犬がテーマのおすすめ絵本20選&ママパパ500人ランキング

犬が登場したり犬がテーマの絵本、それでいて子供の成長につながるような刺激を与える絵本を読み聞かせたいと思うママやパパも多いのではないでしょうか?

一言に犬が登場する絵本と言ってもピッタリな絵本を探すことは中々難しいからこそ、先輩ママやパパが実際に読み聞かせをしてオススメできる絵本を知りたい方も多いはず!

この記事では、ママ・パパ500人が選ぶ犬がテーマのおすすめ絵本20選&人気ランキングを口コミと共にご紹介しています。

犬が登場するおすすめ絵本人気ランキング

犬が登場するおすすめ絵本ランキング

まずは、犬が登場するおすすめ絵本人気ランキングからご紹介していきましょう。

Bookey編集部が行った『ママパパ500人が選ぶ犬が登場するおすすめ絵本』によると、1位は『ずーっと ずっと だいすきだよ(75票)』、2位は『どろんこハリー(58票)』、3位は『いつでも会える(44票)』という結果に!(アンケートの詳しい内容はこちら

それでは、犬が登場するおすすめ絵本を口コミ&レビューと共にご紹介していきましょう。

500人中/75人がおすすめ

【1位】ずーっと ずっと だいすきだよ

  • こどもの夢中度:
  • お話の満足度 :
  • 絵の満足度  :
著者 ハンス ウィルヘルム
出版社 ‎評論社
発売日 ‎1988/12/1
価格 1,320円

気持ちを伝えることの大切さを教えてくれる

犬がテーマの絵本では、ハンス・ウィルヘルム作の「ずーっと ずっと だいすきだよ」をオススメします。

この本は、主人公の少年から見た、愛犬エルフィーとの出会いから別れまでの様子が描かれています。

別れのシーンは涙なしには読めませんが、悲しいだけではなく、心温まる物語になっています。

気持ちを伝えることの大切さを教えてくれる一冊です。

Koirinennekokaanさん/40代/女性


人間と動物の年の取り方の違いがわかり、一緒の時間を大切にしたくなる

犬が自分より何倍も早く歳をとるなんて、子供にはまだわからない事だと思います。

大人だって、大好きなペットと生活していると、「この子はいつまでも元気で、ずっと自分と一緒に居る」と思いたくなってしまうもの・・・。

この本を読んでると、どんな生き物にも寿命があり、人間よりはるかに短い命である事や、いつまでも一緒には居られないという事を思い知らされます。

いつかは一緒に居られなくなる、だから言いたい事はその時その時に伝えようと思わせてくれる本でした。

naomi0323さん/30代/女性

一緒にいられるうちにたくさん「大好き」を伝えておかなければと感じる絵本

私は実際に犬を飼っているので、感情移入してしまう点があり、涙が溢れました。

飼い主が辛い時や悲しい時に、そっとそばにきて慰めてくれる犬のことを思うと、感謝の気持ちが湧きました。

普段の何気ないことを思い返しても、犬に助けられていることを改めて感じました。

「大切な相手に、もっと好きと言っておけばよかった」という後悔は、古今東西、共通のことだと思いますので、一緒にいられるうちにたくさん伝えておかなければと感じる絵本だと思います。

ミスラーメンさん/20代/女性

今すぐ、愛犬に「大好き」を伝えたくなる一冊

飼い主の少年と犬が共に成長していく過程と悲しい別れを、主人公の少年の視点で描いています。

毎日一緒にいる家族に伝えていない大切な言葉が、皆さんにもあるのではないでしょうか。この絵本は、その言葉の大切さを思い出させてくれる一冊だと思います。

家族のやんちゃすぎる姿や、老いて弱ってゆく姿を見ていると、時には憎たらしく、そして歯痒く映るときもあるかもしれません。それでも、自分と一緒に泣いたり笑ったりできる存在がいる・・・それがいかに素晴らしい事か、考えずにはいられません。

