兄弟姉妹がテーマの絵本20選&ママパパ500人が選ぶランキング

兄弟・姉妹がテーマになっている絵本、それでいて子供の成長につながるような刺激を与える絵本を読み聞かせたいと思うママやパパも多いのではないでしょうか?

一言に兄弟姉妹がテーマの絵本と言ってもピッタリな絵本を探すことは中々難しいからこそ、先輩ママやパパが実際に読み聞かせをしてオススメできる絵本を知りたい方も多いはず!

この記事では、ママ・パパ500人が選ぶ兄弟・姉妹がテーマのおすすめ絵本20選&人気ランキングを口コミと共にご紹介しています。

兄弟姉妹がテーマの絵本人気ランキング

兄弟姉妹がテーマの絵本ランキング

まずは、兄弟姉妹がテーマの絵本人気ランキングからご紹介していきましょう。

Bookey編集部が行った『ママパパ500人が選ぶ兄弟姉妹がテーマの絵本』によると、1位は『あさえとちいさいいもうと(81票)』、2位は『ちょっとだけ(73票)』、3位は『ぶーちゃんとおにいちゃん(41票)』という結果に!(アンケートの詳しい内容はこちら

それでは、兄弟姉妹がテーマの絵本を口コミ&レビューと共にご紹介していきましょう。

500人中/81人がおすすめ

【1位】あさえとちいさいいもうと

  • こどもの夢中度 :
  • お話・絵の満足度:
  • こどもへの影響度:
著者 筒井 頼子
出版社 ‎福音館書店
発売日 ‎1982/4/20
価格 990円

描写が丁寧で、こちらもハラハラドキドキする

以前、保育士をしていたときに、年中・年長児に読み聞かせていました。長めの絵本が読めるようになった子どもに、ちょうどいい文章量だと思います。

お母さんの留守中に「小さいお母さん」の気持ちになって、妹のお世話をしようとするお姉ちゃんの心情がよく伝わります。

喜ばせようと妹が好きそうな遊びを始めますが、お姉ちゃんも夢中になってしまい、その隙に妹が行方不明に…。描写が丁寧に書かれており、こちらもハラハラドキドキしてきます。
絵を見ても楽しめるようになっており、「それ違うよ!」「ここだよ!」などと、子どもたちも声をあげて見ています。

見終わったあとは、「私もおねえちゃんだから、妹と遊んであげよ」とか「あやちゃんかわいかった」など、お兄さんお姉さんになった気分で感想を言う姿も見られました。

繰り返し読むと、イラストの発見もあるので、ぜひ何度も見て楽しんでほしいです!

coco0さん/20代/女性


描写がやわらかくてリアルなので共感でき、姉妹愛や優しさが伝わる

あさえお姉ちゃんと妹のあやちゃんのお話です。

子供の表情などの描写がやわらかくてリアルなので、特に姉妹がいる環境では親しみが持てるかもしれません。

途中、あやちゃんがお姉ちゃんのそばからいなくなってしまい、大人が読んでいてもハラハラする場面があります。

聞いている子供たちも「どうなっちゃうの?」「だいじょうぶかな」という気持ちになると思いますが、必死に探す姉の姿から姉妹愛が伝わり、とてもやさしさが伝わってくる絵本になっています。

a8ya28thxxxさん/20代/女性

妹がいなくなってしまうシーンにハラハラドキドキ

ほっこりする、とてもあたたかい絵が好きです。

「妹が寝ているから」とお母さんは買い物に出てしまいます。きっと、実際に兄弟・姉妹がいるおうちには、あるあるな日常だと思います。

でも妹が起きてしまって、家の前で遊んでいたらいなくなってしまいます。

その時のあさえのハラハラドキドキ感、焦り、動揺、心配、不安のような感情は、大人も共感できると思います。

chihococoさん/30代/女性

妹を心配する気持ち、焦る気持ちに共感できる

お母さんが出かけ、「お姉ちゃん」として妹と遊んであげる主人公。ところが、自分が集中している間に、気がついたら妹がいない!

