小学生低学年におすすめの小説25選&読書家500人ランキング

こどもでも読める小説で、かつ小学生低学年だからこそより一層楽しめる小説を探すこともありますよね!

誰もが知る名作から隠れた名作など、読書家が実際に読んで小学生低学年におすすめできる小説と口コミを知りたい方も多いはず!

この記事では、読書家500人が選ぶ小学生低学年におすすめの小説25選&人気ランキングを口コミと共にご紹介しています。

小学生低学年におすすめの小説人気ランキング

小学生低学年におすすめの小説ランキング

まずは、小学生低学年におすすめの小説人気ランキングからご紹介していきましょう。

Bookey編集部が行った『ママパパ500人が選ぶ小学生低学年におすすめの小説』によると、1位は『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂シリーズ(56票)』、2位は『かいけつゾロリシリーズ(32票)』、3位は『ルルとララのカップケーキ(28票)』という結果に!(アンケートの詳しい内容はこちら

それでは、小学生低学年におすすめの小説を口コミ&レビューと共にご紹介していきましょう。

500人中/56人がおすすめ

【1位】ふしぎ駄菓子屋 銭天堂シリーズ

  • 読みやすさ    :
  • 物語の満足度   :
  • 低学年におすすめ度:
著者 廣嶋 玲子
出版社 ‎偕成社
発売日 ‎2013/5/15
価格 990円

不思議な世界観に一気に引き込まれる

小4の姉に触発されて読み始めた小2の妹の方がハマってしまいました。

店主の紅子と色んな背景を持ったお客さん、彼らが購入する不思議な力を秘めた駄菓子によって繰り広げられる世界観は出色です。

低学年の子もググっと引き込まれ、一気に読んでしまうでしょう。

ほのぼのほっこりするストーリーから少し怖いお話まで様々で、人生勉強になる本です。

picchamaさん/40代/女性


随所にイラストが入っていてとても読みやすい

銭天堂とは駄菓子屋さんの名前です。個性的な店主、紅子がおすすめするお菓子を、子供や大人が買いに来ます。

紅子は、不満のある人、不安のある人など、それぞれのお悩み解消にぴったりのお菓子を用意してくれます。どのように使うかは本人次第ですが、決まり事を守らないととんでもないことになってしまいます。

随所にイラストが入っていてとても読みやすいです。

15巻ほど出ており、別冊のお菓子の解説本もイラストがたっぷりでとても面白いです。

cinnamonpieさん/30代/女性

500人中/32人がおすすめ

【2位】かいけつゾロリシリーズ

  • 読みやすさ    :
  • 物語の満足度   :
  • 低学年におすすめ度:
著者 原 ゆたか
出版社 ‎ポプラ社
発売日 ‎1987/11/1
価格 990円

小さい子が喜ぶ要素がたくさん入っていて、楽しく読める

小学校低学年におすすめの小説は、かいけつゾロリシリーズです!

学校の図書館に置かれていることも多く、小さい子向けに書かれているため読みやすいです。

ゾロリと、弟子のイシシ、ノシシのやりとりも面白く、おならパワーやチョコレートのお城など、小さい子が喜ぶ要素がたくさん入っています。

小学校低学年でも読める、面白い作品だと思います!

yuka1116さん/20代/女性


沢山シリーズがあるので、タイトルやジャケットでいろいろ選べる

活字が嫌いなのかな、と思っていた我が家の小学2年生男児が、まさかのドはまり(笑)!何冊も図書室から借りて来て読んでいます。

かなり沢山シリーズがあるので、興味のあるタイトルやジャケットでお子様と選んでみるのがオススメです。

「ゾロリって悪いやつ設定だけど、実はいいやつ?」と思いきや、やっぱり悪党でした(笑)そこがまた低学年男児の心をくすぐるのかもしれません。

picchamaさん/40代/女性

500人中/28人がおすすめ

【3位】ルルとララのカップケーキ

  • 読みやすさ    :
  • 物語の満足度   :
  • 低学年におすすめ度:
著者 あんびる やすこ
出版社 ‎岩崎書店
発売日 ‎2005/4/26
価格 1,100円

