高校生が読むべき本30選!社会人500人が選んだ人気本

高校生としての3年間は、これから進学や社会へ出ることになる前の最も重要な期間。そんな高校生が読むべき本を知りたいこともありますよね!

教養本や自己啓発本に小説など先輩社会人が実際に読んだからこそ分かる「高校生が読むべき本」と口コミを知りたい方も多いはず!

この記事では、社会人500人が選ぶ高校生が読むべき本30選&人気ランキングを口コミと共にご紹介しています。

高校生が読むべきおすすめの本人気ランキング

高校生が読むべきおすすめの本ランキング

まずは、高校生が読むべきおすすめの本人気ランキングからご紹介していきましょう。

Bookey編集部が行った『社会人500人が選ぶ高校生が読むべきおすすめの本』によると、1位は『金持ち父さん 貧乏父さん(55票)』、2位は『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話(49票)』、3位は『源氏物語 あさきゆめみしシリーズ(41票)』という結果に!(アンケートの詳しい内容はこちら

それでは、高校生が読むべきおすすめの本を口コミ&レビューと共にご紹介していきましょう。

500人中/55人がおすすめ

【1位】金持ち父さん 貧乏父さん

  • 内容の専門度   :
  • 高校生におすすめ度:
  • 読むべきレベル  :
著者 ロバート キヨサキ
出版社 ‎筑摩書房; 改訂版
発売日 ‎2013/11/8
価格 1,760円

お金の勉強をするきっかけを作ってくれる

これから大人になる高校生に知っておいてほしいことがたくさん書かれている本です。私ももっと早くにこんな本に出合いたかったです。

お金は人が生活していくために必要な”道具”です。お金に対する意識や考え方の知識を増やすことは、これから先、ずっと人生の役に立つはずです。

エッセイ本のような語り口の文章ですごく読みやすく、為になる知識が詰まっています。

お金の勉強をしたくなるきっかけを作ってくれる本だと思います。

anrinomama13さん/30代/女性


社会に出る前に知っておいて損のないお金の知識が満載

世界的なベストセラーで、資産とは何か、お金を稼ぐとはどういうことなのかが分かり易く書かれています。

私はこの本を読んでからお金の流れが以前よりずっと理解できるようになり、簿記の勉強を始めるきっかけになりました。

投資によって資産を増やすことや税金を納めることなど、まだ高校生には縁のないことのように思うかもしれませんが、社会に出る前に知っておいて損のないお金の知識が満載なので、是非、手に取って欲しい本です。

nisiyamaさん/30代/女性

500人中/49人がおすすめ

【2位】学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話

  • 内容の専門度   :
  • 高校生におすすめ度:
  • 読むべきレベル  :
著者 坪田信貴
出版社 ‎KADOKAWA
発売日 ‎2013/12/27
価格 1,400円

受験は諦めると負けだと教えてくれる!

高校生にオススメしたいのは、「ビリギャル」です。

高校時代は、高すぎる目標を持ち自信を失ってしまったり、最初から無理だと諦めてしまったり、様々な困難を経験する時期だと思います。

しかしこの本は、「諦めたら負け!」という、シンプルだけどわかりやすい考え方を教えてくれるのでオススメです!

Kazuki68さん/20代/男性


本気でやれば変われると思えて、やる気が出る!

勉強ができないギャルの女子高校生が、大学入学を目指して頑張る話で、今後の進路を考える高校生にとって刺さる話だと思います!

大学を目指すことを周りの友達に笑われても、絶対できると信じて勉強を教えてくれる塾の先生との出会いをきっかけに、どんどん主人公の気持ちや家族との関わりが変化していきます。

どんなに無理だと思われるような夢も、自分が本気になれば変われるということを体験できます。

読んだ後、夢に向かって頑張りたいと思える、勇気とやる気を生み出してくれる本です!

