海外ミステリー小説のおすすめ27選&読書家500人ランキング

謎が謎を呼ぶミステリー要素があり、かつ日本にはない世界観を持った海外のミステリー小説を読みたい時もありますよね!

誰もが知る名作から隠れた名作など、ミステリー好きが実際に読んでおすすめできる海外のミステリー小説と口コミを知りたい方も多いはず!

この記事では、ミステリー好き500人が選ぶ海外のおすすめミステリー小説27選&人気ランキングを口コミと共にご紹介しています。

おすすめの海外ミステリー小説人気ランキング

おすすめの海外ミステリー小説ランキング

まずは、おすすめの海外ミステリー小説人気ランキングからご紹介していきましょう。

Bookey編集部が行った『読書家500人が選ぶおすすめの海外ミステリー小説』によると、1位は『ダ・ヴィンチ・コード(120票)』、2位は『その女アレックス(111票)』、3位は『そして誰もいなくなった(55票)』という結果に!(アンケートの詳しい内容はこちら

それでは、おすすめの海外ミステリー小説を口コミ&レビューと共にご紹介していきましょう。

500人中/120人がおすすめ

【1位】ダ・ヴィンチ・コード

  • 読み応え度  :
  • 物語の満足度 :
  • ミステリー要素:
著者 ダン・ブラウン
出版社 角川書店
発売日 2006年3月10日
価格 660円

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次から次へと現れるパズルを解こうと、どんどんページが進む!

映画版しか見ていらっしゃらない方は、是非ご一読を。フィルムでは割愛部分が多く、慌ただしいばかりですが、本で読むと正真正銘の「手に汗握る」が体験できます。

そして冒頭から現れるコードを解いてみようと頭をひねれば、このミステリーの世界にどっぷり浸ってしまいます。

あまりに歴史の深い秘密結社、解明しようとする謎は西洋世界最大の欺瞞。スケール感も尋常ではありません。実行犯とその黒幕はわかっても、誰が仲間で誰が敵かわからないところもドキドキします。

頭を使いながら読み進めたいミステリーファンにイチオシです!

mikey16jardinさん/50代/女性


世界史をしっかり学んでおけばよかったと後悔するくらい深い

電車移動に時間がかかるので、ブームが過ぎてから文庫本を買って読みはじたら面白くて読むのが止まらなくなりました。

展開が目まぐるしく、登場人物も多く、張り巡らされた伏線、これらにすっかり振り回されました。

わからないことがあっても、なんとなく読み飛ばしてラストまで一気読みしてしまい、妹に貸したら同じく一気読みして、あとからガイドブックまで買ってました(笑)

本当に読みごたえのある作品でした。多分、世界史や美術館のことを知ってたら、もっと面白かったと思いました。

mokariさん/50代/女性

主人公たちと一緒に謎解きをしているような臨場感がある

普段この類の本を読まない私が一気読みした一冊が「ダ・ヴィンチ・コード」です。

ページ数はそれほど多くないのに読み応えは抜群で、まさに初心者向きだと思います。

絵の中に隠された謎やメッセージの意味が明らかになった瞬間の震える感覚はたまりません!

主人公たちと一緒に謎解きをしているような臨場感があって、物語だということを一瞬忘れてしまいそうな名作です。

Uchi09さん/30代/女性

500人中/111人がおすすめ

【2位】その女アレックス

  • 読み応え度  :
  • 物語の満足度 :
  • ミステリー要素:
著者 ピエール ルメートル
出版社 文藝春秋
発売日 2014年9月2日
価格 946円

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予想外の展開に2度びっくり!

女の子がかなり残酷な方法で監禁されるシーンから始まります。

監禁した犯人は一体誰なのか?なぜ女の子は監禁されたのか?解明していくストーリー展開になるだろう…と読み進めていくと、期待を裏切られます!

そして、ラストの展開でさらに驚かされ、2度びっくりします!

かなり残酷な描写も多いですが、とても面白いのでおすすめです。

t.daさん/20代/女性


じめっとした空気感のなかで繰り広げられる人間味ある推理の連続に心がザワつく

ピエール・ルメートルの三部作のうちの一つ、その女アレックスは、フランス作家ならではのジメジメとした空気感が物語を盛り上げていきます。

1人の警部を中心に話が展開していくのですが、人間味あふれる警部が繰り広げるリアリティ溢れる推理で、物語の核心に近づくたびに心がザワザワすること間違いなしです。

是非、三部作全て読んでみてください。

xeno.AKさん/20代/女性

500人中/55人がおすすめ

【3位】そして誰もいなくなった

  • 読み応え度  :
  • 物語の満足度 :
  • ミステリー要素:
著者 アガサ・クリスティー
出版社 早川書房
発売日 2010年11月10日
価格 1,034円

