小学6年生の女の子におすすめの本33選【父母500人が選んだ】

「小学6年生の女の子におすすめの本はなんだろう?」と、本選びで悩むこともありますよね。

子どもにはたくさん本を読ませてあげたいと思うのが親心!特に小学生の間の6年間というのは、1年毎に得られる経験や感性が今後の性格形成の中でも重要になってくるからこそ、各学年に沿った本を読ませてあげたいものです。

一言に本と言っても小学6年生の女の子にピッタリな本を探すことは中々難しいからこそ、先輩ママやパパが実際に購入しておすすめできる本を知りたい方も多いはず!

この記事では、ママ・パパ500人が選ぶ小学6年生の女の子におすすめの本33選&人気ランキングを口コミと共にご紹介しています。

小学6年生の女の子におすすめの本人気ランキング

小学6年生の女の子におすすめの本ランキング

まずは、小学6年生の女の子におすすめの本人気ランキングからご紹介していきましょう。

Bookey編集部が行った『パパママ500人が選ぶ小学6年生の女の子におすすめの本』によると、1位は『西の魔女が死んだ(118票)』、2位は『星の王子さま(63票)』、3位は『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂シリーズ(41票)』という結果に!(アンケートの詳しい内容はこちら

それでは、小学6年生の女の子におすすめの本を口コミ&レビューと共にご紹介していきましょう。

500人中/118人がおすすめ

【1位】西の魔女が死んだ

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者 梨木 香歩
出版社 新潮社
発売日 2001年8月1日
価格 572円

人間関係に悩む多感な時期におすすめの一冊

「西の魔女が死んだ」は、中学に入ったばかりの女の子が主人公の児童文学です。

ちょうど、小学校6年頃の女の子は多感な時期で、お友達関係にも悩みだします。この本の主人公の女の子もまさに同じ。

彼女は人間関係に悩み学校に行けなくなるのですが、「西の魔女」こと女の子のおばあさんと過ごす日々のおかげで、少しずつ前を向けるようになっていく姿が描かれています。

優しいおばあさんの言葉に勇気をもらえます。

さくらのぼたんさん/40代/女性


これからの生き方について考えられる

この「西の魔女が死んだ」は、梨木香歩さんの代表作です。

学校へ行けなくなり、「西の魔女」と呼ばれるおばちゃんの家に住むことになったまいは、魔女修行を始めます。

そこまで聞くと、ファンタジーなのかな、と思いますが、どのように生きるか、どのように自分を保つか、どのように周りと接するか、と、これから人間関係に悩むであろう子どもには、ぜひ知っておいて欲しい事が描かれています。

日々を大切に生きて、後悔しない人生を歩んでほしい、そんな事を伝えられる本だと思いました。

chatokaさん/30代/女性

500人中/63人がおすすめ

【2位】星の王子さま

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者 サン=テグジュペリ
出版社 新潮社; 第28版
発売日 2006年3月28日
価格 528円

言葉の一つ一つが心に沁みるので、色々な事や人に出会う際に思い出して欲しい本

娘と本屋さんで見つけ、素敵な挿絵にひかれて手に取り、順番に読むことになりました。

哲学的なセリフも多く、私もすべて理解出来たとは思えませんが、会話文も多く読みやすかったです。

六年生の娘が当時どこまで理解できていたかはわかりませんが、この先、色々な事や人に出会う際に思い出して欲しい本です。

有名な「いちばん大切なことは目に見えない」のフレーズは、やはり深いですね。当たり前のことなのに、とても心に残った言葉です。

cavalier1003さん/50代/女性

500人中/41人がおすすめ

【3位】ふしぎ駄菓子屋 銭天堂シリーズ

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者 廣嶋 玲子
出版社 偕成社
発売日 2013年5月15日
価格 990円

文章力が圧巻の、子供向け「笑ゥせぇるすまん」!

「銭天堂」シリーズを強くおすすめします。Eテレでテレビアニメ化もされており、小学生の認知度は高いと思われますが、紙の本で読むことをおすすめしたいシリーズです。

漫画「笑ゥせぇるすまん」を、子ども向けにマイルドにした内容といった感じです。

特筆すべきは作者の文章力。起承転結、伏線の張り方、大人でもハッとさせられ、時折感情を揺さぶられるような、きちんとした日本語が素晴らしいです。あまりにも子ども向けとして完成されつくしています。

絵本や児童書から一般書へ移る過渡期に最適ではないかと思います。

ehanaさん/40代/女性

500人中/37人がおすすめ

【4位】ちいさなあなたへ

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者 アリソン・マギー
出版社 主婦の友社; Illustrated版
発売日 2008年3月6日
価格 1,100円

母親からの愛情を感じられる!

