中学生におすすめのホラー小説27選&読書家500人ランキング

手に汗握るホラー要素があるけれど、中学生でも気軽に読むことが出来るホラー小説を探すこともありますよね!

誰もが知る名作から隠れた名作など、ホラー好きが実際に読んでおすすめできるホラー小説と口コミを知りたい方も多いはず!

この記事では、ホラー好き500人が選ぶ中学生もおすすめのホラー小説27選&人気ランキングを口コミと共にご紹介しています。

中学生におすすめのホラー小説人気ランキング

中学生におすすめのホラー小説ランキング

まずは、中学生におすすめのホラー小説人気ランキングからご紹介していきましょう。

Bookey編集部が行った『読書家500人が選ぶ中学生におすすめのホラー小説』によると、1位は『夏と花火と私の死体(104票)』、2位は『リアル鬼ごっこ(95票)』、3位は『親指さがし(51票)』という結果に!(アンケートの詳しい内容はこちら

それでは、中学生におすすめのホラー小説を口コミ&レビューと共にご紹介していきましょう。

500人中/104人がおすすめ

【1位】夏と花火と私の死体

  • 読みやすさ :
  • ホラー要素 :
  • 物語の満足度:
著者 乙一
出版社 集英社
発売日 2000年5月19日
価格 462円

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騙されても何故か面白いと思える

中学生でもすぐに読めるので「夏と花火と私の死体」をおすすめします。

この話は死体目線から語られているという、奇抜な小説でホラーですが、妙な緊迫感があり、サスペンス要素もあります。

どんでん返しもあるので、最後の一ページで確実に驚かされます。

しかし、騙されても何故か面白いと思えるホラーとして、ものすごくクォリティの高い作品です。

いぬねことりさん/30代/女性


「死体」の目線という、斬新な切り口に驚かされる

大人気「ジョジョの奇妙な冒険(第四部)」のノベライズや「ウルトラマンジード」のシリーズ構成・脚本を務めた事がある作家、乙一先生のデビュー作です。

「死体」となった私(小学生)の目線で語られる視点のホラーストーリーとなっており、ホラーでありながらその斬新な切り口に驚かされる作品となっています。

小学生の少女の一人称小説という事もあり、大人じゃなきゃ読めないような難しい言葉も一切ない為、中学生でもとっても読みやすいです。むしろ、その読みやすさが逆にこの作品がもつ「ホラー感」を高めているといっても過言ではありません。

読みやすく、あっさりとした文章で、淡々と「死体」目線で展開される物語について語られる光景は、生きてる人間視点のホラーでは決して生み出す事ができない恐怖が存在しています。

ぜひ、この斬新で他のホラーでは味わえない恐怖を味わってみてください!

勝哉エイミカさん/20代/女性

作者との年齢も近いし、面白い視点で書かれているので、読みごたえがある

乙一さんのデビュー作で、16歳の時に書かれたものだそうです。

面白い視点で書かれているので、読みごたえがあります。

乙一さんの世界観は、一度入り込んだらどんどん他の作品を読んでみたくなるので、ステイホームの今読み浸るのもいいと思います。

chanakaneneさん/30代/女性

500人中/95人がおすすめ

【2位】リアル鬼ごっこ

  • 読みやすさ :
  • ホラー要素 :
  • 物語の満足度:
著者 山田 悠介
出版社 幻冬舎; 改訂版
発売日 2004年4月6日
価格 693円

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小説へのハードルが低く読みやすい

舞台は未来の日本になっていますが、今の日本と違って王政になっています。

王様の苗字が「佐藤」なのですが、佐藤の人口が多いからというだけの理由で、佐藤さんを捕まえる鬼ごっこが日本全土で行われるわけです。極端なまでの独裁的王様です。

ですが、一応ルールはあって、追いかけられない時間とか、期限まで残った佐藤には望みを叶えてやるとか、あえて希望を与える事でより必死に逃げるよう仕向けていたり、山田悠介さんの作品独特の人間味のある怖さがあります。