ざみつさん/20代/女性

500人中/41人がおすすめ

【3位】源氏物語 あさきゆめみしシリーズ

  • 内容の専門度   :
  • 高校生におすすめ度:
  • 読むべきレベル  :
著者 大和和紀
出版社 講談社
発売日 2006年10月15日
価格

おおむね原作に忠実に描かれているので、さくさく読めて、話の筋が理解できる

源氏物語は色々な方の訳が出ていて分量も多いので、話のすべてを理解するには時間がかかります。

こちらは漫画ですがおおむね原作に忠実に描かれているので、さくさく読めて、話の筋が理解できます。こちらを読んでみて、より興味を持ったなら活字で読むというのも一つだと思います。

内容的には…素直に面白いです。「授業で出てくるから学ばねば」なんて気持ちはすぐに忘れて、ストーリーにどハマりしますよ。

現代人をもハマらせるストーリーに感服です!

Tmuuさん/30代/女性


とても忠実に描かれており、古文の勉強の参考書にぴったり!!

高校の図書館で見つけました。「漫画の源氏物語か…わかりやすいかな?」と何の気無しに読んでみたところ、とても忠実に描かれており、どんどん物語にのめり込んでいってしまいました。

高校の古文の時間に源氏物語は取り上げるところが多いと思いますが、私はこちらを読んでいたおかげで、どの場面でなんのことを言っているのかが手にとるようにわかりました。

面白いだけでなく勉強にもとても役立ち、読んでみて本当に良かったなと感じました!

古文が苦手な方、源氏物語にご興味がある方には特におすすめです!

mameltutiさん/30代/女性

500人中/27人がおすすめ

【4位】羊と鋼の森

  • 内容の専門度   :
  • 高校生におすすめ度:
  • 読むべきレベル  :
著者 宮下 奈都
出版社 ‎文藝春秋
発売日 ‎2018/2/9
価格 715円

主人公の静かな情熱と成長を感じられる

高校生の外村は、高校の体育館のグランドピアノの調律に立ち会います。そしてその音を耳にした瞬間、彼は調律師として歩き出します。

ピアノにも調律という仕事にも触れたことがなかったのに、一瞬で自分の未来が決まる、そんな素敵な経験をした外村ですが、自分の生き方を突き通すには、気が付かないところで家族の生き方にも影響をもたらします。

家族の優しさや葛藤をかみしめながら、調律師としての修行を続ける彼の姿は、決して華やかではありません。しかし、ピアノを通していろんな人に出会い、人間的に成長していきます。

職人としての経験を積んだ先輩たちの語る、職業観や人生観は、厳しくきっぱりとしていますが、人間的な温かさを感じます。こんな言葉をかけてくれる大人と出会えたら幸せだと思います。でも、そんな出会いは、なかなかありません。だからこそ、読書が大切なのだと思います。

人の心のひだに触れ、繊細にその気持ちに共感する外村の姿は、進んで大きな声を上げようとしなくても、大切なものは手放さずに生きていきたいという、若い人たちの姿と重なります。これからどんな生き方をするか悩んでいる人にも、漠然とした幸せを願っている人にも、読んでもらいたい本です。

ncmsk523さん/50代/男性

500人中/24人がおすすめ

【5位】夜は短し歩けよ乙女

  • 内容の専門度   :
  • 高校生におすすめ度:
  • 読むべきレベル  :
著者 森見 登美彦
出版社 ‎角川グループパブリッシング
発売日 ‎2008/12/25
価格 616円

学生という限られた時間の楽しみ方を教えてくれる!

大学に進学するということは、楽しみだけど不安なこともたくさんあると思います。

しかし、この「夜は短し歩けよ乙女」を読むと、大学という場所に良いイメージを持てると思います。

それだけでなく、時間は限られており、どうすれば有効かも教えてくれます!

Kazuki68さん/20代/男性

500人中/17人がおすすめ

【6位】青い鳥

  • 内容の専門度   :
  • 高校生におすすめ度:
  • 読むべきレベル  :
著者 重松 清
出版社 ‎新潮社
発売日 ‎2010/6/29
価格 781円

何度読んでも心がギュッと掴まれる

吃音障害のある先生が、非常勤として赴任したあるクラスの様々な生徒に焦点を当てた本で、短編としてまとめられています。

それぞれの生徒に、高校生なら共感できる色々な問題があり、先生は彼ら一人一人に寄り添ってくれます。

「こんな先生が高校生の頃にいてくれたら」とうらやましくも、少し心配になりながらあっという間に読み終えました。途中で「読み終わってしまったら、先生とお別れなんだ」ととても寂しくなったのを覚えています。

