高校生におすすめの本33選!読書家500人が選んだ人気本

高校生活が舞台の恋愛本や謎解きミステリーなど、高校生だからこそ楽しめる本を読みやいこともありますよね!

誰もが知る名作から隠れた名作など、読書家が実際に読んで高校生におすすめできる本と口コミを知りたい方も多いはず!

この記事では、読書家500人が選ぶ高校生におすすめの本33選&人気ランキングを口コミと共にご紹介しています。

高校生におすすめの本人気ランキング

高校生におすすめの本ランキング

まずは、高校生におすすめの本人気ランキングからご紹介していきましょう。

Bookey編集部が行った『読書家500人が選ぶ高校生におすすめの本』によると、1位は『夜と霧(32票)』、2位は『学びを結果に変えるアウトプット大全(30票)』、3位は『ナミヤ雑貨店の奇蹟(30票)』という結果に!(アンケートの詳しい内容はこちら

それでは、高校生におすすめの本を口コミ&レビューと共にご紹介していきましょう。

500人中/32人がおすすめ

【1位】夜と霧

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 ヴィクトール・E・フランクル
出版社 ‎みすず書房; 新版
発売日 ‎2002/11/6
価格 1,650円

生きることの尊さを感じることができる本

私がおすすめするのは「夜と霧」です。精神科医であり精神分析家である作者が、アウシュビッツ収容所での生活を詳細に記載した本です。

どんな状況におかれても、人間らしさを失わない人達がいたこと、そして、そこでの生活から生き延びたことで、「人生とは何なのか」ということについて気づきがあったことが述べられています。

「生きるということは、不安や悩みを抱えることである」等、生きることの尊さを感じることができる本です。

多感な高校生時代にぜひ読んで考えてほしい内容がたくさん書いてあります。

otakasanさん/40代/男性

500人中/30人がおすすめ

【2位】学びを結果に変えるアウトプット大全

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 樺沢紫苑
出版社 ‎サンクチュアリ出版
発売日 ‎2018/8/3
価格 1,595円

頭の中の整理法がわかり、勉強や仕事の効率・人付き合いが改善する

勉強に進路に、そしてアルバイトや恋愛に忙しい高校生に、思っていることや気持ちを言葉に出すこと、アウトプットすることの大切さを教えてくれる一冊です。

頭の中を整理することで勉強や仕事の効率が上がり、受験勉強や人付き合いでも自分の気持ちをどう纏めるかがわかります。

なかなか難しいことに思えるかも知れませんが、意外と簡単だと気付かせてくれる役に立つ本だと思います!

ren820さん/30代/女性

500人中/30人がおすすめ

【3位】ナミヤ雑貨店の奇蹟

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 東野 圭吾
出版社 ‎KADOKAWA/角川書店; 第39版
発売日 ‎2014/11/22
価格 748円

少年たちの気持ちの変化、葛藤が見事に描かれている

悪事を働いた少年たちがたまたま逃げ込んだ古い雑貨店で巻き起こる、時間を越えたストーリーです。少年たちの目線を通して、色々な人の人生を描きます。

誰もが悩みを抱えていて、どうにかしたくて人生を歩んでいく・・・そんな彼らの姿が、最終的には少年たちの人生に影響を及ぼしていることに気づきます。

背景を知った少年たちの気持ちの変化、葛藤が見事に描かれています。

「こんな状況はありえないけど、もしかしたら・・・」と思うと、世の中を見る目が変わるかも知れません!

tanihei0524さん/40代/男性

500人中/29人がおすすめ

【4位】永遠の0

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 百田 尚樹
出版社 ‎講談社
発売日 ‎2009/7/15
価格 964円

戦争の様子を学ぶことができ、伏線回収も見事で読みやすい

高校生におすすめの本は「永遠の0」です。映画化されたこともあるので、1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

主人公が「特攻隊」になるまでの軌跡と、主人公の家族が歩んだ人生が描かれており、戦争の様子を学ぶことができるだけではなく、最後に全ての伏線が回収される素敵な作品です。

なかなかの長編ですが、時間に余裕のある高校生だからこそ挑めるページ数だと思いますので、是非読み始めてみて下さい。

月谷さん/20代/女性

500人中/26人がおすすめ

【5位】道をひらく

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 松下 幸之助
出版社 ‎PHP研究所
発売日 ‎1968/5/1
価格 957円

