「小学5年生の女の子におすすめの本はなんだろう?」と、本選びで悩むこともありますよね。
子どもにはたくさん本を読ませてあげたいと思うのが親心!特に小学生の間の6年間というのは、1年毎に得られる経験や感性が今後の性格形成の中でも重要になってくるからこそ、各学年に沿った本を読ませてあげたいものです。
一言に本と言っても小学5年生の女の子にピッタリな本を探すことは中々難しいからこそ、先輩ママやパパが実際に購入しておすすめできる本を知りたい方も多いはず!
この記事では、ママ・パパ500人が選ぶ小学5年生の女の子におすすめの本28選&人気ランキングを口コミと共にご紹介しています。
目次
小学5年生の女の子におすすめの本人気ランキング
まずは、小学5年生の女の子におすすめの本人気ランキングからご紹介していきましょう。
Bookey編集部が行った『ママパパ500人が選ぶ小学5年生の女の子におすすめの本』によると、1位は『若おかみは小学生!(109票)』、2位は『星の王子さま(93票)』、3位は『モモ(85票)』という結果に!(アンケートの詳しい内容はこちら)
それでは、小学5年生の女の子におすすめの本を口コミ&レビューと共にご紹介していきましょう。
【1位】若おかみは小学生!
- 読みやすさ :
- 子どもの関心度:
- 子どもへの影響:
著者 | 令丈 ヒロ子 |
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出版社 | 講談社 |
発売日 | 2003年4月15日 |
価格 | 748円 |
同世代の女の子ががんばる姿に心打たれる!
「若おかみは小学生!」は、小学6年生の主人公・おっこが両親を交通事故で亡くしてしまうという、ショッキングな出来事から始まります。
そんな中、おばあちゃんの旅館で若おかみとしてがんばって働くおっこに、子どもは心打たれるようです。
自分と1つしか違わないのに、大変な出来事に巻き込まれ、それでもめげずに笑顔で働くおっこは、とてもかっこいいのかもしれません。
おっこの、相手(お客さんやお友達)を大切に思う気持ちも、学ぶ所が多いと思います。
chatokaさん/30代/女性
【2位】星の王子さま
- 読みやすさ :
- 子どもの関心度:
- 子どもへの影響:
著者 | サン=テグジュペリ |
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出版社 | 新潮社; 第28版 |
発売日 | 2006年3月28日 |
価格 | 528円 |
異性や人を見極めるためのコツを学ぶことができる!
「星の王子さま」は、老若男女ともに読まれており、女子にもおすすめできる良書です。
王子様は一輪のバラを大切にしていました。雨の日、日差しの強い日にもお世話をしながら。なのにバラときたら文句ばかり。嫌になった王子様は旅をします。
旅先で一匹の狐に絆を教えてもらい、バラの元へ戻るのです。
女子にはバラの身になって、異性選びを間違わずに行って欲しいという意味でおすすめできます。
ラヴェンダーさん/30代/女性
【3位】モモ
- 読みやすさ :
- 子どもの関心度:
- 子どもへの影響:
著者 | ミヒャエル・エンデ |
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出版社 | 岩波書店 |
発売日 | 2005年6月16日 |
価格 | 880円 |
時間の大切さに気づかせてくれる
この本は、小学校の高学年用ブックリストにも載っていました。非常に有名な本で、「時間どろぼう」から時間を取り戻す「モモ」のお話です。
恋愛があるわけでもなく、大冒険があるわけでもなく、最初の方は割と退屈気味ですが、だんだん、「時間や余裕」を忘れていくことの恐ろしさがじわじわ伝わってきます。
5年生くらいになると、そろそろ皆塾に行ったりして忙しい毎日です。
そんな時「ゆっくりするのもいい」と気づかせてくれる良い本で、子供だけではなく親にもおすすめです。
workasapさん/40代/女性
【4位】ハリー・ポッターシリーズ
- 読みやすさ :
- 子どもの関心度:
- 子どもへの影響:
著者 | J.K.ローリング |
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出版社 | 静山社 |
発売日 | 1999年12月1日 |
価格 | 1,950円 |
主人公と一緒に、自分も少しずつ成長していくことができる
何度も夢中で読んだ一冊です。ワクワクするような魔法の世界に、主人公と一緒に入り込んでしまいます。
魔法という非現実の中で、等身大の主人公と友人達、勉強や友情や恋など、自分とも重なる悩みや楽しみがあって、主人公と一緒に少しずつ成長していくことができます。
様々な困難の中で大切なものを確立していく主人公に、学ぶところも多いです。
a.coppeliaさん/20代/女性
【5位】アルジャーノンに花束を
- 読みやすさ :
- 子どもの関心度:
- 子どもへの影響:
著者 | ダニエル・キイス |
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出版社 | 早川書房; 新版 |
発売日 | 2015年3月13日 |
価格 | 946円 |
他者への愛を学べる
「アルジャーノンに花束を」は、ダニエル・キイス作のSF小説です。
この本からは、いろいろなことが学習できると思いますが、知能指数が高いということは、人生において必ずしも幸せではないという価値観に気づかせてくれるストーリーです。
小動物であるネズミの命を通して、弱い命への愛情、絆を感じさせる展開、目に見えにくいものを表現しています。
分厚いので挫折する可能性もありますが、小学5年生でも読解可能な文体です。
newstandardさん/30代/女性
【6位】精霊の守り人シリーズ
- 読みやすさ :
- 子どもの関心度:
- 子どもへの影響:
著者 | 上橋 菜穂子 |
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出版社 | 新潮社 |
発売日 | 2007年3月28日 |
価格 | 693円 |
前向きな気持ちになれる!
