小学3年生の女の子におすすめの本29選【父母500人が選んだ】

「小学3年生の女の子におすすめの本はなんだろう?」と、本選びで悩むこともありますよね。

子どもにはたくさん本を読ませてあげたいと思うのが親心!特に小学生の間の6年間というのは、1年毎に得られる経験や感性が今後の性格形成の中でも重要になってくるからこそ、各学年に沿った本を読ませてあげたいものです。

一言に本と言っても小学3年生の女の子にピッタリな本を探すことは中々難しいからこそ、先輩ママやパパが実際に購入しておすすめできる本を知りたい方も多いはず!

この記事では、ママ・パパ500人が選ぶ小学3年生の女の子におすすめの本29選&人気ランキングを口コミと共にご紹介しています。

小学3年生の女の子におすすめの本人気ランキング

小学3年生の女の子におすすめの本ランキング

まずは、小学3年生の女の子におすすめの本人気ランキングからご紹介していきましょう。

Bookey編集部が行った『パパママ500人が選ぶ小学3年生の女の子におすすめの本』によると、1位は『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂シリーズ(105票)』、2位は『モモ(88票)』、3位は『ちょっとだけ(67票)』という結果に!(アンケートの詳しい内容はこちら

それでは、小学3年生の女の子におすすめの本を口コミ&レビューと共にご紹介していきましょう。

500人中/105人がおすすめ

【1位】ふしぎ駄菓子屋 銭天堂シリーズ

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者 廣嶋 玲子
出版社 偕成社
発売日 2013年5月15日
価格 990円

不思議な駄菓子がたくさん出てきて面白い

短編なのでこどもも読みやすいです。

銭天堂の駄菓子はただ便利で不思議な力が得られるわけではなく、使い方を間違えたり楽をしようとしたりすると、予想外のことが起こったりして、少し考えさせられることもあり、興味深く読むことができます。

アニメ化されているので、子供同士でも学校で銭天堂の話をして盛り上がることもあるようです。

matsyさん/40代/女性


基本的には勧善懲悪だが、大人もハマる面白さ

テレビアニメ化された『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』は小3女子の間で大人気で、おすすめです。

「幸運なお客様」だけが訪れることのできる駄菓子屋では、望みが叶う不思議な駄菓子が購入できます。思った通りに望みは叶いますが、使用法を誤ると副作用があることも…。

基本的には勧善懲悪の流れのストーリーですが、銭天堂のライバルが出てきたり、謎を解明しようという輩が出たり、1~2話完結のストーリーながら、物語の本流にも目が離せません。

女将の紅子さんのペット墨丸(黒猫)も、駄菓子を作る招き猫たちも可愛くて、私自身も子供と一緒に楽しんで読んでいます。

YokotaSaraさん/30代/女性

駄菓子屋さんで買ったおやつをめぐって、本当に大切なことはなんなのか、気づかせてくれる

銭天堂は悩んでいる人が見つけることのできる駄菓子屋さんで、店主からその人にあった駄菓子を勧められます。

その駄菓子の力で願いが叶うときもあれば、そうではなく、善悪を教えてくれることもあります。

不思議な雰囲気の駄菓子屋さんのおかげで、大切なものに気づかせてもらったり、相手の気持ちを考えるきっかけになったりと深いストーリーで、親子で楽しんで見ています。

happyclover003さん/30代/女性

500人中/88人がおすすめ

【2位】モモ

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者 ミヒャエル・エンデ
出版社 岩波書店
発売日 2005年6月16日
価格 880円

冒険の旅のように面白くて、時間の大切さなど考えるきっかけにもなる

最近読み返してみたところ、大人でも考えさせられる本でした。

主人公のモモは、ひとの話を聴くことがとても上手な女の子。生きていく中で何が自分にとって大切なのかを考えるきっかけにもなると思います。

子どもの目線から読むのと大人の目線から読むのとでは、また感じ方や面白い場面が違ってくるのかなと思いました。

現代人には欠けているものが見つかるのでは。

nontanmamaさん/30代/女性

500人中/67人がおすすめ

【3位】ちょっとだけ

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者 瀧村 有子
出版社 福音館書店
発売日 2007年11月15日
価格 990円

いつも頑張ってる上の子に、「甘えてもいいんだよ」と伝えてあげられる

上の娘が小学生になると、「お姉ちゃんになったんだから」とつい言ってしまいがち。でも、小学生だってまだまだお母さんに甘えたいですよね。

この絵本では、「お姉ちゃんも甘えてもいいんだ」とほっとすることができます。いつも「お姉ちゃん」を頑張ってる子どもに、甘えてもいいんだよ、と伝えてあげるにはぴったりの絵本です。

お姉ちゃんの頑張りがとても報われる絵本だと思いますし、大人にとって必要な気付きも得られます。

y.ikeikedaさん/20代/女性

500人中/46人がおすすめ

【4位】エルマーのぼうけん

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者 ルース・スタイルス・ガネット
出版社 福音館書店; 新版
発売日 1963年7月15日
価格 1,320円

読みごたえありで、一緒に冒険でき、わくわくが止まらない!

