高校生におすすめの本33選!読書家500人が選んだ人気本

編集部おすすめ:高校生におすすめの本23選

編集部おすすめの高校生におすすめの本
ここまでは、読書家500人が選ぶ高校生におすすめの本の人気ランキングをご紹介してきました。

次に、Bookey編集部が選ぶ高校生におすすめの本23選をご紹介していきます。中には有名ではない本もありますが、どの本も魅力的な内容でおすすめですよ!

重力ピエロ

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 伊坂 幸太郎
出版社 ‎新潮社
発売日 ‎2006/6/28
価格 825円

悲しい話だが、軽快に進み、読後感もさわやか

伊坂幸太郎さんの初期の名作です。つらい過去を持った家族の強い絆の物語ですが、軽快な会話によって心地よく進んでいきます。

最後はとても悲しくやるせない結末になりますが、読後感は決して悪いものではなく、すっきりとした気持ちで終わらせてくれるのはさすがです。

兄弟を持っている私は、「こんな関係性だとよかったな〜」と思ってしまいました。

mmm_fowarderさん/30代/男性

ゴールデンスランバー

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 伊坂 幸太郎
出版社 ‎新潮社
発売日 ‎2010/11/29
価格 1,100円

著者特有の読みやすい会話や伏線回収が素晴らしい

伊坂幸太郎さんの著書で映画化もされた作品です。

誰にでも起こりうる恐怖が描かれていますが、伊坂さん特有の読みやすい会話や伏線が張り巡らされた展開により、気持ちよく読み進められます。

伏線回収は見事としか言いようがありません。何度も読み返したくなります。

ちなみに映画もおすすめです!

mmm_fowarderさん/30代/男性

medium 霊媒探偵城塚翡翠

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 相沢 沙呼
出版社 ‎講談社
発売日 ‎2019/9/12
価格 1,870円

最後のどんでん返しが面白く、違う視点で二度楽しめる

推理作家として難事件をいくつも解決してきた香月史郎と、霊媒師の女の子・城塚翡翠の推理小説です。

一つの事件がきっかけで二人は出会い、そこから霊視と論理の力で難事件をいくつも解決していきます。

最後にえぇ!?っという展開があり、面白いです。

読んだ後に見返してみると結末を知っているので、また違う視点から見ることができて二度楽しめます。

shirosan23さん/20代/女性

アヒルと鴨のコインロッカー

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 伊坂 幸太郎
出版社 ‎東京創元社
発売日 ‎2006/12/21
価格 713円

途中までは疑問の連続だが、真相がわかると爽快!

伊坂幸太郎さんの傑作で、第25回吉川英治文学新人賞受賞作。映画化もされました。

ある大学生が不思議な男と出会い、不思議な頼み事に付きあわされていくのですが、途中までは疑問の連続です。

ただ、最後まで読んだらその伏線に驚き、「そうだったのか!」と納得できて、爽快感がたまりません。

読了後はきっと、あなたも他の人にお薦めしたくなるであろう作品です!

mmm_fowarderさん/30代/男性

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 林 民夫
出版社 ‎幻冬舎
発売日 ‎2019/12/30
価格 638円

視点が変わるので飽きずに読め、「出会い」の尊さに気づける

メインとなる人物がコロコロと変わっていくお話なので、見ていて飽きることがありません。

次はどんな展開になっていくの?何と何が糸で繋がっているの?と、最後の最後までドキドキできます。

色んな人生があり、「人と人との出会いはかけがえないものなんだな」ということを感じることができます。

高校生にとっては少し大人な気分を味わえる作品です。

kurage0143さん/30代/女性

君に友だちはいらない

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 瀧本 哲史
出版社 ‎講談社
発売日 ‎2013/11/13
価格 1,870円

逆説的に友達の意味や目的を共有できる仲間の大切さを教えてくれる

題名だけ聞くと衝撃的ですが、中身を読んでいくと非常に深い内容です。

友だちの意味とは?自分を成長させてくれる友だちとは?自分と関連のない人たちと関わることの大切さとは?

当たり前のように感じていた友達との関係に改めて気づかせてくれます。

大人になってからもずっと持ち続けていい一冊だと思います。

tanihei0524さん/40代/男性

アルジャーノンに花束を

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 ダニエル・キイス
出版社 ‎早川書房; 新版
発売日 ‎2015/3/13
価格 946円

主人公が色々な矛盾に気づき闘う様に心打たれる感動作!