素敵な物語とイラスト、おいしそうなお菓子のレシピで、子どもたちの想像力を広げてくれる

小学生のルルとララが、週末になるとお店屋さんを開きます。このお話を読んでいる子どもたちの生活サイクルと重なるので、わくわく感が増すようです。

ボリュームはあまりありませんが、描かれる物語はとても素敵です。きれいなイラストには、文字だけでは伝わらない優しい世界観があって、物語の設定や情景の奥行をしっかり補っています。

お菓子のレシピを読むことで、生活に必要な「作業手順を把握する力」が伸びるのではないかと期待しています。

シリーズ本なので、このお話の面白さを感じた子どもは、すすんでルルとララの本を読みたくなるのではないかと思います。

ncmsk523さん/50代/男性


絵のタッチややり取りがとにかくカワイイ

イラストが可愛いので、子供が一目で気に入りました。

こちらはシリーズ最初の作品なので、最近のものとは絵のタッチが違いますが、どちらもほんわかしていて魅力的なイラストです。

色々なお客さんと小学生店員のルルとララのやりとりが可愛らしく、低学年には少し長めに思えたけど、一気に読み進めてしまいました。

picchamaさん/40代/女性

500人中/26人がおすすめ

【4位】おねえちゃんって、もうたいへん!

  • 読みやすさ    :
  • 物語の満足度   :
  • 低学年におすすめ度:
著者 いとう みく
出版社 ‎岩崎書店
発売日 ‎2012/6/16
価格 1,100円

お姉ちゃんの複雑な心境がうまく表現されている

母の再婚で突然、姉になった小学校一年生のココちゃんと、ココちゃんより体の大きな3歳の妹ナッちゃんとの物語。感情豊かで怪獣のような妹に振り回される姉の心情が細かく描かれています。

我が家にも姉妹がいるのですが、妹の方が気に入って読んでいます。「お姉ちゃんが大変な思いをするストーリー」を読んで、どう感じとっているのかな?と思いながら見ています。

ココちゃんを自分のおねえちゃんと重ねているかもしれません。

picchamaさん/40代/女性


お姉さんあるあるに共感できる!

ママの再婚で妹ができた主人公のココちゃん。3歳の妹はやることなすこと怪獣みたいで目が離せません。

お母さんをとられた気分にもなるし、わがままな妹に振り回されっぱなしな毎日に不満を募らせていました。

そんなある日、2人でおつかいにチャレンジするのですが、妹がいなくなってしまいます。

お姉さんならではの不満や我慢に健気に耐えるココちゃんを応援したくなりますし、自分が妹な場合、「もっとしっかりしなきゃ」と思える、自立と成長を促す一冊です。

あさり子さん/20代/女性

500人中/24人がおすすめ

【5位】エルマーのぼうけん

  • 読みやすさ    :
  • 物語の満足度   :
  • 低学年におすすめ度:
著者 ルース・スタイルス・ガネット
出版社 ‎福音館書店; 新版
発売日 ‎1963/7/15
価格 1,320円

わくわくして冒険に行きたくなる

わくわくと冒険心を掻き立てる本当に楽しいお話です。大人が読んでも、リュックに色々詰め込んでどこかに行きたくなります(笑)

不朽の名作なので、小学校前に大人に読んで貰っている子どもも多いと思いますが、自分の力で読んでみると、新しい発見もあるのではないでしょうか。

品のある美しい挿絵もポイントです。

続編も2つあるので、こちらも併せておすすめしたいです。

—taji—さん/50代/女性

500人中/19人がおすすめ

【6位】おまえうまそうだな

  • 読みやすさ    :
  • 物語の満足度   :
  • 低学年におすすめ度:
著者 宮西 達也
出版社 ‎ポプラ社
発売日 ‎2003/3/1
価格 1,320円