何度読んでも心がギュッと掴まれる感覚は同じで、是非高校生の方々に読んでいただきたいです。

systemkoubouさん/40代/女性

500人中/16人がおすすめ

【7位】また、同じ夢を見ていた

  • 内容の専門度   :
  • 高校生におすすめ度:
  • 読むべきレベル  :
著者 住野 よる
出版社 ‎双葉社
発売日 ‎2016/2/17
価格 1,540円

自分の考えを自分自身で探るきっかけになる

自分の思考について考えさせられる本です。

幸せとは何なのか・・・誰もが一度は、何かしらをきっかけに考えさせられたり、考えたことがある疑問をもう一度持ちかけてくれます。

物語を通して考えることで違う見方ができたり、共感することができたりと、自分の考えについてあらためて向き合うきっかけをくれる大切な本になると思います。

読んだ後に心に残るものがある一冊です。

tukunonさん/20代/女性

500人中/16人がおすすめ

【8位】君たちはどう生きるか

  • 内容の専門度   :
  • 高校生におすすめ度:
  • 読むべきレベル  :
著者 吉野 源三郎
出版社 ‎岩波書店
発売日 ‎1982/11/16
価格 1,067円

日常に広がる「なぜ?」という疑問の答えや、当たり前に存在するものの有り難さを教えてくれる

一見、古くて読みづらそうですが、「ソクラテスの弁明」のような対話形式で、主人公である「コペルくん」と、その叔父である「おじさん」の会話を軸に話が進められていき、わかりやすいです。

この本には日常生活で当然持ちうる価値観、倫理観、仕事観などなど、いちいち気にしないようなことにまで突っ込んだ視点が含まれてます。

コペルくんは「そもそも、なぜ人は生きるのか」「人間社会というのは一体全体なんなのか」なんて疑問を抱きます。その答えを早急に用意するのではなく、ヒントだけを残す「おじさん」。

答えが用意されてないからこそ、自らも考え、成長できる。そんな素晴らしい本だと思います。

語りはナレーション風で優しい口調であり、若者でも読みやすい本かと思います。万人にオススメできる本ですが、多感な時期だからこそ、この本を読んで自らの価値観として落とし込んでほしいです。

yamadayujiさん/20代/男性

500人中/15人がおすすめ

【9位】ナミヤ雑貨店の奇蹟

  • 内容の専門度   :
  • 高校生におすすめ度:
  • 読むべきレベル  :
著者 東野 圭吾
出版社 ‎KADOKAWA/角川書店; 第39版
発売日 ‎2014/11/22
価格 748円

主人公達が成長する姿に胸を打たれる

Hey! Say! JUMPの山田涼介さん主演で映画化もされた、東野圭吾さんの大ヒット作品です。

主人公達は不思議な雑貨店に迷い込みます。廃業しているはずでしたが、そこは過去とのやりとりができるお店でした。

店主の浪矢さんが以前行っていた悩み相談窓口に、過去から相談の手紙が送られてくるのです。

主人公達は店主に代わって返事を書いていき、それとともにお店の謎が少しずつ明らかになっていきます。それを通して主人公達が成長する姿に胸を打たれます。

yyuka0901さん/20代/女性

500人中/15人がおすすめ

【10位】人生の地図

  • 内容の専門度   :
  • 高校生におすすめ度:
  • 読むべきレベル  :
著者 高橋 歩
出版社 ‎A‐Works
発売日 ‎2003/12/1
価格 2,953円

人生の選択肢に迷った時に役に立つ!

将来の不安、夢と現実をどう整理していくかなど、高校生が抱くことの多い葛藤から抜け出すヒントを与えてくれる言葉が詰まった本です。

偉人だけでなく、一般人の格言も載っていて、とてもリアルです!

文字だけでなく、世界の老若男女の表情豊かな写真も見応えがあります。

とにかく前向きに考えたいときに読むと元気がもらえます!

にこ♪さん/30代/女性