ハツカネズミで成功した「頭がよくなる手術」を自分も受けることにした知能の低い青年。

手術後、彼のIQは高くなるのですが、これまで自分が置かれていた立場を理解するとともに、周りにいた人々との関係が崩れたりします。

そんな中、彼は手術を受けたハツカネズミの知能がピークに達すると、次に知能がどんどん下がっていく様に気づきます。やがてその傾向は彼にも表れ始め・・・。

「知能の高い人は尊敬でき、低い人は尊敬できない」・・・そんな読者のあからさまな深層心理を巧みに否定しつつ、それだけでは留まらない余韻があります。

知能の低い人の心の叫びを伝えてくれるような感動作です。

karcho5さん/40代/女性

銀河英雄伝説シリーズ

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 田中 芳樹
出版社 ‎東京創元社
発売日 ‎2007/2/21
価格 880円

漢字熟語や雑学の勉強になるし、ストーリーも素晴らしい!

漢字熟語だらけなので、熟語の勉強になります。私は「黎明篇の黎明って何?」と思い、初っ端から国語辞典で調べました(笑)

それに軍隊の階級がよく出てくるので、雑学の勉強にもなりました。

皇帝の権力に逆らえず、美しい姉・アンネローゼを後宮に取られてしまったことから、弟と幼馴染の友達が、いつの日か自分達が権力を手に入れ、アンネローゼを取り戻すためにのし上がっていくと言うストーリーも素晴らしいです。

smahoaさん/40代/女性

キノの旅シリーズ

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 時雨沢 恵一
出版社 ‎KADOKAWA; 改定版
発売日 ‎2000/7/7
価格 671円

主人公と一緒に旅をしている気分になれる

主人公の『キノ』と、相棒の喋るモトラド(バイク)の『エルメス』が、旅をしながらいろいろな国を訪問します。

基本的にはクールでドライなキノですが、美味しい食べ物のために面倒な仕事を引き受けると言うかわいい一面も持っていたりします。

ほのぼのとしたエピソードもありますが、全体的にシリアスな世界観で、銃を扱い、人の命を奪う場面があったりして飽きがきません。普段の生活と違う世界を味わいたい高校生におすすめの小説です。

また、一冊に短編が数話入っていて、どの巻から読み始めても大丈夫な点もポイントです。

kikoerumesuさん/20代/女性

愛するということ

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 エーリッヒ・フロム
出版社 ‎紀伊國屋書店; 〔新訳版〕
発売日 ‎1991/3/25
価格

心理学者に愛することの本質を学ぶ

作者はエーリッヒ・フロムという著名な心理学者です。学術本ですが、高校生でも問題なく普通に読めます。

ポイントとなるのは、愛するという行為は人に先天的に備わっているわけではなく、学習し、習得するものだと看破していることです。

つまり失恋や片思いも含め、人を愛するという繰り返しは、その人の愛をより深いものにしてくれるということです。

恋に悩み多き高校生たちこそ読むべき本だと思います。

longtailtitさん/50代/男性

砂漠

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 伊坂 幸太郎
出版社 ‎新潮社
発売日 ‎2010/6/29
価格 869円

登場人物たちが生き生きと青春を過ごすさまが心地よい

伊坂幸太郎さんの著書で、大学生のグループの青春と友情を描いた物語です。

若々しい登場人物たちが生き生きと青春を過ごすさまが書かれていますが、伊坂さん特有のギミックも張り巡らされており、途中で少し感じた違和感がラストで収束されていく感じがとても良いです。

読後感も素晴らしく、少しハードな出来事もありますが、こんな友人と出会えたらよかったなと思えるお話です。

mmm_fowarderさん/30代/男性

七回死んだ男

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 西澤 保彦
出版社 ‎講談社; 新装版
発売日 ‎2017/9/13
価格 792円

延々と続く日々から抜け出す術を探っていく過程が面白い

何度も何度も同じ日を繰り返すことになった主人公が遭遇する殺人事件がテーマになっています。

資産家の祖父が何者かの手によって殺されてしまいます。主人公は同じ1日を繰り返す「反復落とし穴」という特異体質を利用し、被害者を助けるため、あらゆる手を尽くすのですが・・・。

いわゆるタイムリープもので、延々と続く日々から抜け出す術を探っていく過程が面白いです。

何度も読みたくなるSF小説です。

tmk3940さん/40代/女性

面白くて眠れなくなる植物学

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 稲垣 栄洋
出版社 ‎PHP研究所
発売日 ‎2016/4/23
価格 1,430円

身近な植物を題材にしたちょっとした雑学本で、楽しく知識が身につく

身近な植物を題材にした、ちょっとした雑学本です。

例えば人参と大根を描く時、両者の違いは色以外に何があるでしょう。人参を描くときは横線を入れ、大根を描くときは点々を入れるとよい等、特徴を挙げその理由を解説してくれます。木と草の違いは意外と難しく、竹は木か草かというテーマもあります。