どうしよう!と妹を心配する気持ち、焦る気持ちに共感し、絵本が苦手なお子様も集中して聞いてくれると思います。

ハラハラする緊張感のあるストーリー展開ですが、林明子さんの優しい絵のタッチが和らげています。

随所にシリーズ本(「はじめてのおつかい」など)との共通点が散りばめられており、それを見つけるのも面白いですよ。

YokotaSaraさん/30代/女性

お姉ちゃんとしての責任感を持つきっかけになる本

まだ小さい妹のあやちゃんとお姉ちゃんのあさえ。お母さんが少しの間、出掛けている時に起きた事を描いたお話です。

妹が出来て嬉しいあさえの気持ちが文章から読み取れて、読者が見守ってあげたくなるような微笑ましい気持ちになります。

お母さんが留守の間、「自分があやちゃんを守ってあげなきゃ」という気持ちがあさえに芽生え、責任感を持つようになる経緯が描かれています。

大人になった今、読み返してみて、私もお姉ちゃんになった時に感じた嬉しかった気持ちを思い出して懐かしくなりました。

柔らかい絵が、物語の温かい感じを表現しているのも好きなポイントです。

ywlt12567891さん/20代/女性

兄弟姉妹が出来た自分に重ね合わせて読める

私自身がとても影響された姉妹の絵本です。

自分がお姉さんになって、自分と同じお姉ちゃんと妹という設定や、ちょっと大きくなった時の自分を想像したり、自分に重ね合わせて何度も読みました。

そして「妹がいなくなったら、どうしよう」と心配になり、すごく怖かったことが思い出されました。

それだけお姉さんになった責任を感じていたのかなぁと思います。

chanakaneneさん/30代/女性

お姉ちゃんの責任感が愛おしい

お姉ちゃんはお母さんが出かけている間、妹の面倒を見ることになりますが、目を離したすきに妹が見当たらなくなってしまいます。

途中ハラハラする展開ですが、無事に妹と会えたときのあさえの表情がとても好きです。

我が家はひとりっ子で男の子ですが、この姉妹の話はよく読み聞かせしていました。

Saya-08さん/30代/女性

500人中/73人がおすすめ

【2位】ちょっとだけ

  • こどもの夢中度 :
  • お話・絵の満足度:
  • こどもへの影響度:
著者 瀧村 有子
出版社 ‎福音館書店
発売日 ‎2007/11/15
価格 990円

「ちょっとだけ」という言葉がとても深い

4歳の娘に、第二子の妊娠を機にプレゼントした絵本です。4歳ともなると、赤ちゃんという存在についても大分わかってきて、「お腹のなかにいるの?」「いつ出てくるの?」と、お姉ちゃんになる楽しみや不安を抱えているようだったので、購入しました。

この本を読んでから、寝る前の絵本タイムに何度も読み、娘のお気に入りの一冊になっています。

弟が生まれてから、前よりもっと「ちょっとだけ」という言葉をよく使うようになりました。絵本の最後にもあるように、弟が寝てる間は娘と私のふたりだけの時間。「ちょっとだけ」じゃなくて「いっぱい」抱っこをすると、娘もとても満足しています。

お兄ちゃんお姉ちゃんになる子に、ぜひ読んでもらいたい絵本です。

ruokalalokki7さん/30代/女性


子供の目線で、置かれている状況を再確認できる!

どちらかというと、下の子がいるお母さんやお父さんに読んでいただきたい一冊です。

赤ちゃんが生まれて生活に余裕がない毎日、長子の行動にイライラしてしまうこともありますが、この本を読むことで、子供の目線で「彼らの置かれている状況」を再確認できると思います!

毎日、家事育児に奮闘するお母さんのリアルな姿と、一生懸命なお姉ちゃんの姿は、涙なしには読み進められません。

読み終わったあとには長子をギュッと抱きしめたくなる、そんな1冊です。

midori516さん/30代/女性

絵のタッチがやさしく、子供だけではなく、親も考えさせられる

可愛い弟が生まれて、お母さんに甘えたい気持ちを我慢しながら、何とか自分で頑張ろうとするお姉ちゃんの姿が愛おしくなります。

絵のタッチもやさしく、子供だけではなく、親も考えさせてもらえる絵本です。

読み聞かせした後は、つい子供を抱きしめたくなる一冊です。

swfemavさん/30代/女性

上の子が「自分も甘えていいんだ」と思える

小さい時に母に買ってもらい、ずっと読んでいた本です!

私自身もお姉ちゃんで、親が下の子の世話にテンパっている姿を見ていたので、我慢して妹弟を優先し、自分は二の次になっていたことがありました。

そんな時にこの本を母からプレゼントしてもらい、「自分も甘えていいんだ」と思うことができました!

また、絵が柔らかくて可愛らしいので、小さい子にも優しい本になっていると思います。

ayashun0908さん/20代/女性

500人中/41人がおすすめ

【3位】ぶーちゃんとおにいちゃん

  • こどもの夢中度 :
  • お話・絵の満足度:
  • こどもへの影響度:
著者 島田 ゆか
出版社 ‎白泉社
発売日 ‎2004/11/1
価格 1,320円

兄弟姉妹のいる子どもなら、誰でも思い当たる場面がある!

