小学生におすすめの読み聞かせ絵本34選【父母500人が選ぶ】

「こどもが小学生の時期に読み聞かせるべき絵本はなんだろう?」と探すこともありますよね。これから少しずつ大人になる多感な時期だからこそ、なるべく子供の成長につながるような刺激を与えたいと思うママやパパも多いのではないでしょうか?

一言に絵本と言っても小学生にピッタリな絵本を探すことは中々難しいからこそ、先輩ママやパパが実際に読み聞かせをしてオススメできる絵本を知りたい方も多いはず!

この記事では、ママ・パパ500人が選ぶ小学生におすすめの読み聞かせ絵本34選&人気ランキングを口コミと共にご紹介しています。

小学生におすすめの読み聞かせ絵本人気ランキング

小学生におすすめの読み聞かせ絵本ランキング

まずは、小学生におすすめの読み聞かせ絵本人気ランキングからご紹介していきましょう。

Bookey編集部が行った『パパママ500人が選ぶ小学生におすすめの読み聞かせ絵本』によると、1位は『100万回生きたねこ(39票)』、2位は『おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本(32票)』、3位は『ぐりとぐら(25票)』という結果に!(アンケートの詳しい内容はこちら

それでは、小学生におすすめの読み聞かせ絵本を口コミ&レビューと共にご紹介していきましょう。

500人中/39人がおすすめ

【1位】100万回生きたねこ

  • こどもの夢中度:
  • お話の満足度 :
  • 読み聞かせ  :
著者 佐野 洋子
出版社 講談社
発売日 1977年10月19日
価格 1,540円

人生や因果とは何であるかを考えさせてくれる、壮大なテーマに焦点をあてた絵本

主人公の猫が自分の生きるべき道を探して、何度も生まれ変わるループが主軸であることは、小学生でも理解できると思います。

また、悪いことをすると、結局また悪い結末をむかえるだけであるといった人生訓が隠されているところも、子供の教育には意味があり、有意義です。

しかし、結局のところ、自分の本心に気づき、目を向けたら、二度と生き返らなかったというところから、子供が学ぶことがたくさんあると思います。

そういった意味で、大人も考えさせられる絵本であり、おすすめです。

tokayさん/40代/女性

500人中/32人がおすすめ

【2位】おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本

  • こどもの夢中度:
  • お話の満足度 :
  • 読み聞かせ  :
著者 カール=ヨハン・エリーン
出版社 飛鳥新社
発売日 2015年11月13日
価格 1,426円

子供が全然寝てくれないと困ってる方には、是非オススメ

オススメするのは眠るための読み聞かせ絵本「おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本」です。

著書が母親とドライブ中に、語りかけていたら母が眠ったという体験から、約3年かけて構想を練り「全ての家庭の手助けになれば」という想いから出版された本です。

手引きの中には「ゆっくり静かな声で読む」や「実際にあくびをする」など、眠くなる物語のメソッドが一つ一つ組み込まれているそうです。

半信半疑で買ってみましたが、帯やレビューにもある通り、読み聞かせて10分もすれば確実に大人でも寝ます(笑)

子供が全然寝てくれない!などと困ってるお母さん方には、是非オススメしたい絵本です。

snd.comさん/20代/女性

500人中/25人がおすすめ

【3位】ぐりとぐら

  • こどもの夢中度:
  • お話の満足度 :
  • 読み聞かせ  :
著者 なかがわ りえこ
出版社 福音館書店
発売日 1967年1月20日
価格 990円

イラストが可愛く、料理に興味をもつきっかけにもなる

イラストがとてもかわいいです。登場人物があまりいないので、声をたくさん変えなくてもいい点で読み聞かせやすいと思います。笑

カステラを作るための材料がいろいろ出てくるので、料理に興味をもつきっかけにもなります。

読み聞かせたあとに、一緒に親子で似たようなパンケーキを作ってみるのもとてもおすすめです。

一度はこんなに大きいのが食べてみたいと今でも思います。笑

aaadaさん/20代/女性

500人中/21人がおすすめ

【4位】なまえのないねこ

  • こどもの夢中度:
  • お話の満足度 :
  • 読み聞かせ  :
著者 竹下文子
出版社 小峰書店
発売日 2019年4月25日
価格 1,650円

生き物を大切にする気持ちが芽生える

名前のないひとりぼっちの猫は、町中の飼い猫たちが名前を持っていることをうらやましく思っていました。ある日、仲間の一匹から「自分で好きな名前をつければいい」と言われ、一時は納得したのですが・・・彼がほんとうに欲しかったものとは?

猫の様子が細かく描かれています。子どもと一緒に何度も読み返していると、表情の変化や傷などに気づくことでさらに感動します。

生き物を大切にする気持ちが芽生えてくれると思います。

落ち着いて聞いてくれるので、寝る前の読み聞かせにはピッタリです。

Kana2さん/30代/女性

500人中/18人がおすすめ

【5位】スイミー

  • こどもの夢中度:
  • お話の満足度 :
  • 読み聞かせ  :
著者 レオ・レオニ
出版社 好学社
発売日 1969年4月1日
価格 1,602円

個性の良さや、みんなで団結することの素晴らしさを教えてくれる!

