけ子供と一緒の時間を確保する

4歳になり幼稚園に入園した我が子ですが、初めての集団生活に戸惑い、毎日大泣きしては登園を拒否していました。

はじめは私も頑張ってサポートしていたのですが、日に日に荒れる息子に限界がきて、ついイライラして怒ってしまい、息子も情緒不安定になってしまいました。

そこで母に来てもらい、家事は母にお願いして、できるだけ私は息子と遊んだり一緒に過ごしたりするようにしました。すると心に余裕ができ、息子のことも受け入れられるようになりました。

時間はかかりましたが、息子も安心して登園できるようになりました。

30代後半/2人兄弟/女性

ママ編6位|出来ることは任せてみる

出来ることは任せてみる

簡単なことは子どもにお願いする

4歳になるとイヤイヤ期も終わり、ずいぶんと育てやすくなったように思います。

自分で何かをやり遂げたり、ママやパパのお手伝いも楽しんでするようになる年頃だと思うので、簡単なことは子どもにお願いする方式で子どもを頼るようにしています。

子ども自身も「できた!」が増えてすごく嬉しそうですし、自分の身の回りのことをお願い方式でやってもらうと、自分自身のお世話も自分で出来て、ママのお手伝いをしたという気にもなり、一石二鳥です。

20代後半/2人兄妹・姉弟/女性