子供から大人まで、もちろん犬と一緒に過ごす方にも、是非読んでいただきたい絵本です。

kuraokamさん/20代/女性

ペットだけでなく、人に対しても思いを伝える大切さを教えてくれる

犬と一緒に育つこと、犬を大切にする気持ちやペットの死と向き合う、すごく壮大なテーマの作品です。

今までより犬を大切にしようと思う気持ちが膨らみます。

絵のタッチも優しく癒されます。

ペットだけでなく、人に対しても思いを伝える大切さを教えてくれるそんな絵本です。

asunacchoさん/30代/女性

児童書だが、大人になっても泣ける

犬がテーマの絵本と聞いて、一番に「ずーっと ずっと だいすきだよ」が頭に浮かびました。

児童書でありながら、子供を惹き付けるようなビビットなカラフルさなどはなくて、自然なカラーやタッチで描かれた絵本です。でも私は子供の頃、好きでよく読んでいました。

ペットと過ごす日々からお別れまでが描かれており、主人公の少年の愛犬が老衰で死んでしまう様子はたまらなく悲しくなります。

子供から大人まで皆に言えることですが、ペットへの愛情はしっかり言葉で伝えていくことが大事だと思いました。

kyoka090217さん/20代/女性

500人中/58人がおすすめ

【2位】どろんこハリー

  • こどもの夢中度:
  • お話の満足度 :
  • 絵の満足度  :
著者 ジーン・ジオン
出版社 ‎福音館書店
発売日 ‎1964/3/15
価格 1,320円

大好きな家族の元へ帰りたい一心で、苦手を克服しようとするハリーが可愛い

犬のハリーは大のお風呂嫌い。でも、泥遊びをして体が汚れてしまうと、飼い主さんにハリーだと気づいてもらえなくなってしまいました。

自分がハリーだと気づいてもらうため、彼は自らブラシを持って飼い主さんに「お風呂に入れて!」とお願いします。

あんなに嫌いだったお風呂に、「入れて入れて!」とせがむハリー。大好きな家族の元へ帰りたい一心で苦手を克服しようとするハリーの姿は、とても可愛くて癒されます。

russicocoさん/50代/女性


家族のありがたさがわかる

実は私自身、この本を子供時代に読んだ記憶がずっと残っていたこともあり、我が子にも買い与えました。

ものすごくインパクトがあるというわけではないのですが、なんとなく記憶に残る絵本です。

お風呂嫌いの飼い犬ハリーが、家族に内緒で冒険に出かけたことで、やっぱり家と家族のありがたさを知ります。

読んだ子供に、そういうことを感じてもらえたらいいなぁと思います。

slash_8252さん/50代/男性

犬とはどんな生き物なのかがわかりやすく描かれている

すごく有名なので、知っている人も多いと思います。

展開も面白く、犬とはどんな生き物なのかがわかりやすく描かれている本です。

また、家族や家のすばらしさなど、色々なことに気付かせて貰える絵本だと思います。

塩パン39さん/20代/女性

主人公が憎めないキャラクターで、犬が好きになる

私が子供の頃はまだ野良犬が多くいて、通学途中で遭遇することもありました。追いかけられて怖い思いをしたので、当時の私は犬が嫌いでした。

しかし、この本は好きでした。白に黒ぶちの犬が、いたずらをしてどろんこにまみれて、黒に白ぶちの犬になってしまい、大好きな飼い主にわかってもらえなくなる、という、わかりやすいお話です。犬嫌いだった私が夢中になるくらいだから、魅力のある絵本だったのでしょう。

ハリーがいたずらを楽しんだり、嫌いなお風呂に入れられないよう知恵をしぼったり、飼い主にわかってもらえなくて悲しい思いをしたり、そんないろいろな気持ちに共鳴したのかもしれません。

犬好きな子にも、犬嫌いな子にも、読んでほしいです。

millimさん/50代/女性

絵が見やすくてテンポが良い

色はそれほどカラフルではないのですが、はっきりしていて見やすいし、犬も人物も可愛いです。

タイトルの通り、ハリーという犬が家を抜け出し、どろんこになって家族から認識してもらえなくなるという内容です。

最終ページでは無事にほっこり幸せな状態で終わるので、ありきたりと言える進み方なのですが、子供はどうなるのか気になるようで、何度も読んでました。

すっかりハマり、他のシリーズも買ったくらいお気に入りでした(笑)

atu04さん/40代/女性

500人中/44人がおすすめ

【3位】いつでも会える

  • こどもの夢中度:
  • お話の満足度 :
  • 絵の満足度  :
著者 菊田 まりこ
出版社 ‎学研プラス
発売日 ‎1998/11/17
価格 1,045円

悲しみから懸命に立ち上がろうとするシロの姿に、号泣必至

犬のシロは飼い主のみきちゃんが大好きです。しかし、そんなみきちゃんが亡くなってしまい、悲しみに暮れるシロ。

でもシロは気付きます。目をつぶるとそこにはみきちゃんがいます。そう、シロの心の中でみきちゃんは生きているのです。

悲しみから懸命に立ち上がろうとするシロの姿に、号泣すること間違いなし。

かわいいだけではない、大切なことを教えてくれる絵本です。

russicocoさん/50代/女性


犬のシロが飼い主との別れを乗り越える姿に感動する!