逆境への対処の仕方で、それ以降の流れを大きく左右すると気づかされる

パナソニック(旧松下電器)の創業者である、松下幸之助さんの思いが綴られています。

学歴はなく、体も弱かったという不遇から始まった人生。そこから、日本を代表する経営者となった偉人の逆境との向き合い方に勇気づけられ、生きていく上で重要なことが多数書かれています。

多くの大企業のトップの方達が、愛読書として取り上げることが多く、「苦難がくればそれもよし」などの言葉は、読んでいてハッとさせられます。思わぬ逆境が訪れた時の対処の仕方で、それ以降の流れを大きく左右すると気づかされます。

半世紀以上前の本だと感じません。生きる本質はどの時代も同じだということでしょう。一生モノの本であることは間違いありません。

堀健二さん/50代/男性

500人中/25人がおすすめ

【6位】イニシエーション・ラブ

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 乾 くるみ
出版社 ‎文藝春秋
発売日 ‎2007/4/10
価格 693円

「2度読みたくなる小説」の仕掛けがおしゃれ

「松田翔太」と「前田敦子」主演で映画にもなった作品で、「2度読みたくなる小説」のキャッチフレーズが印象的でした。

最初はありきたりな恋愛小説で、たまに出るギャク的なセリフが大変面白くてセンスを感じたのを覚えています。

しかし「どこが2度読みたくなるのかな」なんて思いながら読み進めていたら、最後のページで衝撃を受け、また読んでしまいました(笑)

仕掛けがおしゃれな小説だなと思いました。

sakabon126さん/20代/男性

500人中/24人がおすすめ

【7位】夜のピクニック

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 恩田 陸
出版社 ‎新潮社
発売日 ‎2006/9/7
価格 825円

読後、自分も歩行祭に参加した気分になれる

高校生になると、学校で読書の時間も無くなり、活字離れが進む人も多いと思います。

そんな高校生に是非おすすめしたいのが「夜のピクニック」です。

主人公・貴子は、高校最後のイベント「歩行祭」にとある目標を立てて臨みます。他の登場人物にもそれぞれ大きな変化が起こり…。

読みやすい文章で、高校生が共感を覚えやすい内容だと思うのでおすすめです。

小林小麦さん/20代/女性

500人中/22人がおすすめ

【8位】アーモンド

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 ソン・ウォンピョン
出版社 ‎祥伝社
発売日 ‎2019/7/11
価格 1,760円

普段の小さな感情を大切にしようと思え、深く考えさせられる本

高校生にお薦めする本は、「アーモンド」です。本屋大賞翻訳部門にも選ばれた作品です。

扁桃体(アーモンド)が小さいせいで「感情」が全く分からない主人公が、学生生活や家族との関係の中で起こる様々な出来事を通して、成長していく物語です。

主人公目線で書かれているため、非常に深く世界観に入り込むことができます。

普段の小さな感情を大切にしようと思える、様々な感情にぶつかる高校生必見の小説です。

shiochicoさん/20代/女性

500人中/21人がおすすめ

【9位】星の王子さま

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 サン=テグジュペリ
出版社 ‎新潮社; 第28版
発売日 ‎2006/3/28
価格 528円

多様性について考えるための最初の一歩に最適な一冊

世界中で読まれている「星の王子さま」です。小さい頃に読んだことがある人も多いと思います。

主人公の王子さまが色々な星の色々な人などに会い、それぞれの考え方を体感します。自分とは違う容姿、違う考え方に触れながら「みんな違ってみんないい」のように、静かに受け入れる王子さま。

だからこそ、あの有名な「大切なものは見には見えない」の言葉が生まれたのだと思います。

多様性について考えるための最初の一歩に最適な一冊です。

tanihei0524さん/40代/男性

500人中/18人がおすすめ

【10位】カラフル

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 森 絵都
出版社 ‎文藝春秋
発売日 ‎2007/9/10
価格 682円

主人公と共に「他人の人生を生きながら自分探しをする」という珍しい体験が楽しめる

生きてる間に何らかの悪い事をした主人公の魂が、転生できるくじに当選したところから物語は始まります。しかし、そのためには、自分が犯した罪について思い出す必要があります。

そこで主人公「僕」は、自殺を図ったばかりの少年の体を借り(ホームステイし)て、その罪を思い出すために奮闘していくという物語です。ところが「僕」がホームステイすることになった身体の持ち主にも人間関係の問題があり…。

主人公と共に「他人の人生を生きながら自分探しをする」という珍しい体験が出来るので、楽しめると思います。

また、ラストで明かされる「ある事実」に驚くと共に、胸が熱くなります。

suemi1さん/20代/女性