当たり前過ぎて気にも留めてこなかった素朴な疑問について解説されており、興味深い内容です。

若いうちにこのような知識を蓄えることで、これから身近な植物を見て考えるのが面白くなります!

karcho5さん/40代/女性

図書館戦争シリーズ

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 有川 浩
出版社 ‎KADOKAWA/角川書店
発売日 ‎2011/4/23
価格 734円

読みやすく、主人公らの熱い思いに胸を打たれる

舞台は未来の日本。世の中に悪影響とされる表現が過度に取り締まられ、たくさんの図書が検閲されるSFチックな世界観ですが、有り得そうな設定です。

唯一、国家権力の検閲に対抗できるのは、表現の自由が武器の「図書隊」と呼ばれる者達です。

図書隊達の本にかける熱い思いに胸を打たれること間違いなし!

小難しい文章ではなく、恋愛要素もあるので、読書をあまりしない高校生にもオススメです。

tutumari11140224さん/30代/女性

死亡フラグが立ちました! シリーズ

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 七尾 与史
出版社 ‎宝島社
発売日 ‎2010/7/6
価格 607円

ミステリーだが、軽い文体でとても読みやすい

まず題で興味がわきました。高校生なら絶対気になっちゃうと思います(笑)

「死神」のターゲットになった人間は、24時間以内に偶然に見せかけて殺されてしまいます。ここが死亡フラグってことですね。

特ダネを追うライターの主人公は独自に色々探るのですが、被害者は「ある物」が関係して死んだ可能性があったと気づいて…。

軽い文体でとても読みやすいので、好奇心旺盛の高校生に推薦したいです。

tmk3940さん/40代/女性

家族シアター

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 辻村 深月
出版社 ‎講談社
発売日 ‎2018/4/13
価格 792円

やっぱり大切だと思える家族について再確認させてくれる

「家族」にまつわる短編集です。一番身近な存在だからこそ、大好きにも大嫌いにもなり得る家族。しかし、ちょっと微妙で気まずくなっても、やっぱり大切だと再確認させてくれる作品になっています。

私はこの本を読んで、自分の幼少期はどんなだったかな、と振り返りました。何が好きで、どんな事で怒って、心を踊らせていたのか。

大人になるにつれて、小さな「楽しい」に夢中になる気持ちを忘れてしまいがちですが、未来へ飛び立っていく高校生にぜひ、この本を読んで思い返してみて欲しいと思いました。

おおぐろみきさん/20代/女性

トキオ

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 東野 圭吾
出版社 ‎講談社
発売日 ‎2002/7/1
価格

思春期ならではの複雑な感情をとてもうまく表現していて共感できる

東野圭吾作の「トキオ」。この本をはじめて読んだときは衝撃が走りました。

思春期の複雑な心境を事細かく描写してあり、とても共感しました。やるせない感情の持って行き方をうまく表現しています。

人生は気付きの連続だと、この本に出会って実感しました。私は20代の時に出会ったのですが、高校生のときに読めていたらと思いました。

pinkcurlさん/30代/女性

あずかりやさんシリーズ

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 大山 淳子
出版社 ‎ポプラ社
発売日 ‎2015/6/5
価格 682円

正体不明の物品と客が訪れる不思議な世界観と設定に引き込まれる

とてもほのぼのした世界観の話です。

盲目の主人公が営む「あずかりやさん」では、1日100円でお客さんがあずかってほしい日まで何でもあずかります。でも、その日をすぎてしまうと、それは店主のものになります。

店主は目が見えないので、大事な書類も読めないし、何をあずかったのか本当のところはわかりません。しかもはじめは誰目線で話しているのかもわからず、読んでるこちらは不思議な空間に入り込みます。

日常にありそうな不思議な物語で、どんな人がどんな事情で何をあずけに来るのか気になり、どんどん読みたくなる本です。

tmk3940さん/40代/女性

贋作『坊っちゃん』殺人事件

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 柳 広司
出版社 ‎角川書店
発売日 ‎2010/11/25
価格 565円

誰もが知っている文豪の名作をミステリーのアングルで描いているというのが新感覚!