弟のぶーちゃんは、いつもお兄ちゃんの真似ばかり。最初は面白がっているお兄ちゃんも、そのうち鬱陶しくなって一緒に遊んでくれなくなってしまいます。

でもある時、ぶーちゃんがお兄ちゃんのひみつを共有すると、また一緒に仲良く遊べるようになる、といったストーリーです。

次女が生まれたばかりの時、長女に買ってあげた絵本です。リズム感の良い文章で、繰り返し繰り返し読みました。そして下の子が大きくなると、長女が読み聞かせしてあげていました。姉には姉の立場で、妹には妹の立場で、心当たりのある共感できる場面がたくさんあるのです。

「兄弟姉妹あるある」が随所に散りばめられて、親もほっこりできるおすすめの一冊です。

Mary515111さん/40代/女性


くすりと笑えるし、絵も細部まで可愛らしい

とにかく、可愛いです!ぶーちゃんが、お兄ちゃんの後についていき、ことごとく真似をしていくのですが、まるで自分の子どもたちを見ているようです。

この本を子どもたちに読み聞かせるようになってから、上の子が真似をされてイライラし始めたなーというタイミングで、「「ぶーちゃんとおにいちゃん」みたいだね!」と言うと、なんとなく和んで、真似っこしあったりして遊ぶようになりました。

毎回うまくいくわけではないですがくすりと笑えるし、絵も細部まで可愛らしいので、大人も楽しく読める、おすすめ作品です!

fukuko34さん/30代/女性

兄弟の仲睦まじい様子が伝わってくる

兄弟の仲睦まじい様子が伝わってくる、イチオシの作品です。

お兄ちゃんが大好きで、お兄ちゃんの真似ばかりするぶーちゃんと、時々めんどくさがりながらも遊んであげるお兄ちゃんが出てきます。

男の子同士の「兄弟あるある」の関係がおかしくて可愛くて、子どもも親もとても楽しく読める本です。

sweetruby9772さん/40代/女性

500人中/21人がおすすめ

【4位】いもうとのにゅういん

  • こどもの夢中度 :
  • お話・絵の満足度:
  • こどもへの影響度:
著者 筒井 頼子
出版社 ‎福音館書店
発売日 ‎1987/2/25
価格 990円

おねえちゃんの成長に感動する

急に妹が入院することになり、バタバタしているお母さん。そして不安な中での留守番と、少しの時間なのに主人公にはたくさんの試練があります。

いろいろ考えた主人公は、今まで妹に貸すことができなかった大切にしていた人形をプレゼントすることにします。

「入院をする妹はもっと不安な思いをするだろう」という思いから、一気にお姉さんになった主人公の姿に感動します。

yufu90441さん/30代/女性


誰かを思いやる気持ちを育める

「あさえとちいさいいもうと」の続編です。

妹のあやちゃんが急に入院することになり、付き添いでお母さんもいなくなるので、あさえは不安な気持ちでいっぱいです。そして妹のために、妹が喜びそうなものを考えます。

我が家はひとりっ子ですが、誰かを思いやる気持ちや、年下の子を大切に思う気持ちを持ってほしくて、読み聞かせをしていた一冊です。

Saya-08さん/30代/女性

500人中/12人がおすすめ

【5位】ノンタンいもうといいな

  • こどもの夢中度 :
  • お話・絵の満足度:
  • こどもへの影響度:
著者 キヨノ サチコ
出版社 ‎偕成社
発売日 ‎2001/6/18
価格 770円

妹に対して、嬉しさと煩わしさを同時に覚えてしまうノンタンに共感できる

ノンタンが妹のタータンと一緒に楽しく遊び始めるのですが、邪魔をされると腹が立ち、でも妹は悪気がなくて…という、兄弟姉妹あるあるが描かれています。

兄弟姉妹がいなくても、小さい子と遊んだ思い出のある人なら、みんなノンタンの気持ちが良くわかるんじゃないかなと思います。

嬉しい気持ち、それからちょこっと煩わしく思ってしまう気持ち、そんなときにハプニングが起きて、心から心配するノンタンと、けろっとしている妹のギャップもとても可愛いです!

fukuko34さん/30代/女性

500人中/12人がおすすめ

【6位】はじめてのおつかい

  • こどもの夢中度 :
  • お話・絵の満足度:
  • こどもへの影響度:
著者 筒井 頼子
出版社 ‎福音館書店
発売日 ‎1977/4/1
価格 990円