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頭の中で光景が浮かんでくるような表現に引き込まれる

まずは「そして誰もいなくなった」がオススメです。難しい表現もなく、ストレスを感じる事もなく、一気に読み進める事ができます。

小説が苦手、あるいは読んだ事ない!という方でも、頭の中で光景が浮かんでくるような表現は引き込まれざるをえません。

きっと「あれ?自分はもうこんなに読み進めてたんだ?」という感覚に陥ると思います。

何度読んでも飽きない素晴らしい作品だと思います。

choconboさん/30代/女性

500人中/49人がおすすめ

【4位】オリエント急行の殺人

  • 読み応え度  :
  • 物語の満足度 :
  • ミステリー要素:
著者 アガサ クリスティー
出版社 早川書房
発売日 2011年4月5日
価格 1,034円

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いつも高慢なポワロが、ある目的のためにこだわりを捨てるシーンが素敵

アガサ・クリスティーさんの作品はどれも素晴らしいですけど、私は、自信過剰のポワロ探偵が好きです。しかし本作で、いつも高慢な彼が、ある目的のためにこだわりを捨てるシーンが素敵です。

この車両のすべての人が犯人の可能性があることがだんだんわかってきて、誰が犯人なんだろうという推理もなかなか楽しいです。犯人を知りたくて一気に読んでしまいます。

アガサ・クリスティーさんの作品の中でも異色のこの推理小説は、読む価値があると思います。気持ちがすっきりしますよ。

なかなか、推理小説にはハッピーエンドは難しいですが、これはいいです。

silvernagao004さん/50代/女性


列車での旅はロマンを感じさせ、意外な犯人に驚かされる

作家アガサ・クリスティーの作品で、海外で映画化され、日本でもリメイクされてドラマにもなりました。

ご存じ名探偵ポワロが国際列車のオリエント急行に乗り、その列車内で発生した殺人事件の謎解きに挑みます。

そして、その犯人は意外な人であったことが最後に判明して、驚かされました。

列車での旅はロマンを感じさせ、そのなかで起こった殺人事件もまた興味深いものです。

orangekikukoさん/50代/女性

逆転の発想で真相を導きだすポワロの論理的思考に感心させられる

アガサ・クリスティーの代表作で、映画化やドラマ化が何度もされている有名作品です。小説を読んでいない人には是非おすすめします。

小説ならではの人間関係や登場人物の心情、心の動きなどが行間、伏線にあらわれていて、ある意味、映像作品を見て結末を知っている人ほど楽しめると思います。

容疑者全員にアリバイがあったという事から、逆転の発想で真相を導きだすポワロの論理的思考に感心します。

itohi98さん/50代/男性

500人中/48人がおすすめ

【5位】カササギ殺人事件

  • 読み応え度  :
  • 物語の満足度 :
  • ミステリー要素:
著者 アンソニー・ホロヴィッツ
出版社 東京創元社
発売日 2018年9月28日
価格 1,100円

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二つの違った物語が見事にシンクロしていて面白い

この作品は上下巻で物語がガラッと変わるので、一つの作品で二度楽しめます。

上巻は田舎で起こった殺人事件を解決するまでで、下巻は編集者がなくなった原稿の謎とその原稿を書いた作者の自殺を調査する話になっています。

一見まったく関係のない話のように見えますが、それが見事にシンクロしていて面白いと思います。

最初は田舎独特の少しドロッとしていてジメジメした雰囲気が苦手でしたが、物語が進むにつれてそれが病みつきになって引き込まれていきました。

chuzさん/30代/女性


構成の妙に一気読み必至!1粒で2度おいしいミステリ—

夢中になって読み進めてしまいました。

名探偵アティカス・ピュントが活躍するシリーズの第9作目「カササギ殺人事件」。イギリスの田舎町のとある屋敷の家政婦が階段から転落死したことをきっかけに、人間関係にひびが入り始め、不穏な雰囲気の中、さらなる事件が起きてしまいます。

それを探偵ピュントが解き明かしていく…という一見ありふれたミステリーですが、本書がおもしろいのは上下巻の構成の妙。謎を解き明かし、助手に言い放った探偵の衝撃の一言で上巻が終わり、勢いのまま下巻を読み始めると…そこからまったく違う物語が始まります。

詳しくは言えませんが、2つの謎がクライマックスにかけて収束していく様は圧巻。大満足で読み終えることができました。ミステリへの愛が詰まった傑作、ぜひお読みください。

菌類さん/30代/女性

500人中/28人がおすすめ

【6位】アクロイド殺し

  • 読み応え度  :
  • 物語の満足度 :
  • ミステリー要素:
著者 アガサ クリスティー
出版社 早川書房
発売日 2003年12月1日
価格 1,056円

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ミステリー小説界の常識を覆した名作!

