小学6年生の男の子におすすめの本27選【父母500人が選んだ】

「小学6年生の男の子におすすめの本はなんだろう?」と、本選びで悩むこともありますよね。

子どもにはたくさん本を読ませてあげたいと思うのが親心!特に小学生の間の6年間というのは、1年毎に得られる経験や感性が今後の性格形成の中でも重要になってくるからこそ、各学年に沿った本を読ませてあげたいものです。

一言に本と言っても小学6年生の男の子にピッタリな本を探すことは中々難しいからこそ、先輩ママやパパが実際に購入しておすすめできる本を知りたい方も多いはず!

この記事では、ママ・パパ500人が選ぶ小学6年生の男の子におすすめの本27選&人気ランキングを口コミと共にご紹介しています。

小学6年生の男の子におすすめの本人気ランキング

小学6年生の男の子におすすめの本ランキング

まずは、小学6年生の男の子におすすめの本人気ランキングからご紹介していきましょう。

Bookey編集部が行った『ママパパ500人が選ぶ小学6年生の男の子におすすめの本』によると、1位は『失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!(80票)』、2位は『ジュニア空想科学読本シリーズ(56票)』、3位は『ハリー・ポッターシリーズ(49票)』という結果に!(アンケートの詳しい内容はこちら

それでは、小学6年生の男の子におすすめの本を口コミ&レビューと共にご紹介していきましょう。

500人中/80人がおすすめ

【1位】失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者 大野 正人
出版社 文響社
発売日 2018年4月27日
価格 1,320円

失敗しても頑張り続ければ成功がある事に気づき、勇気をもらってほしい

天才的ゆえに死にかけたダリ、成功にしがみついたライト兄弟、新しすぎたピカソなどなど、この本は失敗し続けても成功するために頑張り続ける偉人の方々のお話です。

6年生はこれから沢山の事に興味が出てくる年齢だと思いますが、挑戦する勇気がない子も沢山いると思います。

是非この本を読んで、失敗しても頑張り続ければ成功がある事に気づき、勇気をもらってほしいです。

nimo7さん/30代/女性

500人中/56人がおすすめ

【2位】ジュニア空想科学読本シリーズ

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者 柳田 理科雄
出版社 汐文社; 愛蔵版
発売日 2017年1月1日
価格 1,650円

アニメや漫画で起こる出来事を科学的に分析していて面白い

「ジュニア空想科学読本」のシリーズは、大人が読んでもクスッと笑えたり、ビックリしたりとても読みごたえのある本です。

例えば、アンパンマンの頭の重さは何キロ?や、サザエさんの終わりの歌で一家が飛び込んだ山小屋が延びたり縮んだりするのは、何が起こっているのか?など、普通は考えもしない漫画やアニメで起こっている出来事を、真面目に科学的に分析して答えを出しています。

現在もシリーズは続いており、鬼滅の刃についても書かれています。

yody0506さん/40代/女性


フィクションの疑問点を科学的にわかりやすく解明していて、笑いながら科学を学べる!

「ジュニア空想科学読本」は、現在22巻まで出ている大人気シリーズです。アニメ・マンガ・昔話・絵本・ゲーム等の疑問点を、科学的に考えて解明していく本です。

といっても、作者の語り口は軽いので読みやすく、ところどころで笑えます。例えば、アニメやマンガの主人公の必殺技を現実にやろうとすると、どのくらいの力が必要なのか等、小学6年生の男の子が興味をもつ題材がたくさんあります。

1巻の中に約30くらいの疑問点の解明があり、それぞれ大体6〜7ページずつです。あまり本を読み慣れていない子でも気軽に読むことができ、科学に興味をもつきっかけにもなるので、おすすめです。

nakayamabikoさん/40代/女性

500人中/49人がおすすめ

【3位】ハリー・ポッターシリーズ

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者 J.K.ローリング
出版社 静山社
発売日 1999年12月1日
価格 1,950円

壮大なファンタジーで想像力が育まれる!

言わずとしれたハリー・ポッターシリーズですが、ベストセラーになるだけあって、壮大な魔法世界が本の中に広がっていて、子供の想像力をかき立てる素晴らしい作品です。

親である私が全シリーズ購入していたものを、息子が小学校高学年頃から読み始め、6年生には全シリーズ読破していました。

映画化されてストーリーを知っている人も多いと思いますが、より細かい背景が書かれており、登場人物の心情をより深く知ることができるので、本で読むと改めてこの作品のファンになると思います。

ash1021さん/40代/女性

500人中/45人がおすすめ

【4位】夏の庭

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者 湯本 香樹実
出版社 新潮社; 20刷改版
発売日 1994年3月1日
価格 539円

自分たちの気持ちの整理の仕方を考えさせられる

「夏の庭」は、家庭環境がそれぞれ違う小学6年生3人組の男の子達が、ひょんなことから、死にそうだと噂になっているおじいさんを観察することになりました。

そのおじいさんと出会い、交流を深め、おじいさんの死を目の当たりにして、男の子達は何を感じたのか。そして、小学校卒業を迎え、3人がそれぞれ違う道に進むとき、その道を選ぶにあたりどんな葛藤があったのか…。

彼らが自分の気持ちと向き合い、どう決断をしたのかが見どころです。

大人でも、自分の人生の選択を後悔しないようにするにはどうしたらいいのか、考えさせられます。

nankurunaisa0708さん/30代/女性


「経験すること」が乏しくなってしまった現代の子供たちの想像力を育てられる!