飼い主のみきちゃんと突然離れ離れになってしまった犬のシロ。

みきちゃんがもういないことを悟り、悲しみに暮れるも、目を閉じればいつでもみきちゃんと過ごした思い出と会えることがわかり、身近な人との死別を乗り越える絵本です。

ほのぼのとした絵のタッチと、犬のシロが飼い主を恋しがるストーリーには、子供だけではなく、大人も惹きつけられるのではないでしょうか。

命の大切さを知るかけがえのない作品になると思います!

のりでぃ・まーきゅりーさん/30代/女性

少しずつ悲しみや寂しさを乗り越えていくことの大切さがわかる

この絵本は、犬のシロの目線で描かれています。

いつまでも一緒にいられると思っていた大好きなみきちゃんが、ある日居なくなってしまいます。

「どうしていなくなったんだろう。また頭を撫でてほしいな。シロって呼んでほしいな・・・」と、最初は悲しくて寂しくて辛い気持ちでいっぱいのシロですが、目を瞑ったりみきちゃんのことを考えることでいつでも会えるのだと、少しずつ悲しみを乗り越えていきます。

子どもさんには少し難しいお話かもしれませんが、命の大切さ、別れの寂しさ、そしてそれを乗り越えていくことの大切さなどを感じ取れる絵本です。

シロ。4423さん/20代/女性

500人中/15人がおすすめ

【4位】アンジュール

  • こどもの夢中度:
  • お話の満足度 :
  • 絵の満足度  :
著者 ガブリエル バンサン
出版社 ‎ブックローン出版
発売日 ‎1986/5/1
価格 1,430円

文章はないが、絵から伝わってくる強い情感に心を打たれる

ある犬に起こった1日の出来事が描写されています。理不尽な仕打ちを受け、主人の乗る車に置いて行かれた「犬」は必死で走るも、車を見失ってしまい、それでも家族を探してさまよいます。

時間が経つにつれて疲労が加わり、遠景にぽつんと描かれた犬のシルエットからにじみ出る哀しみが伝わって来て、たまらなくなります。

夕暮れ近くになって犬の前に現れたのは・・・?

荒く描かれた線画でありながら躍動感にあふれ、犬の感情がほとばしる素晴らしい絵本です。文章はありませんが、絵から伝わってくる強い情感は何度見ても色あせません。

shiba3283963さん/50代/男性


ページをめくれば動画の様に情景が体感できる

犬が捨てられる所から始まります。

文章も無く、鉛筆のモノクロでスケッチ風に描かれているのですが、躍動感、臨場感がグッと迫ってきます。白い余白が何故か道や空に見え、風さえも描かれているかの様です。

犬の表情も切なく、そのシルエットに目が離せません。

一気に最後までめくり、余韻もなかなか消えません。

一つの事実を目撃し、想像を掻き立てられ、自分なりに理解しようとする、そんな体験ができる絵本でもあります。

saitou10さん/40代/女性

犬の表情が豊かで、読む人によって色々な見方ができる

他の絵本との違いは、字がないという事。

文字がない為、絵本のわんこの表情やしぐさから感情を読みとっていき、自分なりの解釈をしていけます。

そのため、想像力が広がり、友達同士で別の物語の感想や読み取りをしたりと、読む人によって色々な見方ができる絵本です。

juntanaさん/30代/女性

500人中/14人がおすすめ

【5位】ろくべえまってろよ

  • こどもの夢中度:
  • お話の満足度 :
  • 絵の満足度  :
著者 灰谷 健次郎
出版社 ‎文研出版
発売日 ‎2005/2/1
価格 1,430円

こどもが主役になれる絵本

穴に落ちてしまった犬のろくべえを、こどもたちが助け出す話です。

こどもたちは最初こそ大人に助けを求めますが、全くあてにならず、自分たちで知恵を絞り、ろくべえを助け出そうとします。こどもが主体になって話が進むので、印象に残ると思います。