海外のミステリー小説が大好きでよく読みますが、その中でも一番印象に残っているのがアガサ・クリスティーの「アクロイド殺し」です!

名探偵ポワロシリーズの作品で、発売当初はその斬新な設定で大変話題になったとか。

小さな村の富豪である夫人が亡くなり、検死を行った、医師である「わたし」。その後、彼は夫人と再婚の噂があった富豪の男ロジャーと会いますが、その夜ロジャーは刺殺されてしまいます。

彼の隣人であり、引退した私立探偵のポワロは事件を捜査し始めるようになり、やがてある人物が犯人として浮上するのです…。

今までのミステリー小説では考えられなかったようなトリックに、読む手が震えてしまいました。ほとんどの人が犯人を予測できないこと間違いなしです!

piyokoichigoさん/20代/女性

500人中/15人がおすすめ

【7位】モルグ街の殺人事件

  • 読み応え度  :
  • 物語の満足度 :
  • ミステリー要素:
著者 エドガー・アラン・ポー
出版社 ISM Publishing Lab.
発売日 2017年1月13日
価格 1,188円

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今のミステリー作品とは全然違う結末と、真犯人の意外性に驚かされる

世界初のミステリー小説と呼ばれているものなので、ミステリー小説が好きだという人は必ず読んだ方がいいと言える作品です。

エドガー・アラン・ポーが書いている作品なので、どこかダークな雰囲気が漂っていて世界観も楽しめます。

最後の真犯人の意外性にはかなり驚かされます。今のミステリー作品とは全然違う結末にぜひ驚いて欲しいです。

iduki0702さん/20代/女性

500人中/10人がおすすめ

【8位】長いお別れ

  • 読み応え度  :
  • 物語の満足度 :
  • ミステリー要素:
著者 レイモンド・チャンドラー
出版社 早川書房
発売日 1976年4月1日
価格 1,100円

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主人公フィリップ・マーロウの味わい深い至言が沁みる

チャンドラーの名作長編「長いお別れ」。「ロング・グッドバイ」という原題も良いですね。

フィリップ・マーロウシリーズは、いろんな登場人物が出てきて、いろんなストーリーを展開しますが、極論を言うと、すべての設定は、フィリップ・マーロウという、酸いも甘いも嚙み分けた中年の私立探偵が「人生の至言を放つための手段」じゃないのかなと感じています。

「結婚? それは100人のうち2人にとっては素晴らしいことさ。あとの98人にとっては形式に過ぎないんだ」や「ギムレットには早すぎる」、「さよならをいうのはわずかのあいだ死ぬことだ」。その他にも「強くなければ生きていけない。 優しくなければ生きていく資格がない」という「プレイバック」でのセリフも有名ですね。

世の男性陣は、こんなセリフを吐けるようになるために、人生修業をしているような気すらしています(笑)

ワーズ&クラフツさん/50代/男性

500人中/10人がおすすめ

【9位】ミレニアム

  • 読み応え度  :
  • 物語の満足度 :
  • ミステリー要素:
著者 スティーグ・ラーソン
出版社 早川書房
発売日 2011年9月8日
価格 880円

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いろいろな障害が起こり追い詰められつつも、すべてがきれいに収束していくのが快感

ジャーナリストの主人公、ミカエルが真相を暴いていくのが大筋ですが、協力者であり、準主人公のリズベットがかっこ良いです。

最高のハッカーであり自立心の塊で、自分ですべて解決できてしまうような彼女は、主人公のお株を奪って行くくらいの活躍を見せます。ミカエルの数歩先をいき、導いていく姿にしびれます!

各登場人物のキャラクターや絡みもとても面白いです。

そして、いろいろな障害が起こり追い詰められつつも、すべてがきれいに収束していくのが快感です。

a7eb1019さん/30代/女性

500人中/9人がおすすめ

【10位】終りなき夜に生れつく

  • 読み応え度  :
  • 物語の満足度 :
  • ミステリー要素:
著者 アガサ・クリスティー
出版社 早川書房
発売日 2011年10月7日
価格 924円

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全ての真相が明らかになったときの意外性がすごい

夫婦が新居に引っ越してそこで幸せに暮らしていけると思いきや、奥さんが事故で亡くなってしまうという話なのですが、もちろんミステリーなので奥さんの死因にもからくりがあります。

そして、奥さんの死に関わった人の人柄など、全ての真相が明らかになったときの意外性がすごいです。

読者をミスリードにかける素晴らしい作品で、ミステリーとして完成度が高いと思います。

いぬねことりさん/30代/女性