特に低学年の読み聞かせにオススメします!

みんなと違う色の魚、スイミーがひとりぼっちでいるところから始まりますが、海の中の色々な生き物たちに会って、「みんな違ってもいいんだ!」ということに気づきます。

そして最後は、小さな魚たちがみんなで団結して、大きな魚を追い出すという展開になります。

一人ひとり個性があり、みんな違ってそれでいい。そしてみんなで協力すれば、どんなことも可能になるということを学べる絵本です!

JerryFishさん/30代/女性

500人中/17人がおすすめ

【6位】はじめてのおつかい

  • こどもの夢中度:
  • お話の満足度 :
  • 読み聞かせ  :
著者 筒井 頼子
出版社 福音館書店
発売日 1977年4月1日
価格 990円

応援したくなり、こちらまで勇気をもらえる

こちらの絵本は私が幼い頃に読んだ事があり、今でも大好きな絵本です。

小さな女の子がおつかいに行くというお話で、ママとの約束を守りながらお店に向かうのですが、声が小さく、お店の人が気付いてくれません。読んでいる側も「頑張れ」という気持ちになり、こっちまでハラハラします。

書いてある文字も多すぎず読みやすいと思うので、小学校低学年であれば自分でも読むことが出来ると思います。

応援したくなり、こちらまで勇気をもらえる作品です。

xxaochanxxさん/20代/女性

500人中/16人がおすすめ

【7位】みえるとか みえないとか

  • こどもの夢中度:
  • お話の満足度 :
  • 読み聞かせ  :
著者 ヨシタケシンスケ
出版社 アリス館
発売日 2018年7月12日
価格 1,540円

自分と人との「普通」がちがう事に改めて気づかされる

ヨシタケシンスケさんの「みえるとか みえないとか」が面白いです。

人間と宇宙人、子供と大人、耳の聞こえる人聞こえない人。世界にはいろいろな人がいて、みんなそれぞれ違ってる。

違う事は悪い事じゃなく、お互いにわかり合っていこうね、と言うスタンスが個性を大切にする現代にあってると思います!

小さい頃からお友達の良いところを見つけていく行動は大事ですもんね♪

apuchanmanさん/40代/女性

500人中/16人がおすすめ

【8位】だいすき ぎゅっ ぎゅっ

  • こどもの夢中度:
  • お話の満足度 :
  • 読み聞かせ  :
著者 フィリス ゲイシャイトー
出版社 岩崎書店
発売日 2012年11月28日
価格 1,210円

何度でも親子で温かい気持ちになれる!

小さなお子さん向けの絵本ですが、うちでは大きくなってもたびたび夜の絵本として読んできました。展開が全てわかっていても、親子で温かい気持ちになれる1冊です。

お子さんが何かつらいことがあった日、少し元気がない日などに読んで、「ぎゅーっ」としてあげれば、きっとゆっくり眠れて、明日も頑張っていけるのではないかと思います。

挿絵もふんわりとかわいらしく、ポップな色使いで元気になれます。

si2018さん/40代/女性

500人中/15人がおすすめ

【9位】紙芝居絵本「注文の多い料理店」

  • こどもの夢中度:
  • お話の満足度 :
  • 読み聞かせ  :
著者 宮沢賢治
出版社 鈴木出版
発売日 2019年4月17日
価格 4,620円

最後の展開が意外で心に残る、ちょっと怖いお話

絵本より、紙芝居で読み聞かせをする方が読みやすいです。

紙芝居によって、原作と少し異なる部分もありますが、宮沢賢治の作品に親しんでもらいやすいと思います。

タイトルは知っていても、お話を知らない子は多いです。少しコワイところと最後の展開が、子ども達の印象に残るようです。

教科書で宮沢賢治が扱われる高学年におすすめです。

noaa_fbbfさん/40代/女性

500人中/15人がおすすめ

【10位】りんごかもしれない

  • こどもの夢中度:
  • お話の満足度 :
  • 読み聞かせ  :
著者 ヨシタケシンスケ
出版社 ブロンズ新社
発売日 2013年4月17日
価格 1,540円

ユニークな発想に笑ってしまい、あらたな発見もある

ヨシタケシンスケさんの「りんごかもしれない」は、とてもユニークで、自分にはなかった発想に、思わず笑ってしまう一冊だと思います。

主人公が帰宅した時にテーブルの上にあったりんご。「これは本当はりんごではないのではないか?」という疑問から、新たな世界が広がっていきます。

こちらの想像力を超えるいろいろな中身が登場し、あらたな発見がある本だと思います。

kotoriringoさん/40代/女性