私もこの本を母親に読んでもらった時、こども心に「自分もいつか、穴に落ちた犬を助けるかもしれない・・・そんな時どうしたらいいだろうか」と考えさせられました。

長新太氏の絵も可愛らしくて、親子で楽しめる絵本です。

nisiyamaさん/30代/女性


ハラハラどきどきしながら応援して、最後は子どもたちと一緒に喜べる絵本

深い穴に落ちてしまった犬のろくべえを見つけた子どもたちが、ろくべえを助けようと必死に考えて行動します。

お話を聞いている子どもたちは、小犬の命を助けようと一生懸命話したり考えたり、ろくべえに声をかけたりする登場人物たちから目が離せなくなります。

言葉を尽くして命の大切さを話して聞かせるよりも、この絵本を読んであげた方が、素直に命のことを考えてくれます。

かわいい小犬との交流を通して、楽しく、いろいろな大切なことを感じてもらえるお話です。

ncmsk523さん/50代/男性

500人中/13人がおすすめ

【6位】バムとケロシリーズ

  • こどもの夢中度:
  • お話の満足度 :
  • 絵の満足度  :
著者 島田 ゆか
出版社 ‎文溪堂
発売日 ‎1994/9/1
価格 1,650円

書きこみ、キャラの個性が強く、いつまででも眺めていられそう

バムとケロ、いくつかシリーズで出ていますが、どれをとっても幸せな笑いであふれています。

子どもって、気に入った絵本があると何度も「読んで!」と持ってきますよね。でも単調な絵本だったりすると、私の方が飽きて読み聞かせが苦痛になってしまうことも・・・。

しかし、このシリーズはキャラの個性が強いことに加えて、話が広がりそうな細かい書き込みが多いので、親も子もいつまででも眺めていられそうな絵本です。

ただ難点がただ一つ。おいしそうなドーナツやクレープが出てくるので、見ていると猛烈にお腹がすきます・・・(笑)

けいKeiMITさん/50代/女性

500人中/12人がおすすめ

【7位】Hello Spot! a Puppet Play Book

  • こどもの夢中度:
  • お話の満足度 :
  • 絵の満足度  :
著者 Eric Hill
出版社 ‎Frederick Warne
発売日 ‎2012/11/27
価格

ワンちゃんのパペットがとにかくかわいくて、子供も釘付け!

ワンちゃんのパペット付きのかわいい絵本です。

ページに穴があいていて、そこからパペットが飛び出しているんですが、読み手が後ろから手を入れて自由に動かすことができます。

ワンちゃんを動かしながら絵本を読み進めていくと、こどもはもう釘付け間違いなしです。

「はーい コロちゃん」という日本語訳版もあります。赤ちゃんから幼稚園児までの小さなお子様向けかと思います。

midori516さん/30代/女性

500人中/11人がおすすめ

【8位】あしなが

  • こどもの夢中度:
  • お話の満足度 :
  • 絵の満足度  :
著者 あきやま ただし
出版社 ‎講談社
発売日 ‎1999/9/20
価格 1,650円

噂話に惑わされないようにすることの大切さを学べる

すらっとしたかっこいい犬・あしなが。しかし彼にはいろいろな噂があり、野良犬たちから嫌われていました。

読み聞かせした時、子供たちも初めのうちはあしながをかっこいいと言いますが、野良犬達の噂を聞くと、急に「ひどい犬だ」とか「悪いやつだ」とか言い始めます。でも、本当はいい犬だということがわかると、あしながのことを、前にもまして好きになってくれます。

犬の世界のお話ですが、「偏見を作り出す噂話の向こう側」に気が付く人になってほしいなあと思って読み聞かせています。

そんな大人の思惑など関係なく、子供たちはこの本を読んでからというもの、ちょっと怖そうな犬でも好きになってくれることが増えました。

ncmsk523さん/50代/男性

500人中/11人がおすすめ

【9位】こいぬがうまれるよ

  • こどもの夢中度:
  • お話の満足度 :
  • 絵の満足度  :
著者 ジョアンナ・コール
出版社 ‎福音館書店
発売日 ‎1982/11/20
価格 990円

犬の命の誕生から成長に興味を持てる絵本

赤ちゃん犬が生まれる瞬間から、飼い主さんとの絆の誕生までを描いた絵本です。

今の子供にとって、動物の命の誕生を体験できる機会は多くありません。この本を通して命の大切さを学んでほしいです。

最後は子犬とお散歩ができるようになった場面で終わりなのですが、「ここから子犬と飼い主の女の子との物語が始まるんだな」とほっこりした気持ちにさせてくれます。

子犬の写真がとても可愛いです。

土六見さん/40代/女性

500人中/11人がおすすめ

【10位】シバ犬のチャイ

  • こどもの夢中度:
  • お話の満足度 :
  • 絵の満足度  :
著者 あおき ひろえ
出版社 ‎BL出版
発売日 ‎2013/4/1
価格 1,430円

ワンちゃん目線のストーリーがとても面白く、柴犬が飼いたくなる

なんと言っても柴犬の絵がとても可愛いです。こんなフワフワで目がキラキラの可愛いワンちゃんを飼いたい!と思ってしまいます。

ワンちゃん目線のストーリーがとても面白く、子供も「柴犬って、こんな風に思ってるのかな?どうなのかな?」と独り言を言いながら読んでいました。

動物がとても可愛いと感じられる絵本です。これを読んだ影響か、子供も散歩してるワンちゃんに前より興味を持つようになりました。

yoyoyommmさん/30代/女性