愛情を感じ取ることができる作品

肉食動物のティラノサウルスの前に現れたのは、草食動物のアンキロサウルスの赤ちゃん。

ティラノサウルスが食べてしまうかと思いきや、「おとうさん!」と呼ばれ、懐かれてしまい、育てることに。

種類が違う2匹ですが、事あるごとに「お父さんのようになりたい」と言うアンキロサウルスと、次第に親心が芽生えてきたティラノサウルスのやりとりがとても温かいです。

愛情を感じ取ることのできる作品で、子どもは勿論、大人も違う角度から見ることのできる作品です。

wasaaaan_nさん/30代/女性

500人中/18人がおすすめ

【7位】はじめてのキャンプ

  • 読みやすさ    :
  • 物語の満足度   :
  • 低学年におすすめ度:
著者 林 明子
出版社 ‎福音館書店
発売日 ‎1984/6/20
価格 1,320円

小さくたって、強い意志があればなんでもできると教えてくれる

大きいお兄さんお姉さんと同じことをしたい小さな女の子・なほちゃん。

ある時、お兄さんお姉さんがキャンプに行くことになったけれども、小さいなほちゃんは重たい荷物も持てないし、すぐ泣くし一緒に行くのはダメと言われてしまいます。それでもどうしても一緒に行きたいなほちゃんは、「自分のことは自分でする」と約束して連れて行ってもらえることに。

本当は重い荷物を持つのは大変だし、泣きたくなったこともあったけど、それよりお兄さんお姉さんと一緒に同じことをしたい一心で、弱音を吐かずに一生懸命頑張ります。

最後までみんなと一緒になってキャンプをやりとげたなほちゃん。どんなに小さくたって、強い意志があればなんでもできるし、なんでも頑張れると勇気がもらえます。

そして頑張った後には、「やり切った!」という達成感を得ることができると教えてくれる本です。

sakkusanさん/30代/女性

500人中/18人がおすすめ

【8位】ぼくはアフリカにすむキリンといいます

  • 読みやすさ    :
  • 物語の満足度   :
  • 低学年におすすめ度:
著者 岩佐 めぐみ
出版社 ‎偕成社
発売日 ‎2001/6/1
価格 1,100円

可愛らしい動物たちのやりとりにワクワクし、お手紙が書きたくなる

友達が欲しいキリンが、手紙を書いてお友達を作るというお話です。

挿絵もかわいいし、登場するキリンもペンギンも、その他の動物たちも全てかわいいです。

遠い場所に住む友達に思いを馳せて、一言一言を大切にお手紙を書くキリンの姿に刺激を受けて、子どもたちも、大事な人たちにお手紙を書きたくなる、そんな物語だと思います。

Green283さん/30代/女性

500人中/18人がおすすめ

【9位】絵本 星の王子さま

  • 読みやすさ    :
  • 物語の満足度   :
  • 低学年におすすめ度:
著者 サンテグジュペリ
出版社 ‎集英社
発売日 ‎2006/10/26
価格 1,870円

純粋さの尊さを思い出させてくれる!

「星の王子さま」は全世代が読むべき永遠の名作ですが、できれば大人になる前に読むことをおすすめします。

砂漠に不時着してしまった「ぼく」は、いくつもの星を渡って旅をしてきた「王子さま」に出逢います。

本当に大切なものは何なのか。大人たちが失くしてしまったものとは何なのか。それを考えさせてくれるのが「星の王子さま」です。

世界中の子供も大人も読んできたこの名作。きっと読者の創造性や純真さを養うことでしょう。是非多くの小学生に読んで欲しいです。

souken042010さん/20代/男性

500人中/18人がおすすめ

【10位】赤毛のアン

  • 読みやすさ    :
  • 物語の満足度   :
  • 低学年におすすめ度:
著者 ルーシー・モード モンゴメリ
出版社 ‎学研プラス
発売日 ‎2014/6/24
価格 968円

とても読みやすく、周りの人々との絆の大切さを感じられる

孤児院から男の子を引き取ろうと思っていた老兄妹のもとに、間違えて女の子のアンが来てしまいますが、結局家族となります。

当初はがっかりしていた兄妹ですが、明るくて想像力豊かなアンとの暮らしは徐々に彼らの心を和ませていきます。

他にも、学校のお友達との友情や男の子との喧嘩など、にぎやかでとても読みやすいお話で、お互いを想い合う様子が描かれています。

成長とともに家族の関係や、友達・喧嘩した男の子との関わりが変わっていきます。ぜひ読んでみてください。

renren5552000さん/40代/女性