そして、この暴君に鉄槌を下す衝撃ラストにも注目です。

gucchiman618さん/20代/女性


自分も鬼に追いかけられているような、ハラハラ感を味わえる

中学生におすすめするホラー小説は、山田悠介さんの「リアル鬼ごっこ」です。

日本に1番多い苗字「佐藤」は、自分一人で十分だという国王の考えから、佐藤さんを対象にした死の鬼ごっこが始まるというお話です。

読み進めていくうちに自分も鬼に追いかけられているような、ハラハラ感を味わえると思います。

思わずページを進めたくなる作品です。

perfume0403さん/20代/女性

500人中/51人がおすすめ

【3位】親指さがし

  • 読みやすさ :
  • ホラー要素 :
  • 物語の満足度:
著者 山田 悠介
出版社 幻冬舎
発売日 2005年10月1日
価格 545円

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構成がしっかりしており、それぞれのシーンが浮かびやすい

リアル鬼ごっこで一世を風靡した山田悠介さんの小説です。様々なホラー小説を読んできましたが、「親指さがし」はタイトルにもインパクトがあり、印象に残っています。

小さい頃、誰もが経験したであろう怪奇現象を利用した遊び。怖いとわかっていても、ついついやってしまいます。

構成がしっかりしており、それぞれのシーンが浮かびやすい文章です。

大人はもちろん、好奇心旺盛な年代の方にこそ読んでみてほしい作品です!

tk1029さん/20代/女性


鮮明に情景が思い浮かんで、読む手が止まらない

まるでノンフィクションであるかのように感じることが出来る作品、それが「親指さがし」です。

中には残酷なシーンも描かれていますが、それでも先が気になり手を止められず、気が付いたら読み終わっていました。

勘違いや思い違いによるそれぞれの人物の心情が鮮明に描かれています。

映画も公開されており、原作とは異なった印象を受けました。ぜひ、山田悠介のホラーの世界へのめり込んでみてください。

syouta0913さん/20代/男性

とにかくハラハラドキドキさせてくれる

最後まで読むと達成感があるというか、読んでいて飽きないので、おすすめです。

山田悠介さんの小説は、とにかく読んでいてハラハラ、ドキドキさせてくれます。

考えさせられる部分もあったりして、勉強になります。

現実で起きたら絶対に怖くてたまらないけど、小説として読んでいると、いい意味でそれにしか集中できなくなってしまいます!

_lilyさん/20代/女性

500人中/40人がおすすめ

【4位】黒い家

  • 読みやすさ :
  • ホラー要素 :
  • 物語の満足度:
著者 貴志 祐介
出版社 角川書店
発売日 1998年12月10日
価格 748円

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じっとりまとわりつくような恐怖を感じ、先が知りたくて読むのが止まらなくなる

貴志祐介さんのホラー小説「黒い家」は、映画化もされた有名作品です。文章が難解でなく、読みやすいので、中学生にもおすすめです。

肌にじっとりとまとわりつくような、日本的な恐怖を感じさせる作品。サスペンス要素もあるので、先が知りたくて読むのをやめられなくなります。

殺人のシーンなどは凄惨だったりもするので、夜中に読むと怖いかもしれません。

映画は比較的小説に忠実に作られているように感じました。映画と原作を比べてみるのも面白いと思います。

nextstagegoさん/40代/女性

500人中/32人がおすすめ

【5位】ZOO

  • 読みやすさ :
  • ホラー要素 :
  • 物語の満足度:
著者 乙一
出版社 集英社
発売日 2006年5月19日
価格 638円

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怖かったり感動したり、不思議な世界観が魅力

短編集なので、すぐに読めます。

どの話も怖いのですが、感動する話もあるし、最後に意外などんでん返しもあるしで、不思議な世界観を醸し出している小説です。

少し後味の悪い話もありますが、あまりグロかったりはしないので、ホラー初心者の方にもおすすめできる面白い本です。

いぬねことりさん/30代/女性


現実にありそうなリアルホラーが怖い!

中学生におすすめ出来るホラー小説は、乙一さんのZOOです。

短編集なので読みやすいのにちゃんとホラーなので、どんどん世界観に引き込まれます。

特におすすめの話は「seven room」です。謎の部屋に監禁された姉と弟が、迫りくるタイムリミットを前に何とか脱出を図るという話です。後味が悪いのに、なぜか好評価をしたくなります。

他の短編も面白いので、是非読んでみてください。

バブルストさん/20代/男性

500人中/28人がおすすめ

【6位】クリムゾンの迷宮

  • 読みやすさ :
  • ホラー要素 :
  • 物語の満足度:
著者 貴志 祐介
出版社 角川書店
発売日 1999年4月9日
価格 748円

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文学とゲームの要素が加わるホラーに戦慄する

「クリムゾンの迷宮」は、日本ホラー小説大賞を受賞した、お墨付き作品です。

主人公の藤木が目を覚ますと、辺り一面、真っ赤な岩が連なる異様な光景が広がっていました。そばにあった携帯ゲーム機が「火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された」というメッセージを映し出して…?