読書好きなら知らない人はいないくらい、超有名作品「エルマーのぼうけん」です。

題名の通り、エルマーという少年が竜を助けにいくため大冒険する物語です。

表紙の絵が素敵でわくわく、本を開いて目に飛び込んでくる地図にわくわく、エルマーの一挙一動にわくわく。

エルマーのいつでも前向きで勇気のあるところが、きっとこの年代の子どもにはまってくれると思います。

Japis703さん/30代/女性

500人中/35人がおすすめ

【5位】霧のむこうのふしぎな町

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者 柏葉 幸子
出版社 講談社; 新装版
発売日 2004年12月16日
価格 748円

主人公の様子に自分を重ね、引き込まれる

私自身が小学生の頃、何度も手に取った一冊で、主人公と一緒に霧の向こうの不思議な町へ旅をしました。

主人公リナの一人旅、町へ到着するところから物語ははじまりますが、霧を抜けたところからすでに風変わり。出会う人たちも一風変わっていて、ちょっと不気味な感じもするファンタジーの世界が広がっています。

風変わりな町の住人と少しずつ心を通わしていくリナの様子に自分を重ね、引き込まれます。

epiderizさん/40代/女性

500人中/24人がおすすめ

【6位】びりっかすの神さま

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者 岡田 淳
出版社 偕成社
発売日 2006年4月1日
価格 770円

この年頃に考えてほしいテーマがぎゅっと詰まっている

主人公の少年が転校してきたのは、超!競争主義のクラスでした。

そこへある時、びりになった人にだけ見える神さまが現われ…という、ワクワクするお話です。そしてこの神さまの姿かたちがまた面白い(笑)

「頑張るって何だろう、勝つってどういうことだろう、友達って何?」など、この年齢くらいで考えてほしいテーマがぎゅっと、でも重苦しくなく詰まっています。

少しボリュームはありますが、読みやすい文章なのでぜひ読んで、テーマについて考えてみてほしい一冊です。

Japis703さん/30代/女性

500人中/21人がおすすめ

【7位】はれときどきぶた

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者 矢玉 四郎
出版社 岩崎書店
発売日 1980年9月5日
価格 1,210円

もしこんなことが起こったらと、想像するのが楽しい

自分が子どもと同じぐらいの年齢の時に読んだことがある人も多いのではないかと思う、超有名作のうちの一つです。

主人公の少年が未来日記を書いて、それが現実に起こってしまうという物語で、その日記の内容が予想を越えてめちゃくちゃで、とんでもなく面白いです。

「自分がその日記帳を手に入れたら、どんなことを書こう」と想像するだけでも楽しいですし、挿し絵も多いので読書を好きになってもらえる一冊です。

最後のオチもよくできていて、大人でも楽しいです。

Japis703さん/30代/女性

500人中/15人がおすすめ

【8位】学校では教えてくれない大切なこと 13 勉強が好きになる

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者 旺文社
出版社 旺文社
発売日 2017年2月9日
価格 935円

漫画で勉強に対する考え方が変わる本!

この本は勉強にたいして、どのように取り組んでいけばいいかを詳しく説明してくれています。

なによりいいのが、漫画で説明してくれているため、子どもでも読みやすい一冊となります。

文章だけのものだと飽きやすいのですが、この本に関しては2、3度読み返して、その度に勉強への取り組み方が変わっている気がします。

こちらから声をかけずとも勉強に取り組めるようになったのが、何よりの成長だと思い、この本には感謝しています。

jyunji21さん/30代/男性

500人中/13人がおすすめ

【9位】なぜ?どうして?科学のお話3年生

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者 大山光晴
出版社 学研プラス; 改訂版
発売日 2019年8月8日
価格 990円

「自ら考える力」が育まれる

今年で3年生になる子供にプレゼントしました。いろんな科学問題を書いてあるのですが、夜寝る前、自分で読みながら面白いねと言ってるので、小学生にとって良い本だと思います。

タイトルから「理科」の副読本の様にも見受けられますが、実際に頁を開いてみると「国語」の教科書かと見紛う程に活字だらけです。勿論、小学3年生向けに難読漢字は避け、全ての漢字にフリガナも振られていますが、内容自体は本格的な物語&論文調構成です。

これを読み解くには、そこそこの「国語力」が必須であり、併せて「自ら考える力」も発揮する必要もあり、勉強になる一冊です。

近年、子供の「国語力の低下」が危ぶまれているので、一般常識として身に付けておきたい技能とも言えます。

ntnata0803さん/20代/男性

500人中/11人がおすすめ

【10位】長くつ下のピッピ

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者 アストリッド・リンドグレーン
出版社 岩波書店; 新版
発売日 2000年6月16日
価格 748円

世界一強い女の子ピッピが魅力的で、「人生で大事なことは何か」と気づくきっかけにもなる

私自身、子供の頃に何度も手にした本です。今まで見たことも会ったこともないような表紙の女の子に興味を惹かれ、手に取った本です。

着ているものややることすべてがハチャメチャなピッピですが、素直でまっすぐな心の持ち主です。

そしてどんなことがあっても恐れず、人生を楽しむ彼女の姿に、「隣に住んでくれたらどんなに楽しいだろう!」と憧れ、何度も想像の世界に連れて行ってくれた一冊でもあります。

「人生で大事なことは何か」と気づくきっかけにもなります。

epiderizさん/40代/女性