ファンタジーであり冒険もあり、愛情の物語でもあり。ボリュームはありますが、しっかりとした世界観で続きが気になる作品です。
主人公は女性でありながら用心棒です。低学年の女の子に人気なプリンセスや魔法使いなど、可愛らしい主人公像からは遠く離れますが、5年生という歳を考えると、背伸びするような感覚で楽しめると思います。
どんな状況でも強い気持ちを持ち、成長していこうと前向きな気持ちになれる点も大きな魅力です!
てりろっこさん/40代/女性
【7位】はてしない物語
- 読みやすさ :
- 子どもの関心度:
- 子どもへの影響:
著者 | ミヒャエル・エンデ |
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出版社 | 岩波書店 |
発売日 | 1982年6月7日 |
価格 | 3,146円 |
不思議な設定に終始ドキドキさせられる
10歳の冴えない男の子が、いじめられっ子に強制されて本屋さんから盗んでしまった1冊の本。物語の中のかっこいい主人公に憧れて応援するうちに、自分が本の中に入り込んでしまいます。
本の世界で、男の子は現実の自分ではありえないような、主人公に劣らない無敵の人間になっていく半面、だんだん自分らしさを無くしていって…という、最後までハラハラ・ドキドキさせられて惹きつけられる壮大な物語です。
どうしてもこの本が欲しくて、小学5年生の時にお年玉をはたいて本屋に買い求めに行って夢中になって読んだのを、今でもよく覚えています。
男の子が主人公の本だけど、女の子でも絶対に楽しめると思います。
☆TOMOKO☆さん/40代/女性
【8位】赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。
- 読みやすさ :
- 子どもの関心度:
- 子どもへの影響:
著者 | 青柳 碧人 |
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出版社 | 双葉社 |
発売日 | 2020年8月19日 |
価格 | 1,485円 |
おとぎ話のキャラクターが沢山出てきて読みやすい
赤ずきんちゃんが旅をしていく中で、シンデレラやヘンゼルとグレーテルなど、おとぎ話のキャラクターと出会い、殺人事件を解決していく小説です。
トリックやアリバイなど、緻密に計算されたものではないけれど、誰もが知っているおとぎ話のキャラクターが登場人物なので、とても読みやすいと思います。
赤ずきんちゃんの旅に出た理由や、旅の途中で知る事になる国の秘密など、わくわくする事ばかりです。
nara88さん/30代/女性
【9位】霧のむこうのふしぎな町
- 読みやすさ :
- 子どもの関心度:
- 子どもへの影響:
著者 | 柏葉 幸子 |
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出版社 | 講談社; 新装版 |
発売日 | 2004年12月16日 |
価格 | 748円 |
再読に再読を重ねても新しい発見と感動がある!
頭の先から足の裏まで、どっぷり幸せなファンタジーに浸かれる作品です。
キャラクターが次々と出てきますが、そのキャラクター全員がなかなかの個性の持ち主で飽きさせることがありません。
私が子どもの頃に何度読み直したか分からないくらい夢中になったのは、キャラクターの持つ魅力は勿論、読み手の想像力をかきたててくれるような筆者の表現の仕方、そして心がじんわり温かくなるようなラストがあるからだと思います。
大人になっても心に残る一冊になればいいなと思います。
Japis703さん/30代/女性
【10位】魔女の宅急便
- 読みやすさ :
- 子どもの関心度:
- 子どもへの影響:
著者 | 角野 栄子 |
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出版社 | 福音館書店 |
発売日 | 2002年6月20日 |
価格 | 770円 |
等身大の女の子の成長ストーリーに共感できる
子供から大人へ成長する、小学校高学年の女の子がとても共感できるストーリーです。
もちろん大人も、自分が子供から大人へ変わるときの複雑な心の動き、純粋な頃の自分を思い出して読める一冊です。
私自身、小学生の時に読んだ時は、親への反抗心や自立したい気持ち、恋する気持ちなど人に言えない気持ちを共有した、かけがえのない本になりました。
またこちらを原作とした映画もあるので、知っていれば手に取るハードルも下がりますね。
a.coppeliaさん/20代/女性
自分の姿を主人公に投影できる楽しいストーリー
娘に「小学生の頃に楽しかった本は?」と聞いて、1番に出てきたのが「若おかみは小学生!」でした。
きっと娘は、自分ならどうするのか?と考えながら読み進めていた事と思います。前向きで頑張りやさんの主人公、おっこちゃんに、憧れの気持ちもあったのではないでしょうか?
悲しい理由から若女将となってしまうおっこちゃんですが、物語もテンポ良く進み、力を貸してくれるおばあさんやゆうれい、ライバルの出現など、波瀾万丈で楽しく読めます。
シリーズ続編もあり、軽快なドラマを見ている様な楽しめる本です。
plusuneさん/40代/女性