自分がいるのは何処なのか、記憶喪失が原因なのか…大きな謎を孕みつつ、物語は進行していきます。

文学的な要素を含んだストーリーになっています。ホラーからそれることはないですが、どちらかと言えばミステリージャンルが得意な中学生の読者へ、ぜひおすすめします。

ラヴェンダーさん/30代/女性

500人中/27人がおすすめ

【7位】犬鳴村

  • 読みやすさ :
  • ホラー要素 :
  • 物語の満足度:
著者 保坂 大輔
出版社 竹書房
発売日 2020年1月16日
価格 825円

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昔の日本の村の風習みたいなものが垣間見れる

日本でも有名な心霊スポットである犬鳴トンネルを舞台としたお話です。映画化もされ、それなりに話題になりました。

最初はゆっくりじわじわと恐怖が巡ってきます。昔の村の風習や、昭和初期の日本の在り方などもわかります。

犬鳴村の秘密に迫るミステリアスな構成も、中学生に受けると思います。

ジョーヒガシさん/40代/男性


身近な心霊スポットが舞台で、イメージしやすい

「犬鳴トンネル」や、その奥にあるとされる「犬鳴村」は有名な心霊スポットなので、耳にしたことのある人もいるかと思います。本作はその場所をテーマとして書いています。

誰でも身近に感じやすい心霊スポットが舞台だからこそ、より怖さを感じやすいと思います。

受験勉強中に眠くなった時に読めば、きっと寒気を感じて目が覚めるはずです(笑)

できれば、映画も鑑賞していれば、なおわかりやすいでしょう。

newstandardさん/30代/女性

500人中/26人がおすすめ

【8位】悪の教典

  • 読みやすさ :
  • ホラー要素 :
  • 物語の満足度:
著者 貴志 祐介
出版社 文藝春秋
発売日 2012年8月3日
価格 825円

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読むにつれてスリルが味わえる学園サイコホラー小説

映画化もされたサイコホラー小説、悪の教典がおすすめです。

爽やかで生徒にも大人気の教師・蓮見。しかし彼の正体は、人の命を何とも思わない恐ろしきサイコパスでした。

ページを進めていく内に、彼の異常さが描かれ、なかなかのスリルも味わえますが、蓮見は非常に魅力的な人物なので、何故かキライになれず、引き込まれてしまいます。

どんなことが起こるのか、最後まで見逃せない小説です。

oct7さん/30代/女性

500人中/24人がおすすめ

【9位】人間椅子

  • 読みやすさ :
  • ホラー要素 :
  • 物語の満足度:
著者 江戸川 乱歩
出版社 エスクアイア マガジン ジャパン
発売日 2007年8月28日
価格

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丁寧な文体からは想像もつかない展開が静かに襲って来る怖さに引き込まれる!

中学生におすすめのホラー小説は、「人間椅子」です。

小説・推理作家の江戸川乱歩によって書かれた作品で、非常に短いので気軽に読むことができます。また、映画化もされています。

文体は穏やかで、特別恐怖に陥れようというトリックが仕掛けられているでもなく、テンポよく内容が進んでいきますが、その穏やかさのままホラーに突入し、気が付けば江戸川乱歩の術中に嵌っています。

ホラーの中でもミステリー寄りの作品ですが、短編小説なので、読みやすいと思います。「江戸川乱歩」に聞き覚えのある人は、是非とも読んでみてください!

Sesame_さん/20代/女性

500人中/17人がおすすめ

【10位】魔性の子 十二国記

  • 読みやすさ :
  • ホラー要素 :
  • 物語の満足度:
著者 小野 不由美
出版社 新潮社
発売日 2012年6月27日
価格 825円

「祟り」が巻き起こすホラーかと思いきや、意外な結末が待っている

「ホラー小説は読んだことない、お化けは苦手、スプラッタは苦手、なんならホラーよりもファンタジーが好き…」そんな中学生におすすめです。

主人公の広瀬が、教育実習生として母校へ帰るところから物語は始まります。彼が担当したクラスには、「祟り」を起こすと言われる生徒・高里がいて、教育実習中に次々と「祟り」が生徒達を襲い、ついには広瀬にも「祟り」が迫るというあらすじですが、最後には意外な結末が待ってます。

読み終わった後も、「高里のその後」が非常に気になること間違いなしですが、問題ありません。同じ作者の別シリーズで、「高里のその後」だけでなく、謎だった過去に何があったのかも描かれており、これがまた読んだら止まりません。

Mana0000さん/20代/女性