案外、教科書以外で文豪の小説を読んだことが無い人もいるかもしれませんが、そんな人にもオススメしたい作品です。

夏目漱石の『坊っちゃん』の数年後が舞台です。主人公である坊っちゃんは、ある自殺騒動の真相を探るために、当時暮らしていた地を再び訪れます。

人物や情景の描写がすっきりした文体で丁寧に綴られており、ミステリー特有のワクワク感、疾走感があります。

原作を知らなくても充分楽しむことができますが、読んだ後きっと原作が読みたくなると思います。むしろ「原作の方がこの作品の伏線として作られたのでは…」と思わせるほど見事に謎が繋がっていくのがとても心地い作品です。

sneaker1214さん/30代/女性

美術館の舞台裏

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 高橋 明也
出版社 ‎筑摩書房
発売日 ‎2015/12/8
価格 858円

面白い裏話が満載なので、絵画に興味がなくても、美術館へ行ってみたくなる

高校生のうちは、美術館へ行く機会はあまりない人が多いと思います。でも海外から作品を集めて行う、有名な企画展などの広告ポスターを目にすることがあるでしょう。

美術館の運営は想像以上に大変です。たとえば海外から数十点の作品を輸送する費用だけでも、数千万円かかります。そんな数々の裏話が、美術館館長である筆者だからこそ知るリアルな話として書かれています。

面白い裏話が満載なので、絵画に興味がなくても、美術館へ行ってみたくなります。

これから美術館へ行ってみたい女子も、彼女を美術館デートへ誘いたい男子も、ぜひ読んでみてください!

karcho5さん/40代/女性

孤独にやられそうなときに読む100の言葉 悩みながら生きていく

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 ニャン
出版社 ‎KADOKAWA
発売日 ‎2021/4/21
価格 1,485円

恋愛だけでなく人生論のような内容が書かれており、自分を見つめ直すきっかけになる

恋愛だけでなく人生にも言及した、切なく大胆な花火のような作品です。文章はどこか思い出に浸っているような雰囲気ですが、同時に「未来に希望を持って、強く生きていこう」と言うメッセージが込められています。

中でも私が好きな言葉は「過去は教科書、未来は自由帳」「正解を選ぶ努力よりも、選んだ道を正解にする努力」と言う言葉です。過去から学び、未来につなげる。それが正しかったのかどうかは、未来の自分が決めることであり、その時のその瞬間の価値を決めるのは成長した未来の自分であることなのだと感じました。

持つべきものは友?恋人?家族?さまざまな答えがありますが、価値観が違うからこそ人は悩みもがきながら生きていくんだと感じました。

hanna_12さん/20代/女性

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 村上 春樹
出版社 ‎新潮社; 新装版
発売日 ‎2010/4/8
価格 880円

ちょっと難しい小説の面白さを知るきっかけを作れる一冊!

村上春樹作品は、基本的に読む人間を選ぶ上に難解です。過激な表現も出てくる為、そういった描写に極端に弱い方や、教育上絶対に見せたくない、という方にはおすすめできません。

しかし、この作品は村上春樹作品の中でもファンタジー要素が強く、比較的入りやすい作品です。二つの世界を平行して描きながら、それぞれの世界をリンクさせる文章力は、どなたが読んでも太鼓判を押すでしょう!

その上、彼にしか書けない独特の言い回しは、オンリーワンの「読み味」を持っています。

高校生になれば、成熟した文章、個性が出た文章を読む楽しさを実感する方も多いでしょう。そのような、文学の面白さを知るきっかけとしておすすめの一冊です!

bryant24hamblemoさん/20代/男性

しあわせは子猫のかたち

  • 読みやすさ    :
  • 内容の満足度   :
  • 高校生におすすめ度:
著者 乙 一
出版社 ‎KADOKAWA
発売日 ‎2011/2/11
価格 792円

寄り添うことのあたたかさを感じられる物語

人との関わりを避けて引っ越してきた男の子と、自分勝手に寄り添ってくる先住者の幽霊、そして一匹の子猫の物語です。

人には感情があり、それを真っ直ぐ向けられることの戸惑いや嬉しさ、その眩しさなどが凝縮されています。

周りから何かをしてもらう事ばかりではなく、自分自身が誰かのために行動できた時、人は変わる事ができるというテーマもあると感じました。

ネット上での繋がりだけではなく、人との繋がりの大切さを感じてほしいので、ぜひ高校生に読んでいただけたらと思います。

kaorudesu22さん/30代/女性

まとめ

読書家500人が選ぶ高校生におすすめの本では、1位は『夜と霧』、2位は『学びを結果に変えるアウトプット大全』、3位は『ナミヤ雑貨店の奇蹟』となっておりましたので、是非参考にしてみてくださいね。

今回は、読書家500人が選ぶ高校生におすすめの本33選&人気ランキングを口コミと共にご紹介してきました。

【アンケート調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年05月26日~06月10日
回答者数:500人