私自身、小学6年生の時に図書室で偶然手に取り読んだ絵本です。娘ができた今、手元にこの絵本を置いて居ます。

母親から我が子へのメッセージが込められたこの本を読んで、当時反抗期を迎えていた私でしたが、母親への感謝の気持ちが芽生えたきっかけになりました。

6年生は多感で、様々な感情の変化を経験する時期だと思いますが、そんな時こそ、生まれてからこれまで守り続けてくれた母親との関係を振り返るきっかけになるといいなと思います。

みかわまおさん/20代/女性

500人中/33人がおすすめ

【5位】ビブリア古書堂の事件手帖

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者 三上 延
出版社 アスキーメディアワークス
発売日 2011年3月25日
価格 649円

本にまつわる知識が身につき、不思議な事件を解き明かしていくのがすごく面白い

鎌倉の古本屋・ビブリア古書堂の店主・栞子さんは、本の知識がとても豊富。それを駆使して、本にまつわる謎や不思議な事件を解き明かしていく…という、読書好きなら間違いなく興味がわくストーリーです。

夏目漱石や太宰治の本が出てくるので、有名な文豪を知れますし、重大な秘密に気づいたり犯人をおびき出したりと、ハラハラドキドキの展開で面白いです!

実在の本を題材にしているので、本好きのお子さんに特におススメです!

kamaboko-さん/40代/男性

500人中/31人がおすすめ

【6位】おおきな木

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者 シェル・シルヴァスタイン
出版社 あすなろ書房
発売日 2010年9月2日
価格 1,320円

木と男の子の関係性について深く考えさせられる

おおきな木が男の子にすべてをささげる話です。

子どもが小さな時、おなかがすけばりんごをあげ、大きくなったら枝をあげ、結婚したら幹をあげました。

木は切り株だけになり、子どもは去っていきました。やがて子どもは年老いて戻ってきて、切り株の上に腰をおろしました。

この切り株に何を感じるでしょうか。おろかさでしょうか?無償の愛でしょうか?

木と男の子の関係性について深く考えさせられるお話です。

oshigoto2021さん/40代/男性

500人中/24人がおすすめ

【7位】強くしなやかなこころを育てる! こども孫子の兵法

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者 齋藤孝
出版社 日本図書センター
発売日 2016年3月17日
価格 1,650円

孫子先生の現代でも役立つ知識が学べる

この本は孫子の兵法がいくつか紹介されており、かつ現代に置き換えて分かりやすく解説されています。

小学6年生というと、勉強もさることながら人間関係も複雑に難しくなってくることでしょう。

相手に対してどのような立ち振る舞いが有効なのか、また、自分のためにどのような事を意識していくべきかが、兵法で解説されています。

大人が読んでも面白い本です。

なつcrowdさん/40代/女性

500人中/23人がおすすめ

【8位】火の鳥

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者 手塚 治虫
出版社 講談社
発売日 1978年7月27日
価格

壮大な世界観で、さまざまなことを知ることができる

火の鳥は手塚治虫の代表的な漫画です。絵も構成も素晴らしく、どの順番からでもさまざまな展開が楽しめるようになっています。小六の息子が夢中になって読んでいました。

歴史上の人物も絡んでくるので、子供の学習にも役立ちます。

火の鳥を通して、「人間にとって生きる事・死ぬ事とはなにか」と問いかけてきます。

外国を舞台にしている回もあるので、子供がまだ見ぬ世界に想いを馳せ、好奇心を刺激する作品になっていると思います。

megutamaさん/30代/女性

500人中/19人がおすすめ

【9位】ワンダー Wonder

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者 R・J・パラシオ
出版社 ほるぷ出版
発売日 2015年7月18日
価格 ¥1,650円

悩める思春期の背中を押してくれる一冊

多感な時期のお子様に「ワンダー Wonder」がおすすめです。主人公のオーガストはいたって”普通”ですが、先天的に見た目が他の子と違います。

これまでホームスクーリングしていたオーガストですが、中学入学を機に学校に行くことに。奇異なものを見る目には慣れてはいるものの、前途多難な学校生活。

ストーリーはオーガスト、友人、姉、姉の彼氏や友人などの視点から語られていきます。

思春期に自身の見た目や友人関係の悩みはつきものですが、自分は自分らしく生きていけばいいのだということが伝わってきます。さわやかな読了感で、明日に向かって背中を押してくれる一冊です。

YokotaSaraさん/30代/女性

500人中/17人がおすすめ

【10位】ハウルの動く城1 魔法使いハウルと火の悪魔

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者 ダイアナ・ウィン ジョーンズ
出版社 徳間書店
発売日 1997年5月1日
価格 1,760円

老婆になったヒロインの開き直りが面白く、元気になれる

「ハウルの動く城1 魔法使いハウルと火の悪魔」は18歳の女の子が突然「荒地の魔女」に呪いをかけられてしまい、90歳の老婆にされてしまうという児童ファンタジーです。

働きづめで疲れ果てている主人公のソフィーが、老婆に姿を変えられてからの開き直りっぷりがとても面白く読めます。

小学6年生にもおすすめなファンタジー小説です。

さくらのぼたんさん/40代/女性