「はじめて」を頑張る子どもの背中を押してくれる

赤ちゃんのお世話で忙しいお母さんの代わりにおつかいに行く、お姉ちゃんの姿が生き生きと描かれています。

子どもにとっては、すべてがドキドキの体験。一つ一つが子ども目線の世界は、大人にも新しい発見をさせてくれます。

一番、目を惹く絵本の表紙のお姉ちゃんの笑顔。この笑顔が、赤ちゃんとお母さんのためのおつかいを頑張ってやり遂げた、お姉ちゃんの喜びや自信のすべてを表しています。

子どもの「やりたい」や「頑張る」を応援したくなる絵本です。

kei5.557さん/50代/女性

500人中/10人がおすすめ

【7位】おばけのたんけん

  • こどもの夢中度 :
  • お話・絵の満足度:
  • こどもへの影響度:
著者 西平あかね
出版社 ‎福音館書店
発売日 ‎2014/4/5
価格 990円

小さい妹弟にどう接すればいいかのヒントになる

下の子が生まれたばかりの頃、上の子が赤ちゃんである下の子にどう接してよいかわからず、戸惑っている様子だったときに読んであげました。

おばけの姉弟「さくぴー」と「たろぽう」が、お友達のおばけの兄妹といっしょに探検をするお話です。人間と似ている部分もありつつ、ちょっと変わっているおばけの生活の描写がおもしろく、子供がとても興味を持ってくれました。

本作に登場する、お友達のおばけのお兄ちゃんが、妹を励ますために歌を歌ってあげる様子を、我が子はかっこいいと思ったようで、「ぼくも妹をだいじにしてあげるんだ!」と言っていました。

絵がとてもかわいくて癒されるところや、ふしぎな食べ物などが出てくるところも面白く、何度読んでも飽きません。

mgmgmgxxxxさん/30代/女性

500人中/10人がおすすめ

【8位】ちょろりんと とっけー

  • こどもの夢中度 :
  • お話・絵の満足度:
  • こどもへの影響度:
著者 降矢 なな
出版社 ‎福音館書店
発売日 ‎1999/1/20
価格 990円

トカゲの兄弟と一緒にハラハラドキドキの冒険を楽しめる

トカゲの兄弟がおじさんの家へ向かう道中を描いた物語です。お兄ちゃんのちょろりんが遠いおじさんの家へ一人で行こうとすると、幼い弟のとっけーがついてきます。様々な困難に見舞われながらも、二匹で力を合わせておじさんの家へと向かいます。

道中の二匹のやり取りは、兄弟姉妹あるあるだと思います。ちょろりんが弟を守ろうとしたり、八つ当たりしてしまったり、それでも弟を心配したり…という姿に自分の兄弟を重ねていました。

一方、私は末っ子なので、とっけーの「お兄ちゃんと一緒が良い!」という気持ちもよくわかりました。色々あっても助け合える兄弟がいるって良いなと思ったのを覚えています。

子供たちもハラハラしながら、ちょろりんととっけーの冒険を見守っているようでした。くさ〜いかめむしっぺの場面では笑いがあふれます(笑)

読み終わった後、兄弟姉妹でキャラメルを持って冒険に行きたくなるような絵本です。

fish_muttonさん/20代/女性

500人中/10人がおすすめ

【9位】ぼく、仮面ライダーになる!

  • こどもの夢中度 :
  • お話・絵の満足度:
  • こどもへの影響度:
著者 のぶみ
出版社 ‎講談社
発売日 ‎2010/11/30
価格

兄弟姉妹あるあるを通して、優しい心が育つ

うちには5歳の女の子と3歳の男の子がいるのですが、まさにこの本の内容のように、お姉ちゃんのおもちゃでばかり遊びたがります。

下の子は言っても聞かないから、お姉ちゃんが我慢していると思いますが、心の中では主人公のように「弟がいないときはこんなことなかったのに」と思ってるのかな、なんて思ったりします。

息子は今、仮面ライダーにハマってる時期なので、仮面ライダーに変身するシーンがとても気に入っています。

kanakoy415mailさん/30代/女性

500人中/10人がおすすめ

【10位】わがままいもうと

  • こどもの夢中度 :
  • お話・絵の満足度:
  • こどもへの影響度:
著者 ねじめ 正一
出版社 ‎教育画劇
発売日 ‎2005/10/1
価格 1,100円

イラストが非常に可愛く、短い絵本なので、子どもも読みやすい

絵が本当に可愛くて、子どもだけでなく大人も楽しめる絵本だと思います。

いもうとのわがままに付き合う優しいお兄ちゃんの姿が非常に愛くるしく、「こんなお兄ちゃんがいたらいいな」と思ってしまいます。

私も妹がいるので、「妹にとってこんなに優しい姉になりたいな」と思ったり、「私もこういうところあるかも…」と共感する部分もありました。

短いので子供も読みやすいと思います。

a1823さん/20代/女性