湯本香樹実さんの「夏の庭」は、小学6年生の男の子3人組の小説です。時代は違えど、共通する思いなど沢山あると思うので、 同い年の6年生男子におすすめしたいです。

私自身がこの小説を読んだのは大人になってからでしたが、「子供の頃に出会っていたなら、どんな考えをもっただろう?もしかしたら違う考え方をした大人になったかもしれない。子供の内に出会いたかった」と思いました。

死というものの捉え方、怖いと感じるものはなぜ怖いのか。そこに飛び込んで行った登場人物たちの得たものの美しさ、その連鎖、広がりに感動する児童文学です。

yakooさん/30代/女性

500人中/42人がおすすめ

【5位】なぜ僕らは働くのか

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者
出版社 学研プラス
発売日 2020年3月19日
価格 1,650円

仕事や社会に対して、不安にならずに考えることのできる一冊

「なぜ僕らは働くのか」は将来の働き方についてわかりやすく説明している本です。池上彰氏が監修していることもあり、親も安心して読ませられます。

中学・高校性向けではありますが、ところどころに漫画もあって読みやすく、小学6年生にも十分参考になる本です。

仕事や社会に対して、不安にならずに考えることのできる一冊です。親も一緒に読んでみると、仕事に対しての向き合い方も考えさせられます。

ページ数は多いですが、興味のあるトピックから読むこともできます。子供たちが幸せな未来を進むためにもおすすめです。

tum68さん/40代/男性

500人中/41人がおすすめ

【6位】謎解きはディナーのあとで

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者 東川 篤哉
出版社 小学館
発売日 2010年9月2日
価格 1,502円

丁寧かつ軽快な筆致で、テンポよく物語が進むので飽きない

「お嬢様の目は節穴ですか?」のセリフが有名な推理物語です。映画化、ドラマ化され人気を博しました。

大人からすればありえない設定なのですが、クスッと笑ってしまう、個性豊かでユーモアあふれる登場人物と、丁寧な設定が楽しく、物語を最後まで飽きさせずにすすめてくれます。

もちろん推理小説なので、トリックもちゃんと納得のできる物になっています。

シリーズが沢山出ているので、読みたい意欲をしっかりと満たしてくれます。

plusuneさん/40代/女性

500人中/35人がおすすめ

【7位】君たちはどう生きるか

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者 吉野 源三郎
出版社 岩波書店
発売日 1982年11月16日
価格 1,067円

自分で何かを生み出すことの大切さを教えてくれる

主人公のコペル少年は15歳。叔父さんが、これから大人になるにコペルくんに向けて、生き方の導きを教えてくれる内容となっています。

ポイントとしては自分自身で何かを生み出すことはとても大切であること。普段何気なく消費しているものも、誰かが生み出したものであり、それは同時に先人たちの苦労の結晶であることを理解すること、というものだと私は思いました。

内容としては叔父さんとコペルくんの問答スタイルになっているので、児童から生徒になるこれからの青少年に目を通してもらいたい一冊です。

jetmomonga527さん/30代/男性

500人中/30人がおすすめ

【8位】ふしぎ駄菓子屋 銭天堂

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者 廣嶋 玲子
出版社 偕成社
発売日 2013年5月15日
価格 990円

子どもが好きな要素がいっぱいで、教訓もある

何か悩みがある子だけが立ち寄れる駄菓子屋・銭天堂には、不思議なことが起きる魔法の駄菓子が売っています。カナヅチの子どもが「人魚グミ」を食べると、泳ぎが得意になったりと、ありがたいことが起こります。

ただ、大事な食べ方などを間違えると、大変なことになるという設定で、昔の「笑ゥせぇるすまん」のようです。

ただ児童文学なので、大変なことになっても救済があります。子どもたちの心の隙間に入るような作品です。

bansoukou3kizunaさん/30代/女性

500人中/27人がおすすめ

【9位】ホームレス中学生

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者 田村 裕
出版社 幻冬舎
発売日 2010年11月1日
価格 545円

自分がその立場になったらどうするか、自分にとって大事なことは何かなど考えさせられる

「ホームレス中学生」は、お笑いコンビ・麒麟の田村裕さんが書かれた本で、出版された当初はかなり話題になりました。10年以上経った今、小学生高学年や中学生にどのくらい知られているのかわかりませんが、今のお子さんたちにもお勧めできる本です。

当時13歳の田村少年が、一学期の終業式のあと家に帰ると、家具が外に出されていました。
お父さんが帰って来て告げたのは、「家族の解散」という衝撃の言葉でした。

いろんなありえないような経験もし、また温かい人の助けも得て、彼が芸人になるまでの道のりが描かれています。自分だったらどうするかなど考えながら読み進めると、面白いと思います。

芸人さんならではの、笑いのポイントももちろんたくさんあり、また泣けるシーンも出てきます。子供でも軽く読める文体なので、一人で小説本を読み切った感を得られるので、おすすめです。

dct_yyさん/40代/女性

500人中/17人がおすすめ

【10位】きよしこ

  • 読みやすさ  :
  • 子どもの関心度:
  • 子どもへの影響:
著者 重松 清
出版社 新潮社
発売日 2002年11月1日
価格 1,430円

吃音について理解ができる

人によっては少し難しいテーマかもしれませんが、吃音の症状を持つ主人公、(恐らくご本人)の話です。

小学生から大学に入るまで関わった人達も交えて、主人公の成長が感じられるお話です。

吃音の事もよく理解できます。先日ドラマにもなっていて、楽しく見ました。

小学6年生なら、吃音などのテーマにも興味を持ち、読んでもらえると思います。

ayamyoさん/40代/女性